12 / 41
12.王女カトリーナ
しおりを挟む
「あ……ごめんなさい……言いつけを破って来てしまって……ごめんなさい……」
少女は唖然とするアイリスを見て、咎められていると思ったのか、何回も謝ってくる。
その怯えた姿を見て、アイリスはかつての自分が重なるようだった。フォーサイス侯爵家に引き取られたときは、ぞんざいに扱われて怯えていたものだ。
それを救ってくれたのが姉ジゼルだったと、アイリスは胸の痛みを覚える。
頭痛はいつの間にか消え去っていた。
「……大丈夫です。怒ってなどいませんので、安心してください」
アイリスは少女に対し、微笑みながら優しく語りかける。
かつての姉のように振舞えたかはわからないが、少女は少し力を抜いたようだった。
「よろしければ、こちらにお掛けになりませんか?」
東屋の中のもう一つの椅子を示しながら、アイリスは少女に声をかける。
すると、少女は驚いて目を見開いていたが、ややあって小さく頷いた。遠慮がちに、椅子に腰掛ける。
「私はアイリス・ヘイズと申します」
「カトリーナ・シーン・ロードガストです……」
アイリスが名乗れば、少女もおずおずと名乗る。その名は、まさしく第一王女のものだった。
王女は病弱で、なかなか表には出てこないと聞いたことがある。そして、レオナルドが母を思い出すのか、妹である王女を遠ざけているという話も。
おどおどとした態度は、良い扱いを受けているとは思えなかった。
「あの……具合が悪そうでしたけれど、大丈夫ですか?」
怯えていたはずなのに、カトリーナはアイリスのことを気遣ってくる。その健気さに、アイリスは胸が苦しくなってしまう。
「ええ、すっかり良くなりましたわ。お気遣いありがとうございます、王女殿下」
穏やかに微笑みかけると、カトリーナがはにかんだように笑う。少し顔が紅潮しているようで、緊張しているのだろうか。病弱だというのだから、熱が上がってしまったのでなければよいがと、アイリスは心配になる。
「その……カトリーナと呼んでくださいますか?」
アイリスの心配をよそに、カトリーナはそう要求してくる。
どこかで聞いたような台詞だと思いながら、アイリスは頷く。
「はい、カトリーナさま」
そう呼ぶと、カトリーナが顔を輝かせた。
整った顔立ちは儚げで、頼りないところがあったが、それでもどことなくレオナルドと似ている。今の台詞といい、実は結構似ているのかもしれない。
「アイリスさまは、レオナルドお兄さまのお妃ですか?」
突然の衝撃的な質問に、アイリスは噴き出しそうになってしまう。
せめて婚約者だろうに、どうして飛躍するのか。
「い……いいえ、いちおう恋人ではありますが……」
どうにかこらえて、アイリスは答える。
すると、カトリーナの顔がわずかに曇った。だが、すぐに何かを思いついたようで、無邪気に笑う。
「……そうでしたの。でも、恋人ということは、いずれご結婚なさるのでしょう? そうしたら、アイリスさまがお義姉さまになってくださるのね。楽しみですわ」
またも衝撃の内容で、アイリスは言葉を失う。
結婚など、これまで意識の片隅にもなかった。何せレオナルドのことは、いずれ命をもらうつもりなのだ。
さらに、その後アイリスの命があるとも思っていない。二人の先にあるのは、破滅だけである。
だが、嬉しそうなカトリーナを前にして、結婚などあり得ないと口にすることはできなかった。
「ええと……カトリーナさまは、レオナルドさまに会いにいらしたのですか?」
アイリスは話を変えようと、別のことを持ち出す。
すると、嬉しそうだったカトリーナの顔が、みるみる曇っていく。
「……本当は、勝手に来てはいけないと言われているのです。でも、今日は私の誕生日で……お兄さまから贈り物は届きましたが、しばらくお会いしておりません。それで……少しだけでもお会いしたくて……」
瞳を潤ませるカトリーナを眺め、アイリスは愕然とする。
王女の誕生日であるというのに、パーティーも何もないのか。それどころか、会いにすら行かないなど、どういうことだろうか。
しかも、よく見ればカトリーナのドレスには汚れやほつれがあった。
冷遇されているという噂は、本当らしい。またもかつての自分が重なり、アイリスはぐっと拳を握りしめる。
「……カトリーナさま、お花はお好きですか?」
