転生したら森の主人になりました

上野佐栁

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転生したら森の主人になりました2

転生したら森の主人になりました絶望その1

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 「この問題を......そうね。ラフォーレさん、解いてくれる?」
 「はい」
 いつも通りの平和な日々っと言っても、私は、早くフィードバックとタイガ、フレイムに会いたい。
 カキカキ
 「出来ました」
 「はい。正解です」
 「流石、ラフォーレだね」
 「ありがとう」
 昼
 「此間、あんなことがあったのに、休校にならないなんて、ありえないよ」
 「まあまあ。いいじゃん。今は平和だから」
 「そうだね」
 「ラフォーレさん。ちょっとこの、ノートを運ぶの手伝ってくれる⁇」
 「いいですよ」
 「ラフォーレって本当に優等生だよ。ふぁー。眠い」
 「ほらほら、楓も手伝ってね」
 「えぇ。ラフォーレの鬼‼︎」
 「はいはい」
 「がぁーがぁー」
 ヒソ
 「楓、起きてよ。授業中だよ」
 「ラフォーレさん。ご苦労」
 ゴンッ
 「イテッ‼︎」
 「授業中に堂々と寝るとは居残りしたいのかね?」
 「ふぁー。したくないっすよ」
 「かーえーでー⁇」
 「げっ。したくございません」
 「日本語がおかしなことになってるぞ」
 「はい」
 放課後
 「恥ずかしかった」
 「あそこで寝るからだよ」
 「うぅ。あっ、そうだ。これ、あげるよ」
 「ブレスレット⁇ありがとう」
 私はブレスレットを付ける時に違和感を感じだが、楓がくれた物だから、その場でつけることにした。
 「似合う?」
 「ちょー似合う‼︎」
 「ありがとう」
 「ぎゃあああ‼︎」
 「やめっ、助けて‼︎」
 「な、何今の声⁇な、菜摘!?どこに行くの?ねぇ、菜摘‼︎」
 私は悲鳴が聞こえた場所に急いで向かった。
 「な、何これ」
 辺り一面が血の海になっていた。人が少なくても十七人ぐらい死んでいる。
 「あっ?お前、神か?」
 「そうだと言ったら?」
 「殺す」
 「つるで拘束を......あれ?力が使えない」
 「フンッ」
 「くっ」
 「ほぉー。今のを避けるなんて、案外、反射神経はいいんだな」
 「ティッ‼︎」
 「ぐかっ。思ったよりも力強いな。でも、この程度なら、そんなにダメージはない」
 「菜摘‼︎」
 「楓、こっちに来るな!危険だから逃げて‼︎」
 「神が隙をみせるなんてな」
 「ぶぁぇ!?」
 ドン
 「菜摘、大丈夫!?」
 「うっ。楓、危ない‼︎」
 「えっ!?」
 シュッー
 「へぇー。これも、避けれるんだな。凄いな」
 「楓、逃げなさい‼︎今すぐ、学校に戻るのよ‼︎」
 「で、でも、菜摘を置いて逃げるわけには......」
 「楓が居ると本気で戦えない‼︎楓を守りながら戦うのは無理よ‼︎行って早く‼︎」
 「わ、わかった。誰か呼んでくる‼︎」
 「やっと行ったか」
 「私は貴方を止める‼︎」
 「そうか、じゃあ、これは避けられるかなぁ?」
 「!?」
 大量のナイフが宙を浮いて私に向かって降って来た。
 グサッグサッグチャ
 「くっ。いっ」
 「この状態で死ななかったのはお前だけだ。流石は神だな」
 「私は......貴方を絶対に止める。森の神そして、森の主人として負けない‼︎」
 「はっ⁇無理だろ?意識を保つだけで精一杯だよな?お前には誰も守れない‼︎」
 「それでも、守ってみせる。今度こそ、私の大切な人達を守るんだ‼︎」
 「やれるもんならやってみろよ。まぁ、無理に決まってるけどな」
 「そんなことないと思うぜ」
 「誰だ‼︎」
 そこに居たのは......。
 次に続く
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