1 / 90
1話 神様のミスと「どちてよー!!」から始まる異世界生活
しおりを挟む
「どちてよー!!」
私の叫びが、虚しく空気に溶けるように消えていく。そりゃそうだ。ここは島も陸地もまったく見えない、どこまでも広がる海のど真ん中。その中に、ぽつんと浮かぶ、浮き島みたいな場所に、私はいるんだから。
おい、ちょっと神様! どういうことよ!? ちゃんと人のいる場所に転生させてくれるって言ってたよね!?
それに、転生直後で何も持ってなかったら、生活できないから。この世界で暮らすために必要なもの、少しのお金とか食べ物とか、ちゃんと持たせてくれるって、そう言ったじゃん!! どこにもそれが入ってるバックが見当たらないんだけど!?
いやいや、その前に! 私、どうすればいいのよ!? 大人どころか若者ですらなくて、今の私は完全に幼児の姿なんだけど!? こんなんで、どうやって異世界で生きていけっていうのよ!!
最近は、仕事で後輩がとんでもないミスをしても、ここまでパニックになることなんてなかったし。むしろ、神様のミスで死んだって言われた時ですら、ここまで取り乱さなかったのに。今、めちゃくちゃパニック中だよ。
まさか……、またミスった? いやいやいや、ここでミスられても困るんだけど!? なに? こんなちびっ子の姿で、こんな海のど真ん中、何もない浮き島に私を転生させて、また私に死ねと!?
ねぇ、ちょっと! 私のことが見えてるなら、今すぐここに来て、ちゃんと説明してよ!!
私の心の声に、あいつは何も答えない。見えてるはずだよね? だって向こうでは私のことを見てて、しかもミスって、私を死なせたんだから。それに送り出す時も、見守ってるって。……もしかして、自分のミスに気づいて、逃げてるんじゃ?
実は、私は数時間前までは、地球の日本で高橋舞として生きていたんだ。その日も、何の変わり映えもない、いつも通りの日常で。いつも通りに出勤して、いつも通りに残業して、会社を出たのは夜の22時。
そうしていつものように、駅に向かって歩いていたんだけど。信号待ちをしていた時、突然後ろから誰かに押されて、道路に飛び出した私は車に轢かてしまったの。
轢かれる前、目の前から迫ってくる車が、スローモーションみたいに見えて。ああ、私、死んだなって思ったよ。
そして体に衝撃を感じた瞬間、ハッ!! とすると。何故か私は真っ白な空間にいて。しかも私の目の前には、土下座している若い男が。状況は飲み込めず、ボケっとしている私に、その男はこう言った。
『申し訳ありません!!』
ってね。
話しを聞くと、なんとこの若い男、みんなが言うところの神様で。私が車に轢かれた時、本当は別の人が車に轢かれそうになる予定で。そこを別の誰かが助けて、全員無事で済むはずだったらしいんだけど。
神様がミスって、私は巻き込まれて死んでしまったらしい。
車に轢かれて死んだと、ちゃんと理解していたから。死んだということに関しては、別にパニックにならずに。ああ、そう、やっぱり死んだんだ、って思ったくらいだった。
だけど、もちろん神のミスには怒ったよ。2ヶ月前、後輩が起こした重大なミスを、私が全部フォローして、結果的にプロジェクトは大成功。そのおかげで昇進まで決まって。なのに、よりによって、その報告を聞いたその夜に轢かれて死ぬなんて。
それで一応、聞いてみたんだよ。神様のミスなんだから、元に戻してくれないの? って。でも神様の答えは……。
たとえ自分のミスで私が死んだとしても、元いた世界に、元のままの状態で戻すことはできない。そんなことをすれば、またいろいろと厄介な問題が起きるから、だって。
まぁ、死人が生き返ったら問題なのは確かなんだけど……。もう、ため息しか出なかったよ。
だけどここで神様が私に、ある提案をしてきたんだ。ミスのお詫びに、元の世界には戻せないけど、新しい世界に行くのなら問題ないから、転生させてあげられるって。
まさかの展開だった。えっ、転生できるんだ!? って。しかもその世界で、すぐに生活できるように、今までの記憶はそのままにして、言葉が話せるように言語能力や他の力もくれるし。当面の間の、必需品もちゃんと持たせてくれると。
どうやら、人が住んでいるのは地球だけではなく、他にもさまざまな世界があるらしく。中には、私の大好きなライトノベルに出てくる、魔法と剣と魔獣が存在する、異世界ファンタジーのような世界もあり。
もし私がその世界でよければ、そこに転生して、新しい人生を自由に生きれば良いって。
はい、速攻で決断しました。だって私の大好きな異世界ファンタジーの世界だよ? しかも私の大好きなもふもふやカッコイイ、家族や仲間になれる魔獣もいるっていうんだから、行かないわけないでしょう!!
