転生先は海のど真ん中!? もふ強魔獣とイケオジに育てられた幼女は、今日も無意識に無双する

ありぽん

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90話 状況確認と作戦会議

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「何だお前ら、何かやる事があるって言ってなかったか? 浮き島作ってただろう」

『ああ、だが久しぶりの、ポルたちだけの行動だからな』

『約束をちゃんと守るかの確認ですよ。まぁ、今まで約束を破ったことはありませんし、大切なことほど、しっかり対応しますから、大丈夫だと思いますが』

「今もちゃんと止まって、やるかやらないか考えていたしな」

「あちらの魔獣はケロケロ様とグレイス様が?」

『いいや、あれは俺たちが準備しなくても、勝手によく浮き島や俺に乗ってくるんだ。あの魔獣たちと量なら、今までポルとリアで普通に倒していたし、それが今ではポッカとチーがいる』

『何も問題なく、処理できるでしょう』

「そうなのか。あー、お前たちの今までの行動から、本当に大丈夫なんだろうが、どうにもな。ヤリもスプラッシュスライムと同じレベルだが、大丈夫なのか? 戦い方からいうと、スプラッシュスライムよりも面倒なんだぞ?」

「あの貝殻を外すのは、とても大変ですからね。それにあのハサミ。冒険者でもよく怪我をする」

『どうだろうな、俺たちにしてみれば両方、大して変わらない気がするが』

『そうですね。リアも陸に行くまでは、最初の攻撃で成功するのは、5回に1回という感じでしたが。もしかするとこの頃やっていなかったので、6回に1回か、7回に1回になっているかもしれませんね』

「いや、回数の問題じゃなくてな」

『ああ、移動するようだな』

『ついて行きましょう。あなた方も、そのまま気配を消していてくださいね』

「はぁ」

「ベルナード様、進んでください」

「お前は心配じゃないのかよ」

「リア様方なので」



      ***************************



 草むらの中を静かに匍匐前進しながら、どんどん進んで行った私たち。そして、もう少しで草むらがなくなる、一歩手前で止まったよ。ここから向こうの様子を確認するんだ。

 ポル君とポッカは向こうの状況が分かっているけど、私とチーちゃんは分かっていないからね。スプラッシュスライムはスプラッシュスライムで、ヤリはヤリで一緒にいるのか。はたまたバラバラでいるのか。

 いきなり草むらから出て、思わぬ方に魔獣がいると、攻撃が遅れるかもしれないから。向こうの様子を見ることができる時は、しっかりと確認するんだ。

 そっと少しだけ草をかき分け、向こうを覗く。するとスプラッシュスライム2匹とヤリが1匹一緒に、スプラッシュスライム1匹とヤリが1匹一緒のいたよ。

『だれがだれ、こうげき?』

『う~んなの』

『今までポルとリア、一緒に戦ってきたんだな。まだチーちゃんとはあんまり戦ったことないんだな。だから今は、ポルとリアが一緒に多い方倒した方が良いと思うんだな。チーちゃんは2匹の方に行って、危ない時はお兄ちゃん倒すんだな』

 確かに。今は慣れてる相手と組んで、討伐した方がいいかも。チーちゃんと戦っても大丈夫だとは思うけど、ポッカの言った通り一緒に戦い始めたのは少し前。
 お互いの戦い方をちゃんと分かっていなくて、変な攻撃になったり、動きをしたりして、そのせいで怪我をする可能性もあるもんね。

『ぽるくんとりあ、3びきのほ』

「うん」

『ちーちゃん、すくないほうなの』

『それぞれ、戦い方確認なんだな』

 それからは私はポルくんでと相談。チーちゃんはポッカと相談。ヤリを貝殻から出すには、しっかりと貝殻を蹴らないといけない。となると、横からそれを邪魔されると、何回も失敗して、逆に攻撃されちゃうかも。

 だから私たちはゆっくりしっかりヤリを倒せるよう、先にスプラッシュスライムを倒すことにしたよ。蹴る時に水攻撃をされても困るし、溶かし攻撃をされても困るからね。

 それからスプラッシュスライムの方も、大きい方から倒すことに。スプラッシュスライムの強さは、体の大きさで決まるんだ。だから大きい方から倒さないと危険なの。

 あんまりいっぱいいると、そんなこと言っていられないけど。今回は2匹だからね。ちゃんと大きい方から倒すよ。

『ポル、リア、決まったなんだな?』

『うん、さくせんきまり』

「もんだいない」

『オレとチーちゃんも決まったなんだな。それじゃあもう1回見てから攻撃なんだな』

 みんなでもう1度、草むらから向こうを覗く。するとさっき見た時から、たいして移動しておらず、これなら作戦通りに行けそうだった。

『せーので行くなんだな』

「うん!」

『『ほいはい!』』

『せーのなんだな!!』

「『『わー!!』』」

 ポッカの合図で一斉に草むらから出ると、それぞれが倒す方へ走って行く。私は走る前、剣を抜いておいたから、すぐに攻撃できるよ。

『まずはぽるくん! ふん!!』

 スパァァァッ!! ポル君の攻撃に、大きい方のスプラッシュスライムは何の反応もできず、綺麗に真っ二つに。すぐに切られた場所を確認すると、しっかりと核が出ていて、私はそれを剣で真っ二つにしたよ。

 こうして予定通り、最初の攻撃はバッチリ決まり、すぐに大きい方のスプラッシュスライムを倒せた私たち。ただそうなると、他の2匹が黙っていないよね。

『りあ! こげきくる!!』

「ちょお!!」

 小さいスプラッシュスライムとヤリが、私たちを攻撃してきたんだ。
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感想 7

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みんなの感想(7件)

ああああああ

もう、執筆されないのですか?

解除
yuta
2025.09.03 yuta

とっても面白いです!うっかりな神様はお約束…だけれど最初から仲間がいるのは安心。

22話、“スレイブ” とあるのはグレイスの間違いですか?

2025.09.03 ありぽん

ご報告ありがとうございます。
修正しましたm(_ _)m

解除
kim
2025.08.22 kim

まだ読み始めですが、初っ端から元気な転生幼女主人公と意外なお世話係の登場に楽しく読み進めています。

少し気になったのですが、5話のタイトルにある満点の星空ですが、

満点→満天の星空じゃないですか?

2025.08.25 ありぽん

ありがとうございますm(_ _)m

修正しました。

解除

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