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第二章
決意
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ネスが死んだ翌日に会議が行われた。
「ネスをあのまま燃やしていいの‼︎」
「おい。クソ女。お前、自分の私利私欲のために実験をしたいなんて言うわけないでだろうな⁇」
「だ、だって、闇のドラゴンだよ⁉︎私がネスを解剖して更なる魔物を知るチャンスなんだよ?」
「気持ちはわかるが、アリスのことも考えてやってくれよ」
「そ、それはそうだけど......」
「......」
「アリス大丈夫か?」
「何がですか?」
「そのネスが死んだから一日が経過したが、アリスの様子が少し変だから」
「私はいつも通りですよ?」
「いやー。明らかに違うでしょ⁇もっと感情豊かって......むぐっ!」
「人の気持ちを考えろよ。能天気クソ馬鹿女」
「むぐううう!」
「早く会議を始めましょう⁇」
「アリス......」
「よっし!秘密兵器を持ってこよう!」
「テメェ、また魔物を勝手に持ち込んで実験でもしたのかよ?」
「違うよ。アリスハート団長の笑顔になる秘策だよ」
「笑顔になる秘策ですか?」
「ちょっと待っててね!」
数十分後
「遅え」
「あのクソ女は俺が捕まえてくるから先に始めろよ」
「わかりました」
「ち、ちょっとなんなんですか⁉︎」
「いいからいいから」
「何も話さずに連れてくるのはあまりにも身勝手ですよ!」
「だって緊急事態なんだもん」
「は、はあ?」
「あのクソ女会議中に赤の魔導士を連れて来やがった」
「はい。どーん」
「きゃあっ!」
「えっ......」
ドンッ
「あ、アリス⁉︎」
「おい。クソ、テメェはまじで身勝手な自己中女だな」
「だって、癒しといえばステファニーでしょ⁇」
ピターッ
「......」
無表情
「あ、あれ?これで笑顔になる計算だったんだけどなぁ」
「おい、ウリエル。テメェまじでいい加減にしろよなぁ⁇」
「あ、あは、あはは......」
「アリスさん?」
「私決めた」
「何をだ?」
「赤き同盟団を潰す」
「......」
「本気、なんですね?私は反対はしません。ですが、アリスの本当に望んでいることなら私は応援します」
「望んでいるよ」
「......無色」
「ステファニー⁇」
「あの、アリス以外の団長の方々ちょっといいですか?」
「なんだ?」
「なになに?」
「アリス少し席を外すが、ここでおとなしく待っているんだよ」
「わかりました」
「で、ステファニー話って何?」
「実は私の能力はひとつではありません」
「は?」
「えっ?」
「つまり隠していたのか?」
「いえ、言ってもそんなに役に立たないので、言わなかっただけと言いますが......」
「役に立たないから言わなくてもいいやってことだな?」
「はい」
「でさぁ、能力って何?」
「ひとつ目は元に戻す能力です。魔力や魂を元に戻せる力です。二つ目は人の心がわかる力です」
「人の心がわかる⁉︎」
「わ、わかっるって言っても考えていることまではわかりません。色が見えるんです」
「色?」
「はい。例えば、喜びは黄色、悲しみは青、怒りが赤、苦しみが緑、恋がピンク、そして幸せが紫です」
「つまり見えるからあの時に叫んでいたんだね」
「はい」
「アリスさん駄目!」
「これ以上自分を責めないでください!このままじゃ、アリスの心は......壊れてしまう」
「もし何か例えるなら心の瓶とでも言っておきます」
「瓶ね」
「はい。アリスさんの心の瓶はもう壊れる寸前です」
エリア団長のことがあってから少しだけだけど、ヒビが入っていた。でもそんなに大きくもなかったしこれくらいならって思って何も言わなかった。それが間違ってた。アリスさんをここまで追い詰めたのは赤き同盟団であり、
「......私自身」
「ステファニー⁇」
「アリスさんには幸せになって欲しいのです。だからネスが亡くなったことは残念に思います。どうか、アリスさんを支えてあげてください」
悔しいけど、今のアリスさんに何を言っても届かない。届くのはモウや仲間の騎士だけ。
「悔しいです。私に何もできることがないのが、こんなにも悔しくて惨めだなんて......」
「アリスハート団長は私らに任せろ」
「まぁ、能天気野郎でも流石にドジ踏まないだろ?」
「相変わらず口が悪いよ?根暗野郎⁇」
「私は決めた。赤き同盟団を皆殺しにしネスの無念を晴らしもう二度とこんなことが起きないようにする」
そう決意したのだから。
「アリスハート、もし声が聞こえるのなら答えてよ。私は間違った選択をしたの?」
「......っ!」
「メリヤス様?」
「なんでもないわ」
「そうですか?」
「アリス。あなたの選択は正しいと思う。でも何も失わないだなんて思わないでちょうだい」
「ごめんなさいネス。守れなくてごめんね」
