消える空の縁で、君を見つけた。

わたしは、その日、空に消えたかった。

もう、何も残っていないと思ってた。

息をする意味も、朝が来る理由も。

だからあの屋上に立った。すべてを終わらせるつもりで。

でも────

そこに「君」がいた。

わたしを止めるでもなく、怯えるでもなく、
ただ、静かにこっちを見ていた。

わたしはあの日、消えるはずだった。



でも、あの空の縁で、


君に、出会ってしまった。
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