……危険な魔獣もいるらしいけど。まぁ、その辺はね。ライトノベルと同じ異世界ファンタジーなら、そんな魔獣もいるのは当たり前だし。そんなことを言ったら人だって、危険な人はいるんだから。
こうして私の異世界転生が決まり、転生する前に、向こうの世界に着いた時の事を、詳しく聞くことになったんだ。
まず、転生する場所は、人に見つからないような場所だけど、すぐに街へ移動できる場所で。
私の年齢は25歳だったんだけど、転生先ではもう少し若く、そこの世界で成人とされる、15歳の姿にしてくれるって。まさかの若返りつき! それを聞いて、さらにテンションが上がっちゃったよ。
それから必要最低限の荷物を、マジックバックという。まさに、異世界ファンタジーに出てくる、特別なバックに入れて持たせてくれることに。
どんなバックかと言えば。見た目はごく普通の、A4サイズの荷物が入るバックなんだけど。実はとんでもなく大容量で、どれだけ大きな物でもすっぽり収納でき。
しかも、中にいくら物が入っていても、重さをほとんど感じることもなく。欲しい物はイメージするだけで、すぐに手元に出てくるっていう、不思議なバックね。
後は、新しい世界には、人以外にも獣人やエルフ、たくさんの種族が生きているから。どこへ行っても、どんなん人とも話せるように、言語能力をもらって。いろいろな魔法も、使えるようにしてくれたよ。
使える魔法は、火・水・風・土・光の五属性。普通の人は、だいたい三属性くらいしか扱えないらしいんだけど、私は特別に五属性全てを使えるようにしてくれたみたい。
ただし、最初はみんなと同じく、初級魔法からのスタート。レベルを上げたければ、とにかく練習あるのみだって。
5属性使えて大丈夫なのか、変に目立たないか聞いたら、大丈夫、大丈夫って笑ってたよ。今じゃその大丈夫も、完璧に信用できないけど……。
こうしてあれやこれや、話しを聞き終われば。ついに私の異世界転移の時間に。神様は最後にもう1度私に謝ったよ。
『本当にすまなかった。新しい世界で、自由に楽しく生きてほしい。俺は君を見守っているから』
その言葉と共に、私を真っ白な光が包んで、あまりの眩しさに目を瞑ったよ。そうして次に目を開けると……。
そこは島も陸地もまったく見えない、どこまでも広がる海のど真ん中。その中に、ぽつんと浮かぶ、浮島みたいな場所に、私は座っていたんだ。
わけが分からないまま、とりあえずマジックカバンを探してみたけど、どこにも見当たらず。
しかも、バックを探している時の、自分の体の動きがおかしくて。なんなの? と思って、自分の体を調べてみれば、いろいろとサイズがおかしく。
すぐそばに、木が映っている綺麗な水たまりがあったから、すぐにそこまでよちよちと歩いて行って、自分の姿を水溜まりに映してみたよ。……そうしたら、私の体はどう見ても、2、3歳くらいの幼児の姿だったんだ。
ここはどこ? 街が近くにあるんじゃないの? それに歳は15歳のはずで、マジックバックを持たせてくれるって。なのに、何ひとつ、神様が言っていたことが守られてない。話が違いすぎる!