「え? ええ……好きです」
「では、行きましょう」
首を傾げるカトリーナの手を引き、アイリスは東屋を出る。
庭園を少し進んだところで庭師を見つけたので、まずは先日の出来事を詫びておく。そして、ちょうど目の前に咲いていた花をもらえないか尋ねてみると、快く了承された。
長くしなやかな茎を持つピンク色の花を大量に受け取り、アイリスは芝生に座る。カトリーナは戸惑っているようだったが、ややあってアイリスの側に腰を下ろした。
「ええと……確か、ここの間を通して……」
アイリスは花を編み込んでいく。長く編んで、最後に丸めて輪にすれば、花冠の完成だ。
幼い頃、誕生日に姉が作ってくれたのが、花冠だった。
何も持たない子どもでも作れる、野の花を編んだだけのものだ。しかし、アイリスの心には今でも宝物として残っている。
唯一、誕生日を祝ってくれた姉との、優しい思い出だ。
「どうぞ、カトリーナさま」
完成したピンクの花冠を、アイリスはカトリーナの頭に載せる。
花の妖精のような愛らしい姿となったカトリーナを眺め、アイリスは微笑む。
だが、カトリーナは無言のまま固まっていた。
よく考えれば、王女相手にこのような即席の花冠など、無礼だったのではないかと、アイリスは焦る。
「……嬉しい……ありがとう……アイリスさま……」
花冠を載せたカトリーナは、涙を流しながら笑みを浮かべた。そして、アイリスに抱き付いてくる。
アイリスは驚いたが、喜んでもらえているのだと、ほっと胸を撫で下ろす。
そのままアイリスの胸に顔を埋めてなかなか離れようとしないカトリーナを見て、愛情に飢えているのだと不憫になってくる。
「何をしている!」
そこに、和やかな雰囲気を打ち壊す怒鳴り声が響く。
厳めしい顔をしたレオナルドが、駆け寄ってくるところだった。
少女は唖然とするアイリスを見て、咎められていると思ったのか、何回も謝ってくる。
その怯えた姿を見て、アイリスはかつての自分が重なるようだった。フォーサイス侯爵家に引き取られたときは、ぞんざいに扱われて怯えていたものだ。
それを救ってくれたのが姉ジゼルだったと、アイリスは胸の痛みを覚える。
頭痛はいつの間にか消え去っていた。
「……大丈夫です。怒ってなどいませんので、安心してください」
アイリスは少女に対し、微笑みながら優しく語りかける。
かつての姉のように振舞えたかはわからないが、少女は少し力を抜いたようだった。
「よろしければ、こちらにお掛けになりませんか?」
東屋の中のもう一つの椅子を示しながら、アイリスは少女に声をかける。
すると、少女は驚いて目を見開いていたが、ややあって小さく頷いた。遠慮がちに、椅子に腰掛ける。
「私はアイリス・ヘイズと申します」
「カトリーナ・シーン・ロードガストです……」
アイリスが名乗れば、少女もおずおずと名乗る。その名は、まさしく第一王女のものだった。
王女は病弱で、なかなか表には出てこないと聞いたことがある。そして、レオナルドが母を思い出すのか、妹である王女を遠ざけているという話も。
おどおどとした態度は、良い扱いを受けているとは思えなかった。
「あの……具合が悪そうでしたけれど、大丈夫ですか?」
怯えていたはずなのに、カトリーナはアイリスのことを気遣ってくる。その健気さに、アイリスは胸が苦しくなってしまう。
「ええ、すっかり良くなりましたわ。お気遣いありがとうございます、王女殿下」
穏やかに微笑みかけると、カトリーナがはにかんだように笑う。少し顔が紅潮しているようで、緊張しているのだろうか。病弱だというのだから、熱が上がってしまったのでなければよいがと、アイリスは心配になる。
「その……カトリーナと呼んでくださいますか?」
アイリスの心配をよそに、カトリーナはそう要求してくる。
どこかで聞いたような台詞だと思いながら、アイリスは頷く。
「はい、カトリーナさま」
そう呼ぶと、カトリーナが顔を輝かせた。
整った顔立ちは儚げで、頼りないところがあったが、それでもどことなくレオナルドと似ている。今の台詞といい、実は結構似ているのかもしれない。
「アイリスさまは、レオナルドお兄さまのお妃ですか?」
突然の衝撃的な質問に、アイリスは噴き出しそうになってしまう。
せめて婚約者だろうに、どうして飛躍するのか。
