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まこ

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訓練 (パラレル)

パラレル七彩がやってきた!②

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①に引き続き、パラレル世界の七彩が居ます。世界観が苦手な方はご注意下さい。

乳首責/くすぐり/手コキ/連続絶頂

攻→W七彩
受→柚木/視点

◇ ◆

「あいつ、向こうの世界で力で捩じ伏せたりして、孤立してんのかもな。まぁ言ってた通り、後輩に舐められたらちゃんと指導も出来ないだろうし、適度な厳しさは必要なのかもしれないけど」

パラレル七彩が部屋を出て行ってから、残されたこの世界の七彩は少し淋しそうな表情でそう呟いた。七彩に抱きついたままの由麗は、特に何も言わずにぎゅっと拳に力を入れたのが見えた。

俺たちの関係性を見せつけられたパラレル七彩が部屋を出て数分後、このままここに居ると桜花先輩に怒られるだろうと三人で食堂へ向かった。

わいわいと騒がしいいつも通りの食堂へ着くと、一箇所に人だかりで出来ていた。

「何でみんな集まってんだろ」

そう呟いて軽く背伸びをして中心部を見ると、嬉しそうにご飯を食べる七彩が見えた。

「!?」
「うえええ、お前まだ居んの!?」

七彩①も②の存在に気付いたようで、すぐさま駆け寄って声を掛けると、周りを囲んでいた組織のメンバー達は目を輝かせながら二人の七彩を交互に見比べた。

「うわ!まじだ!七彩が二人居る!」

一人のメンバーがそう叫んだが、七彩①の視線は②にしか向いていない。呑気にご飯を食べている②に突っかかると、最初に会った時と変わらない淡々とした口調で口を開いた。

「まだ居んの?って言われても。帰り方分かんねーから仕方ないじゃん。飯は向こうと変わらず美味しいなー!」

やはりどっちの世界の七彩も、結局は七彩なんだろう。散々シリアスな雰囲気でじゃあなと去っていったくせに、5分後に早々に現れるとは思わなかった。

俺と由麗が自分の分の食事を取りに行き、二人でひっそりと静かに朝食を摂った。


◇ ◆


「……んで、何で俺の部屋に居るわけ?」

「だってー自分とおんなじ顔の奴とずっと一緒に居ると変な感じすんじゃん。俺らは同期なんだしーこっちでも仲良くしてよー」

朝食を終え、騒がしい二人を置いて部屋に戻ってゆっくりしていると、ノックもなしに入ってきた七彩は堂々と近くにやってきた。

「それよりさー。さっきの由麗で思ったけど、俺の世界の由麗も臍が弱くてさ」

それだけ言うと、七彩は突然距離を縮め俺を床に押し倒した。

「──何」

「俺の世界の柚木はクールなくせに超敏感なの。俺が柚木の訓練したことあるんだけど、ちょーっと攻めたらすぐ泣き喚いてさ。──お前はどれくらい敏感なの?」

馬乗りになった七彩は、動きを制限するために俺の両手首を掴んだ後、顔を首筋へ近付けた。まずいと思って暴れようとした瞬間、ガブリと首筋を噛まれた。

「っんぅ……」

少し強めに噛まれるとビクリと体が跳ねる。その後は優しくなぞるように舌を這わされ、ぞくりとした感覚が襲う。

「何、す…っん、」

「んー。俺の柚木は首弱いんだよね。お前にも効いてそうで良かった」

「っぅ……ん、」

生温い舌が這うたびに小さく声が漏れる。体を捩ろうとするも、ずしっとのしかかる体重が動きを制限する。

首筋を舐めた後、軽く甘噛みしたり、鎖骨に歯を立てたりとその付近を刺激されると、下半身に嫌な感覚が過る。

(やば……)

