転生したら森の主人になりました

上野佐栁

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転生したら森の主人になりました4

転生したら森の主人になりました終わりゆく戦いその2

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 「これは私の意志!私自身で、私が決めたことでお父さん貴方を......殺します」
 「この俺をお前が殺す?はっ!無理があるな」
 「どうして?」
 「タロットを取り込んでいるんだ。負けるはずがない」
 「......」
 彼が言っていることは間違っていない。たしかにタロットを死神だ。でも死神だからって死がないわけじゃない。
 「あれ?」
 「この俺に勝とうなどと思える考えがもうすでに間違っているんだよ」
 「そう思うの?」
 「ああ。そうだ」
 一瞬だけど、タロットの気配を感じた。別の世界のタロットはまだ自我が失われていない。
 「お前の世界のタロットともお別れを言うんだな」
 バーン
 「なっ!?」
 「何度も言うけど、私は......私達は負けなれないの」
 「まだそんなことをほざく元気があるわけか」
 「あんまり神を舐めないで‼︎」 
 「くっくっくっ」
 「何がおかしい?」
 「お前は完璧に見えるが出来損ないだ」
 「......」
 「表だけはとてもいい娘だ。だが、裏ではいい娘ではない。テストで百点を取れなければ運動もそこまでいい方ではない。そして、死んでもなおお前は出来損ないのままだ」
 「ラフォーレはそんなんじゃ......」
 「たしかにそうかもしれない」
 「ラフォーレ!?」
 「何言っているの?」
 「ラフォーレちゃんは出来損ないじゃないわ」
 「そうだよ!」
 「でも私は変わった」
 「は?どこが?」
 「昔の私は一人で何でも抱え込んで結局はそのせいでパンクして......皆んなにも迷惑かけてしまう。でもね、気付いたんだ。私一人が背負う問題じゃない。皆んなで一緒に解決していければいいんだって......私の大切な仲間達が教えてくれた。だからお父さんが何と言おうと、私の考えは変わらない」
 「チッ」
 「菜摘。私達を頼る事もしないで一人で突っ込むのは正直嫌だったけど、菜摘は誰かを守れるすごい神様だよ」
 「タロット様を止めたのは菜摘だよ。今でも思うの。あの時、タロット様を止めてくれなければ私は此処に居なかったそれに......ううん何でもない」
 「楓。ラフォーレ」
 「まぁ、俺は初めてお前に会った時、フォレスト......ラフォーレの体を乗っ取った奴って思ってた。だけど、お前の真っ直ぐな気持ちやどんな奴でも助けたがるお前に引かれて居たんだ」
 「フィードバック」
 「そんな悠長に話をして居ていいのか?」
 「くっ!」
 何今の動き?早いはずなのに遅く感じる。意味がわからない。
 「アレンドレストは役に立たないしネイチャーもすぐにお前に寝返る。どうなっているんだ?」
 「は?今なんて?」
 「あの二人は役立たずだと言ったのだ」
 「役立たず⁇アレンドレストとネイチャーが⁇はっ?ふざけているの?役に立たないのはお父さんでしょ⁇」
 「言ってくれるな」
 「貴方は世界のことわりを元に戻したいんじゃない。自分の都合のいい世界に作り変えようとしているのよ」
 「だったら何だ⁇」
 「貴方は最低な人間ね」
 「は?」
 「貴方のせいで私の家族がどれだけ苦しんだか......貴方にわかるの?」
 「わかるわけないだろ?そんなの興味すら湧かない」
 「タロットは返してもらうから」
 「は?何の話だ?」
 「まだ、タロットの自我は死んでいない。だから貴方達二人を切り離す」
 「無理に決まっているだろ?お前如きが俺と対等な関係にもなれないくせに......」
 グサッ
 「......は」
 「切り裂け‼︎この世のあらずもの‼︎」
 「グハハハ‼︎」
 次に続く
 
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