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67.悠との夜⑥ ※
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「は…っ、は…っ、……はぁ…、っはぁ……」
ずっと我慢してた分、頭がハレーションを起こしたままだ。
チカチカする視界を堪えるように、きつく瞼を閉じる。
ぜぇぜぇ荒い息を吐きながら、顔から滴る汗を拭う気力もないままベッドに倒れ伏している。
あ──…疲れた。
めっちゃ疲れた……。
ちんこ擦り合っただけなのに、何でこんなに疲れてるんだろうなってくらいに、身体がダルい。
項の熱が消えた途端、一気に脱力感に襲われたみたいだ。
グロッキー状態で動けなくなっていると、嗅ぎなれない匂いが鼻をつく。
不快感に思わず眉を顰めてしまう。
(……甘ぇ……)
悠の匂いとは全く違う、妙に鼻に残るような甘ったるい香り。
悠に噛まれると、いつもこの甘ったるい匂いがしてくる。
悠のフェロモンが身体に残った時限定で発する匂いだけど──これが俺のΩの匂いだったら最悪だな。
甘ったるすぎて苦手だ。
まぁ無事フェロモンも抜けたし、明日にはβの身体にリセットされるだろ。
(悠の匂いが分るのも今だけだな……)
明日には分からなくなっているなら、今のうちに嗅げるだけ嗅いでしまおうと思っていたのに、意思に反してトロトロとした眠気が押し寄せてくる。
それを邪魔するかのように。
「アキ…、アキっ! はぁっ、はぁっ、っ、アキ……っ!」
悠が俺の項を、執拗なほど舐め回している。
…………何だか悠が、変だ。
しかも舐められるとピリッとした痛みが走る。
これはもしかしなくても、血が滲むほど噛まれてんじゃねぇのか?
今は舐められると、じんじんと痺れるような痛気持ち良さの方が上回っているけど、この鈍痛……後で絶対痛くなる奴だ。
はぁとため息が漏れるけど、今は脱力感が上回っているせいで動きたくない。
舐められるまま放置していたら、悠が後ろから俺の腰をグイッと掴んで持ち上げてきた。
(は? 何…?)
そのまま足をしっかり閉じさせると、悠のペニスがぐぬ…っと腿の隙間に入り込んでくる。
「え? ゆ…うぅうっ!!」
覆いかぶさってきた悠が脇の下に手を入れてきたかと思うと、そのまま後ろに勢いよく身体を引っ張られた。
ビックリしすぎて眠気も吹っ飛ぶ。
目を丸くしている間に、強制的に後ろの悠に背中を預ける形で膝立ちをさせられていた。
その体制で、悠が勢いよく凶悪ペニスを擦ってくる。
悠のペニスがしっかり硬度を保っているのを見て、まだイッてなかったんだって事に今更気がついたけど、あ、ちょ…っ、いまコスんなっ。
「悠っ、まだ待てって…っ。まだちんこ敏感なまま……んんんっ 」
先にイッちゃったのは申しわけねーけど、俺の都合も頼むから聞いてくれ!
自分だけスッキリして寝ようとは思わないから、ちょっとだけ待ってくれよ!
まだイッた余韻が抜けきれてない状態なんだってっ。
これを伝えたくても俺の喉からは「んんぅ…っ、んんう…っ」という情けない声しか出てこない。
うぅう……。
ちんこから何か噴き出してきそうで、めっちゃ怖い……!!
