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出会い
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しおりを挟むブースから離れ学生協で昼食でも取ろうと思い歩き始めると、キャンパスの奥から校門に向かうにつれ、少しずつ往来の人数が増えてくるのを感じた
自分が入学した理学部棟の前を通り過ぎようとした時だった
少し先で人が集まり往来している会話とは違う大声が聞こえた
少し離れたところから目を凝らしてみると、明らかにDomだと認識できる集団が人通りの多いキャンパスの通りの真ん中を占拠していた
「痛えな、Subのくせに道の真ん中歩いてんじゃねぇよ」
「そうそう、大人しく元から小さぇ体縮こめて端の方歩いてろよな」
集団の先頭にいた2人が、目の前でぶつかって体勢を崩したのか尻餅をついているSubの女子学生に対してそう言っているのが聞こえた
「……っ!Subだからって蔑視して、道の往来を妨げるなんて、非常識だわ!」
蔑ろにされたことで怒りを覚えたのか、小柄な体を震わせながらそう言い返した彼女に対して、腹を立てたのか、ニヤニヤと笑っていた表情を一変させ見下ろすように睨みつけた
「あ?何お前、雑魚のくせに俺らDomに歯向かうなんていい度胸してるじゃねぇか」
「……ひっ……」
Glareによって、その場に金縛りにあったかのように動けなくなる彼女のことを見て、とても楽しい遊びを思いついたかのような邪悪な笑みを広げた
「Domに逆らったんだ、お仕置きが必要だよなぁ?そう思うだろ、お前らも」
先頭に立つ彼は、後ろに立ってその様子をクスクスと嘲笑う仲間たちに向かってそう言い放った
「だな、ちゃんと自分の立場分からせてやらねぇと」
同調するかのように声を上げた仲間たちの反応を見て可笑そうに笑うと、目の前に座り込む彼女の方に向き直った
「Kneel」
「あ……や……」
痴態をわざわざ晒すかのように衆目の中でCommandを放つと、視線に怯えていた彼女は、抵抗できず命令通りの体勢になった
「Dawn」
続け様にそう言い放つと、その子は土下座をするような形になってぶるぶると震えていた
周りでできていた人集りは、止めるべきだとコソコソ言いつつも、自分に飛び火するのが怖いのか何もできずチラチラとその様子を見ているばかりだった
衆目の中で辱められる彼女がついこの間までの自分と重なり居ても立っても居られず、人集りの前に飛び出した
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