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アルディスsaid2 ※微r18

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マナを俺の衣装部屋まで連れた
カチャッと音をたてないように鍵もかける、誰にも邪魔されたくないからな

先ずはこの服でも脱がせてもらおうかな…


「ああのあの私男の方のお着替えは手伝った事がなくてですね…」

「いいから俺のボタンを外せ」


恥ずかしがって中々動かないマナの手を掴んで引っ張る
そして俺の第1ボタンへと手をかけさせる


「いいか、ここだ、上から順番に外していけよ」

「ひっ…は…ぃ」


やっと手が動いたかと思ったら羞恥の為かぷるぷると震えている
俯いてボタンを取ろうとする横着な態度に顎をぐいっと引っ張って俺に向けさせる


「ひゃっ、なにを?!」


俺の方を見ないことに苛ついた
眼鏡も強引に取り、前髪も両サイドに分けマナの顔がよく見えるようになった


「真っ赤なリンゴみたいだな」


やっと絡み合った視線の先には熟れたリンゴのように真っ赤な顔のマナがいた
何かが気に触ったのか睨まれたが、そんな姿も可愛いすぎて子猫が威嚇しているようにしかみえない


「…っ、早く脱がせてくれ」

「は…い…」


やっと観念したのか一つまた一つとボタンを外していくマナ
3つ目あたりぐらいからなんだか顔をしかめたり赤くしたり慌てたりの百面相をしている
その様子が余りにも可笑しくて


「くっくっくはははっ」

「な!?」

「悪い、あんまりにも反応が面白くてな」

「ボタンは全部外しました!!後は自分で脱いでください!!」

「あぁ、ありがとう」


サッと近くにあったラフそうな衣装を選んで上を着替える
マナはこれで終わったかのような顔をしているが、そんな訳ないだろ?


「下のベルトも外してくれないか?」

「へ?」

「むむ無理です!!」

「マナが俺に溢したんだろう?」

「それは申し訳ないと思ってますけど、でも…」

「なにも下を脱がせろなんて言ってないぞ?」


実際は俺がわざと引っ掛けた足のことは棚にあげてマナを責める


「早くしてくれ」


渋っているマナの前に腰を突き出す


「マナ?」

「うぅ…」


声色で圧をかけると、おずおずとベルトに手をかけはじめたが


「しゃがまないとベルトが見えないだろ?」

「はい…」


しゃがんだ時にマナの息が俺の息子に微かに当たって反応してしまう


「…っ!」


これはまずいな…
今すぐ出したい欲を必死に抑える

カチャカチャと慣れない手つきでベルトを外すマナ、その手元も僅かに盛り上がった息子に触れると反応しそうになる


「はぁ…はぁ…」

「だ、大丈夫ですかアルディス様??」

「あぁ、気にするな」


なんとか平静を装って耐えた









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