身体を捩って暴れようにも、肩をガッチリ押さえられているせいで、悠の胸の中から抜け出すことさえままならねぇ。
「アキ…、可愛いっ、可愛いっ、…っ! 逃げないで…っ」
顔を無理くり悠の方に向けさせられると、すぐに熱い舌が捩じ込まれる。
口の中を犯すように、悠の舌が奥まで入り込んできて、唾液を流し込んできた。
……っふ。甘い……っ
悠の身体からも汗の匂いに混じるように、とろりと甘い濃密な匂いが漂い始めている。
甘い、甘い、甘い、甘い………。
お互いの身体から立ち昇る、甘ったるい匂いのせいで、酔ったみたいに頭がクラクラしてきた。
身体が……熱い。
あぁもう、自分の匂いが甘い。うるさい……。
肩に回っていた悠の手がスルリと胸元に落ちると、尖り始めていた先端部分を摘むように持ち上げてくる。
「んんん──~…っ、…っむ、ふぅンンー…っ」
(あ、あ、あ、どうしよ、気持ちい──…)
イッたばかりの筈なのに、またクララが兆し始めてきた。
悠に乳首を弄られる度に、身体がビクビクと跳ねるし、悠のモノでクララを擦られるのも気持ちがいい。
舌……甘くて蕩けそう。
あっという間に射精感が強まってきて、太腿がどんどんと張ってくる。
さっきイッたばっかなのに……も、無理っ!
「ぷぁ…っ、はぁっ、はぁっ、…あっ、イク! 悠、俺イク…っ!」
「はーっ、はーっ、オレも…っ アキ、中に出させて…!」
よく分かんねーけど、とりあえず首を縦に振って頷いといた。
どうせイクなら、一緒に気持ち良くなりてぇ。
そしてスッキリしたところで、さっさと寝てしまいたい。
後始末? そんなもんは知らん。
もう流石に体力的に限界だっての。
めんどくさいことは明日考えればいい。
悠もフィニッシュが近いと言っていたし、動きが激しくなるのを覚悟して、ギュッと内腿を締めて準備に入る。
──が、俺の親切を無視するように、そこからズルリとペニスを抜かれてしまった。
(……えっ!?)
驚いて振り返った所で、悠の凶悪ペニスが俺の尻の間に、ピトリと押し当てられる。
『まさか…!』と思ったけど、マジでそのまさかをするつもりらしい。
そのままグヌッと中に挿れられてしまう。
「…………っ!!」
柔らかくなるまでゆっくりと穴の中を解されていたせいか、痛みもなく先端部分を飲み込んでしまったけど……。
「あ…、悠。やだっ、無理……!」
「く…っ、大丈夫。これ以上は…、もう進めないから…っ」
泣き出しそうな声を出す俺のこめかみに、悠が何度も何度も安心させるように、キスをしながら宥めてくる。
その言葉通り、カリまでの半分以上を残しながらも、それ以上先に進ませる様子は感じねぇ。
(疑似セックスのつもりなんだろうか?)
挿れるというより、穴の縁にちんこを押し付けるように腰を揺すってくるだけだし、これなら別に大丈夫かも。
グリグリ穴を刺激されんのも、結構気持ちいいし。
俺の怯えが消えたのに気づいた悠が、プクリと腫れて敏感になった乳首を優しく弾いてくる。
貞操の危険がないって分かると、途端に安心してまた快感を追うことに必死になる。
だって悠が追い上げてきたせいで、俺のクララも限界なんだって。
さっさと気持ちよくなって、さっさと出してしまいたい。
クララの前には理性だって弾け飛ぶんだ。仕方ねぇだろ。
「……悠」
名前を呼びながら悠に向かって舌を出すと、悠も舌を出して応えてくれる。
舌先で遊ぶように触れ合わせるだけでも、下腹部にどんどん甘い痺れが蓄積されていくみたいだ。
「んっ、…はぁ、ん、んんぅ…!」
太ももがブルッと震えた。
大きな波に呑まれるまま、悠の唇に噛み付くように唇を合わせると、そのまま勢いよく吐精した。
「───~~…ッッ!! っ…はぁっ、はぁ…っ!!」
「く…っ、は…っ!!」
ビクンッ、ビクンッと身体を痙攣させながら、蜜口から精液を吐き出す俺の乳首をギュッと指で摘まみながら、悠もすぐに精を吐き出す。
