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第三章
もうひとりの兄
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前回のあらすじ。前世の宝物で明かされる真実!私には......いや。私たちにはもうひとり兄がいたのです!
「アリス!」
「着いて来ないで!」
「あーあー。父上、アリスを完全に怒らせましたね?」
しゅん
「そうだよなぁ?」
「......」
「お前はあんまり驚かないのか?」
「驚いてますよ?でもアリスが言ったんだ。だから表には出さない。そう決めましたから」
「で、いつまで、お前はその口調だ?」
「今は副団長と団長の関係です。仕事はきっちりとしないと!」
「あーはいはい」
「あれ?アリスもう行った⁇」
「えっ!早くない?」
とある廃墟
バーン
「......」
結構遠いから移動系の魔法を使ったけど、まさかこんな廃墟の所にいるだなんて......。
「兄さん」
名前は確か、ルークス.レイトン。彼は十一歳に見習いの騎士団として、騎士団に入団。彼はモンゴルよりも優れた力を持っていた。だから二ヶ月で見習いの騎士から正式な騎士になった。
「そして、たった一年でこんな有様になるだなんて思ってもみなかったでしょうね?」
現在の彼の年齢は二十四歳のはず?正確にはわからなかったけど、その歳であっているはず。
「私があなたの呪いを解いてあげる」
私はそっと手を伸ばし神力を使った。
「ポープ」
前にネスになった時は成功した。だから今回も成功すればいいのに。
「呪いはそんな生ぬるい力じゃ何もできない」
「えっ?この声って......」
「それにこの呪いは跳ね返しがある」
「それってどうゆー......」
ズキン
「ゔっ!」
「だから言ったのに......」
ドサッ
痛い。痛すぎて声が出ない。これが呪いの跳ね返し?体がどんどん冷えていく。心臓の音も少しづつ消えていく。同じ呪いにかかるの?こんなところで、私もこの人みたいになるの?嫌だ。まだ諦めたくない。まだネスとの約束をケルベロスを倒せてない!
その頃あの二人は
「ぜぇぜぇ。後どのぐらいですか?」
「あと三時間後だ」
「な、長い⁉︎道のりが長い!そしてなぜ馬で行ってはいけないのかわからない」
「あー。道が凸凹すぎて馬が通れない」
「......」
「頑張れ!」
「クソ親父!」
体の感覚がなくなった?私も死んだように眠っているの?
「シクシク」
「泣き声⁇」
「君はだぁれ⁇」
「えっ?私はアリスハート.レイトン」
「僕はルークス.レイトン」
「この人が兄さん......にしては小さい?」
「僕ここにずっといて怖いよ。出たいよ」
「この呪いは内側から壊すしかないのね?」
私にできるかなぁ?
「自分が何歳だからわかる?」
「五歳」
「ぶっ!」
「......え」
「ご、ごめんなさい。い、いきなりご、五歳って言ったものだから......うふふ」
私の馬鹿!今笑うところじゃない!泣くところ!笑じゃない‼︎
「あなたはもう大人だよ」
「僕が大人?」
「思い出して?この世界で生まれて何をしてきたの?」
「......」
「自分の姿形を思い出して。忘れてないで」
「僕は......ううん。俺は騎士団に入ってそれで呪いでここにいるんだ」
「大丈夫。私が必ず助ける。そして出す。だから安心して」
「なんでお前は笑わないんだ?」
「えっ?さっきは吹き出しそうになって少し笑みになったが、すぐに真顔になろうとした。なぜだ?」
「......何も守れなかったから」
「どうゆー意味だ?」
「何もなし得ないまま、今のままでなにも成果をあげられないまま、大切な人を失った。だからもうその人たちに胸を張って向き合えるようになるまでは笑っていけない。そんな気がしたの」
「そうか。でもそんなの理由はただの逃げだ」
「......」
わかっていたことだ。これはただ逃げたいからそんな理由をつけただけ。だけど、心の底からはもう笑えない。笑うのが怖い。
「お前は本気でこの呪いを解けるって言い切れるのか?」
「わからない。でも内側なら!ポープ‼︎」
しーん
「駄目みたいだな⁇」
「......」
お願い。この世界で見つけた私の大切な家族を守りたい。だからもう私から奪わないで!
