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40.国王からの通告
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フォーサイス侯爵家の反乱について、調査が行われた。
以前、レオナルドも言っていたとおり、フォーサイス侯爵が不正を行っていたのは確かだった。だが、それは反乱のような大それたものではない。
不正を娘であるジゼルに嗅ぎ付けられたフォーサイス侯爵は、博打友達であるストレイス伯爵に相談したのだという。
そして、相手を言いなりにするための薬を受け取り、ジゼルに使用した。
だがストレイス伯爵は、表面上は協力しつつ、その裏ではフォーサイス侯爵家が反乱を企んでいるように見せるため、偽の証拠を準備していたのだ。
婚約者候補の最有力だったジゼルを排除し、デラニーを王太子妃にしたかったという。また、フォーサイス侯爵家の事業を奪いたかったようだ。
その際、ストレイス伯爵は王妃がフォーサイス侯爵夫人に抱く憎しみを利用した。
王妃によって偽の証拠は事実となり、反乱を防いだという功績が王妃のものとなったのだ。
さらに突き詰めようとしていたあるとき、レオナルドとアイリスは、国王の私的な応接室に呼ばれることとなった。
そこには国王と、宰相であるブラックバーン公爵だけがいて、王妃の姿はなかった。
「王妃は病を得たため、離宮で療養することとなった。悪化させぬよう、そっとしておくように」
国王が切り出したのは、いわば王妃の罪をこれ以上暴くなという通告だった。
どういうことだと、アイリスは唖然とする。
「さすがにこれ以上、王妃にまで追及が及んでは、バランスが崩れ過ぎてしまう。あれも、やり過ぎたと反省しているだろう。そろそろ手を引け」
さらに国王はたたみかけてくる。
「で……ですが、レオナルドさまはお命を狙われて、毒まで……」
「その程度で命尽きるようなら、それまでの運命だったということだ」
抗議しようとしたアイリスを、国王は鋭く切り捨てる。
冷淡な態度に、アイリスは言葉を失う。
「フォーサイス侯爵が嵌められたこととて、そもそも隙を見せたのが悪い。そういったことへの対策を行ってこそ、貴族だ」
続く言葉にも、アイリスは何も反論することができない。
冷酷ではあるが、言っていることは正しいだろう。
「だが、ジゼル嬢については気の毒なことだったと思っている。だからこそ、アイリス嬢には機会を与えた。フォーサイス侯爵夫人からの願いもあったしな」
「それは、どういう……」
思わず、アイリスは問いかけようとする。
「フォーサイス侯爵夫人は、アイリス嬢だけは逃がしてやろうとしたのですよ。処刑を免れるため、アイリス嬢はフォーサイス家の血を引いていないと言い張ってね」
そこに、ブラックバーン公爵から説明があった。
フォーサイス侯爵夫人は自分が連行されていく際、アイリスに罵声を浴びせてきた。まさか、アイリスを逃がすためだったのか。
にわかには信じられず、アイリスは呆然とする。
「それまでフォーサイス家の者としての扱いなど受けていなかったのに、処刑されるのはおかしい。巻き添えを強要するほど、落ちぶれてはいない、と言っていましたね」
高慢で、誇り高いフォーサイス侯爵夫人が言いそうなことだ。
彼女はおそらく、最期まで凛と顔を上げて死んでいったのだろうと、アイリスには想像がつく。
「できることなら、あなたに無念を晴らしてほしかったのでしょう。ヘイズ子爵から毒杯を渡されたとき、もし反逆の汚名を晴らすことができればこれを使ってくれと、証明書を託したそうです」
「そのようなことが……」
アイリスは胸を押さえながら呟く。
証明書は、フォーサイス侯爵夫人なりの誠意だったのだろう。最期に、アイリスをフォーサイス家の者として認めてくれたのかもしれない。
思い起こせば、フォーサイス侯爵夫人が連行される際、アイリスに向けた眼差しには、懇願の色があったようだった。きっと、最後の望みをアイリスに託したのだろう。