ジワ…と中が濡れる感覚とともに、生温い液体が尻の間を濡らしていく。
挿れてるとは言っても、ほぼ押し付けているだけの状態で吐精したせいか、ほとんどの精子が外側に溢れてしまっていた。
足の間が白く汚れていくのを、イッた余韻でぼぉっとしたまま眺める。
はぁ、熱い……。
背中を預けている悠の身体も、汗でびっしょり濡れている。
そういえばエアコンつけてねぇな……。
よくこんな暑い中でシてたよ、俺たち。
まだ6月とは言え、うっかりにも程がある。
ちょっと笑えてきた。
賢者タイムなのか、ぼぉっとしていた頭もだいふスッキリしてきて、笑う余裕も生まれてきた。
(あー…、とりあえず悠に水分補給させとかなきゃ。ウチで熱中症になられたら大変だ)
ウチは節約のためにエアコンの温度を高めに設定してあるけど、このお坊ちゃんはいつも快適な温度で過ごしてそうな分、暑さに弱いかもしれねぇ。
ベッドの上に放ったらかしにしていたペットボトルを手に取ると、後ろに居る悠に手渡す。
温くなってしまっているけど、熱中症になるよりマシだろ。
お坊ちゃん相手に、自分の飲みかけを渡すのもどうかと思うけど、まぁあれだけチューした仲だし、多分大丈夫だろ。
「悠、ほら水。飲んどけよ、汗すげー……うゎっ!?」
悠にペットボトルを渡す前に、問答無用で身体をひっくり返されてしまう。
そのまま仰向けにベッドに寝かされた。
足を抱えられるようにして悠に持ち上げられると、太腿の間にまた悠の凶悪ペニスが入り込んで来る。
「……はっ!? えっ?!」
いま出したばっかなのに、何でそんなにバッキバキになってんの?
眼を瞠ったまま固まる俺の上に、悠が屈み込んできた。
「はぁっ、はぁっ、ごめん。アキの匂いに煽られたみたいだ…。あれだけじゃ、治まらない…っ」
腹の上にぽたりと汗を落としながら苦しげにそう謝ると、悠がまた力強く腰を揺さぶってくる。
結局俺が気絶するように眠りにつけたのは、明け方近くだった。
ずっと我慢してた分、頭がハレーションを起こしたままだ。
チカチカする視界を堪えるように、きつく瞼を閉じる。
ぜぇぜぇ荒い息を吐きながら、顔から滴る汗を拭う気力もないままベッドに倒れ伏している。
あ──…疲れた。
めっちゃ疲れた……。
ちんこ擦り合っただけなのに、何でこんなに疲れてるんだろうなってくらいに、身体がダルい。
項の熱が消えた途端、一気に脱力感に襲われたみたいだ。
グロッキー状態で動けなくなっていると、嗅ぎなれない匂いが鼻をつく。
不快感に思わず眉を顰めてしまう。
(……甘ぇ……)
悠の匂いとは全く違う、妙に鼻に残るような甘ったるい香り。
悠に噛まれると、いつもこの甘ったるい匂いがしてくる。
悠のフェロモンが身体に残った時限定で発する匂いだけど──これが俺のΩの匂いだったら最悪だな。
甘ったるすぎて苦手だ。
まぁ無事フェロモンも抜けたし、明日にはβの身体にリセットされるだろ。
(悠の匂いが分るのも今だけだな……)
明日には分からなくなっているなら、今のうちに嗅げるだけ嗅いでしまおうと思っていたのに、意思に反してトロトロとした眠気が押し寄せてくる。
それを邪魔するかのように。
「アキ…、アキっ! はぁっ、はぁっ、っ、アキ……っ!」
悠が俺の項を、執拗なほど舐め回している。
…………何だか悠が、変だ。
しかも舐められるとピリッとした痛みが走る。
これはもしかしなくても、血が滲むほど噛まれてんじゃねぇのか?
今は舐められると、じんじんと痺れるような痛気持ち良さの方が上回っているけど、この鈍痛……後で絶対痛くなる奴だ。
はぁとため息が漏れるけど、今は脱力感が上回っているせいで動きたくない。
舐められるまま放置していたら、悠が後ろから俺の腰をグイッと掴んで持ち上げてきた。
(は? 何…?)