だから私は叫んだんだ。
「どちてよー!!」
って。
私の叫びが、虚しく空気に溶けるように消えていく。そりゃそうだ。ここは島も陸地もまったく見えない、どこまでも広がる海のど真ん中。その中に、ぽつんと浮かぶ、浮き島みたいな場所に、私はいるんだから。
おい、ちょっと神様! どういうことよ!? ちゃんと人のいる場所に転生させてくれるって言ってたよね!?
それに、転生直後で何も持ってなかったら、生活できないから。この世界で暮らすために必要なもの、少しのお金とか食べ物とか、ちゃんと持たせてくれるって、そう言ったじゃん!! どこにもそれが入ってるバックが見当たらないんだけど!?
いやいや、その前に! 私、どうすればいいのよ!? 大人どころか若者ですらなくて、今の私は完全に幼児の姿なんだけど!? こんなんで、どうやって異世界で生きていけっていうのよ!!
最近は、仕事で後輩がとんでもないミスをしても、ここまでパニックになることなんてなかったし。むしろ、神様のミスで死んだって言われた時ですら、ここまで取り乱さなかったのに。今、めちゃくちゃパニック中だよ。
まさか……、またミスった? いやいやいや、ここでミスられても困るんだけど!? なに? こんなちびっ子の姿で、こんな海のど真ん中、何もない浮き島に私を転生させて、また私に死ねと!?
ねぇ、ちょっと! 私のことが見えてるなら、今すぐここに来て、ちゃんと説明してよ!!
私の心の声に、あいつは何も答えない。見えてるはずだよね? だって向こうでは私のことを見てて、しかもミスって、私を死なせたんだから。それに送り出す時も、見守ってるって。……もしかして、自分のミスに気づいて、逃げてるんじゃ?
実は、私は数時間前までは、地球の日本で高橋舞として生きていたんだ。その日も、何の変わり映えもない、いつも通りの日常で。いつも通りに出勤して、いつも通りに残業して、会社を出たのは夜の22時。
そうしていつものように、駅に向かって歩いていたんだけど。信号待ちをしていた時、突然後ろから誰かに押されて、道路に飛び出した私は車に轢かてしまったの。
轢かれる前、目の前から迫ってくる車が、スローモーションみたいに見えて。ああ、私、死んだなって思ったよ。
そして体に衝撃を感じた瞬間、ハッ!! とすると。何故か私は真っ白な空間にいて。しかも私の目の前には、土下座している若い男が。状況は飲み込めず、ボケっとしている私に、その男はこう言った。
『申し訳ありません!!』
ってね。
話しを聞くと、なんとこの若い男、みんなが言うところの神様で。私が車に轢かれた時、本当は別の人が車に轢かれそうになる予定で。そこを別の誰かが助けて、全員無事で済むはずだったらしいんだけど。
神様がミスって、私は巻き込まれて死んでしまったらしい。
車に轢かれて死んだと、ちゃんと理解していたから。死んだということに関しては、別にパニックにならずに。ああ、そう、やっぱり死んだんだ、って思ったくらいだった。
だけど、もちろん神のミスには怒ったよ。2ヶ月前、後輩が起こした重大なミスを、私が全部フォローして、結果的にプロジェクトは大成功。そのおかげで昇進まで決まって。なのに、よりによって、その報告を聞いたその夜に轢かれて死ぬなんて。
それで一応、聞いてみたんだよ。神様のミスなんだから、元に戻してくれないの? って。でも神様の答えは……。
たとえ自分のミスで私が死んだとしても、元いた世界に、元のままの状態で戻すことはできない。そんなことをすれば、またいろいろと厄介な問題が起きるから、だって。
まぁ、死人が生き返ったら問題なのは確かなんだけど……。もう、ため息しか出なかったよ。
だけどここで神様が私に、ある提案をしてきたんだ。ミスのお詫びに、元の世界には戻せないけど、新しい世界に行くのなら問題ないから、転生させてあげられるって。
まさかの展開だった。えっ、転生できるんだ!? って。しかもその世界で、すぐに生活できるように、今までの記憶はそのままにして、言葉が話せるように言語能力や他の力もくれるし。当面の間の、必需品もちゃんと持たせてくれると。
どうやら、人が住んでいるのは地球だけではなく、他にもさまざまな世界があるらしく。中には、私の大好きなライトノベルに出てくる、魔法と剣と魔獣が存在する、異世界ファンタジーのような世界もあり。
もし私がその世界でよければ、そこに転生して、新しい人生を自由に生きれば良いって。
はい、速攻で決断しました。だって私の大好きな異世界ファンタジーの世界だよ? しかも私の大好きなもふもふやカッコイイ、家族や仲間になれる魔獣もいるっていうんだから、行かないわけないでしょう!!