「そして、託されたヘイズ子爵があなたを引き取ることとなりました。死神としての役割を与え、消せない憎しみを生きる糧へと変えさせたのです」
平然とブラックバーン公爵は言うが、アイリスは背筋が冷たくなっていく。
絶望に沈んでいたアイリスを引き上げるため、レオナルドへの殺意を与えたというのか。
「それは……もし、本当に私がレオナルドさまのお命を奪っていたら……」
「その程度で死ぬようなら、王の器ではないな」
震えそうになるアイリスの呟きは、国王によってあっさり潰された。
本当に国王はレオナルドの父親なのだろうかと、アイリスは寒気を覚える。
「レオナルドも死の誘惑に憑りつかれていたからな。だからこそ、王妃がよからぬことを企んだのだ。堂々とした王太子として構えていれば、王妃の付け入る隙もなかったはず。違うか?」
「……おっしゃるとおりです」
うなだれながら、レオナルドは頷く。
「情けないお前を、アイリス嬢が救ってくれた。感謝するのだな。……私からも、不甲斐ない息子を助けてくれたこと、礼を言おう」
国王の言葉に、温もりが宿る。
あっけにとられながら、レオナルドにとっても荒療治だったのだとアイリスは理解する。一歩間違えればとんでもないことになっていたが、それも勝算があったのだろうか。
ただ、国王なりに、父として息子のことを思っていたのだということは、わかった。普通の親子とは言い難いが、立場上、仕方がないのかもしれない。
「さて、フォーサイス家の反乱が冤罪であったことがわかった今、フォーサイス家の復興を認めよう。アイリス嬢が、新しいフォーサイス侯爵だ」
国王が話を切り替える。
かつてジゼルが望んだ座が、アイリスのものとなったのだ。感慨深さと、胸の奥に痛みを覚える。
「ストレイス伯爵家は取り潰しだ。当主の処刑は決定だが、子女に関しては罪一等を減じるべきか、迷うところではある。フォーサイス侯爵はどう思う? かつてのそなたの家のように全員処刑すべきか?」
話を向けられ、アイリスは戸惑う。それも、アイリスのことをフォーサイス侯爵と呼んだのだ。
問われているのは、デラニーのことだろう。
これまでアイリスに散々突っかかり、侮辱してきたデラニーを、殺したいかと尋ねられているのだ。
デラニーが直接関わったことではないようだが、彼女のせいでジゼルの命が失われたというのも、間違いではない。
これまで受けた仕打ちを考えても、情けをかける必要はないだろう。
「……私は、罪一等を減じてもよいかと存じます」
しかし、アイリスはそう答える。
デラニーに対しては、哀れみのようなものも覚えていた。王太子妃の座を狙いながら、レオナルドからはまったく相手にされていなかったのだ。
嫉妬で狂ったようになってしまったのも仕方がないかと、今のアイリスには思えてしまう。
アイリスも、もしレオナルドが他の女に心変わりしたら、耐えられない。相手の女を侮辱し、貶めようとしないとは言い切れなかった。
「そうか。ならば子女は貴族籍を剥奪し、王都から追放としよう。だが、身一つでの追放は、これまで貴族として生きてきた者にとって耐えられぬだろう。仕事先くらいは世話してやろうではないか」
国王の弾んだ声を聞き、アイリスは自分の選択が間違っていたのではないかと不安に駆られる。
いっそ、処刑のほうがマシだったのかもしれない。
「まあ、令嬢は娼館あたりがよいところだろうな。いずれ、私の義理の娘となる者を娼婦と呼んだのだ。きっと、彼女にとって娼婦は名誉ある職なのだろう。そうは思わぬか、義兄」
「はい、まことに」
にこやかな国王とブラックバーン公爵から、アイリスはそっと目をそらした。
今さら意見を変えるわけにもいかない。
そもそも、デラニーにとっては身から出た錆だ。強く生きてほしい。
「それと、レオナルドにはこれをくれてやろう」
そう言って、国王はレオナルドに銀色の鍵を渡す。
受け取ったレオナルドは、まさかという顔をして国王を見つめる。
「離宮の鍵だ。私にとってはあれも可愛い女で、愛情もある。しかし、お前が許せないというのなら好きにしろ。療養中の者が死んだところで、病死扱いだ」
国王の言葉は、アイリスにとっても衝撃だった。
