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38話 早く終わった話し? もう1つのやる事?
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「も、おはんちおわり?」
「そのようです。では、こちらはそのまま、向こうのお部屋へお運びしましょう」
いろいろ部屋の中を探検をしていたら。といっても、説明を受けながらだったから、少ししかまだ探検ていなかったのに。メイドさんがケロケロたちの話しが終わったって、私たちを呼びにきたんだ。
その瞬間のポルくんの表情と言ったら。まぁ、凄い表情をしていたよ。陸に着いた時、私たちが凄い顔をしているって、グレイスが鏡で見せてくれた顔。目を細めて、眉間には皺がより、口はへの字のあの顔ね。それをもっとひどくした感じの顔をしていたよ。
それにあの貰った不思議な光る石を転がしながら、抗議の意を示している。まだまだ探検したかったみたい。今、ジュースも出されたところだったし。
「ぽりゅくん、いこ」
『もっと、たんけん』
「でも、おはなりちおわっちゃみちゃい」
『いつもそう。ぼくがはやくっていうときは、はなしながい。おそくていいとき、とってもはやい』
「ちゃまちゃまよ」
『ちがう。ぜったいわざと。ぼくこんど、けりょけりょとぐれいしゅのおさけ、ぜんぶのんじゃうもんね!』
お酒。この世界にももちろんお酒があって、まさかの子供でもお酒を飲んで良いことになっていて。だから子供に人気のお酒もあって、前回ケロケロたちが陸にきた時は、新作の子供のお酒が出たとかで、街は大賑わいだったらしい。
ただ子供用は、大人用よりもアルコールが弱く作られていて、それから飲む量が決められているとか?
ただそれは人や他の種族で決められているだけで、魔獣にそんな法律はなく。どんなお酒も、子供の頃から飲んでいる魔獣が多いって。
ポル君もその1匹で。なんだったら、ケロケロやグレイスよりもお酒が強いらしい。私はまだしっかりと見たことはないんだけど、街でゆっくりできたら、お酒を飲みに行くって言ってたから、ポル君の様子を見てみようって思ってたんだ。帰る時も、たくさん買って帰るって。
『ぜったい。おきにいりのおさけ、のんじゃうもんね!』
あ~あ、きっとまた揉めるんだろうねぁ。
でもポル君じゃないけど、確かに話しが終わるのが早いような? まぁ、良いか。もう終わったらな行かなくちゃ。
私の頭に、ブツブツ文句を言いながら乗るポル君。ミストクラブはランドルフさんと、他の使用人さんが運んでくれて。出されたばかりのジュースは、メイドさんが持ってきてくれたよ。
そうして部屋に戻れば……。
『お前は何を、そんな不機嫌な顔をしているんだ』
『何か向こうであったんですか?』
『けりょけりょ、ぐれいしゅ、おいしいおさけはぼくのもの』
『は? なんだそれは』
一応ランドルフさんが、なんでこうなっているか説明してくれたんだけど。ポル君は今すぐにでも、ケロケロたちに攻撃を仕掛けそうだったよ。まぁ、ケロケロたちに軽くあしらわれてしたけどね。
と、ポル君は一旦置いておいて、予定していた話はしっかりと終わったみたい。ただ、予定外のことが起きたとかで、これからもう1つ、私はやる事ができたらしい。
それの用意をするからと、ベルナードさんやアーセラムさん、全員が一旦部屋から出て行ったから、その間に私は、どんな話しをしたのか聞いてみたよ。
「おはなち、なんだった?」
『ああ、なんてことはない』
『そうですね、たいした話しではありませんでした。家族についてとリアの今後についてでしょうか』
私を家族と言っているが、本当に家族と思っているのか。しっかりとと面倒を見ることはできるのか。私が人のいる場所で生活したいと言ったら、ケロケロたちはどうするのか。
そんな感じの、ケロケロとグレイスの気持ちを確認する時間だったみたい。同じことを何度も聞かれたって。
『俺たちの気持ちは決まっているし、変わらんというのに、しつこかったぞ』
『大体どちらかといえば、私たちよりも人間たちの方が、よほど人と人との関わりは薄いと思いますけどね。家族でもそうです。そんな人間たちと私たちを、同じに思わないでもらいたいです』
あ~、うん。私は人間にしかも2歳児、ケロケロたちは魔獣。そんな家族、他にそうそういないだろうし。
私の前だと、良いことしか言わずに、もしかしたら何か他のよくないことを考えているかもしれない。嘘発見の道具で調べればすぐに分かるけど、でも本当に何か嘘をついていて、その結果を私が見たら?
