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私は意地悪らしいので
しおりを挟む「ベルダー様……ッ」
私の声に反応して、私の首を吸っていたベルダー様が顔を上げた。
ジッと私を見つめている。
その瞳は獲物を狙う獰猛な獣のようで、思わず息を飲んだ。
少し位置を変えてまた強く首を吸われ、ン、と思わず声が漏れる。
何度も何度も落とされる、吸いつくような口付け。
いつの間にシャツのボタンを外されていたのかビスチェが丸見えになっている。
チュゥゥ、と今度は乳房の上部を思いきり吸われた。
凄く恥ずかしい。
「ここ、外です……、誰かに見られたら、大変です……」
ベルダー様に、悪い噂がたってしまう。
それに、外でこんな事をするなんて恥ずかしい。
「この雨ですし、通りからは距離もあるので見えませんよ」
確かにそうだと思う、雨も激しくて、視界と音は遮られている。
でも、外である事には変わらない。
「ベルダー様、ど、して……こんな事を……」
「サクラの身体を他の男に見せられないよう、私の痕を残しておくためです」
「痕……?」
ベルダー様の痕、とはいったい何の事だろう。
わからなくて、ベルダー様の行動よりも言葉の方に気を取られてしまった。
だから私のスカートに手を入れたベルダー様が、スッと私のドロワーズを膝下までおろしたのを止める事ができなくて。
「ここにも残しておきましょうね」
右膝を掴まれ持ち上げられた。
そのせいで膝下までおろされていたドロワーズから私の右足が抜け、ドロワーズは左足首へと落ちていく。
スカートの前も捲れ上がってしまった。
跪き、私の右膝をご自分の左肩へのせたベルダー様。
片足立ちになりよろけそうになった私は、思わずベルダー様の頭を掴んでしまう。
結果的にベルダー様のお顔を私の秘部へ近付けるような体勢で。
私は何も身につけていない下半身を片足上げて開脚し、ベルダー様の目の前に晒しているという凄い状況。
扉に寄りかかったから倒れずにすんでいるけれど。
いっそのこと気絶でもして倒れ込んでしまいたい。
「っ、ぁあッ、ハ、んッ」
内腿をジュッと強く吸われたかと思ったら、すぐに優しく舐められた。
思わずベルダー様の銀色の髪をギュッと掴んでしまう。
「他の男と会う約束は諦めてもらえませんか、サクラ?」
ベルダー様はまだ、このあと私が男性と会うつもりだと誤解していた。
でも、誤解されたままでもいいのかもしれない。
召喚された私が珍しくて興味があるだけで、ベルダー様が私の事を好きだというのはきっと勘違いだもの。
ベルダー様は将来のために、クローシェ王女との愛を育んだ方がいい。
「帰ります……」
「行かないでください」
「ひぁあッ!?」
脚の付け根にヌリュ……と生温かい何かをあてられて、稲妻のような衝撃が身体を突き抜けた。
「ァッ、ぁぅ、ン、ン、ンンッ」
私の股にうずめられたベルダー様の頭が動くたびに、くちゅ、くちゅ、と卑猥な音が聞こえてくる。
信じられない……信じたくない……けど。
私きっと今、恥ずかしい場所をベルダー様の舌で舐められている。
逃げ出したいけれど、ベルダー様が肩で担ぐように私の右脚へ腕をまわしているから開脚したまま固定されていて逃れることができない。
「ァン、ン、ァ、ァ……」
ベルダー様の舌でヌルヌル擦られて与えられるとんでもない快楽。
もう意識を手放しそうなくらいの愉悦の波に襲われている。
ちゅぷ、と音を立ててベルダー様が口を離した。
あ……、終わっちゃっ、た……?
そんな思いが頭をよぎり、残念に感じている自分に驚いてしまう。
「もっとして欲しいですか? それなら今日は私と一緒にいましょうね」
ベルダーの言葉に一瞬頷きそうになってしまったが、慌てて首を横に振る。
「だけどサクラのここは、刺激がほしそうにヒクヒク誘っていますよ」
「っ、誘って、なん、か……」
「見ているだけなのに濡れてきました。身体は素直ですね」
「ゃ、ベルダー様のいじわるッ」
じゅわぁ……と濡れてしまったのが自分でもわかって顔が熱くなった。
「意地悪……ですか。サクラ、今度から研究所に来る時はズボンにしましょう。スカートは穿いてこない方がいいですよ」
「ど、して、ですか……?」
「スカートを穿いている可愛い姿を他の男に見せたくないですし、それに……」
「ひぅッ!?」
ぬちゅ、と音を立ててベルダー様の指が私の脚の付け根にある穴のナカに入ってきた。
「私は意地悪らしいので、研究所でもサクラを虐めたくなってしまいますから」
ベルダー様の指が穴のナカで動き、私の淫らな液をクチュクチュと泡立てていく。
「ゃ、ぁ、ぁぁ……」
研究所で、ベルダー様にこんな事を――?
一瞬だけど、仕事場でベルダー様に身体を触られ乱れている自分を想像してしまった。
お腹の奥の方が、キュゥゥン、と妙に切ない。
「ぉゃ、ナカが締まりましたね。もしかして今いやらしい事を考えましたか?」
「ゃ、言わな、でぇ」
「そんな事を考えてしまうなんて、サクラは真面目なのにはしたなくて可愛いですね」
ベルダー様は私の穴のそばの小さな突起まで親指で撫で始めた。
穴に挿し込んだ指で、突起を内側から刺激するようにスリスリ擦りながら。
「んッ、ィャ、ャ、ァ、ァアッ」
思わずビクッと腰が震えてしまう。
「お漏らししたみたいにびしょびしょだ。指で栓をしているのに零れていく」
「ぃゃッ、恥ずかしい……っ」
ベルダー様の髪をギュッと掴みながら、子どもがイヤイヤをするように首を振る。
「恥ずかしいなら零さないようにしないとですね」
「っ!?」
「垂れないように全部、舐め取りましょう」
レロ……と濡れそぼった穴のすぐそばをベルダー様が舐め始めた。
私の淫らな穴に、ベルダー様の長い指は挿し込んだまま。
時々ついでのように茂みに潜む小石のような尖りも舐めて、舌で突いて、ジュッと吸って。
私は腰がビクビクしてしまうのを止めることができない。
「も……ダメ……ッ」
膝がガクガク震えてしまう。
扉に寄りかかっていても、もう立っている事ができない。
身体が横へ崩れ落ちそうになったけれど、私の限界に気付いたらしくベルダー様が動きその逞しい腕で支えられた。
「私と一緒に部屋へ戻ってくれますか?」
ベルダー様の切なさを帯びた声に、私は小さく頷いた。
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