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第一部 久住家にようこそ
変態は最高の褒め言葉
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淡いモスグリーンのカーテンに、天蓋付きのクイーンサイズのベッド。
なに、なに、俺は夢を見ているのか!?
ぼうっとした頭を起こしてお姫様仕様のベッドから恐る恐る躰を起こした。
何も服を着ていない状態だったが、それよりもあまりにも高価な内装の整った部屋にぎょっとする。
「あれは、夢……じゃなかったのか?」
8年勤めた会社から突然リストラされて、ライバル会社を睨みつけていたら、久住愁一という男にこの巨大な屋敷に連れて来られた。
あれよあれよと月100万円支払うから家政夫になれ、と言われたまでは覚えている。あと……
「キス、したんだよなあ……」
気持ち悪いという感触では無かった。恐ろしいのは、もっとキスしたいともう一人の俺がざわついたこと。
一応、今まで女性以外とお付き合いしたことはない。なのに、まさかの濃厚接触が男だった。
「あ、そうだ……退職届」
社会人としてのけじめはつけないといけない。とりあえず久住さんの所である意味仕事に就いたので、これを提出しなければ。
「あ、あれ……?」
ベッドから足を下ろした瞬間、全く下肢に力が入らなくておれはぺたんと床に座り込んだ。太腿に白い何かが残されている。ま、まさか……あの後、俺はただ眠っていたのではなくて、久住さんと……!?
肝心のその部分だけすっぽり記憶が抜け落ちている。怖い妄想はしないことにしようと俺は頭をブンブンと振った。
「うう、とりあえず服……俺のスーツは何処にいったんだろう」
退職届を出すために会社に行くのに、スーツがないと話にならない。流石に辞めるからと言って私服で出社したら今まで培ってきたスタイリッシュな自分が崩れ落ちる。
ため息をついて途方に暮れていると、部屋の前でくつくつと笑う男が立っていた。
「君が、兄さんが連れてきたっていう新しいメイドさん?」
男に対してメイドって言い方もどうなんだろうと思うが、男娼扱いされるよりはマシかと思い、一応頷く。
彼は愁一さんとは違うタイプの人で、シャツとニットをくだけた感じに着こなし、下はチノを履いているがそこまでラフすぎる格好ではなかった。
顔立ちは女性陣が喜びそうな王子様風のイケメンで、眸がブルーなのはきっとカラコンをつけているのだろう。ベリーショートの茶髪はジェルで軽めに流しており、派手な風貌によく似合っている。
そう言えば、久住さんは弟が3人いると言っていた。そのうちの一人だろう。うわ、みんなイケメン兄弟か、何となく悔しい。
「綾人だっけ。俺は久住瑛太(くすみえいた)。俺の名前は何て呼んでもいいけど、えーちゃんだけはダメだよ」
「よろしくお願いします……」
「ふふっ。今までと違うタイプだなあ。兄さんから話は訊いた?」
「ええ、まあ……簡単に」
どこまで答えるのが正解なのか。と言っても、俺自身、あの契約のことをそこまで詳しくは覚えていない。
あの頭をぐらつかせるトワレの香りと、整った長い指先とキスだけで多分相当イかされた感覚だけが生々しく体内に残っている。
まるであれが夢だったかのように、久住さんがどうやって俺をイかせたのか、全く記憶にない。
「い、一応月額100万で4人兄弟の相手をしろ、みたいなことを言われた気がするんですけど」
