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11.ルークのランクアップ
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そして次の日…
「え?」
依頼の完了報告をした際に驚いた
「ルークがランクアップ条件クリアしたけどどうする?」
「えっと…ちょっと呼んでくる」
俺は慌ててギルドを出た
「あれ?シアどーしたの?何か焦ってない?」
「焦ってるわけじゃない。ルークがランクアップ条件クリアしたらしい」
「マジ?」
「すごい!ルーク良かったね~」
「ランクアップするなら手続きしろ」
「分かった!」
はしゃぐルークを追ってシャノンも駆け込んいく
俺はその後を少し呆れ気味でついていく
「勿論アップします」
デカい声が聞こえてくる
当然その声につられて注目を浴びる
悪目立ちしなければいいんだけどな
…と思ってたら背後からのしかかられた
「?」
何事かと思いながら振り返るとマリクだった
「お前かよ」
毒づきながらもちょっと胸をなでおろしたのは内緒だ
「まぁそう言うな。で、あのはしゃぎようは?」
「何だ、今入ってきたところか?」
「そ」
ならわからないか
「ルークのランクアップだ」
「マジか?!やっぱ先越されたか…俺のが大分先にCになったのになぁ」
マリクはガクッと肩を落とした
「達成条件は?」
「後は累計討伐数。リアムもそこで止まってるはずだ」
「ふ~ん…」
俺は頭の中で考える
「シア?」
「ん?あぁ、運試しでもしてみるか?」
「運試し?」
「俺らが今週攻略してる階層はCランクとBランクがメインなんだ」
そう言うとマリクがじっとこっちを見て来る
「さらに言えば今週はまだエンドレスに当たってない」
「…まさか…」
「多分明日はエンドレスだろうし、ルークとシアがいいなら合同で潜っても大丈夫だと思う」
エンドレスの発生条件はまだわからないけどきっと問題はないはずだ
これまでルークとシャノンがいても週一の発生は絶対だった
マリクたちが加わっても多分問題ないはずなんだよな
「エンドレスじゃなかったとしても討伐数は稼げると思うぞ」
「確かに…でも本当にいいのか?」
「俺は構わない。ルークとシャノンも反対はしないと思うけど」
「何の話?」
タイミングよく2人が側に来た
「あぁ、明日マリクたちのパーティーも一緒でいいか?」
「別にいいよ」
「今の階層なら問題ないんじゃない?」
2人共あっさりOKだった
「助かる」
「じゃぁ8時に西の中級迷宮前な。10分すぎて来てなかったら、来ないものとして潜るから」
「了解」
マリクは頷いた
「っと。その前にルークおめでとさん」
「どうも。エンドレス効果半端ねぇ」
「私はまだ足りないんだよねぇ…元々Cランクに上がったのもルークの方が早かったし」
「シャノンは補助に回ることも多いからな。多少はカウントに入っても利は悪い」
「だよね。その分ランクアップまでの経験は詰めるから別にいいけど」
シャノンのその言葉に俺達は一瞬固まった
「え?」
依頼の完了報告をした際に驚いた
「ルークがランクアップ条件クリアしたけどどうする?」
「えっと…ちょっと呼んでくる」
俺は慌ててギルドを出た
「あれ?シアどーしたの?何か焦ってない?」
「焦ってるわけじゃない。ルークがランクアップ条件クリアしたらしい」
「マジ?」
「すごい!ルーク良かったね~」
「ランクアップするなら手続きしろ」
「分かった!」
はしゃぐルークを追ってシャノンも駆け込んいく
俺はその後を少し呆れ気味でついていく
「勿論アップします」
デカい声が聞こえてくる
当然その声につられて注目を浴びる
悪目立ちしなければいいんだけどな
…と思ってたら背後からのしかかられた
「?」
何事かと思いながら振り返るとマリクだった
「お前かよ」
毒づきながらもちょっと胸をなでおろしたのは内緒だ
「まぁそう言うな。で、あのはしゃぎようは?」
「何だ、今入ってきたところか?」
「そ」
ならわからないか
「ルークのランクアップだ」
「マジか?!やっぱ先越されたか…俺のが大分先にCになったのになぁ」
マリクはガクッと肩を落とした
「達成条件は?」
「後は累計討伐数。リアムもそこで止まってるはずだ」
「ふ~ん…」
俺は頭の中で考える
「シア?」
「ん?あぁ、運試しでもしてみるか?」
「運試し?」
「俺らが今週攻略してる階層はCランクとBランクがメインなんだ」
そう言うとマリクがじっとこっちを見て来る
「さらに言えば今週はまだエンドレスに当たってない」
「…まさか…」
「多分明日はエンドレスだろうし、ルークとシアがいいなら合同で潜っても大丈夫だと思う」
エンドレスの発生条件はまだわからないけどきっと問題はないはずだ
これまでルークとシャノンがいても週一の発生は絶対だった
マリクたちが加わっても多分問題ないはずなんだよな
「エンドレスじゃなかったとしても討伐数は稼げると思うぞ」
「確かに…でも本当にいいのか?」
「俺は構わない。ルークとシャノンも反対はしないと思うけど」
「何の話?」
タイミングよく2人が側に来た
「あぁ、明日マリクたちのパーティーも一緒でいいか?」
「別にいいよ」
「今の階層なら問題ないんじゃない?」
2人共あっさりOKだった
「助かる」
「じゃぁ8時に西の中級迷宮前な。10分すぎて来てなかったら、来ないものとして潜るから」
「了解」
マリクは頷いた
「っと。その前にルークおめでとさん」
「どうも。エンドレス効果半端ねぇ」
「私はまだ足りないんだよねぇ…元々Cランクに上がったのもルークの方が早かったし」
「シャノンは補助に回ることも多いからな。多少はカウントに入っても利は悪い」
「だよね。その分ランクアップまでの経験は詰めるから別にいいけど」
シャノンのその言葉に俺達は一瞬固まった
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