もう誰も犠牲にしない。
そう心の中で誓い、赤き同盟団を壊滅させることを決意した。
「ネスをあのまま燃やしていいの‼︎」
「おい。クソ女。お前、自分の私利私欲のために実験をしたいなんて言うわけないでだろうな⁇」
「だ、だって、闇のドラゴンだよ⁉︎私がネスを解剖して更なる魔物を知るチャンスなんだよ?」
「気持ちはわかるが、アリスのことも考えてやってくれよ」
「そ、それはそうだけど......」
「......」
「アリス大丈夫か?」
「何がですか?」
「そのネスが死んだから一日が経過したが、アリスの様子が少し変だから」
「私はいつも通りですよ?」
「いやー。明らかに違うでしょ⁇もっと感情豊かって......むぐっ!」
「人の気持ちを考えろよ。能天気クソ馬鹿女」
「むぐううう!」
「早く会議を始めましょう⁇」
「アリス......」
「よっし!秘密兵器を持ってこよう!」
「テメェ、また魔物を勝手に持ち込んで実験でもしたのかよ?」
「違うよ。アリスハート団長の笑顔になる秘策だよ」
「笑顔になる秘策ですか?」
「ちょっと待っててね!」
数十分後
「遅え」
「あのクソ女は俺が捕まえてくるから先に始めろよ」
「わかりました」
「ち、ちょっとなんなんですか⁉︎」
「いいからいいから」
「何も話さずに連れてくるのはあまりにも身勝手ですよ!」
「だって緊急事態なんだもん」
「は、はあ?」
「あのクソ女会議中に赤の魔導士を連れて来やがった」
「はい。どーん」
「きゃあっ!」
「えっ......」
ドンッ
「あ、アリス⁉︎」
「おい。クソ、テメェはまじで身勝手な自己中女だな」
「だって、癒しといえばステファニーでしょ⁇」
ピターッ
「......」
無表情
「あ、あれ?これで笑顔になる計算だったんだけどなぁ」
「おい、ウリエル。テメェまじでいい加減にしろよなぁ⁇」
「あ、あは、あはは......」
「アリスさん?」
「私決めた」
「何をだ?」
「赤き同盟団を潰す」
「......」
「本気、なんですね?私は反対はしません。ですが、アリスの本当に望んでいることなら私は応援します」
「望んでいるよ」
「......無色」
「ステファニー⁇」
「あの、アリス以外の団長の方々ちょっといいですか?」
「なんだ?」
「なになに?」
「アリス少し席を外すが、ここでおとなしく待っているんだよ」
「わかりました」
「で、ステファニー話って何?」
「実は私の能力はひとつではありません」
「は?」
「えっ?」
「つまり隠していたのか?」
「いえ、言ってもそんなに役に立たないので、言わなかっただけと言いますが......」
「役に立たないから言わなくてもいいやってことだな?」
「はい」
「でさぁ、能力って何?」
「ひとつ目は元に戻す能力です。魔力や魂を元に戻せる力です。二つ目は人の心がわかる力です」
「人の心がわかる⁉︎」
「わ、わかっるって言っても考えていることまではわかりません。色が見えるんです」
「色?」
「はい。例えば、喜びは黄色、悲しみは青、怒りが赤、苦しみが緑、恋がピンク、そして幸せが紫です」
「つまり見えるからあの時に叫んでいたんだね」
「はい」
「アリスさん駄目!」
「これ以上自分を責めないでください!このままじゃ、アリスの心は......壊れてしまう」
「もし何か例えるなら心の瓶とでも言っておきます」
「瓶ね」
「はい。アリスさんの心の瓶はもう壊れる寸前です」
エリア団長のことがあってから少しだけだけど、ヒビが入っていた。でもそんなに大きくもなかったしこれくらいならって思って何も言わなかった。それが間違ってた。アリスさんをここまで追い詰めたのは赤き同盟団であり、
「......私自身」
「ステファニー⁇」
「アリスさんには幸せになって欲しいのです。だからネスが亡くなったことは残念に思います。どうか、アリスさんを支えてあげてください」
悔しいけど、今のアリスさんに何を言っても届かない。届くのはモウや仲間の騎士だけ。
「悔しいです。私に何もできることがないのが、こんなにも悔しくて惨めだなんて......」
「アリスハート団長は私らに任せろ」
「まぁ、能天気野郎でも流石にドジ踏まないだろ?」
「相変わらず口が悪いよ?根暗野郎⁇」
「私は決めた。赤き同盟団を皆殺しにしネスの無念を晴らしもう二度とこんなことが起きないようにする」
そう決意したのだから。
「アリスハート、もし声が聞こえるのなら答えてよ。私は間違った選択をしたの?」
「......っ!」
「メリヤス様?」
「なんでもないわ」
「そうですか?」
「アリス。あなたの選択は正しいと思う。でも何も失わないだなんて思わないでちょうだい」
「ごめんなさいネス。守れなくてごめんね」
もう誰も犠牲にしない。
そう心の中で誓い、赤き同盟団を壊滅させることを決意した。
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