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過去編
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【三条麗華】
「あっ…ん!あ、ぅ、んん!そこ、気持ちいいです、九鬼さん、もっと吸って…ッ」
九鬼さんは相変わらず私には興味がないようだったけど、ペニスがしっかり勃起しているからいいとします。
それにしても舌だけしか使えないのに私への愛撫は格別。
でも、これでイってしまえば後でジョー君からのご褒美が貰えない。
「ッ、九鬼、さん、とーっても、お上手なので、麗華からの…ご褒美、欲しいですか?
でも、おまんこはジョー君のものになるので、けつまんこ、なら、挿入し放題です。…挿れたいですか?」
九鬼さんの舌から逃げるように私は腰を上げ、手でペニスを扱きながら臍を見るようにして頭を丸め、下に居る九鬼さんに視線を向けた。
そして、にっこりとほほ笑みを向け、片手でアナルを開いて見せた。
【九鬼】
このままイかせてしまいたかったが、逃げられてしまった。
脱力しきっているので起き上がることもできずに、麗華ちゃんの言葉に耳を傾ける。
尻の穴に挿入ねぇ。
それなら左千夫クンで十分間に合ってるし、女性に挿入したいとも今は思わない。
拡げられたヒクつくアナルを見つめながら、ため息を落とす。
「んー……折角の申し出だけどー…いらない。
挿入し放題とか魅力なさすぎるもん」
微笑んできた麗華ちゃんに同じように微笑み返すと、ジョーに耳かきをされて喘いでいる左千夫クンへと視線を送った。
「左千夫クン以外に挿入したくないし」
こう言っても今の自分には説得力が無いし、されるがままの状態では無理矢理挿入されておかしくないのだが。
【神功左千夫】
「うーん…それは困りましたねぇ、でも、麗華もジョー君以外におまんこに挿れられるのは嫌ですし…お揃いですね。」
九鬼の反応は意外だった。
そして、上に乗っている三条麗華の反応もまた意外だった。
それよりもだ、九鬼。
今、そんなことを言うのは反則だろう。
「はぁ、……ッ、も、…やめて、くださ……んんッ、あッ……ッ」
九鬼が僕以外に挿入したくないと言った。
それが僕は純粋に嬉しい。しかし、競技内容から考えるとここは僕に三条麗華との性交を見せた方がイきにくくなると言うのに。
そんなこと、言われたら、僕が興奮してしまう。
両手でペニスを握って耐えているといつの間にかずるずるとズレ、ジョーに凭れかかりながら仰向けに寝転んでしまった。
「でも、イかせるのが一回だけだと、ジョー君可愛がってくれないので、もう一回はお口でいかせてあげますね。」
そう言った三条麗華の声はどこか遠くで聞こえた。
そして、僕の視界の端に豊満な胸に挟まれ、じゅるじゅるとペニスを吸い上げられている九鬼が見えた。
…あれを耐えるのは少し難しいだろうなと、回らない頭で思った。
「あっ…ん!あ、ぅ、んん!そこ、気持ちいいです、九鬼さん、もっと吸って…ッ」
九鬼さんは相変わらず私には興味がないようだったけど、ペニスがしっかり勃起しているからいいとします。
それにしても舌だけしか使えないのに私への愛撫は格別。
でも、これでイってしまえば後でジョー君からのご褒美が貰えない。
「ッ、九鬼、さん、とーっても、お上手なので、麗華からの…ご褒美、欲しいですか?
でも、おまんこはジョー君のものになるので、けつまんこ、なら、挿入し放題です。…挿れたいですか?」
九鬼さんの舌から逃げるように私は腰を上げ、手でペニスを扱きながら臍を見るようにして頭を丸め、下に居る九鬼さんに視線を向けた。
そして、にっこりとほほ笑みを向け、片手でアナルを開いて見せた。
【九鬼】
このままイかせてしまいたかったが、逃げられてしまった。
脱力しきっているので起き上がることもできずに、麗華ちゃんの言葉に耳を傾ける。
尻の穴に挿入ねぇ。
それなら左千夫クンで十分間に合ってるし、女性に挿入したいとも今は思わない。
拡げられたヒクつくアナルを見つめながら、ため息を落とす。
「んー……折角の申し出だけどー…いらない。
挿入し放題とか魅力なさすぎるもん」
微笑んできた麗華ちゃんに同じように微笑み返すと、ジョーに耳かきをされて喘いでいる左千夫クンへと視線を送った。
「左千夫クン以外に挿入したくないし」
こう言っても今の自分には説得力が無いし、されるがままの状態では無理矢理挿入されておかしくないのだが。
【神功左千夫】
「うーん…それは困りましたねぇ、でも、麗華もジョー君以外におまんこに挿れられるのは嫌ですし…お揃いですね。」
九鬼の反応は意外だった。
そして、上に乗っている三条麗華の反応もまた意外だった。
それよりもだ、九鬼。
今、そんなことを言うのは反則だろう。
「はぁ、……ッ、も、…やめて、くださ……んんッ、あッ……ッ」
九鬼が僕以外に挿入したくないと言った。
それが僕は純粋に嬉しい。しかし、競技内容から考えるとここは僕に三条麗華との性交を見せた方がイきにくくなると言うのに。
そんなこと、言われたら、僕が興奮してしまう。
両手でペニスを握って耐えているといつの間にかずるずるとズレ、ジョーに凭れかかりながら仰向けに寝転んでしまった。
「でも、イかせるのが一回だけだと、ジョー君可愛がってくれないので、もう一回はお口でいかせてあげますね。」
そう言った三条麗華の声はどこか遠くで聞こえた。
そして、僕の視界の端に豊満な胸に挟まれ、じゅるじゅるとペニスを吸い上げられている九鬼が見えた。
…あれを耐えるのは少し難しいだろうなと、回らない頭で思った。
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