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令和6年最新話★★★
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しおりを挟む「ちょっ。九鬼……ッ!離してください」
「酷い。なんで……そんなコト言うの?」
「なんでって……。こんなヤツと一緒に暮らしたくはないでしょう?」
「ヤダ。一緒に住む」
「……ッ!?九鬼?」
「左千夫クンこそボクと一緒に住みたくないんデショ?」
「そんなわけ……ッ」
「もー嘘吐かなくていいヨ。誕生日プレゼントとして恋人ごっこしてくれてただけでショ?恋人になったのだって利用価値があるからだって知ってる。でも、ボクはそれでも全然よかった。だってそれだったら価値があるうちは一緒に居てくれるってコトだから。それにそもそも一緒に居たくないって言われたって諦められないからどーせなら穏便に左千夫クンを囲いたい」
「く、九鬼!?」
「啊~。どうしよ、どうする?今から手足もがれて一生をボクに管理されるか、そのままのキミでいいからここに居るか選ばせてあげる」
「……ッ゙!?何故そうなる」
「だから離してあげれないんだって。こーんなにボクのこと弄んでバイバイなんて許さない」
「そういう訳では……」
「わかってる」
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