そのまま足をしっかり閉じさせると、悠のペニスがぐぬ…っと腿の隙間に入り込んでくる。
「え? ゆ…うぅうっ!!」
覆いかぶさってきた悠が脇の下に手を入れてきたかと思うと、そのまま後ろに勢いよく身体を引っ張られた。
ビックリしすぎて眠気も吹っ飛ぶ。
目を丸くしている間に、強制的に後ろの悠に背中を預ける形で膝立ちをさせられていた。
その体制で、悠が勢いよく凶悪ペニスを擦ってくる。
悠のペニスがしっかり硬度を保っているのを見て、まだイッてなかったんだって事に今更気がついたけど、あ、ちょ…っ、いまコスんなっ。
「悠っ、まだ待てって…っ。まだちんこ敏感なまま……んんんっ 」
先にイッちゃったのは申しわけねーけど、俺の都合も頼むから聞いてくれ!
自分だけスッキリして寝ようとは思わないから、ちょっとだけ待ってくれよ!
まだイッた余韻が抜けきれてない状態なんだってっ。
これを伝えたくても俺の喉からは「んんぅ…っ、んんう…っ」という情けない声しか出てこない。
うぅう……。
ちんこから何か噴き出してきそうで、めっちゃ怖い……!!
身体を捩って暴れようにも、肩をガッチリ押さえられているせいで、悠の胸の中から抜け出すことさえままならねぇ。
「アキ…、可愛いっ、可愛いっ、…っ! 逃げないで…っ」
顔を無理くり悠の方に向けさせられると、すぐに熱い舌が捩じ込まれる。
口の中を犯すように、悠の舌が奥まで入り込んできて、唾液を流し込んできた。
……っふ。甘い……っ
悠の身体からも汗の匂いに混じるように、とろりと甘い濃密な匂いが漂い始めている。
甘い、甘い、甘い、甘い………。
お互いの身体から立ち昇る、甘ったるい匂いのせいで、酔ったみたいに頭がクラクラしてきた。
身体が……熱い。
あぁもう、自分の匂いが甘い。うるさい……。
肩に回っていた悠の手がスルリと胸元に落ちると、尖り始めていた先端部分を摘むように持ち上げてくる。
「んんん──~…っ、…っむ、ふぅンンー…っ」
(あ、あ、あ、どうしよ、気持ちい──…)
イッたばかりの筈なのに、またクララが兆し始めてきた。
悠に乳首を弄られる度に、身体がビクビクと跳ねるし、悠のモノでクララを擦られるのも気持ちがいい。
舌……甘くて蕩けそう。
あっという間に射精感が強まってきて、太腿がどんどんと張ってくる。
さっきイッたばっかなのに……も、無理っ!
「ぷぁ…っ、はぁっ、はぁっ、…あっ、イク! 悠、俺イク…っ!」
「はーっ、はーっ、オレも…っ アキ、中に出させて…!」
よく分かんねーけど、とりあえず首を縦に振って頷いといた。
どうせイクなら、一緒に気持ち良くなりてぇ。
そしてスッキリしたところで、さっさと寝てしまいたい。
後始末? そんなもんは知らん。
もう流石に体力的に限界だっての。
めんどくさいことは明日考えればいい。
悠もフィニッシュが近いと言っていたし、動きが激しくなるのを覚悟して、ギュッと内腿を締めて準備に入る。
──が、俺の親切を無視するように、そこからズルリとペニスを抜かれてしまった。
(……えっ!?)
驚いて振り返った所で、悠の凶悪ペニスが俺の尻の間に、ピトリと押し当てられる。
『まさか…!』と思ったけど、マジでそのまさかをするつもりらしい。
そのままグヌッと中に挿れられてしまう。
「…………っ!!」
柔らかくなるまでゆっくりと穴の中を解されていたせいか、痛みもなく先端部分を飲み込んでしまったけど……。
「あ…、悠。やだっ、無理……!」
「く…っ、大丈夫。これ以上は…、もう進めないから…っ」
泣き出しそうな声を出す俺のこめかみに、悠が何度も何度も安心させるように、キスをしながら宥めてくる。
その言葉通り、カリまでの半分以上を残しながらも、それ以上先に進ませる様子は感じねぇ。
(疑似セックスのつもりなんだろうか?)
