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【11】夜は続く
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「セレーネは本当に今までいったことが無いのですか?」
背後から抱きしめられたまま、ベッドに横になっているセレーネ。見上げるようにして背後のヘリオスを見ると、二度頷きながら首を元に戻した。
「記憶がないだけって可能性もあるけど……始めての感覚だったから、きっとないと思う」
セレーネの肩を優しく撫でていたその手が不意に止まる。
「経験はあったのですね?」
えっと、とセレーネは返答に口籠る。
「まさか、既婚者だったとか?」
「まさか!」
素早く否定したセレーネだったが、記憶が曖昧すぎて不安になる。しかし恋愛経験が殆どないような気がしていたため、結婚と言われても全くピンとこない。顔を戻したセレーネは少し首を傾げて問いかける。
「ヘリオスは私が結婚していた方が良かった?」
「いいえ。あちらに未練が少ない方が良いに決まっています。もうあなたを返す気など、欠片も残っていません」
欠片もと言われて、セレーネは嬉しくなって、背後のヘリオスに体を密着させた。
ほんのわずかな隙間を埋めただけだが、背中にヘリオスの体温が伝わり幸福感に包まれた。
「セレーネ」
背後から声がかかったセレーネは顔を捻る。
少し顔を起こしたヘリオスの唇が重なり、腕をさすっていた手が前に伸びてくる。ヘリオスの手はセレーネの顎を支えるように掴んでいたが、キスが深まると徐々に離れていき、胸を軽く撫でてさらに下降する。
「んっ……」
胸に触れられたセレーネはキスしたまま声を漏らす。
ヘリオスの手がするりと滑るように下り、セレーネの鼠蹊部を撫でで中心部へと移動する。
割れ目に到達すると躊躇いなく滑り込み、一度奥にズブリと入っていく。
「あっ……」
声と同時に顔を開放されたセレーネは、仰け反った後頭部にヘリオスの鎖骨を感じた。背後から抱きしめられるような形で、ヘリオスの腕が両方前に来て胸と下腹部を責める。
唇は首筋を舐め、時々前に来ては鎖骨の端を舐めて背中に戻る。
ニュルニュル動く指に、セレーネの腰がぴくぴく反応を始める。
「凄いですよ、セレーネ。もうびしょびしょだ」
耳元でそう囁かれ、頬を上気させるセレーネ。
「そん……な……」
「おや、信じられませんか?」
ヘリオスは言い終わらない内に、背後から自らの分身をセレーネの割れ目にあてがった。
「あっ……ヘリオス……」
そろそろと中へ侵入し、緩やかに腰を動かし始める。
「あぁ……う……ん……」
横向きに寝た体勢を維持しつつ、背後から腰を上下させる。セレーネの前面にある指で、小さな突起を擦りながら動いているヘリオスは、小さく笑うと耳元で呟く。
「まるで踊っているようで楽しいですね」
「あ……そん……な……ダメ……踊りの……レッスンの時、思い……出しちゃ……う……」
「ふふ、思い出して欲しくて言っているのです。昼間もわたしを思い出して、セレーネ」
親指と人差し指で、小さな突起をきゅっと摘む。
「ひゃう!」
跳ねたのを合図とばかりに、セレーネの太腿が持ち上げられ、下からの突きが強くなる。
「このまま眠るのもいいですね」
少し動きを止めたヘリオスは、セレーネの上からキスをして、繋がったままの部分を指で撫でながら言った。
「うん……それでも……いい……守られているみたいで……安心する……」
セレーネの呟きにヘリオスは顔を起こしてその顔を覗き込む。
目を閉じて感じている顔を見ると、腰骨を掴んで打ちつけるように動かした。
「あぁ!はぁ……あっ……ヘリオス……急に……あっ……あっ……」
クスリと笑う声がセレーネの耳をくすぐる。
「あぁ、セレーネ。また締まってきた」
ヘリオスはそう呟くと、掴んでいた腰に力を入れて体勢を変える。セレーネを完全にうつ伏せにすると、背後から腰を掴んで少し浮かせ、改めて中に自らを押し込んだ。
「はぁ!あっ……あぁ……」
先ほどまでとは違って、激しい腰の動きに、セレーネの声も大きくなる。
「あっ、あっ、あぁ!ヘリオス……あっ……だめっ、あぁ!」
