転生したら森の主人になりました

転生したら森の主人になりました2

転生したら森の主人になりました本物と偽物

　「はぁーはぁー。や、やっと着いた」
　「ラフォーレちゃん。お疲れ様」
　「ねぇ、フィードバック、とりあえず中に入ろう」
　「あぁ。でもひとつだけ聞かせろ。お前は誰だ?」
　ビクッ
　「......なんのこと?」
　「惚けても無駄だ‼︎フォレストが言ってた」
　「な、何を?」
　「箱の中に居る、ラフォーレを信じるって、小さな声だけど言ってんだよ！」
　「フィードバック、流石にそれはありえないよ。菜摘は此処に居るし、フォレストが言った事は本当なの?」
　「ぷ、ぷっあははは‼︎凄いな。フィードバックは凄ないなぁ‼︎いつから疑っていたの?」
　「抜け道って言ったあたりからだ‼︎」
　「そんなに前に気づいていたなら他の人達も教えればよったのに。キャアハハ‼︎」
　「言わなかったのは、ネイチャー、いや、スカイとアクアの所に行けないってわかっていたんだよ‼︎それに、ラフォーレが抜け道を知っているわけがない！」
　「へぇーそうなんだ。今となってはどうでもいいわ。でもね、今頃は本物のラフォーレはきっと骨になってるわよ。うふふ」
　「ラフォーレちゃんはそう簡単には死なないわ‼︎」
　「そうだぁー‼︎そうだぁー‼︎」
　「クスクス」
　「......誰が、骨に、なってるって‼︎」
　「えっ?」
　「そう簡単に、やられるわけ、無い、でしょ‼︎」
　バーン
　「ラフォーレ‼︎」
　「フィードバック、信じてくれてありがとう」
　「でも、フォレストはあそこに居るんだ！今頃は死にそうになってるはずだ！」
　「やっぱりワザとかよ‼︎」
　「仕方ないでしょう⁇時間制限があったんだもん」
　「ふざけるな‼︎テメェのくだらない時間制限でフォレストを犠牲にするなぁよ‼︎」
　「だから何?」
　その頃フォレストはというと
　「......命の神ライフ様の妹、メイさんだよね?」
　「はい。はじめまして、命の神ライフの弟のメイです」
　「はっ?弟⁇えっ?はっ?でもこの服女物だよね?」
　「はい。そうです。私達は女子になりたくってこの格好をしてます」
　「ええええええええええ！？」
　「えっと、ラフォーレには会ってるよね？」
　「いえ、ラフォーレ様とは一度も会ってません」
　「えっ?そんな嘘。ありえない。だって、ラフォーレはお茶会で、メイさんと会ってるのに、もしかしてあの時に居たのは、ネイチャー」
　「はいそうです」
　「そう。今、聞きたい事は山ほどあるけどそんな時間はない。此処から出るよ。出る方法は知ってるから此処から出よう‼︎」
　「は、はい‼︎」
　「......フィードバック、落ち着いて。ラフォ......フォレストは無事だから安心して‼︎」
　「何故わかる?」
　「だって、私とラフォーレは二人で一人だからね」
　「それもそうね。ラフォーレちゃんもフォレストちゃんも同じ魂の持ち主ね」
　「ラフォーレちゃんが信じるなら、ラブもフォレストちゃんを信じるぅ‼︎」
　「俺も信じるぜ。ラフォーレの言葉な‼︎」
　「フィードバック」
　「私だって、菜摘を言うこと信じるよ。友達だもん‼︎」
　「僕も姉さんのこと信じる。家族だからね」
　「皆んな。ありがとう。本当にありがとう」
　「いいわね。青春かしら⁇スカイ、この人達をぶっ殺しなさい‼︎」
　「はい。母様‼︎」
　「スカイ。貴方に真実を教えてあげる‼︎だから、ネイチャーの言うことは信じない方がいいよ‼︎アクアも返してもらう‼︎」
　「ラフォーレ、僕はラフォーレの戦いのパターンを知っているんだ。だから僕の方が有利だ‼︎」
　「で?」
　「僕が勝つ」
　「くすっ。誰が一対一なんて言ったの?此処に居る全員と戦うんだよ‼︎負けないからね」
　「僕も負けられない‼︎」
　こうして、スカイとの戦いが始まった。
　次に続く