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本当に王子様ですか?2 ※微r18
しおりを挟む「あっ…どこ触って…っ、やめてください!!」
必死に片手で静止するけど全く効いてない
「君が誘惑してきたんだろう?」
「ひっ…あんっ…ゆ、誘惑なんかしてませ…ん!」
わけ分かんない…ゆ、誘惑ってなに?!
押し倒しちゃったのはごめんなさいだけど、わざとじゃないし、状況が状況だったんだから仕方なくないですか??
「今もそんな喘ぎ声を出して誘ってるようにしか見えない」
「なっ…それは王子様が触ってくるからでしょ?!」
「ディーンと呼んでくれ」
「だからそれは出来ませ…ひゃっ…」
いつの間にかずっと繋がれていた片手を恋人繋ぎにして、首筋に沢山キスを落としてくる王子様
ゾクゾクして反射で身体が跳ねてしまう
「あっ…んんっ…本当に…やめてください…」
なんでなんで??
ラブマジの中での王子様って純粋というか女性に対して優しくて紳士的なはずでしょ?
なんでこんなえっちなエロ王子になっちゃってるの!?
「君の名前教えて?」
「やっ…んんっ…マナ…です」
ついに下着の中に手を入れてきて、ガータベルトの紐越しに柔柔と素肌のお尻を撫で回してくる王子様
「マナ…いい名前だね」
「んっ…王子様お願いだからやめ…ひっ、いった!?」
し、信じられない今この王子様、軽めだったけどお尻をつねってきた?!
「マナ、僕の名前は王子じゃない、ディーンって呼ぶんだよ」
ひぃいい、冷ややかに怒ってるし、私から僕呼びに変わっちゃってますよ??
この方全然王子様なんかじゃない、少なくとも今のでラブマジの推しだったディーンアデライト様とは全くの別人だと思った
「マナ、早く呼ばないと酷くしちゃうよ?」
「ひっ…」
耳元で囁いてくる
怖い怖い、なんでそんなに名前を呼ばせたいのか分かんないけど…
うぅ…またつねられるのは嫌だし…
「ディーン様…んんっ!?」
渋々名前を呼んだ瞬間にキスされちゃってました
「やっ…ん…ふぅっ…」
すぐに顔を離そうとしたら繋いでいた手を離され、がっちり上から頭を抑え付けられて動けない
やっと両手が使えるようになったので力一杯胸板を押すけどびくともしない
なななんで??
こんな醜い地味眼鏡に王子様がキスなんかしちゃってるんですかね?
心臓もどくどく煩いし、顔もさっきから熱をもちっぱなしだ
「はぁっ…」
酸欠になりかけ寸前でやっと唇を離してもらえました
顔は火照り、はぁはぁと肩でしか息ができない
「…っ」
王子様の生唾を飲み込む音がきこえる
あれ…?
なんかさっきからお尻あたりに硬いものがあたってたけど、それがさらに大きくなったような…
「マナ…」
王子様にグッと肩を掴まれた瞬間…
ギィイイッ
物置小屋の扉が開きました
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