上から覆い被さったヘリオスは、セレーネを抱きしめるように腕を前に回し、一方を鼠蹊部に当てると中心に躙り寄る。そして不意に、腰の動きを止めた。
「?」
上気した頬のまま、背後をチラリと見るセレーネ。しかしヘリオスが何も言わないので、顔を正面に戻して次を待っている。
ヘリオスの指は下腹部周辺をウロウロしている。挿入されたままだったが、それ以上の刺激ないため、指にどうしても意識が向かう。しかしその指は、当たりそうで当たらな場所で停滞している。
「ヘリオス……」
不満気な声のセレーネに、ヘリオスの口角が上がる。
「なんですか?」
「っ……」
慌てたように顔を横に振るセレーネに、ゆっくり腰を回して耳元で問いかける。
「どうして欲しいのか、言ってごらんなさい」
ぐっと腰を押し付けられ、セレーネは息を呑んでヘリオスを振り返り見る。
「ほら……セレーネ」
腰を押し付けるように動かされる度、グチュグチュと淫靡な音が耳に届く。
「も……っと……」
「もっと、なんです?」
意地悪な笑みを浮かべて覗き込んでくるヘリオスを、薄目で見たセレーネは声を絞り出すようにして言った。
「っ……あ……」
グチュとさらに音が聞こえる。
「ほら、どこに欲しいのか正直に言って」
「う……あ……あぁ……」
グリグリと動くヘリオスの肌を臀部に感じつつ、ぎゅっと手に力を入れる。
「ここですか?」
敏感な部分の少し上を撫でる。
「あ……違……」
「それではここ?」
割れ目の側面をそっと撫でながら聞いてくるヘリオス。
四つん這いで腰を振るわせるセレーネは、小さく首を横に振った。
「あ……や……」
「それじゃあ、ここかな?」
ヘソを撫でるヘリオスの指。
「や……違う……もっと、下……」
するりと下がる指に、意識が集中する。
「っ……あ……」
恥丘に差し掛かる指に体が勝手に反応する。
するとヘリオスの指は割れ目に差し掛かり、小さな突起をグリッと擦る。
「あぁっ……あっ、ヘリオス……あぁ……」
音がクチュっと聞こえて、指が小刻みに動き始める。
「あん……あっ……」
腰は変わらずグリグリと押し付けられている。
「あっ……」
指の押し付けが強くなり、ぎゅっと下腹部に力が入るのを感じた。
体を支えていた腕から力が抜け、頬をベッドにつけて喘ぐ。
「あ……あ……」
緩い刺激に腰が震え、ヘリオスの指が突起に触れる度に声が漏れる。
腰は押し付けるにとどまり、ヘリオスも指の動きに集中しているようだ。
クチュクチュぴちゃぴちゃ音が聞こえ、合間を縫うように喘ぐセレーネは、だんだん頭が真っ白になりつつあるのを感じていた。
「あ……だめ……ヘリオス……あっ……あぁ……」
グリュっと力が入りさらに指の動きが早くなる。
「あぁ!……だめ……あ……あぁ……だめ……だめっ」
「いってもいいのですよ」
耳元で囁かれ、そのまま耳の中にぬるりとヘリオスの舌が入ってくる。
突起への刺激と、耳や首を這う舌の感触。
さらに嬌声が上がった。
「あぁ!」
背中にキスを落とされた直後、ぐっと奥に入ってくるヘリオス。その刺激でセレーネは大きな痙攣を受け入れた。
「あぁ……あっ……」
指を離したヘリオスは、痙攣が続いているセレーネの腰を両手で掴んで待機する。痙攣が少し落ち着いた頃を見計らって、抜けきらない程度に腰を引き、直後、一気に打ちつけた。
「あぁ!」
セレーネの腰が跳ね、手がぎゅっとシーツを掴む。
「あっ、あっ」
パン、パン、と音が響き、その度にセレーネの声が漏れる。
「素敵な鳴き声ですね、セレーネ。もっと、聞かせてください」
「あっ、あっ、あっ……あぁ……!だめ……あぁ!」
下腹部の締め付けが強くなり、くっと顔を歪めたヘリオス。セレーネの背中に指を這わせてから、シーツを掴んでいる手を上から覆った。
ぎゅっとセレーネの手を包むと、さらに腰を突き出す。
「あぁ!」
腰の動きも早くなり、セレーネの声の感覚が短くなる。
「気持ち良いですか?セレーネ」
「うん、ヘリオス……あっ、あっ……」
その答えに満足したのか、ヘリオスの腰がさらに速さを増す。
「あっ、あっ、だめ、ヘリオス……あっ、あぁ!」
あまりの激しさに、セレーネも声が大きくなる。
「セレーネ、セレーネ……」
打ちつける音が激しくなり、ヘリオスの限界が近いことを知る。動きに身を任せたセレーネは、覆い被さってきたヘリオスの体温を感じながらぎゅっと力を入れる。
