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転生したら森の主人になりました2
転生したら森の主人になりました終わりの始まり
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お久しぶりです。ラフォーレです。私がこの世界で転生してかなりの年月が経ちました。
「フィードバック。何やってるの⁇」
「何って双子の為におもちゃを作っているんだよ」
「このボロボロのやつか⁇」
「そうだよ!悪いかよ‼︎」
「悪くはないけど、これをあげたら子供達が怪我しちゃうよ」
「うぅ。そうだよね」
「えっ?ガチ泣き!?」
「仕方ないだろ‼︎」
「もう。そんなだからあの子達に舐められ......」
「ん?ラフォーレ⁇おい。ラフォーレ!?何処に行ったんだよ‼︎ラフォーレ‼︎」
私は気がついたら、私の親友で親戚の森崎楓の目の前に居た。
「菜摘⁇本当に菜摘?」
「かえ......で⁇どうして?此処に楓が居るの?」
「やっと会えた!菜摘‼︎」
時を遡ること二時間前
「ねぇ、あの子また、ひとりでぶつぶつ、独り言を言ってるわ」
「まあ。菜摘ちゃんが亡くなってからずっとそうよね」
「本当にね」
「困ったわ」
「精神系の病院には行ってるみたいだけど、効果がないみたいよ」
「えー。怖ーい」
「また、なんか言ってる。もうどうでもいい。菜摘が側にいるって思うだけで幸せだから」
楓はそう思っていた。そうこの世界ではラフォーレがいる世界よりも遅く動いている。ラフォーレ達にとっては何年も前の話になるけど、この世界ではたったの二ヶ月程度なのだ。
「ラフォーレって菜摘に、似てる」
「その子にもう一度会いたい⁇」
「だ、誰!?」
「はじめまして私は自然の神、別名森の神ネイチャーよ。よろしくね」
「うん」
「そう警戒しないでよ。私は貴方の願いを叶えてあげる為に此処まで来たのよ。ラフォーレに森崎菜摘に会わせてあげる」
「本当に?」
「えぇ。ただし、条件があるのよ。それは......」
そして今に至る。
「待って!どうして私が菜摘だってわかったの⁇」
「聞いてたから!」
「誰に⁇」
「それは言えないよ。でも安心してあっちの世界と今、同じように動いてるよ」
「それって、とても危険じゃない‼︎もしかしたら両方の世界が破滅するかもしれないんだよ‼︎今すぐに原因を突き止めないと‼︎」
「それよりもまた、学校に通ってよ‼︎私と一緒に‼︎」
「家の前で何騒いでるの⁇」
「おばさん‼︎」
「ら、ラフォーレちゃん!?」
「おばさん、違うよ。この子はね......」
「菜摘でしょ⁇」
「知ってたの?」
「うん。前に何度か会っているもの」
「そうなの!?」
「えぇ」
「お母さん」
「どうして此処にいるのか今は聞かない。さぁ、中に入って、今日は肉じゃがよ」
「やったー‼︎」
次の日
「えー。転校生のラフォーレ.ア.ウッドさんだ。彼女は外国人だか、日本語は出来る。仲良くな」
「はーい」
再び学校に行くことになりました‼︎
「ラフォーレ!一緒で嬉しい!」
楓には事前に菜摘って呼ばらないように念押しをしている。
「そうだね。私も嬉しいよ」
「ラフォーレ、何考えてるの?」
「えっ?」
「なんか、悲しそうな顔してたから」
「うん。フィードバックやタイガ、フレイムは大丈夫かなって思っただけだよ」
「そうなんだね。知らない人達」
「何か言った⁇」
「ううん。何でもないよ!早く行こう!」
「うん」
その頃
「ラフォーレがいきなり消えったってどういうことなのよ!」
「アクア、落ち着いて‼︎」
「これが落ち着いていられるわけがない‼︎ラフォーレが消えたんだよ!早く探さないと!」
「貴様は静かにするって言葉はないのか?」
「で、でも......」
「でもじゃないわ。心当たりならひとつあるぞ!」
「そのことについては私から説明するわよ」
「ライフ様!」
「全く、貴様はいきなり出て来て、なんの前触れもなく説明する気か?」
「いいじゃないの。フラワーちゃん。もしかして悔しいの⁇」
「殺すぞ!」
「いやだー。怖ーいわ」
「後で必ず殺す。」
「ラフォーレちゃんは地球に飛ばされてしまったのよ」
「なんで!?」
「知らないわ」
「使えない。神だ」
「フィードバック君。貴方の人生、此処で終わらせてあげましょうか?」
「出来るもんならやってみろよ‼︎」
「全く、ラフォーレちゃんのことになると周りが見てないんだから。嫌になるわね。早く、ラフォーレちゃん離れしなさいよ」