私が傷つくかもしれないと思って、ベルナードさんは私を隣の部屋に行かせて、ケロケロたちに話しを聞いたんじゃないかな? そんな気がする。本当のことは分かんないけどね。
そんな話しをしているうちの、ベルナードさんたちが戻ってきたよ。それからランドルフさんたちが、新しい道具と書類? をたくさん持ってきて。後はペンにインクに。あとは判子? みたいな物を持ってきたよ。
「さて、リア。まずは家族証明書だが、作ることになったからもう心配いらないぞ。アーセリオがしっかりと、後見人になってくれるからな。これで皆、完璧な家族だ。良かったな」
ベルナードさんの言葉にホッとして、静かに息を吐く。それからすぐにアーセリオさまに、お礼を言ったよ。
「ありあと、ごじゃましゅ」
「これからは私がリアたちの後見人だ。何か困ったことがあれば、遠慮せずすぐに私を頼るといい」
良かったぁ。これでもう問題なく、街に入れるんだよね、みんなと楽しめるんだよね。
「ただな、せっかくここまで来てるんだ。よくよく考えたら、他にも作れそうなものがあってな。ついでに作るために、これからあることを調べることになった」
『リア、せっかくだから作ってもらえ』
『私たちもどうするか、ちょうど考えていたんですよ』
「かんがえ?」
『ああ。もし可能なら、ここで冒険者カードも作ってもらえ』
「そのようです。では、こちらはそのまま、向こうのお部屋へお運びしましょう」
いろいろ部屋の中を探検をしていたら。といっても、説明を受けながらだったから、少ししかまだ探検ていなかったのに。メイドさんがケロケロたちの話しが終わったって、私たちを呼びにきたんだ。
その瞬間のポルくんの表情と言ったら。まぁ、凄い表情をしていたよ。陸に着いた時、私たちが凄い顔をしているって、グレイスが鏡で見せてくれた顔。目を細めて、眉間には皺がより、口はへの字のあの顔ね。それをもっとひどくした感じの顔をしていたよ。
それにあの貰った不思議な光る石を転がしながら、抗議の意を示している。まだまだ探検したかったみたい。今、ジュースも出されたところだったし。
「ぽりゅくん、いこ」
『もっと、たんけん』
「でも、おはなりちおわっちゃみちゃい」
『いつもそう。ぼくがはやくっていうときは、はなしながい。おそくていいとき、とってもはやい』
「ちゃまちゃまよ」
『ちがう。ぜったいわざと。ぼくこんど、けりょけりょとぐれいしゅのおさけ、ぜんぶのんじゃうもんね!』
お酒。この世界にももちろんお酒があって、まさかの子供でもお酒を飲んで良いことになっていて。だから子供に人気のお酒もあって、前回ケロケロたちが陸にきた時は、新作の子供のお酒が出たとかで、街は大賑わいだったらしい。
ただ子供用は、大人用よりもアルコールが弱く作られていて、それから飲む量が決められているとか?