ぶっちゃけてしまうと、俺の言った言葉は夜の新宿某所と変わらないような気がする……それが叶うのは俺みたいな平民ではないけど。
「綾人さあ、俺の玩具開発に協力してくれる?」
「え……?」
いきなり突拍子もないお願いがきたこれ。久住さんの弟さんとは言え、雇い主の弟だから主従関係は成立している。
呼ばれたら行くが絶対条件なので、俺に断るという選択肢はない。
「今日は、このハムスター君を使います」
じゃーん。と子どものように取り出したのは3センチくらいの小さなハムスターのぬいぐるみだった。
この人、もしかして健全な人なのかと思いほっと胸を撫でおろす。
「あ、あの……とりあえず着替えていいですか?」
「うん、いいよ。持ってきてあげる」
王子様はタンスの中から手早く下着と服を取り出すと俺にはい、と渡してくれた。
出来ればスーツに着替えて本社に行きたかったが、契約が優先だ。
「綾人、折角起きた所悪いんだけど、一回ベッドでうつぶせになってくれる?」
「はい……」
ハムスターは可愛いが、何となくアレは危険な気がした。そしてこの姿勢。
震える指先で白い枕を胸元に引き寄せると、背中にそっと瑛太さんが乗ってきた。
「──バックは初めて?」
「初めてって……そんなの当たり前じゃないですか」
手の早い瑛太は愁一と真逆のタイプの人間のようで、初めてと言っているのに容赦なく履いたばかりの下着を下げてきた。
「んーそっかぁ、綾人を傷つけたら後で渉ちゃんに殺されちゃいそうだし……ちょっと待ってね、ジェル使おう」
渉ちゃんって誰だろう。女か? 女がいるんだったらぜひそっちで実践してくれと切実に願いたい。
しかし綾人の願いも空しく、瑛太の細い指先が何かぬるりとしたものを纏い、緊張でガチガチに固まる躰を割り、中を探ってきた。
「つ、つめた……!」
「すぐにあったかくなるよ。綾人……すごい感度良さそう。昨日俺の部屋まで聞こえてたよ、いい声が」
「ッ……」
こんな広い家なのに、そういう防音装置的な機能は無いのかよと思いガッカリした。いや、音楽教室でもない限りそんな機能要らないだろうけど。
驚いている間もなく、瑛太の指の動きは少しずつ速くなり、絶妙に中を擦られる感触に腰がぴくりと浮いた。
「やらしいなぁ綾人。指だけでも気持ちいい?」
「そ、んな……わから……ない……です」
昨日と同じだ。愁一さんにいじられた躰は人の体温に触れるだけですぐに熱を帯びてしまうようになっていた。
「あっ……ああっ!」
「やらしい音──最高だよ、綾人」
ぐちゅぐちゅと卑猥な音が耳障りなのに、俺の躰は正反対に熱を帯びた。下半身が疼いて気持ち悪い。
「じゃあ、ハムちゃん突撃」
蕾をいじっていた手に仕込んでいたハムスターを綾人の尻の間にそっと入れてきた。
「なっ……あああっ!」
「お、っと……まだイっちゃダメ。俺ね、AV関係の可愛いグッズ作ってるんだ。趣味で」
「う、あ、ああっ!」
そそりたっている雄の根元をしっかりと押さえつけられ、吐精も叶わない。
愛らしいハムスターのぬいぐるみは平たい場所に置くと一定時間カタカタと動く仕組みになっているらしい。そんな情報はどうでもいい! 躰がおかしくなりそうだった。
「あと、ラブホを5店舗経営してるんだけど……最近ラブホ事情も大変でね。内装をお洒落にして、海外顧客収集用のビジネスホテルに変えてみたらすっごい儲けちゃって」
「や、これ……瑛太さ、ん……!」
笑いながら淡々と仕事内容を語る瑛太はポケットからもう一匹ハムスターを取り出して綾人の蕾の中へと押し込んだ。