やがて脈動するヘリオスを感じながら、スゥッと意識を手放した。
背後から抱きしめられたまま、ベッドに横になっているセレーネ。見上げるようにして背後のヘリオスを見ると、二度頷きながら首を元に戻した。
「記憶がないだけって可能性もあるけど……始めての感覚だったから、きっとないと思う」
セレーネの肩を優しく撫でていたその手が不意に止まる。
「経験はあったのですね?」
えっと、とセレーネは返答に口籠る。
「まさか、既婚者だったとか?」
「まさか!」
素早く否定したセレーネだったが、記憶が曖昧すぎて不安になる。しかし恋愛経験が殆どないような気がしていたため、結婚と言われても全くピンとこない。顔を戻したセレーネは少し首を傾げて問いかける。
「ヘリオスは私が結婚していた方が良かった?」
「いいえ。あちらに未練が少ない方が良いに決まっています。もうあなたを返す気など、欠片も残っていません」
欠片もと言われて、セレーネは嬉しくなって、背後のヘリオスに体を密着させた。
ほんのわずかな隙間を埋めただけだが、背中にヘリオスの体温が伝わり幸福感に包まれた。
「セレーネ」
背後から声がかかったセレーネは顔を捻る。
少し顔を起こしたヘリオスの唇が重なり、腕をさすっていた手が前に伸びてくる。ヘリオスの手はセレーネの顎を支えるように掴んでいたが、キスが深まると徐々に離れていき、胸を軽く撫でてさらに下降する。
「んっ……」
胸に触れられたセレーネはキスしたまま声を漏らす。
ヘリオスの手がするりと滑るように下り、セレーネの鼠蹊部を撫でで中心部へと移動する。
割れ目に到達すると躊躇いなく滑り込み、一度奥にズブリと入っていく。
「あっ……」
声と同時に顔を開放されたセレーネは、仰け反った後頭部にヘリオスの鎖骨を感じた。背後から抱きしめられるような形で、ヘリオスの腕が両方前に来て胸と下腹部を責める。
唇は首筋を舐め、時々前に来ては鎖骨の端を舐めて背中に戻る。
ニュルニュル動く指に、セレーネの腰がぴくぴく反応を始める。
「凄いですよ、セレーネ。もうびしょびしょだ」
耳元でそう囁かれ、頬を上気させるセレーネ。
「そん……な……」
「おや、信じられませんか?」
ヘリオスは言い終わらない内に、背後から自らの分身をセレーネの割れ目にあてがった。
「あっ……ヘリオス……」
そろそろと中へ侵入し、緩やかに腰を動かし始める。
「あぁ……う……ん……」
横向きに寝た体勢を維持しつつ、背後から腰を上下させる。セレーネの前面にある指で、小さな突起を擦りながら動いているヘリオスは、小さく笑うと耳元で呟く。
「まるで踊っているようで楽しいですね」
「あ……そん……な……ダメ……踊りの……レッスンの時、思い……出しちゃ……う……」
「ふふ、思い出して欲しくて言っているのです。昼間もわたしを思い出して、セレーネ」
親指と人差し指で、小さな突起をきゅっと摘む。
「ひゃう!」
跳ねたのを合図とばかりに、セレーネの太腿が持ち上げられ、下からの突きが強くなる。
「このまま眠るのもいいですね」
少し動きを止めたヘリオスは、セレーネの上からキスをして、繋がったままの部分を指で撫でながら言った。
「うん……それでも……いい……守られているみたいで……安心する……」
セレーネの呟きにヘリオスは顔を起こしてその顔を覗き込む。
目を閉じて感じている顔を見ると、腰骨を掴んで打ちつけるように動かした。
「あぁ!はぁ……あっ……ヘリオス……急に……あっ……あっ……」
クスリと笑う声がセレーネの耳をくすぐる。
「あぁ、セレーネ。また締まってきた」
ヘリオスはそう呟くと、掴んでいた腰に力を入れて体勢を変える。セレーネを完全にうつ伏せにすると、背後から腰を掴んで少し浮かせ、改めて中に自らを押し込んだ。
「はぁ!あっ……あぁ……」
先ほどまでとは違って、激しい腰の動きに、セレーネの声も大きくなる。
「あっ、あっ、あぁ!ヘリオス……あっ……だめっ、あぁ!」
上から覆い被さったヘリオスは、セレーネを抱きしめるように腕を前に回し、一方を鼠蹊部に当てると中心に躙り寄る。そして不意に、腰の動きを止めた。
「?」
上気した頬のまま、背後をチラリと見るセレーネ。しかしヘリオスが何も言わないので、顔を正面に戻して次を待っている。
