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第1章 アリシアの諜報活動
09 過去の出来事
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アリシアがエルゼと会議室を出た後。
このまま職務に戻るのだろうと、パーラー待機室の方向へ足を進めていると、隣を歩くエルゼから小声で声をかけられた。
「レッツェル、ちょっといいかしら」
「・・・はい?」
「レッツェルは今後もハルシュタイン将軍とリーネルト将軍に指名されると思うから、話しておいた方が良いと思うのよね」
「・・・?」
「取り合えず、こっちの会議室を借りましょ」
エルゼはアリシアを手招きしながら、4人用の会議室の部屋の前に行き、入り口の横の壁にある『空室』の札を『使用中』に変えて中へ入る。
何の話だろうと思いながら、アリシアもその会議室へ入ると、部屋の鍵を閉めてエルゼの対面に座る。
「取り合えずお疲れ様。これであの二人も大丈夫でしょ」
「エルゼさんにもお手間を取らせてしまってすみませんでした」
「あら、いいのよ。そもそもレッツェルは被害者じゃない。悪いのはあの二人なんだから。むしろ災難だったわね。今度からはすぐに私に言いなさいよ?」
「・・・善処します」
「・・・どうせまた一人で抱え込むつもりでしょ」
事ある毎に上司に即報告では、少し情けないように感じてしまう。自分で対処出来るなら自分でやりたい。そう思っての返事だったが、呆れた顔になったエルゼに図星を指されてしまった。
「自分で対処できないと思ったら、すぐに相談させていただきます」
妥協案を出してみたものの、エルゼは疑いの眼差しを向けてきた。
「・・・・・・ま、いいわ。で、本題だけど」
数秒ジトっと見られたが、小さく息をついてからエルゼは続けた。
「指名を奪った犯人はフリーデ=ヘンゼルトだったでしょ?レッツェルが王宮に来る前に、実はハルシュタイン将軍とリーネルト将軍、ヘンゼルトと他の二人のメイドの間でもめ事があったの。今回の指名問題はその延長にあるのよ」
そう言ってエルゼは説明を始めた。
アリシアが採用されるきっかけになった、昨年10月の三人退職。そのうちの二人はパーラーメイドのヴェラ=パレンツァンと、スティルルームメイドのアンナ=キストラーだった。
スティルルームメイドとはお菓子職人だ。お菓子を作ってその在庫を管理するメイドであり、給仕を担当するパーラーメイドとは仕事上密接に関わる。
この、パレンツァンとキストラーは、リーネルト将軍に想いを寄せていた。そしてリーネルト将軍が登城する度に言い争いをしていた。
初めは嫌味や自慢を言い合うだけだったが、次第にエスカレートしていき、嫌がらせをしたり、頬を叩き合ったりと、問題が少しずつ表面化していく。周りのメイドとその長も宥めたり叱ったりしていたが、なかなか沈静化しない。そんな事が続き、いい加減ロットナーに報告した方がいいのかと皆が思い始めた頃の事だ。
ある日リーネルト将軍がハルシュタイン将軍と共に登城した。パレンツァンが応接室で給仕をしていたところ、突然キストラーが乗り込んできた。
稀にお客様がその日出されたお菓子を気に入り、担当したスティルルームメイドを呼んで話をすることはある。しかしスティルルームメイドが呼ばれてもいないのに自ら赴くのはお客様への失礼に当たる。その日のお菓子の評価を催促していると捉えられるからだ。
お客様に礼を欠くからと、パレンツァンは穏便に退室を促し続けたが、キストラーは全く応じなかった。そのまま言い合いとなって次第にヒートアップしていき、最終的にはリーネルト将軍の腕に両方からくっついてアピールと罵り合戦になった。
そんなところに、あるパーラーが将軍二人を魔王の執務室へ案内するため、応接室の扉の前に来た。そして室内から怒鳴り合いが聞こえたので、そのパーラーは慌てて扉を開いた。
「そのパーラーがヘンゼルトだったの」
エルゼは当時を思い出したのか、額に手を当てて俯きながら続ける。
ヘンゼルトはハルシュタイン将軍に恋慕を抱いていた。パレンツァンとキストラーが喧嘩をしている中、止めるでも諌めるでもなく、何故か負けじと参戦した。その場で突然ハルシュタイン将軍へ告白をし、その場を混沌とさせたのだった。
後から本人に真意を聞いたところ、「告白する良い機会だから」「この想いは叶うから、そうしたらパレンツァンもキストラーも一旦落ち着くと思った」と言っていた。どうしてそう思えたのかは、誰も分からないままだ。
収集が付かなくなった場を収める為、リーネルト将軍はドア前に控えていた護衛を部屋に呼び入れ、エルゼとロットナー、スティルルームメイド長を連れてくるように命じた。
「結局、直接問題を起こしたパーラーのヴェラ=パレンツァン、スティルルームのアンナ=キストラーは退職処分。ヘンゼルトは一週間の謹慎処分になったの。レッツェルが王宮に来た頃には通常に戻りつつあったんだけれどね。レッツェルの研修が終わった途端、あのお二人からあなたが指名されるようになったでしょ?そのせいで全然会えなくなって、あの子も焦ったんでしょう」
「ああ、だから『個人の欲』だと・・・」
「そう。あなたから報告を受けた時、もしかしてと思ったけど、やっぱりヘンゼルトだったわね・・・」
エルゼはふう、と大きくため息を付いてから額に当てていた手を離した。
事情を知ると、先日の不快そうなハルシュタイン将軍とリーネルト将軍に納得する。そんな修羅場を思い出したら、不愉快な顔にもなるだろう。
自分に好意を寄せてくる全員が常識的な訳ではない。リーネルト将軍とハルシュタイン将軍も大変ね、とアリシアは小さく息を付いた。
(しかし・・・ヘンゼルトさんか・・・。ちょっと不思議な先輩だとは思っていたけど・・・うーん)
普段はまともだし、仕事も基本真面目な先輩だ。ただ夢見がちというか、自分の興味ある事に対して謎の自信に溢れている、といった感じか。なので『想いが叶う』と思い込んでいた部分はまだ納得できるが、その混乱した場を収められると思った根拠は、アリシアにも分からなかった。
「だからハルシュタイン将軍とリーネルト将軍はレッツェルを指名するのよ。うちのパーラーの中で一番安全だから」
「はあ・・・」
本来なら「はい」や「そうですか」と応えるべきなのは十分承知している。だがそれは二人の将軍に指名されることに納得する返事になる気がして、結果、アリシアは「はあ」としか答えられなかった。
ふと、アリシアの頭の中に以前の職場の主人であるトビアスの言葉が過った。
『同じような問題を起こさない、真面目な者を推薦するようにと言われている。この半年間君を見てきたハウスキーパーが、君なら大丈夫だろうと太鼓判を押している』
(なるほど。私が太鼓判を押された理由はコレなのね)
敵国に潜伏中の身の上で、恋愛なんてどう考えたって出来ない。そう考えてメイド達の誰それが格好良いなどの話に全く興味を示さなかったので、安全と見なされたのだろう。
そしてそれはリーネルト将軍とハルシュタイン将軍も同様に感じ取ったという訳だ。
指名される理由は理解出来るが、それでも嫌なものは嫌だ。少しだけ眉間にしわを寄せると、それに気付いたエルゼはアリシアの心情に思い至ったのか、フフッと笑った。
「それでね。前回の揉め事の後に、ハルシュタイン将軍はちゃんとヘンゼルトの気持ちを断ったそうなんだけど・・・」
エルゼは真面目な顔に戻って続ける。
「きっとヘンゼルトは諦められなかったのね。それで今回の嘘でしょ?しかも給仕中に自分のどこがいけないのか、レッツェルのどんなところが良いのかと問い詰めたらしいの。さすがにハルシュタイン将軍も嫌気が差したみたいでね。でも王宮の使用人が不足している事はご存じだから、自分への接近禁止さえ出してもらえればいいと言ってくださったのよ。だからヘンゼルトの処罰は5日間の自室謹慎と、ハルシュタイン将軍への接近禁止令ね。レッツェルが指名される理由はちゃんとロットナーさんが説明してくれたわ。レッツェルの方もその気は全くないってね。でもヘンゼルトもそこはちゃんと解ってみたい。だから、あなたは何も気にしないでいいわ」
「・・・!ありがとうございます」
ロットナーは言葉通りアリシアの事を配慮してくれたようだ。アリシアは胸に手を当てて安堵する。次にロットナーに会った時、改めてお礼を言わなければ。
そんなアリシアの様子にエルゼは微笑みを浮かべた。が、すぐにため息を付いた。
「まあ、そんな事があったから、あのお二人はこのところ女性に対してかなり警戒してるのよ。その事をレッツェルは把握しておいた方が良いと思うの。これからも指名を受けるだろうから、何かあった時の為にね」
アリシアは再び顔をしかめる。今後も指名を受ける事も、これ以上何かある可能性も遠慮したい。
揉め事に巻き込まれたくないと思っていたのに、結局巻き込まれてしまった。その上指名を受けて想定以上に注目も浴びている。