ピキッ
「ひ、ひびか!」
「すごいな?強い神力をここからでも感じる?」
パキーン
暗闇は音を立てて消えていく。そして目を覚ますとルークスが私の手を握っていた。
「あ......」
「ありがとう。アリス」
「どうして私の名前を......」
「自分から名乗ったくせに忘れたのか?」
「う、ううん」
「二人とも無事でよかったな?」
「......うん」
ルークスの手はまだ冷たかったが、温もりはある。それだけは私は安心だ。
その日の深夜
「や、やっと着いた」
「開けるぞ」
「うん」
ガチャ
「......」
こつぜん
「誰もいない?」
「あっ!やっと来た」
「あ、あああ、アリス⁉︎なぜ後ろに!」
「一度家に戻ってから様子見に来たの」
「る、ルークスは?お前たちの兄は⁉︎」
「部屋で......暴飲暴食をしているよ」
「えっ......」
十年以上も食べていなかったルークスは家に着いた途端食べ物を漁り、三時間食べ続けているのであった。
「おかわり!」
「アリス!」
「着いて来ないで!」
「あーあー。父上、アリスを完全に怒らせましたね?」
しゅん
「そうだよなぁ?」
「......」
「お前はあんまり驚かないのか?」
「驚いてますよ?でもアリスが言ったんだ。だから表には出さない。そう決めましたから」
「で、いつまで、お前はその口調だ?」
「今は副団長と団長の関係です。仕事はきっちりとしないと!」
「あーはいはい」
「あれ?アリスもう行った⁇」
「えっ!早くない?」
とある廃墟
バーン
「......」
結構遠いから移動系の魔法を使ったけど、まさかこんな廃墟の所にいるだなんて......。
「兄さん」
名前は確か、ルークス.レイトン。彼は十一歳に見習いの騎士団として、騎士団に入団。彼はモンゴルよりも優れた力を持っていた。だから二ヶ月で見習いの騎士から正式な騎士になった。
「そして、たった一年でこんな有様になるだなんて思ってもみなかったでしょうね?」
現在の彼の年齢は二十四歳のはず?正確にはわからなかったけど、その歳であっているはず。
「私があなたの呪いを解いてあげる」
私はそっと手を伸ばし神力を使った。
「ポープ」
前にネスになった時は成功した。だから今回も成功すればいいのに。
「呪いはそんな生ぬるい力じゃ何もできない」
「えっ?この声って......」
「それにこの呪いは跳ね返しがある」
「それってどうゆー......」
ズキン
「ゔっ!」
「だから言ったのに......」
ドサッ
痛い。痛すぎて声が出ない。これが呪いの跳ね返し?体がどんどん冷えていく。心臓の音も少しづつ消えていく。同じ呪いにかかるの?こんなところで、私もこの人みたいになるの?嫌だ。まだ諦めたくない。まだネスとの約束をケルベロスを倒せてない!
その頃あの二人は
「ぜぇぜぇ。後どのぐらいですか?」
「あと三時間後だ」
「な、長い⁉︎道のりが長い!そしてなぜ馬で行ってはいけないのかわからない」
「あー。道が凸凹すぎて馬が通れない」
「......」
「頑張れ!」
「クソ親父!」
体の感覚がなくなった?私も死んだように眠っているの?
「シクシク」
「泣き声⁇」
「君はだぁれ⁇」
「えっ?私はアリスハート.レイトン」
「僕はルークス.レイトン」
「この人が兄さん......にしては小さい?」
「僕ここにずっといて怖いよ。出たいよ」
「この呪いは内側から壊すしかないのね?」
私にできるかなぁ?
「自分が何歳だからわかる?」
「五歳」
「ぶっ!」
「......え」
「ご、ごめんなさい。い、いきなりご、五歳って言ったものだから......うふふ」
私の馬鹿!今笑うところじゃない!泣くところ!笑じゃない‼︎
「あなたはもう大人だよ」
「僕が大人?」
「思い出して?この世界で生まれて何をしてきたの?」
「......」
「自分の姿形を思い出して。忘れてないで」
「僕は......ううん。俺は騎士団に入ってそれで呪いでここにいるんだ」
「大丈夫。私が必ず助ける。そして出す。だから安心して」
「なんでお前は笑わないんだ?」
「えっ?さっきは吹き出しそうになって少し笑みになったが、すぐに真顔になろうとした。なぜだ?」
「......何も守れなかったから」
「どうゆー意味だ?」
「何もなし得ないまま、今のままでなにも成果をあげられないまま、大切な人を失った。だからもうその人たちに胸を張って向き合えるようになるまでは笑っていけない。そんな気がしたの」
「そうか。でもそんなの理由はただの逃げだ」
「......」
わかっていたことだ。これはただ逃げたいからそんな理由をつけただけ。だけど、心の底からはもう笑えない。笑うのが怖い。
「お前は本気でこの呪いを解けるって言い切れるのか?」
「わからない。でも内側なら!ポープ‼︎」
しーん
「駄目みたいだな⁇」
「......」
お願い。この世界で見つけた私の大切な家族を守りたい。だからもう私から奪わないで!
ピキッ
「ひ、ひびか!」
「すごいな?強い神力をここからでも感じる?」
パキーン
暗闇は音を立てて消えていく。そして目を覚ますとルークスが私の手を握っていた。
「あ......」
「ありがとう。アリス」
「どうして私の名前を......」
「自分から名乗ったくせに忘れたのか?」
「う、ううん」
「二人とも無事でよかったな?」
「......うん」
ルークスの手はまだ冷たかったが、温もりはある。それだけは私は安心だ。
その日の深夜
「や、やっと着いた」
「開けるぞ」
「うん」
ガチャ
「......」
こつぜん
「誰もいない?」
「あっ!やっと来た」
「あ、あああ、アリス⁉︎なぜ後ろに!」
「一度家に戻ってから様子見に来たの」
「る、ルークスは?お前たちの兄は⁉︎」
「部屋で......暴飲暴食をしているよ」
「えっ......」
十年以上も食べていなかったルークスは家に着いた途端食べ物を漁り、三時間食べ続けているのであった。
「おかわり!」
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