きゅうきゅうと収縮した内壁がその玩具も簡単に呑み込んでいく。
「──でもAVグッズって使うのも、作るのも刺激あってすごく楽しいんだ。だから、綾人は俺に協力して、いっぱい可愛いグッズ作ろうね? 趣味と実益を兼ねて」
「あ、あぁ……もう……無理……ぬ、いて……」
苦しい、こんな変な感覚は初めてだ。下半身だけおかしくなったような。
眸から生理的な涙が伝い落ちる。蕾の中に入れられた二つの玩具が内部で小刻みに振動を繰り返し更に苦しめる。
「瑛太、さ……ぬい……て」
「啼いて震える綾人ってすごく可愛い。ゾクゾクしちゃう……もっともっと虐めたくなっちゃうね」
「そ、んな……」
うつ伏せになっていた綾人の躰を引き寄せ、背中にゆっくりとキスを落としていく。
唇が触れていった部分が熱を帯びていた。
「あっ……あ、あ」
背中を舐められてゾクゾクしてしまった。甘い声が断続的に漏れ、口を押さえても声がまた喉を突いて出る。
綾人の躰の変化を悟った瑛太はふふっと悪魔の微笑みを浮かべながらぺろりと耳朶を舐めて囁いた。
「自分で力を入れて押し出してごらん? ハムちゃんが綾人の中で苦しい、苦しいよ、って言ってる。ココ、きゅうきゅう締め過ぎ」
「あぁ……無理……です……」
「もう、しょーがないなぁ」
瑛太は開放を待ち望んでいた綾人の根元からあっさり手を放して蕾の入口に指を入れた。
「い、っ……あ、あああ!!」
尻の穴が壊れるんじゃないかと思うくらい激しく指を抜き差しされ、内壁を刺激していたハムスターがどろどろになった状態でコロンコロンと床に落ちてきた。
「あーあ。ぐっちょりだね。ハムちゃん可愛い」
「あ、あんた……変態……?」
「それは最高の褒め言葉だよ、綾人。んじゃ、玩具抜きで本番行こうか?」
「まだ……するの……?」
瞼にちゅっと口づけされ、当然。と言われる。
膝に引っかかっていた下着を脱がされ、熱い瑛太と肌を密着させる。
「綾人、協力ありがとう。俺も興奮しちゃった」
「んっ、んん……」
とんでもなく優しいキスに頭を優しく撫でられ、普通のセックスに戻った瑛太に戸惑いつつも綾人はされるがまま躰を預けた。
とりあえず、今日愁一さんが帰ってきたら家政夫の契約内容をもう少し変更してもらわないと、俺の躰は確実におかしくなる。
なに、なに、俺は夢を見ているのか!?
ぼうっとした頭を起こしてお姫様仕様のベッドから恐る恐る躰を起こした。
何も服を着ていない状態だったが、それよりもあまりにも高価な内装の整った部屋にぎょっとする。
「あれは、夢……じゃなかったのか?」
8年勤めた会社から突然リストラされて、ライバル会社を睨みつけていたら、久住愁一という男にこの巨大な屋敷に連れて来られた。
あれよあれよと月100万円支払うから家政夫になれ、と言われたまでは覚えている。あと……
「キス、したんだよなあ……」
気持ち悪いという感触では無かった。恐ろしいのは、もっとキスしたいともう一人の俺がざわついたこと。
一応、今まで女性以外とお付き合いしたことはない。なのに、まさかの濃厚接触が男だった。
「あ、そうだ……退職届」
社会人としてのけじめはつけないといけない。とりあえず久住さんの所である意味仕事に就いたので、これを提出しなければ。
「あ、あれ……?」
ベッドから足を下ろした瞬間、全く下肢に力が入らなくておれはぺたんと床に座り込んだ。太腿に白い何かが残されている。ま、まさか……あの後、俺はただ眠っていたのではなくて、久住さんと……!?
肝心のその部分だけすっぽり記憶が抜け落ちている。怖い妄想はしないことにしようと俺は頭をブンブンと振った。
「うう、とりあえず服……俺のスーツは何処にいったんだろう」
退職届を出すために会社に行くのに、スーツがないと話にならない。流石に辞めるからと言って私服で出社したら今まで培ってきたスタイリッシュな自分が崩れ落ちる。
ため息をついて途方に暮れていると、部屋の前でくつくつと笑う男が立っていた。
「君が、兄さんが連れてきたっていう新しいメイドさん?」
男に対してメイドって言い方もどうなんだろうと思うが、男娼扱いされるよりはマシかと思い、一応頷く。
彼は愁一さんとは違うタイプの人で、シャツとニットをくだけた感じに着こなし、下はチノを履いているがそこまでラフすぎる格好ではなかった。
顔立ちは女性陣が喜びそうな王子様風のイケメンで、眸がブルーなのはきっとカラコンをつけているのだろう。ベリーショートの茶髪はジェルで軽めに流しており、派手な風貌によく似合っている。
そう言えば、久住さんは弟が3人いると言っていた。そのうちの一人だろう。うわ、みんなイケメン兄弟か、何となく悔しい。
「綾人だっけ。俺は久住瑛太(くすみえいた)。俺の名前は何て呼んでもいいけど、えーちゃんだけはダメだよ」
「よろしくお願いします……」
「ふふっ。今までと違うタイプだなあ。兄さんから話は訊いた?」
「ええ、まあ……簡単に」
どこまで答えるのが正解なのか。と言っても、俺自身、あの契約のことをそこまで詳しくは覚えていない。
あの頭をぐらつかせるトワレの香りと、整った長い指先とキスだけで多分相当イかされた感覚だけが生々しく体内に残っている。
まるであれが夢だったかのように、久住さんがどうやって俺をイかせたのか、全く記憶にない。
「い、一応月額100万で4人兄弟の相手をしろ、みたいなことを言われた気がするんですけど」
ぶっちゃけてしまうと、俺の言った言葉は夜の新宿某所と変わらないような気がする……それが叶うのは俺みたいな平民ではないけど。
「綾人さあ、俺の玩具開発に協力してくれる?」
「え……?」
いきなり突拍子もないお願いがきたこれ。久住さんの弟さんとは言え、雇い主の弟だから主従関係は成立している。
呼ばれたら行くが絶対条件なので、俺に断るという選択肢はない。
「今日は、このハムスター君を使います」
じゃーん。と子どものように取り出したのは3センチくらいの小さなハムスターのぬいぐるみだった。
この人、もしかして健全な人なのかと思いほっと胸を撫でおろす。
「あ、あの……とりあえず着替えていいですか?」
「うん、いいよ。持ってきてあげる」
王子様はタンスの中から手早く下着と服を取り出すと俺にはい、と渡してくれた。
出来ればスーツに着替えて本社に行きたかったが、契約が優先だ。
「綾人、折角起きた所悪いんだけど、一回ベッドでうつぶせになってくれる?」
「はい……」
ハムスターは可愛いが、何となくアレは危険な気がした。そしてこの姿勢。
震える指先で白い枕を胸元に引き寄せると、背中にそっと瑛太さんが乗ってきた。
「──バックは初めて?」
「初めてって……そんなの当たり前じゃないですか」
手の早い瑛太は愁一と真逆のタイプの人間のようで、初めてと言っているのに容赦なく履いたばかりの下着を下げてきた。
「んーそっかぁ、綾人を傷つけたら後で渉ちゃんに殺されちゃいそうだし……ちょっと待ってね、ジェル使おう」
渉ちゃんって誰だろう。女か? 女がいるんだったらぜひそっちで実践してくれと切実に願いたい。
しかし綾人の願いも空しく、瑛太の細い指先が何かぬるりとしたものを纏い、緊張でガチガチに固まる躰を割り、中を探ってきた。
「つ、つめた……!」
「すぐにあったかくなるよ。綾人……すごい感度良さそう。昨日俺の部屋まで聞こえてたよ、いい声が」
「ッ……」