ただそれは人や他の種族で決められているだけで、魔獣にそんな法律はなく。どんなお酒も、子供の頃から飲んでいる魔獣が多いって。
ポル君もその1匹で。なんだったら、ケロケロやグレイスよりもお酒が強いらしい。私はまだしっかりと見たことはないんだけど、街でゆっくりできたら、お酒を飲みに行くって言ってたから、ポル君の様子を見てみようって思ってたんだ。帰る時も、たくさん買って帰るって。
『ぜったい。おきにいりのおさけ、のんじゃうもんね!』
あ~あ、きっとまた揉めるんだろうねぁ。
でもポル君じゃないけど、確かに話しが終わるのが早いような? まぁ、良いか。もう終わったらな行かなくちゃ。
私の頭に、ブツブツ文句を言いながら乗るポル君。ミストクラブはランドルフさんと、他の使用人さんが運んでくれて。出されたばかりのジュースは、メイドさんが持ってきてくれたよ。
そうして部屋に戻れば……。
『お前は何を、そんな不機嫌な顔をしているんだ』
『何か向こうであったんですか?』
『けりょけりょ、ぐれいしゅ、おいしいおさけはぼくのもの』
『は? なんだそれは』
一応ランドルフさんが、なんでこうなっているか説明してくれたんだけど。ポル君は今すぐにでも、ケロケロたちに攻撃を仕掛けそうだったよ。まぁ、ケロケロたちに軽くあしらわれてしたけどね。
と、ポル君は一旦置いておいて、予定していた話はしっかりと終わったみたい。ただ、予定外のことが起きたとかで、これからもう1つ、私はやる事ができたらしい。
それの用意をするからと、ベルナードさんやアーセラムさん、全員が一旦部屋から出て行ったから、その間に私は、どんな話しをしたのか聞いてみたよ。
「おはなち、なんだった?」
『ああ、なんてことはない』
『そうですね、たいした話しではありませんでした。家族についてとリアの今後についてでしょうか』
私を家族と言っているが、本当に家族と思っているのか。しっかりとと面倒を見ることはできるのか。私が人のいる場所で生活したいと言ったら、ケロケロたちはどうするのか。
そんな感じの、ケロケロとグレイスの気持ちを確認する時間だったみたい。同じことを何度も聞かれたって。
『俺たちの気持ちは決まっているし、変わらんというのに、しつこかったぞ』
『大体どちらかといえば、私たちよりも人間たちの方が、よほど人と人との関わりは薄いと思いますけどね。家族でもそうです。そんな人間たちと私たちを、同じに思わないでもらいたいです』
あ~、うん。私は人間にしかも2歳児、ケロケロたちは魔獣。そんな家族、他にそうそういないだろうし。
私の前だと、良いことしか言わずに、もしかしたら何か他のよくないことを考えているかもしれない。嘘発見の道具で調べればすぐに分かるけど、でも本当に何か嘘をついていて、その結果を私が見たら?
私が傷つくかもしれないと思って、ベルナードさんは私を隣の部屋に行かせて、ケロケロたちに話しを聞いたんじゃないかな? そんな気がする。本当のことは分かんないけどね。
そんな話しをしているうちの、ベルナードさんたちが戻ってきたよ。それからランドルフさんたちが、新しい道具と書類? をたくさん持ってきて。後はペンにインクに。あとは判子? みたいな物を持ってきたよ。
「さて、リア。まずは家族証明書だが、作ることになったからもう心配いらないぞ。アーセリオがしっかりと、後見人になってくれるからな。これで皆、完璧な家族だ。良かったな」
ベルナードさんの言葉にホッとして、静かに息を吐く。それからすぐにアーセリオさまに、お礼を言ったよ。
「ありあと、ごじゃましゅ」
「これからは私がリアたちの後見人だ。何か困ったことがあれば、遠慮せずすぐに私を頼るといい」
良かったぁ。これでもう問題なく、街に入れるんだよね、みんなと楽しめるんだよね。
「ただな、せっかくここまで来てるんだ。よくよく考えたら、他にも作れそうなものがあってな。ついでに作るために、これからあることを調べることになった」
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