……危険な魔獣もいるらしいけど。まぁ、その辺はね。ライトノベルと同じ異世界ファンタジーなら、そんな魔獣もいるのは当たり前だし。そんなことを言ったら人だって、危険な人はいるんだから。
こうして私の異世界転生が決まり、転生する前に、向こうの世界に着いた時の事を、詳しく聞くことになったんだ。
まず、転生する場所は、人に見つからないような場所だけど、すぐに街へ移動できる場所で。
私の年齢は25歳だったんだけど、転生先ではもう少し若く、そこの世界で成人とされる、15歳の姿にしてくれるって。まさかの若返りつき! それを聞いて、さらにテンションが上がっちゃったよ。
それから必要最低限の荷物を、マジックバックという。まさに、異世界ファンタジーに出てくる、特別なバックに入れて持たせてくれることに。
どんなバックかと言えば。見た目はごく普通の、A4サイズの荷物が入るバックなんだけど。実はとんでもなく大容量で、どれだけ大きな物でもすっぽり収納でき。
しかも、中にいくら物が入っていても、重さをほとんど感じることもなく。欲しい物はイメージするだけで、すぐに手元に出てくるっていう、不思議なバックね。
後は、新しい世界には、人以外にも獣人やエルフ、たくさんの種族が生きているから。どこへ行っても、どんなん人とも話せるように、言語能力をもらって。いろいろな魔法も、使えるようにしてくれたよ。
使える魔法は、火・水・風・土・光の五属性。普通の人は、だいたい三属性くらいしか扱えないらしいんだけど、私は特別に五属性全てを使えるようにしてくれたみたい。
ただし、最初はみんなと同じく、初級魔法からのスタート。レベルを上げたければ、とにかく練習あるのみだって。
5属性使えて大丈夫なのか、変に目立たないか聞いたら、大丈夫、大丈夫って笑ってたよ。今じゃその大丈夫も、完璧に信用できないけど……。
こうしてあれやこれや、話しを聞き終われば。ついに私の異世界転移の時間に。神様は最後にもう1度私に謝ったよ。
『本当にすまなかった。新しい世界で、自由に楽しく生きてほしい。俺は君を見守っているから』
その言葉と共に、私を真っ白な光が包んで、あまりの眩しさに目を瞑ったよ。そうして次に目を開けると……。
そこは島も陸地もまったく見えない、どこまでも広がる海のど真ん中。その中に、ぽつんと浮かぶ、浮島みたいな場所に、私は座っていたんだ。
わけが分からないまま、とりあえずマジックカバンを探してみたけど、どこにも見当たらず。
しかも、バックを探している時の、自分の体の動きがおかしくて。なんなの? と思って、自分の体を調べてみれば、いろいろとサイズがおかしく。
すぐそばに、木が映っている綺麗な水たまりがあったから、すぐにそこまでよちよちと歩いて行って、自分の姿を水溜まりに映してみたよ。……そうしたら、私の体はどう見ても、2、3歳くらいの幼児の姿だったんだ。
ここはどこ? 街が近くにあるんじゃないの? それに歳は15歳のはずで、マジックバックを持たせてくれるって。なのに、何ひとつ、神様が言っていたことが守られてない。話が違いすぎる!
