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転生したら森の主人になりました生きろその1
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「ここ何処⁇何も見えない。怖いよ。助けてフィードバック」
何も見えない暗闇の中声が聞こえた。
「はじめまして森崎菜摘さん。そしてもう一人の私......」
「え?えっ?だ、誰!?何処にいるの?」
「このまま真っ直ぐ進んで‼︎そうしたら会えるから」
私は言われるままに真っ直ぐに進んだ。すると突然明かりが目に飛び込んだ。
「うっ」
「うふふ。大丈夫⁇森崎菜摘さん」
さっきは気付かなかったが今確かに私のことを森崎菜摘と呼んだ。前世の私の名前を呼ぶ人なんてほとんどいなかったのにどうして?明かりに慣れてきて目の前の人の顔見て私は真っ青になった。そこに居たのは......
「ど、どうして貴方がいるの?なんで?」
「うふふ。驚いた?」
「凄く驚いた。だってライフ様からはもう何処にも居ないって言ったのに!」
「ここは此岸と彼岸の中間地点。貴方はもう半分死んでいると同じ状況なんだよ」
「どうして......」
「どうしてって、わかるでしょ?」
「......‼︎そうだった私心臓を刺されたんだった」
「そうだね。でもこれで良かったかもしれない......」
「どうしてそんなこと言うの?フィードバックやみんなはどうなったの?」
「落ち着いて他の人達は無事だから安心してこれだけは保証するよ」
「貴方は......ラフォーレは私が死んだ方が良いみたいね」
「そうでもないよ。私ができなかった事を貴方がしてくれるそれだけで嬉しかった。でも一度だけ貴方と話したかった。それだけよ」
「......話って何?」
「森崎菜摘さん貴方は今の人生は楽しい?」
「楽しいよ。フィードバックやアクア、スカイそしてグラスに会えた。もしあの時牛に引かれていなければみんなに会えなかった。嫌なこともいっぱいあったけど私は今の人生をとても楽しくて充実してると思ってるよ」
「本当に?」
「本当だよ」
「......なら良かった。私のせいで貴方が辛い気持ちになるのが嫌だった」
「嫌な気持ちにはなっていないから安心してね。私はラフォーレの分まで生きるから!」
「ありがとう」
「......一つだけわがまま言っても良い?」
「もちろんだよ!なんでも言って!」
「死なないでね。お願い......今森崎菜摘さんを......いえ菜摘を失うわけにはいかないのよ!だから生きて。でも生きるためにはあの道を通って帰るしかない。でも菜摘ならきっと......ううん絶対とは言えなくても大丈夫だから!後は頼んだよ」
「ま、待って私も聞きたいことがあるわ!」
「......何?もうあまり時間は残されていないから手短にお願いね」
「恨んでいないの?私のせいで貴方は......本当のラフォーレが消えたのに本当になんとも思っていないの?」
「憎んだ時もあったよ。どうして私だけが死なないといけないのかなって......でも貴方が私に入らなくてもきっと私も消えていた。それに貴方のせいじゃないから。貴方は悪くない。だからそんな風に自分を責めないで絶対生きてね。じゃないと私怒るから!またね。菜摘」
私が何か言う前にラフォーレは消えてしまった。本当のラフォーレと話ができて私は少しだけ心が軽くなった。そして必ず生きて帰る事を心に誓った。
次に続く
何も見えない暗闇の中声が聞こえた。
「はじめまして森崎菜摘さん。そしてもう一人の私......」
「え?えっ?だ、誰!?何処にいるの?」
「このまま真っ直ぐ進んで‼︎そうしたら会えるから」
私は言われるままに真っ直ぐに進んだ。すると突然明かりが目に飛び込んだ。
「うっ」
「うふふ。大丈夫⁇森崎菜摘さん」
さっきは気付かなかったが今確かに私のことを森崎菜摘と呼んだ。前世の私の名前を呼ぶ人なんてほとんどいなかったのにどうして?明かりに慣れてきて目の前の人の顔見て私は真っ青になった。そこに居たのは......
「ど、どうして貴方がいるの?なんで?」
「うふふ。驚いた?」
「凄く驚いた。だってライフ様からはもう何処にも居ないって言ったのに!」
「ここは此岸と彼岸の中間地点。貴方はもう半分死んでいると同じ状況なんだよ」
「どうして......」
「どうしてって、わかるでしょ?」
「......‼︎そうだった私心臓を刺されたんだった」
「そうだね。でもこれで良かったかもしれない......」
「どうしてそんなこと言うの?フィードバックやみんなはどうなったの?」
「落ち着いて他の人達は無事だから安心してこれだけは保証するよ」
「貴方は......ラフォーレは私が死んだ方が良いみたいね」
「そうでもないよ。私ができなかった事を貴方がしてくれるそれだけで嬉しかった。でも一度だけ貴方と話したかった。それだけよ」
「......話って何?」
「森崎菜摘さん貴方は今の人生は楽しい?」
「楽しいよ。フィードバックやアクア、スカイそしてグラスに会えた。もしあの時牛に引かれていなければみんなに会えなかった。嫌なこともいっぱいあったけど私は今の人生をとても楽しくて充実してると思ってるよ」
「本当に?」
「本当だよ」
「......なら良かった。私のせいで貴方が辛い気持ちになるのが嫌だった」
「嫌な気持ちにはなっていないから安心してね。私はラフォーレの分まで生きるから!」
「ありがとう」
「......一つだけわがまま言っても良い?」
「もちろんだよ!なんでも言って!」
「死なないでね。お願い......今森崎菜摘さんを......いえ菜摘を失うわけにはいかないのよ!だから生きて。でも生きるためにはあの道を通って帰るしかない。でも菜摘ならきっと......ううん絶対とは言えなくても大丈夫だから!後は頼んだよ」
「ま、待って私も聞きたいことがあるわ!」
「......何?もうあまり時間は残されていないから手短にお願いね」
「恨んでいないの?私のせいで貴方は......本当のラフォーレが消えたのに本当になんとも思っていないの?」
「憎んだ時もあったよ。どうして私だけが死なないといけないのかなって......でも貴方が私に入らなくてもきっと私も消えていた。それに貴方のせいじゃないから。貴方は悪くない。だからそんな風に自分を責めないで絶対生きてね。じゃないと私怒るから!またね。菜摘」
私が何か言う前にラフォーレは消えてしまった。本当のラフォーレと話ができて私は少しだけ心が軽くなった。そして必ず生きて帰る事を心に誓った。
次に続く
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