王妃の生殺与奪の権を、レオナルドに与えたのだ。
罪をこれ以上暴くことは許さないが、復讐は好きにしろということらしい。
レオナルドが唖然としたまま、鍵をぎゅっと握り締める。それを、アイリスは何も言えずに眺めていた。
以前、レオナルドも言っていたとおり、フォーサイス侯爵が不正を行っていたのは確かだった。だが、それは反乱のような大それたものではない。
不正を娘であるジゼルに嗅ぎ付けられたフォーサイス侯爵は、博打友達であるストレイス伯爵に相談したのだという。
そして、相手を言いなりにするための薬を受け取り、ジゼルに使用した。
だがストレイス伯爵は、表面上は協力しつつ、その裏ではフォーサイス侯爵家が反乱を企んでいるように見せるため、偽の証拠を準備していたのだ。
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王妃によって偽の証拠は事実となり、反乱を防いだという功績が王妃のものとなったのだ。
さらに突き詰めようとしていたあるとき、レオナルドとアイリスは、国王の私的な応接室に呼ばれることとなった。
そこには国王と、宰相であるブラックバーン公爵だけがいて、王妃の姿はなかった。
「王妃は病を得たため、離宮で療養することとなった。悪化させぬよう、そっとしておくように」
国王が切り出したのは、いわば王妃の罪をこれ以上暴くなという通告だった。
どういうことだと、アイリスは唖然とする。
「さすがにこれ以上、王妃にまで追及が及んでは、バランスが崩れ過ぎてしまう。あれも、やり過ぎたと反省しているだろう。そろそろ手を引け」
さらに国王はたたみかけてくる。
「で……ですが、レオナルドさまはお命を狙われて、毒まで……」
「その程度で命尽きるようなら、それまでの運命だったということだ」
抗議しようとしたアイリスを、国王は鋭く切り捨てる。
冷淡な態度に、アイリスは言葉を失う。
「フォーサイス侯爵が嵌められたこととて、そもそも隙を見せたのが悪い。そういったことへの対策を行ってこそ、貴族だ」
続く言葉にも、アイリスは何も反論することができない。
冷酷ではあるが、言っていることは正しいだろう。
「だが、ジゼル嬢については気の毒なことだったと思っている。だからこそ、アイリス嬢には機会を与えた。フォーサイス侯爵夫人からの願いもあったしな」
「それは、どういう……」
思わず、アイリスは問いかけようとする。
「フォーサイス侯爵夫人は、アイリス嬢だけは逃がしてやろうとしたのですよ。処刑を免れるため、アイリス嬢はフォーサイス家の血を引いていないと言い張ってね」
そこに、ブラックバーン公爵から説明があった。
フォーサイス侯爵夫人は自分が連行されていく際、アイリスに罵声を浴びせてきた。まさか、アイリスを逃がすためだったのか。
にわかには信じられず、アイリスは呆然とする。
「それまでフォーサイス家の者としての扱いなど受けていなかったのに、処刑されるのはおかしい。巻き添えを強要するほど、落ちぶれてはいない、と言っていましたね」
高慢で、誇り高いフォーサイス侯爵夫人が言いそうなことだ。
彼女はおそらく、最期まで凛と顔を上げて死んでいったのだろうと、アイリスには想像がつく。
「できることなら、あなたに無念を晴らしてほしかったのでしょう。ヘイズ子爵から毒杯を渡されたとき、もし反逆の汚名を晴らすことができればこれを使ってくれと、証明書を託したそうです」
「そのようなことが……」
アイリスは胸を押さえながら呟く。
証明書は、フォーサイス侯爵夫人なりの誠意だったのだろう。最期に、アイリスをフォーサイス家の者として認めてくれたのかもしれない。
思い起こせば、フォーサイス侯爵夫人が連行される際、アイリスに向けた眼差しには、懇願の色があったようだった。きっと、最後の望みをアイリスに託したのだろう。
「そして、託されたヘイズ子爵があなたを引き取ることとなりました。死神としての役割を与え、消せない憎しみを生きる糧へと変えさせたのです」
平然とブラックバーン公爵は言うが、アイリスは背筋が冷たくなっていく。