「うるせぇー」
「貴様もうるさいぞ‼︎」
新たな物語が幕を開けたのである。
次に続く
「フィードバック。何やってるの⁇」
「何って双子の為におもちゃを作っているんだよ」
「このボロボロのやつか⁇」
「そうだよ!悪いかよ‼︎」
「悪くはないけど、これをあげたら子供達が怪我しちゃうよ」
「うぅ。そうだよね」
「えっ?ガチ泣き!?」
「仕方ないだろ‼︎」
「もう。そんなだからあの子達に舐められ......」
「ん?ラフォーレ⁇おい。ラフォーレ!?何処に行ったんだよ‼︎ラフォーレ‼︎」
私は気がついたら、私の親友で親戚の森崎楓の目の前に居た。
「菜摘⁇本当に菜摘?」
「かえ......で⁇どうして?此処に楓が居るの?」
「やっと会えた!菜摘‼︎」
時を遡ること二時間前
「ねぇ、あの子また、ひとりでぶつぶつ、独り言を言ってるわ」
「まあ。菜摘ちゃんが亡くなってからずっとそうよね」
「本当にね」
「困ったわ」
「精神系の病院には行ってるみたいだけど、効果がないみたいよ」
「えー。怖ーい」
「また、なんか言ってる。もうどうでもいい。菜摘が側にいるって思うだけで幸せだから」
楓はそう思っていた。そうこの世界ではラフォーレがいる世界よりも遅く動いている。ラフォーレ達にとっては何年も前の話になるけど、この世界ではたったの二ヶ月程度なのだ。
「ラフォーレって菜摘に、似てる」
「その子にもう一度会いたい⁇」
「だ、誰!?」
「はじめまして私は自然の神、別名森の神ネイチャーよ。よろしくね」
「うん」
「そう警戒しないでよ。私は貴方の願いを叶えてあげる為に此処まで来たのよ。ラフォーレに森崎菜摘に会わせてあげる」
「本当に?」
「えぇ。ただし、条件があるのよ。それは......」
そして今に至る。
「待って!どうして私が菜摘だってわかったの⁇」
「聞いてたから!」
「誰に⁇」
「それは言えないよ。でも安心してあっちの世界と今、同じように動いてるよ」
「それって、とても危険じゃない‼︎もしかしたら両方の世界が破滅するかもしれないんだよ‼︎今すぐに原因を突き止めないと‼︎」
「それよりもまた、学校に通ってよ‼︎私と一緒に‼︎」
「家の前で何騒いでるの⁇」
「おばさん‼︎」
「ら、ラフォーレちゃん!?」
「おばさん、違うよ。この子はね......」
「菜摘でしょ⁇」
「知ってたの?」
「うん。前に何度か会っているもの」
「そうなの!?」
「えぇ」
「お母さん」
「どうして此処にいるのか今は聞かない。さぁ、中に入って、今日は肉じゃがよ」
「やったー‼︎」
次の日
「えー。転校生のラフォーレ.ア.ウッドさんだ。彼女は外国人だか、日本語は出来る。仲良くな」
「はーい」
再び学校に行くことになりました‼︎
「ラフォーレ!一緒で嬉しい!」
楓には事前に菜摘って呼ばらないように念押しをしている。
「そうだね。私も嬉しいよ」
「ラフォーレ、何考えてるの?」
「えっ?」
「なんか、悲しそうな顔してたから」
「うん。フィードバックやタイガ、フレイムは大丈夫かなって思っただけだよ」
「そうなんだね。知らない人達」
「何か言った⁇」
「ううん。何でもないよ!早く行こう!」
「うん」
その頃
「ラフォーレがいきなり消えったってどういうことなのよ!」
「アクア、落ち着いて‼︎」
「これが落ち着いていられるわけがない‼︎ラフォーレが消えたんだよ!早く探さないと!」
「貴様は静かにするって言葉はないのか?」
「で、でも......」
「でもじゃないわ。心当たりならひとつあるぞ!」
「そのことについては私から説明するわよ」
「ライフ様!」
「全く、貴様はいきなり出て来て、なんの前触れもなく説明する気か?」
「いいじゃないの。フラワーちゃん。もしかして悔しいの⁇」
「殺すぞ!」
「いやだー。怖ーいわ」
「後で必ず殺す。」
「ラフォーレちゃんは地球に飛ばされてしまったのよ」
「なんで!?」
「知らないわ」
「使えない。神だ」
「フィードバック君。貴方の人生、此処で終わらせてあげましょうか?」
「出来るもんならやってみろよ‼︎」
「全く、ラフォーレちゃんのことになると周りが見てないんだから。嫌になるわね。早く、ラフォーレちゃん離れしなさいよ」
「うるせぇー」
「貴様もうるさいぞ‼︎」
新たな物語が幕を開けたのである。
次に続く
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