「い……いいえ、いちおう恋人ではありますが……」
どうにかこらえて、アイリスは答える。
すると、カトリーナの顔がわずかに曇った。だが、すぐに何かを思いついたようで、無邪気に笑う。
「……そうでしたの。でも、恋人ということは、いずれご結婚なさるのでしょう? そうしたら、アイリスさまがお義姉さまになってくださるのね。楽しみですわ」
またも衝撃の内容で、アイリスは言葉を失う。
結婚など、これまで意識の片隅にもなかった。何せレオナルドのことは、いずれ命をもらうつもりなのだ。
さらに、その後アイリスの命があるとも思っていない。二人の先にあるのは、破滅だけである。
だが、嬉しそうなカトリーナを前にして、結婚などあり得ないと口にすることはできなかった。
「ええと……カトリーナさまは、レオナルドさまに会いにいらしたのですか?」
アイリスは話を変えようと、別のことを持ち出す。
すると、嬉しそうだったカトリーナの顔が、みるみる曇っていく。
「……本当は、勝手に来てはいけないと言われているのです。でも、今日は私の誕生日で……お兄さまから贈り物は届きましたが、しばらくお会いしておりません。それで……少しだけでもお会いしたくて……」
瞳を潤ませるカトリーナを眺め、アイリスは愕然とする。
王女の誕生日であるというのに、パーティーも何もないのか。それどころか、会いにすら行かないなど、どういうことだろうか。
しかも、よく見ればカトリーナのドレスには汚れやほつれがあった。
冷遇されているという噂は、本当らしい。またもかつての自分が重なり、アイリスはぐっと拳を握りしめる。
「……カトリーナさま、お花はお好きですか?」
「え? ええ……好きです」
「では、行きましょう」
首を傾げるカトリーナの手を引き、アイリスは東屋を出る。
庭園を少し進んだところで庭師を見つけたので、まずは先日の出来事を詫びておく。そして、ちょうど目の前に咲いていた花をもらえないか尋ねてみると、快く了承された。
長くしなやかな茎を持つピンク色の花を大量に受け取り、アイリスは芝生に座る。カトリーナは戸惑っているようだったが、ややあってアイリスの側に腰を下ろした。
「ええと……確か、ここの間を通して……」
アイリスは花を編み込んでいく。長く編んで、最後に丸めて輪にすれば、花冠の完成だ。
幼い頃、誕生日に姉が作ってくれたのが、花冠だった。
何も持たない子どもでも作れる、野の花を編んだだけのものだ。しかし、アイリスの心には今でも宝物として残っている。
唯一、誕生日を祝ってくれた姉との、優しい思い出だ。
「どうぞ、カトリーナさま」
完成したピンクの花冠を、アイリスはカトリーナの頭に載せる。
花の妖精のような愛らしい姿となったカトリーナを眺め、アイリスは微笑む。
だが、カトリーナは無言のまま固まっていた。
よく考えれば、王女相手にこのような即席の花冠など、無礼だったのではないかと、アイリスは焦る。
「……嬉しい……ありがとう……アイリスさま……」
花冠を載せたカトリーナは、涙を流しながら笑みを浮かべた。そして、アイリスに抱き付いてくる。
アイリスは驚いたが、喜んでもらえているのだと、ほっと胸を撫で下ろす。
そのままアイリスの胸に顔を埋めてなかなか離れようとしないカトリーナを見て、愛情に飢えているのだと不憫になってくる。
「何をしている!」
そこに、和やかな雰囲気を打ち壊す怒鳴り声が響く。
厳めしい顔をしたレオナルドが、駆け寄ってくるところだった。
6
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢だとわかったので身を引こうとしたところ、何故か溺愛されました。
香取鞠里
恋愛
公爵令嬢のマリエッタは、皇太子妃候補として育てられてきた。
皇太子殿下との仲はまずまずだったが、ある日、伝説の女神として現れたサクラに皇太子妃の座を奪われてしまう。
さらには、サクラの陰謀により、マリエッタは反逆罪により国外追放されて、のたれ死んでしまう。
しかし、死んだと思っていたのに、気づけばサクラが現れる二年前の16歳のある日の朝に戻っていた。
それは避けなければと別の行き方を探るが、なぜか殿下に一度目の人生の時以上に溺愛されてしまい……!?