絶望に沈んでいたアイリスを引き上げるため、レオナルドへの殺意を与えたというのか。
「それは……もし、本当に私がレオナルドさまのお命を奪っていたら……」
「その程度で死ぬようなら、王の器ではないな」
震えそうになるアイリスの呟きは、国王によってあっさり潰された。
本当に国王はレオナルドの父親なのだろうかと、アイリスは寒気を覚える。
「レオナルドも死の誘惑に憑りつかれていたからな。だからこそ、王妃がよからぬことを企んだのだ。堂々とした王太子として構えていれば、王妃の付け入る隙もなかったはず。違うか?」
「……おっしゃるとおりです」
うなだれながら、レオナルドは頷く。
「情けないお前を、アイリス嬢が救ってくれた。感謝するのだな。……私からも、不甲斐ない息子を助けてくれたこと、礼を言おう」
国王の言葉に、温もりが宿る。
あっけにとられながら、レオナルドにとっても荒療治だったのだとアイリスは理解する。一歩間違えればとんでもないことになっていたが、それも勝算があったのだろうか。
ただ、国王なりに、父として息子のことを思っていたのだということは、わかった。普通の親子とは言い難いが、立場上、仕方がないのかもしれない。
「さて、フォーサイス家の反乱が冤罪であったことがわかった今、フォーサイス家の復興を認めよう。アイリス嬢が、新しいフォーサイス侯爵だ」
国王が話を切り替える。
かつてジゼルが望んだ座が、アイリスのものとなったのだ。感慨深さと、胸の奥に痛みを覚える。
「ストレイス伯爵家は取り潰しだ。当主の処刑は決定だが、子女に関しては罪一等を減じるべきか、迷うところではある。フォーサイス侯爵はどう思う? かつてのそなたの家のように全員処刑すべきか?」
話を向けられ、アイリスは戸惑う。それも、アイリスのことをフォーサイス侯爵と呼んだのだ。
問われているのは、デラニーのことだろう。
これまでアイリスに散々突っかかり、侮辱してきたデラニーを、殺したいかと尋ねられているのだ。
デラニーが直接関わったことではないようだが、彼女のせいでジゼルの命が失われたというのも、間違いではない。
これまで受けた仕打ちを考えても、情けをかける必要はないだろう。
「……私は、罪一等を減じてもよいかと存じます」
しかし、アイリスはそう答える。
デラニーに対しては、哀れみのようなものも覚えていた。王太子妃の座を狙いながら、レオナルドからはまったく相手にされていなかったのだ。
嫉妬で狂ったようになってしまったのも仕方がないかと、今のアイリスには思えてしまう。
アイリスも、もしレオナルドが他の女に心変わりしたら、耐えられない。相手の女を侮辱し、貶めようとしないとは言い切れなかった。
「そうか。ならば子女は貴族籍を剥奪し、王都から追放としよう。だが、身一つでの追放は、これまで貴族として生きてきた者にとって耐えられぬだろう。仕事先くらいは世話してやろうではないか」
国王の弾んだ声を聞き、アイリスは自分の選択が間違っていたのではないかと不安に駆られる。
いっそ、処刑のほうがマシだったのかもしれない。
「まあ、令嬢は娼館あたりがよいところだろうな。いずれ、私の義理の娘となる者を娼婦と呼んだのだ。きっと、彼女にとって娼婦は名誉ある職なのだろう。そうは思わぬか、義兄」
「はい、まことに」
にこやかな国王とブラックバーン公爵から、アイリスはそっと目をそらした。
今さら意見を変えるわけにもいかない。
そもそも、デラニーにとっては身から出た錆だ。強く生きてほしい。
「それと、レオナルドにはこれをくれてやろう」
そう言って、国王はレオナルドに銀色の鍵を渡す。
受け取ったレオナルドは、まさかという顔をして国王を見つめる。
「離宮の鍵だ。私にとってはあれも可愛い女で、愛情もある。しかし、お前が許せないというのなら好きにしろ。療養中の者が死んだところで、病死扱いだ」
国王の言葉は、アイリスにとっても衝撃だった。
王妃の生殺与奪の権を、レオナルドに与えたのだ。
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