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転生したら森の主人になりました4
転生したら森の主人になりました終わりゆく戦いその6
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「く、くそおおおおおおおおおおおお‼︎」
「貴方の負けよ」
「ま、まだだ!まだあいつと切り離されてない」
「......」
「俺は神様なんだ。お前みたいな偽物とは違う。だから......」
グサッ
「......え」
「もう黙っててよ?」
「あ、ああ......ああああああ!?」
「お帰りなさい。タロット」
ドサッ
「す、すげぇー」
「本当に倒しちゃったよ」
「な、何故だ?何故俺を殺さない?」
「殺す必要ある?私は神様だけど......死神でもなければ死の番人でもない。死を裁くのはタロットだよ」
「だからって、この俺を見逃すと言うのか?」
「そんなわけないでしょ⁇お父さんには償いをしてもらう」
「償い?はっ?死んでもごめんだ」
「お父さんは二つ間違えを犯した」
「間違え?」
「うん。ひとつは私達の世界と別の世界の私達の世界を繋げたこと。それさえしなければ勝てたかもしれないのに......」
「......」
「そしてもうひとつは過去を改善したことだよ」
「それの何処が悪い?お前だって、過去の改善ぐらいやっただろ?」
「そうだね。やったね。でもお父さんのは自分不幸になる道を選択したのよ」
「は?俺が不幸になる道だと?」
「そうだよ。今、お父さんは幸せ?」
「幸せに決まっ......」
「本当にそう言える?」
「......」
「ねぇ?私。もういいでしょ⁇そこを退いて?」
「別の世界の私⁇」
「貴方なんか!」
「ま、待って!?」
「貴方さえ居なければ......お母さんもお兄ちゃんも達哉も死なずに済んだのに......特に達哉を......ウッズを返して!」
ギュッ
「駄目だよ。そんなことをしたら私は私ではなくなる。わかっているでしょ⁇」
「だって‼︎だって......タロットを取り込んだり......過去の改善をしなければこんなことにはならなかった」
「気持ちはわかるよ。私だって悔しい。でもねぇ。前に言われたんだ。ラフォーレに」
「え?私!?」
「フォレスト。お前なに言ったんだ?」
「さ、さぁ?覚えてない」
「......」
「ラフォーレはこう言ったんだよ」
「私は、タロット様のこと許します‼︎」
「!?何言ってるの!?タロットにされたこと忘れたわけじゃないよね?」
「忘れるはずがない‼︎でも、タロット様が居たからもう一度生きることが出来た‼︎タロット様が居たから菜摘にも出会えた‼︎タロット様が居なければ、どれも出来なかった。だからそれだけは感謝しているの。菜摘が、タロット様を許す事が出来ないのは仕方ない事だよ。でも、私だけでもタロット様の味方で居たい。もう誰も傷つけさせない為にも私は、タロット様の側を離れない‼︎」
「そう言ったんだよ」
「そういえばそんなことも言ったなぁ......」
「今は許せなくてもいい。でも相手と同じぐらいに下がるのは駄目だよ。前を向いて歩かなきゃ。そうしないと皆んなに怒られちゃうよ」
「でももう皆んな帰って来ない」
「もう一度やり直すんだよ。今度はタロットに勝てるよ。私は信じる」
「ど、どうやって?」
「私も過去を改善しことがある」
「......っ」
「それに時を操れるからね。別の世界の私もね」
「私に出来るの?」
「出来るよ。だから今はタロットに任せよう」
「......うん」
「フンッ。そんなことをしたらまた繰り返させるだけだ!」
グサッ
「......は」
「え?」
「兄様。私は貴方が大好きでした。でもあんたは兄様じゃない!ここで死ね!」
「駄目!?」
グサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッ
「......」
次に続く
「貴方の負けよ」
「ま、まだだ!まだあいつと切り離されてない」
「......」
「俺は神様なんだ。お前みたいな偽物とは違う。だから......」
グサッ
「......え」
「もう黙っててよ?」
「あ、ああ......ああああああ!?」
「お帰りなさい。タロット」
ドサッ
「す、すげぇー」
「本当に倒しちゃったよ」
「な、何故だ?何故俺を殺さない?」
「殺す必要ある?私は神様だけど......死神でもなければ死の番人でもない。死を裁くのはタロットだよ」
「だからって、この俺を見逃すと言うのか?」
「そんなわけないでしょ⁇お父さんには償いをしてもらう」
「償い?はっ?死んでもごめんだ」
「お父さんは二つ間違えを犯した」
「間違え?」
「うん。ひとつは私達の世界と別の世界の私達の世界を繋げたこと。それさえしなければ勝てたかもしれないのに......」
「......」
「そしてもうひとつは過去を改善したことだよ」
「それの何処が悪い?お前だって、過去の改善ぐらいやっただろ?」
「そうだね。やったね。でもお父さんのは自分不幸になる道を選択したのよ」
「は?俺が不幸になる道だと?」
「そうだよ。今、お父さんは幸せ?」
「幸せに決まっ......」
「本当にそう言える?」
「......」
「ねぇ?私。もういいでしょ⁇そこを退いて?」
「別の世界の私⁇」
「貴方なんか!」
「ま、待って!?」
「貴方さえ居なければ......お母さんもお兄ちゃんも達哉も死なずに済んだのに......特に達哉を......ウッズを返して!」
ギュッ
「駄目だよ。そんなことをしたら私は私ではなくなる。わかっているでしょ⁇」
「だって‼︎だって......タロットを取り込んだり......過去の改善をしなければこんなことにはならなかった」
「気持ちはわかるよ。私だって悔しい。でもねぇ。前に言われたんだ。ラフォーレに」
「え?私!?」
「フォレスト。お前なに言ったんだ?」
「さ、さぁ?覚えてない」
「......」
「ラフォーレはこう言ったんだよ」
「私は、タロット様のこと許します‼︎」
「!?何言ってるの!?タロットにされたこと忘れたわけじゃないよね?」
「忘れるはずがない‼︎でも、タロット様が居たからもう一度生きることが出来た‼︎タロット様が居たから菜摘にも出会えた‼︎タロット様が居なければ、どれも出来なかった。だからそれだけは感謝しているの。菜摘が、タロット様を許す事が出来ないのは仕方ない事だよ。でも、私だけでもタロット様の味方で居たい。もう誰も傷つけさせない為にも私は、タロット様の側を離れない‼︎」
「そう言ったんだよ」
「そういえばそんなことも言ったなぁ......」
「今は許せなくてもいい。でも相手と同じぐらいに下がるのは駄目だよ。前を向いて歩かなきゃ。そうしないと皆んなに怒られちゃうよ」
「でももう皆んな帰って来ない」
「もう一度やり直すんだよ。今度はタロットに勝てるよ。私は信じる」
「ど、どうやって?」
「私も過去を改善しことがある」
「......っ」
「それに時を操れるからね。別の世界の私もね」
「私に出来るの?」
「出来るよ。だから今はタロットに任せよう」
「......うん」
「フンッ。そんなことをしたらまた繰り返させるだけだ!」
グサッ
「......は」
「え?」
「兄様。私は貴方が大好きでした。でもあんたは兄様じゃない!ここで死ね!」
「駄目!?」
グサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッ
「......」
次に続く
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