現実は思うようにいかないものだと、アリシアは大きく長いため息を付いた。その正面では、エルゼが眉を下げて苦笑していた。
このまま職務に戻るのだろうと、パーラー待機室の方向へ足を進めていると、隣を歩くエルゼから小声で声をかけられた。
「レッツェル、ちょっといいかしら」
「・・・はい?」
「レッツェルは今後もハルシュタイン将軍とリーネルト将軍に指名されると思うから、話しておいた方が良いと思うのよね」
「・・・?」
「取り合えず、こっちの会議室を借りましょ」
エルゼはアリシアを手招きしながら、4人用の会議室の部屋の前に行き、入り口の横の壁にある『空室』の札を『使用中』に変えて中へ入る。
何の話だろうと思いながら、アリシアもその会議室へ入ると、部屋の鍵を閉めてエルゼの対面に座る。
「取り合えずお疲れ様。これであの二人も大丈夫でしょ」
「エルゼさんにもお手間を取らせてしまってすみませんでした」
「あら、いいのよ。そもそもレッツェルは被害者じゃない。悪いのはあの二人なんだから。むしろ災難だったわね。今度からはすぐに私に言いなさいよ?」
「・・・善処します」
「・・・どうせまた一人で抱え込むつもりでしょ」
事ある毎に上司に即報告では、少し情けないように感じてしまう。自分で対処出来るなら自分でやりたい。そう思っての返事だったが、呆れた顔になったエルゼに図星を指されてしまった。
「自分で対処できないと思ったら、すぐに相談させていただきます」
妥協案を出してみたものの、エルゼは疑いの眼差しを向けてきた。
「・・・・・・ま、いいわ。で、本題だけど」
数秒ジトっと見られたが、小さく息をついてからエルゼは続けた。
「指名を奪った犯人はフリーデ=ヘンゼルトだったでしょ?レッツェルが王宮に来る前に、実はハルシュタイン将軍とリーネルト将軍、ヘンゼルトと他の二人のメイドの間でもめ事があったの。今回の指名問題はその延長にあるのよ」
そう言ってエルゼは説明を始めた。
アリシアが採用されるきっかけになった、昨年10月の三人退職。そのうちの二人はパーラーメイドのヴェラ=パレンツァンと、スティルルームメイドのアンナ=キストラーだった。
スティルルームメイドとはお菓子職人だ。お菓子を作ってその在庫を管理するメイドであり、給仕を担当するパーラーメイドとは仕事上密接に関わる。
この、パレンツァンとキストラーは、リーネルト将軍に想いを寄せていた。そしてリーネルト将軍が登城する度に言い争いをしていた。
初めは嫌味や自慢を言い合うだけだったが、次第にエスカレートしていき、嫌がらせをしたり、頬を叩き合ったりと、問題が少しずつ表面化していく。周りのメイドとその長も宥めたり叱ったりしていたが、なかなか沈静化しない。そんな事が続き、いい加減ロットナーに報告した方がいいのかと皆が思い始めた頃の事だ。
ある日リーネルト将軍がハルシュタイン将軍と共に登城した。パレンツァンが応接室で給仕をしていたところ、突然キストラーが乗り込んできた。
稀にお客様がその日出されたお菓子を気に入り、担当したスティルルームメイドを呼んで話をすることはある。しかしスティルルームメイドが呼ばれてもいないのに自ら赴くのはお客様への失礼に当たる。その日のお菓子の評価を催促していると捉えられるからだ。
お客様に礼を欠くからと、パレンツァンは穏便に退室を促し続けたが、キストラーは全く応じなかった。そのまま言い合いとなって次第にヒートアップしていき、最終的にはリーネルト将軍の腕に両方からくっついてアピールと罵り合戦になった。
そんなところに、あるパーラーが将軍二人を魔王の執務室へ案内するため、応接室の扉の前に来た。そして室内から怒鳴り合いが聞こえたので、そのパーラーは慌てて扉を開いた。
「そのパーラーがヘンゼルトだったの」
エルゼは当時を思い出したのか、額に手を当てて俯きながら続ける。
ヘンゼルトはハルシュタイン将軍に恋慕を抱いていた。パレンツァンとキストラーが喧嘩をしている中、止めるでも諌めるでもなく、何故か負けじと参戦した。その場で突然ハルシュタイン将軍へ告白をし、その場を混沌とさせたのだった。
後から本人に真意を聞いたところ、「告白する良い機会だから」「この想いは叶うから、そうしたらパレンツァンもキストラーも一旦落ち着くと思った」と言っていた。どうしてそう思えたのかは、誰も分からないままだ。