ヘリオスの指は下腹部周辺をウロウロしている。挿入されたままだったが、それ以上の刺激ないため、指にどうしても意識が向かう。しかしその指は、当たりそうで当たらな場所で停滞している。
「ヘリオス……」
不満気な声のセレーネに、ヘリオスの口角が上がる。
「なんですか?」
「っ……」
慌てたように顔を横に振るセレーネに、ゆっくり腰を回して耳元で問いかける。
「どうして欲しいのか、言ってごらんなさい」
ぐっと腰を押し付けられ、セレーネは息を呑んでヘリオスを振り返り見る。
「ほら……セレーネ」
腰を押し付けるように動かされる度、グチュグチュと淫靡な音が耳に届く。
「も……っと……」
「もっと、なんです?」
意地悪な笑みを浮かべて覗き込んでくるヘリオスを、薄目で見たセレーネは声を絞り出すようにして言った。
「っ……あ……」
グチュとさらに音が聞こえる。
「ほら、どこに欲しいのか正直に言って」
「う……あ……あぁ……」
グリグリと動くヘリオスの肌を臀部に感じつつ、ぎゅっと手に力を入れる。
「ここですか?」
敏感な部分の少し上を撫でる。
「あ……違……」
「それではここ?」
割れ目の側面をそっと撫でながら聞いてくるヘリオス。
四つん這いで腰を振るわせるセレーネは、小さく首を横に振った。
「あ……や……」
「それじゃあ、ここかな?」
ヘソを撫でるヘリオスの指。
「や……違う……もっと、下……」
するりと下がる指に、意識が集中する。
「っ……あ……」
恥丘に差し掛かる指に体が勝手に反応する。
するとヘリオスの指は割れ目に差し掛かり、小さな突起をグリッと擦る。
「あぁっ……あっ、ヘリオス……あぁ……」
音がクチュっと聞こえて、指が小刻みに動き始める。
「あん……あっ……」
腰は変わらずグリグリと押し付けられている。
「あっ……」
指の押し付けが強くなり、ぎゅっと下腹部に力が入るのを感じた。
体を支えていた腕から力が抜け、頬をベッドにつけて喘ぐ。
「あ……あ……」
緩い刺激に腰が震え、ヘリオスの指が突起に触れる度に声が漏れる。
腰は押し付けるにとどまり、ヘリオスも指の動きに集中しているようだ。
クチュクチュぴちゃぴちゃ音が聞こえ、合間を縫うように喘ぐセレーネは、だんだん頭が真っ白になりつつあるのを感じていた。
「あ……だめ……ヘリオス……あっ……あぁ……」
グリュっと力が入りさらに指の動きが早くなる。
「あぁ!……だめ……あ……あぁ……だめ……だめっ」
「いってもいいのですよ」
耳元で囁かれ、そのまま耳の中にぬるりとヘリオスの舌が入ってくる。
突起への刺激と、耳や首を這う舌の感触。
さらに嬌声が上がった。
「あぁ!」
背中にキスを落とされた直後、ぐっと奥に入ってくるヘリオス。その刺激でセレーネは大きな痙攣を受け入れた。
「あぁ……あっ……」
指を離したヘリオスは、痙攣が続いているセレーネの腰を両手で掴んで待機する。痙攣が少し落ち着いた頃を見計らって、抜けきらない程度に腰を引き、直後、一気に打ちつけた。
「あぁ!」
セレーネの腰が跳ね、手がぎゅっとシーツを掴む。
「あっ、あっ」
パン、パン、と音が響き、その度にセレーネの声が漏れる。
「素敵な鳴き声ですね、セレーネ。もっと、聞かせてください」
「あっ、あっ、あっ……あぁ……!だめ……あぁ!」
下腹部の締め付けが強くなり、くっと顔を歪めたヘリオス。セレーネの背中に指を這わせてから、シーツを掴んでいる手を上から覆った。
ぎゅっとセレーネの手を包むと、さらに腰を突き出す。
「あぁ!」
腰の動きも早くなり、セレーネの声の感覚が短くなる。
「気持ち良いですか?セレーネ」
「うん、ヘリオス……あっ、あっ……」
その答えに満足したのか、ヘリオスの腰がさらに速さを増す。
「あっ、あっ、だめ、ヘリオス……あっ、あぁ!」
あまりの激しさに、セレーネも声が大きくなる。
「セレーネ、セレーネ……」
打ちつける音が激しくなり、ヘリオスの限界が近いことを知る。動きに身を任せたセレーネは、覆い被さってきたヘリオスの体温を感じながらぎゅっと力を入れる。
やがて脈動するヘリオスを感じながら、スゥッと意識を手放した。
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