だから私は叫んだんだ。
「どちてよー!!」
って。
623
あなたにおすすめの小説
掃除婦に追いやられた私、城のゴミ山から古代兵器を次々と発掘して国中、世界中?がざわつく
タマ マコト
ファンタジー
王立工房の魔導測量師見習いリーナは、誰にも測れない“失われた魔力波長”を感じ取れるせいで奇人扱いされ、派閥争いのスケープゴートにされて掃除婦として城のゴミ置き場に追いやられる。
最底辺の仕事に落ちた彼女は、ゴミ山の中から自分にだけ見える微かな光を見つけ、それを磨き上げた結果、朽ちた金属片が古代兵器アークレールとして完全復活し、世界の均衡を揺るがす存在としての第一歩を踏み出す。
ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!
由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。
しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。
さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。
そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。
「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」
やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった!
しかしハルの血が特殊だと知った騎士はハルを連れ帰って?
いっそ美味しい血と癒しを与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。
【完結】スキルを作って習得!僕の趣味になりました
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》 どんなスキル持ちかによって、人生が決まる。生まれ持ったスキルは、12歳過ぎから鑑定で見えるようになる。ロマドは、4度目の15歳の歳の鑑定で、『スキル錬金』という優秀なスキルだと鑑定され……たと思ったが、錬金とつくが熟練度が上がらない!結局、使えないスキルとして一般スキル扱いとなってしまった。
どうやったら熟練度が上がるんだと思っていたところで、熟練度の上げ方を発見!
スキルの扱いを錬金にしてもらおうとするも却下された為、仕方なくあきらめた。だが、ふと「作成条件」という文字が目の前に見えて、その条件を達してみると、新しいスキルをゲットした!
天然ロマドと、タメで先輩のユイジュの突っ込みと、チェトの可愛さ(ロマドの主観)で織りなす、スキルと笑いのアドベンチャー。
転生したらちびっ子になって、空を落ちていた件 〜もふもふたちのお世話はお任せあれ。ついでに悪もやっつけます!〜
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした高橋凛は、お詫びとして理想の世界へ転生することに。しかし気がつけば幼児の姿で、しかも空を落下中だった!?
バカ神、あいつまたミスったな!? そう思いながらも、凛はどうすることもできず、空を落ちていく。しかも更なるアクシデントが凛を襲い……。
が、そのアクシデントにより、優しい魔獣に助けられた凛は、少しの間彼の巣で、赤ちゃん魔獣や卵の世話を教わりながら過ごすことに。
やがてその魔獣を通じて侯爵家に迎え入れられると、前世での動物飼育の知識や新たに得た知識、そして凛だけが使える特別な力を活かして、魔獣たちの世話を始めるのだった。
しかし魔獣たちの世話をする中で、時には悪人や悪魔獣と対峙することもあったため、凛は、『魔獣たちは私が守る!!』と決意。入団はできないものの、仮のちびっ子見習い騎士としても頑張り始める。
これは、凛と魔獣たちが織りなす、ほんわかだけど時々ドタバタな、癒しとお世話の物語。
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
モブっと異世界転生
月夜の庭
ファンタジー
会社の経理課に所属する地味系OL鳳来寺 桜姫(ほうらいじ さくらこ)は、ゲーム片手に宅飲みしながら、家猫のカメリア(黒猫)と戯れることが生き甲斐だった。
ところが台風の夜に強風に飛ばされたプレハブが窓に直撃してカメリアを庇いながら息を引き取った………筈だった。
目が覚めると小さな籠の中で、おそらく兄弟らしき子猫達と一緒に丸くなって寝ていました。
サクラと名付けられた私は、黒猫の獣人だと知って驚愕する。
死ぬ寸前に遊んでた乙女ゲームじゃね?!
しかもヒロイン(茶虎猫)の義理の妹…………ってモブかよ!
*誤字脱字は発見次第、修正しますので長い目でお願い致します。
家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる