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街並み
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「わぁ…。」
完全西洋の街並み。
異国の観光に来たみたいな気分。
いや異世界だけど。
街の人たちに耳や尻尾はない。
…これは私ローブかぶってなかったらやばかったなぁ…。
まあかぶってなくても街の人たちの視線が痛いんですけど。
そりゃあそうだよね?
この美形に抱っこされてるフード被った謎の子供って気になるよね!
私はちょっといたたまれない気分になって、ケインお兄ちゃんの胸元の服をギュッと掴んだ。
「ぐっ。」
真上から小さな呻き声見たいのが聞こえたんだが気のせいだろうか。
え、もしかして苦しかったかな?
「…ケインさんが可愛さでうめいてる…。」
ハインお兄ちゃんがそれを見て何か言っていた気がしたがやめてあげろとは言われなかったので大丈夫かな。
ちなみになんでお兄ちゃん呼びに抵抗がないかというと、私にもわからない。
なんだか精神的な年齢がこの姿になってから下がっていってる気がする。
原因は多分それだ。
少し歩いて大きな屋敷の前に足を止めた。
「えっと、ここどこですか?」
「んーここは騎士団の訓練所だ。
寮もかねそなえてるからかなりでかいが家から通ってる奴らもいるぞ。
まあ俺たちの家みたいなもんだな。」
おお、異世界だ。
横にあるでっかいグラウンドみたいなやつは訓練所で、この屋敷は宿泊施設かな。
「まあ流石に嬢ちゃんのこと直接どうこうできる力は俺たちにはないからな。
王に報告書を届けて指示をもらうまでの間はここで暮らしてくれ。」
私はとりあえず住む場所を揃えたのだった。
完全西洋の街並み。
異国の観光に来たみたいな気分。
いや異世界だけど。
街の人たちに耳や尻尾はない。
…これは私ローブかぶってなかったらやばかったなぁ…。
まあかぶってなくても街の人たちの視線が痛いんですけど。
そりゃあそうだよね?
この美形に抱っこされてるフード被った謎の子供って気になるよね!
私はちょっといたたまれない気分になって、ケインお兄ちゃんの胸元の服をギュッと掴んだ。
「ぐっ。」
真上から小さな呻き声見たいのが聞こえたんだが気のせいだろうか。
え、もしかして苦しかったかな?
「…ケインさんが可愛さでうめいてる…。」
ハインお兄ちゃんがそれを見て何か言っていた気がしたがやめてあげろとは言われなかったので大丈夫かな。
ちなみになんでお兄ちゃん呼びに抵抗がないかというと、私にもわからない。
なんだか精神的な年齢がこの姿になってから下がっていってる気がする。
原因は多分それだ。
少し歩いて大きな屋敷の前に足を止めた。
「えっと、ここどこですか?」
「んーここは騎士団の訓練所だ。
寮もかねそなえてるからかなりでかいが家から通ってる奴らもいるぞ。
まあ俺たちの家みたいなもんだな。」
おお、異世界だ。
横にあるでっかいグラウンドみたいなやつは訓練所で、この屋敷は宿泊施設かな。
「まあ流石に嬢ちゃんのこと直接どうこうできる力は俺たちにはないからな。
王に報告書を届けて指示をもらうまでの間はここで暮らしてくれ。」
私はとりあえず住む場所を揃えたのだった。
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