収集が付かなくなった場を収める為、リーネルト将軍はドア前に控えていた護衛を部屋に呼び入れ、エルゼとロットナー、スティルルームメイド長を連れてくるように命じた。
「結局、直接問題を起こしたパーラーのヴェラ=パレンツァン、スティルルームのアンナ=キストラーは退職処分。ヘンゼルトは一週間の謹慎処分になったの。レッツェルが王宮に来た頃には通常に戻りつつあったんだけれどね。レッツェルの研修が終わった途端、あのお二人からあなたが指名されるようになったでしょ?そのせいで全然会えなくなって、あの子も焦ったんでしょう」
「ああ、だから『個人の欲』だと・・・」
「そう。あなたから報告を受けた時、もしかしてと思ったけど、やっぱりヘンゼルトだったわね・・・」
エルゼはふう、と大きくため息を付いてから額に当てていた手を離した。
事情を知ると、先日の不快そうなハルシュタイン将軍とリーネルト将軍に納得する。そんな修羅場を思い出したら、不愉快な顔にもなるだろう。
自分に好意を寄せてくる全員が常識的な訳ではない。リーネルト将軍とハルシュタイン将軍も大変ね、とアリシアは小さく息を付いた。
(しかし・・・ヘンゼルトさんか・・・。ちょっと不思議な先輩だとは思っていたけど・・・うーん)
普段はまともだし、仕事も基本真面目な先輩だ。ただ夢見がちというか、自分の興味ある事に対して謎の自信に溢れている、といった感じか。なので『想いが叶う』と思い込んでいた部分はまだ納得できるが、その混乱した場を収められると思った根拠は、アリシアにも分からなかった。
「だからハルシュタイン将軍とリーネルト将軍はレッツェルを指名するのよ。うちのパーラーの中で一番安全だから」
「はあ・・・」
本来なら「はい」や「そうですか」と応えるべきなのは十分承知している。だがそれは二人の将軍に指名されることに納得する返事になる気がして、結果、アリシアは「はあ」としか答えられなかった。
ふと、アリシアの頭の中に以前の職場の主人であるトビアスの言葉が過った。
『同じような問題を起こさない、真面目な者を推薦するようにと言われている。この半年間君を見てきたハウスキーパーが、君なら大丈夫だろうと太鼓判を押している』
(なるほど。私が太鼓判を押された理由はコレなのね)
敵国に潜伏中の身の上で、恋愛なんてどう考えたって出来ない。そう考えてメイド達の誰それが格好良いなどの話に全く興味を示さなかったので、安全と見なされたのだろう。
そしてそれはリーネルト将軍とハルシュタイン将軍も同様に感じ取ったという訳だ。
指名される理由は理解出来るが、それでも嫌なものは嫌だ。少しだけ眉間にしわを寄せると、それに気付いたエルゼはアリシアの心情に思い至ったのか、フフッと笑った。
「それでね。前回の揉め事の後に、ハルシュタイン将軍はちゃんとヘンゼルトの気持ちを断ったそうなんだけど・・・」
エルゼは真面目な顔に戻って続ける。
「きっとヘンゼルトは諦められなかったのね。それで今回の嘘でしょ?しかも給仕中に自分のどこがいけないのか、レッツェルのどんなところが良いのかと問い詰めたらしいの。さすがにハルシュタイン将軍も嫌気が差したみたいでね。でも王宮の使用人が不足している事はご存じだから、自分への接近禁止さえ出してもらえればいいと言ってくださったのよ。だからヘンゼルトの処罰は5日間の自室謹慎と、ハルシュタイン将軍への接近禁止令ね。レッツェルが指名される理由はちゃんとロットナーさんが説明してくれたわ。レッツェルの方もその気は全くないってね。でもヘンゼルトもそこはちゃんと解ってみたい。だから、あなたは何も気にしないでいいわ」
「・・・!ありがとうございます」
ロットナーは言葉通りアリシアの事を配慮してくれたようだ。アリシアは胸に手を当てて安堵する。次にロットナーに会った時、改めてお礼を言わなければ。
そんなアリシアの様子にエルゼは微笑みを浮かべた。が、すぐにため息を付いた。
「まあ、そんな事があったから、あのお二人はこのところ女性に対してかなり警戒してるのよ。その事をレッツェルは把握しておいた方が良いと思うの。これからも指名を受けるだろうから、何かあった時の為にね」
アリシアは再び顔をしかめる。今後も指名を受ける事も、これ以上何かある可能性も遠慮したい。
揉め事に巻き込まれたくないと思っていたのに、結局巻き込まれてしまった。その上指名を受けて想定以上に注目も浴びている。
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