断罪される前に市井で暮らそうとした悪役令嬢は幸せに酔いしれる
葉柚
恋愛
侯爵令嬢であるアマリアは、男爵家の養女であるアンナライラに婚約者のユースフェリア王子を盗られそうになる。
アンナライラに呪いをかけたのはアマリアだと言いアマリアを追い詰める。
アマリアは断罪される前に市井に溶け込み侯爵令嬢ではなく一市民として生きようとする。
市井ではどこかの王子が呪いにより猫になってしまったという噂がまことしやかに流れており……。
気配消し令嬢の失敗
かな
恋愛
ユリアは公爵家の次女として生まれ、獣人国に攫われた長女エーリアの代わりに第1王子の婚約者候補の筆頭にされてしまう。王妃なんて面倒臭いと思ったユリアは、自分自身に認識阻害と気配消しの魔法を掛け、居るかいないかわからないと言われるほどの地味な令嬢を装った。
15才になり学園に入学すると、編入してきた男爵令嬢が第1王子と有力貴族令息を複数侍らかせることとなり、ユリア以外の婚約者候補と男爵令嬢の揉める事が日常茶飯事に。ユリアは遠くからボーッとそれを眺めながら〘 いつになったら婚約者候補から外してくれるのかな? 〙と思っていた。そんなユリアが失敗する話。
※王子は曾祖母コンです。
※ユリアは悪役令嬢ではありません。
※タグを少し修正しました。
初めての投稿なのでゆる〜く読んでください。ご都合主義はご愛嬌ということで見逃してください( *・ω・)*_ _))ペコリン
【完結】アラサー喪女が転生したら悪役令嬢だった件。断罪からはじまる悪役令嬢は、回避不能なヤンデレ様に溺愛を確約されても困ります!
美杉日和。(旧美杉。)
恋愛
『ルド様……あなたが愛した人は私ですか? それともこの体のアーシエなのですか?』
そんな風に簡単に聞くことが出来たら、どれだけ良かっただろう。
目が覚めた瞬間、私は今置かれた現状に絶望した。
なにせ牢屋に繋がれた金髪縦ロールの令嬢になっていたのだから。
元々は社畜で喪女。挙句にオタクで、恋をすることもないままの死亡エンドだったようで、この世界に転生をしてきてしあったらしい。
ただまったく転生前のこの令嬢の記憶がなく、ただ状況から断罪シーンと私は推測した。
いきなり生き返って死亡エンドはないでしょう。さすがにこれは神様恨みますとばかりに、私はその場で断罪を行おうとする王太子ルドと対峙する。
なんとしても回避したい。そう思い行動をした私は、なぜか回避するどころか王太子であるルドとのヤンデレルートに突入してしまう。
このままヤンデレルートでの死亡エンドなんて絶対に嫌だ。なんとしても、ヤンデレルートを溺愛ルートへ移行させようと模索する。
悪役令嬢は誰なのか。私は誰なのか。
ルドの溺愛が加速するごとに、彼の愛する人が本当は誰なのかと、だんだん苦しくなっていく――
【完結】二度目の子育て~我が子を可愛がったら溺愛されました
三園 七詩
恋愛
私は一人娘の優里亜の母親だった。
優里亜は幼い頃から体が弱く病院でほとんどの時間を過ごしていた。
優里亜は本が好きでよく私にも本の話をしてくれた。
そんな優里亜の病状が悪化して幼くして亡くなってしまう。
絶望に打ちひしがれている時事件に巻き込まれ私も命を落とした。
そして気がつくと娘の優里亜が大好きだった本の世界に入り込んでいた。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
〘完結〛ずっと引きこもってた悪役令嬢が出てきた
桜井ことり
恋愛
そもそものはじまりは、
婚約破棄から逃げてきた悪役令嬢が
部屋に閉じこもってしまう話からです。
自分と向き合った悪役令嬢は聖女(優しさの理想)として生まれ変わります。
※爽快恋愛コメディで、本来ならそうはならない描写もあります。
冷酷騎士様の「愛さない」は一分も持たなかった件
水月
恋愛
「君を愛するつもりはない」
結婚初夜、帝国最強の冷酷騎士ヴォルフラム・ツヴァルト公爵はそう言い放った。
出来損ないと蔑まれ、姉の代わりの生贄として政略結婚に差し出されたリーリア・ミラベルにとって、それはむしろ救いだった。
愛を期待されないのなら、失望させることもない。
契約妻として静かに役目を果たそうとしたリーリアは、緩んだ軍服のボタンを自らの銀髪と微弱な強化魔法で直す。
ただ「役に立ちたい」という一心だった。
――その瞬間。
冷酷騎士の情緒が崩壊した。
「君は、自分の価値を分かっていない」
開始一分で愛さない宣言は撤回。
無自覚に自己評価が低い妻に、激重独占欲を発症した最強騎士が爆誕する。
以後、
寝室は強制統合
常時抱っこ移動
一秒ごとに更新される溺愛
妻を傷つける者には容赦なし宣言
甘さ過多、独占欲過剰、愛情暴走中。
さらにはリーリアを取り戻そうとする実家の横槍まで入り――?
自己評価ゼロの健気令嬢と愛が一分も我慢できなかった最強騎士。
溺愛が止まらない、契約結婚から始まる甘すぎる逆転ラブコメ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる