転生したら森の主人になりました

転生したら森の主人になりました3

転生したら森の主人になりました再会

　「......フィードバック？皆んな？いや。いやあああああ‼︎」
　「クスクス。お前は一緒、俺には勝てない！永遠にな‼︎」
　「私は貴方を許さない‼︎神を私以外全滅させた貴方なんかに屈したりはしない‼︎」
　「そうかそうか。じゃ死ね‼︎」
　「......」
　お久しぶりです‼︎ラフォーレ.ア.ウッドです‼︎私は今、地球に来ています‼︎私の世界では何千年も前の話になるけど、地球では、何十年ぐらいになる。そして、やっと私達の世界と、地球が元の位置に戻ったことにより、あの時の約束だった。楓に会いに行ける事になりました‼︎
　「わぁー‼︎フィードバック‼︎早く早く‼︎」
　「ラフォーレ‼︎待てよ‼︎」
　「フィードバックもラフォーレもはしゃいでるね」
　「まぁ、フィードバックはともかく、ラフォーレにとっては故郷に帰れたから嬉しいんだろ⁇」
　「そうだね。楓に会うの楽しみ‼︎」
　「僕もだ」
　「ラフォーレ、道わかるの⁇」
　「えーとね、ここを右に曲がったらすぐだよ‼︎」
　「わかった」
　森崎の家の前
　「変わってない‼︎あの時と同じ......懐かしい所」
　「ラフォーレ」
　「あんた誰よ‼︎」
　「え、えーと......森崎家！？」
　ビクッ
　「な、なんでわかるんだよ‼︎」
　「森崎家の特徴の目の色だよ。森崎家は代々目の色が紫色なのよ」
　「そうなの！？」
　「......アクア。今気づいたの？楓と会っているよね⁇目の色見なかったの⁇こっちではかなり珍しいよ」
　「あー確かに」
　「あ、あはは」
　「で、あんたら誰よ‼︎」
　「私は、ラフォーレ‼︎」
　「俺は、フィードバックだ」
　「僕は、スカイよろしく」
　「私は、アクアだよ‼︎貴方の名前は？」
　「えっあ、うち？うちはね、森崎夏夢だ‼︎あんたら何しに来たのよ⁇」
　「楓に会いに来たの」
　「楓ばあちゃんに⁇」
　「うん。大親友に会いに来たのよ」
　「嘘だね‼︎」
　「どうして？」
　「あんたどう見てもうちと同い年ぐらいだもん‼︎」
　「まぁ、そうなるよな」
　「森崎菜摘って知っている⁇」
　「あ、ああ。ばあちゃんから聞いた‼︎菜摘って言う人との昔話をね」
　「昔話？」
　「うん」
　「話してくれるかなぁ？」
　「別にいいけどさぁー。あんたら怪しいよ‼︎」
　「何にもしないよ‼︎」
　「ねぇ？」
　「当たり前だろ⁇人間を襲......グェ！？」
　ゴン
　「馬鹿なの！？フィードバック‼︎よりにとって、人が居る前で変な事言わないでよ‼︎」
　「アクアの言う通りだよ‼︎」
　コクリコクリ
　「話してくれる⁇」
　「わかった」
　昔々、普通の人間の少女と人間だったある少女がいました。その子は普通に生まれ、普通の生活を送っていました。しかし、大親友と行った牧場で事故が起きてしまいました。そこで、人間だった少女が死んでしまいました。その子は死が終わりだと思っていたのですが、終わりじゃなかったのです。なんと、転生して、森の主人になってしまいました。しかし、人間の方の少女はその現実を受け止める事ができずに、何ヶ月も悩んでしまいました。もう一度会いたいという気持ちで、ある人に提案された事を飲み、二つの世界をつなげてしまいました。人間だった少女と再会を果たし、数週間は幸せでした。しかし、歯車が狂い始めてのです。二つの世界をつなげた代償は大きかったのです。モンスターが現れ、人々を襲い、大勢の人が犠牲になってしまったのです。人間だった少女が力を使って止めましたが、怪我をしてしまいました。怪我を治す為、人間だった少女の世界にもう一人の少女が付いて来ました。そこで知ったのです。もう一つの世界は、魔法や神の力、他にもいろんな事ができる事を知ってしまった少女。二つの世界をつなげた犯人を突き止めて、止める為に少女達は動き出したのです。最終的に、二つの世界をつなげた犯人と人間だった少女が協力をし、二つの世界を引き剥がしたました。そうしなければ、二つの世界は同時に崩壊してしまうのです。無事に、二つの世界を引き剥がす事に成功をし、人間の方の少女は自分の世界へと帰ったのであった。
　「こんなもんかな⁇まだ、なんか言ってたけど、難しい事はわかんねぇよ」
　「合っているけど、ざっくりしているね」
　「そうだね」
　「その話には続きがあるのよ」
　「え？ええええ！？まじ！どうなったの⁇」
　「その少女は私の事で、人間の方の少女は、楓ね。また、会う約束をしていたのよ」
　「は？はあああああ！？だから会いに来たの？」
　「うん。やっと元に戻ったんだから」
　「わかった。案内するよ」
　「ありがとう」
　ガチャ
　「ただいま‼︎」
　「ゲホッゲホッ‼︎お帰りなさい」
　「ばあちゃん‼︎お客さん来てるよ」
　「お客さん⁇え？な、菜摘なの⁇」
　「そうだよ。本当に久しぶりだね。楓」
　次に続く