挿れるというより、穴の縁にちんこを押し付けるように腰を揺すってくるだけだし、これなら別に大丈夫かも。
グリグリ穴を刺激されんのも、結構気持ちいいし。
俺の怯えが消えたのに気づいた悠が、プクリと腫れて敏感になった乳首を優しく弾いてくる。
貞操の危険がないって分かると、途端に安心してまた快感を追うことに必死になる。
だって悠が追い上げてきたせいで、俺のクララも限界なんだって。
さっさと気持ちよくなって、さっさと出してしまいたい。
クララの前には理性だって弾け飛ぶんだ。仕方ねぇだろ。
「……悠」
名前を呼びながら悠に向かって舌を出すと、悠も舌を出して応えてくれる。
舌先で遊ぶように触れ合わせるだけでも、下腹部にどんどん甘い痺れが蓄積されていくみたいだ。
「んっ、…はぁ、ん、んんぅ…!」
太ももがブルッと震えた。
大きな波に呑まれるまま、悠の唇に噛み付くように唇を合わせると、そのまま勢いよく吐精した。
「───~~…ッッ!! っ…はぁっ、はぁ…っ!!」
「く…っ、は…っ!!」
ビクンッ、ビクンッと身体を痙攣させながら、蜜口から精液を吐き出す俺の乳首をギュッと指で摘まみながら、悠もすぐに精を吐き出す。
ジワ…と中が濡れる感覚とともに、生温い液体が尻の間を濡らしていく。
挿れてるとは言っても、ほぼ押し付けているだけの状態で吐精したせいか、ほとんどの精子が外側に溢れてしまっていた。
足の間が白く汚れていくのを、イッた余韻でぼぉっとしたまま眺める。
はぁ、熱い……。
背中を預けている悠の身体も、汗でびっしょり濡れている。
そういえばエアコンつけてねぇな……。
よくこんな暑い中でシてたよ、俺たち。
まだ6月とは言え、うっかりにも程がある。
ちょっと笑えてきた。
賢者タイムなのか、ぼぉっとしていた頭もだいふスッキリしてきて、笑う余裕も生まれてきた。
(あー…、とりあえず悠に水分補給させとかなきゃ。ウチで熱中症になられたら大変だ)
ウチは節約のためにエアコンの温度を高めに設定してあるけど、このお坊ちゃんはいつも快適な温度で過ごしてそうな分、暑さに弱いかもしれねぇ。
ベッドの上に放ったらかしにしていたペットボトルを手に取ると、後ろに居る悠に手渡す。
温くなってしまっているけど、熱中症になるよりマシだろ。
お坊ちゃん相手に、自分の飲みかけを渡すのもどうかと思うけど、まぁあれだけチューした仲だし、多分大丈夫だろ。
「悠、ほら水。飲んどけよ、汗すげー……うゎっ!?」
悠にペットボトルを渡す前に、問答無用で身体をひっくり返されてしまう。
そのまま仰向けにベッドに寝かされた。
足を抱えられるようにして悠に持ち上げられると、太腿の間にまた悠の凶悪ペニスが入り込んで来る。
「……はっ!? えっ?!」
いま出したばっかなのに、何でそんなにバッキバキになってんの?
眼を瞠ったまま固まる俺の上に、悠が屈み込んできた。
「はぁっ、はぁっ、ごめん。アキの匂いに煽られたみたいだ…。あれだけじゃ、治まらない…っ」
腹の上にぽたりと汗を落としながら苦しげにそう謝ると、悠がまた力強く腰を揺さぶってくる。
結局俺が気絶するように眠りにつけたのは、明け方近くだった。
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