こんな広い家なのに、そういう防音装置的な機能は無いのかよと思いガッカリした。いや、音楽教室でもない限りそんな機能要らないだろうけど。
驚いている間もなく、瑛太の指の動きは少しずつ速くなり、絶妙に中を擦られる感触に腰がぴくりと浮いた。
「やらしいなぁ綾人。指だけでも気持ちいい?」
「そ、んな……わから……ない……です」
昨日と同じだ。愁一さんにいじられた躰は人の体温に触れるだけですぐに熱を帯びてしまうようになっていた。
「あっ……ああっ!」
「やらしい音──最高だよ、綾人」
ぐちゅぐちゅと卑猥な音が耳障りなのに、俺の躰は正反対に熱を帯びた。下半身が疼いて気持ち悪い。
「じゃあ、ハムちゃん突撃」
蕾をいじっていた手に仕込んでいたハムスターを綾人の尻の間にそっと入れてきた。
「なっ……あああっ!」
「お、っと……まだイっちゃダメ。俺ね、AV関係の可愛いグッズ作ってるんだ。趣味で」
「う、あ、ああっ!」
そそりたっている雄の根元をしっかりと押さえつけられ、吐精も叶わない。
愛らしいハムスターのぬいぐるみは平たい場所に置くと一定時間カタカタと動く仕組みになっているらしい。そんな情報はどうでもいい! 躰がおかしくなりそうだった。
「あと、ラブホを5店舗経営してるんだけど……最近ラブホ事情も大変でね。内装をお洒落にして、海外顧客収集用のビジネスホテルに変えてみたらすっごい儲けちゃって」
「や、これ……瑛太さ、ん……!」
笑いながら淡々と仕事内容を語る瑛太はポケットからもう一匹ハムスターを取り出して綾人の蕾の中へと押し込んだ。
きゅうきゅうと収縮した内壁がその玩具も簡単に呑み込んでいく。
「──でもAVグッズって使うのも、作るのも刺激あってすごく楽しいんだ。だから、綾人は俺に協力して、いっぱい可愛いグッズ作ろうね? 趣味と実益を兼ねて」
「あ、あぁ……もう……無理……ぬ、いて……」
苦しい、こんな変な感覚は初めてだ。下半身だけおかしくなったような。
眸から生理的な涙が伝い落ちる。蕾の中に入れられた二つの玩具が内部で小刻みに振動を繰り返し更に苦しめる。
「瑛太、さ……ぬい……て」
「啼いて震える綾人ってすごく可愛い。ゾクゾクしちゃう……もっともっと虐めたくなっちゃうね」
「そ、んな……」
うつ伏せになっていた綾人の躰を引き寄せ、背中にゆっくりとキスを落としていく。
唇が触れていった部分が熱を帯びていた。
「あっ……あ、あ」
背中を舐められてゾクゾクしてしまった。甘い声が断続的に漏れ、口を押さえても声がまた喉を突いて出る。
綾人の躰の変化を悟った瑛太はふふっと悪魔の微笑みを浮かべながらぺろりと耳朶を舐めて囁いた。
「自分で力を入れて押し出してごらん? ハムちゃんが綾人の中で苦しい、苦しいよ、って言ってる。ココ、きゅうきゅう締め過ぎ」
「あぁ……無理……です……」
「もう、しょーがないなぁ」
瑛太は開放を待ち望んでいた綾人の根元からあっさり手を放して蕾の入口に指を入れた。
「い、っ……あ、あああ!!」
尻の穴が壊れるんじゃないかと思うくらい激しく指を抜き差しされ、内壁を刺激していたハムスターがどろどろになった状態でコロンコロンと床に落ちてきた。
「あーあ。ぐっちょりだね。ハムちゃん可愛い」
「あ、あんた……変態……?」
「それは最高の褒め言葉だよ、綾人。んじゃ、玩具抜きで本番行こうか?」
「まだ……するの……?」
瞼にちゅっと口づけされ、当然。と言われる。
膝に引っかかっていた下着を脱がされ、熱い瑛太と肌を密着させる。
「綾人、協力ありがとう。俺も興奮しちゃった」
「んっ、んん……」
とんでもなく優しいキスに頭を優しく撫でられ、普通のセックスに戻った瑛太に戸惑いつつも綾人はされるがまま躰を預けた。
とりあえず、今日愁一さんが帰ってきたら家政夫の契約内容をもう少し変更してもらわないと、俺の躰は確実におかしくなる。
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