明らかに反応し始めた下半身に気付かれないようにするも、グリッと膝が押し上げるようにそこを刺激した。

「ぁっ……」

「首舐めただけでこんなに硬くするとかウケる。こっちの柚木は随分雑魚ですねぇ~」

「るっせ…退けよ」

「んー?やだぁ。だってやめたところでやることないし。柚木の可愛い声聞かせて?」

「ひぅっ」

首筋から顔を上げた七彩は、次にやってきたのは耳。息を吐きかけた後、躊躇うことなく舌先が耳の穴へ入ってきた。

「ぅあっ…ぁ、あっ……」

バタバタと足を動かしてみるも、頑丈に押さえつけられた体は簡単な抵抗しか出来ない。弱い箇所を責められて上手く力を入れれずに居ると、両手が頭上へ持って行かれ、片手で押さえつけられた。

「全然力入ってねーじゃん」

「そ、こで…喋、なっ」

耳の奥に響く音だけでも痺れそうになるのに、舌先でくすぐられると更にゾクゾクしてしまう。逃げれない快感にじわっと目尻に涙が滲むと、ガチャッと扉が開く音が聞こえた。

「うわぁぁぁ!やっぱり柚木の部屋に居た!!もぉ何やってんの!!」

中へ入ってきたのは七彩①。覆い被さっている②に蹴りを繰り出すと、寝そべっている俺をすぐに起こしてくれた。しかし、服の上からでも分かるほどに反応した俺の股間を見て、七彩の雰囲気は変わった。

「…俺以外に可愛い姿見せるなって言ってんのにー。何回見せれば気が済むの?顔は俺でも、そいつは俺じゃないんだけど」

突然膨れ出した七彩①は、後ろへ回り込むと、抱き締めるような形で腕を回した。さりげなく服の中に手が侵入してきたので、まだ体は小さく反応を示した。

「あっ」

「体熱いね。そいつに何されたの?」

「お前、蹴ってんじゃねーよ」

蹴られた七彩②が文句を言いながら俺の正面へ来ると、足の間へ体を入れ込ませた。

「まだ勃ってんじゃん。折角だしW七彩攻めなんてどぉー?」

少しからかい気味に放たれた言葉だが、二人の目は本気だ。逃げようとしても前後からホールドされているので動けない。

「…っ」

後ろに居る七彩①が服の中に入れた手を脇の下へ移動させると、ゆっくりとくすぐってきた。

「んんっ、ちょ…離せっ」

「柚木ってば可愛いー。離せとか言いながらビンビンのままだし」

正面に居る七彩②がニヤけた表情でそう言うと、服の上からグニグニと俺自身を揉んできた。

「なっ…んん、」

「柚木ー偽物の俺に感じちゃだーめ」

服の中で遊んでいた手が外へ出てくると、服の上から乳首をカリカリと引っ掻いてきた。

「ひぁっ」

前屈みになって逃れようとすると、それを許すまいと羽交締めにされ、服の上からでも少し分かるくらいに胸を張らされた。

「お。乳首可愛い~」
「柚木は服の上からくすぐってあげると効くんだー。俺が押さえとくからお前やってよー」

七彩②の指が両方の乳首に添えられると、確かめるようにクルクルと周りをなぞり始めた。

「ぁ…っ」

我慢しきれずに出た声は、想像以上に甘いもので、カァッと頬が熱くなる。

「おー。いい感じに主張してきたー」

中心部をカリカリと爪で掻かれると、ビクンと体が大きく跳ねてしまい、更に羞恥が芽生える。

「やめ…っ、それやだって…っ」

「ゆーき。動いちゃだーめ」

「ふぁぁぁ……」

胸にばかり集中していると、後ろに居る七彩に耳元で囁かれた。

「可愛い~どっちも弱いもんね」

「んん…っ、やめ…だめ……っ」

二つの刺激に耐えきれず、息を切らしながら懇願するも、どちらの刺激も止まることはない。目尻に溜まった涙が頬を伝うと、正面に居る七彩②の手が脇腹へ伸びてきた。

「あれー?泣いてるのー?じゃあ笑わせないとねー」

「っっ!? あ、ひゃあっ…あはっ、だめ、だめやめっ、ぁ、あははははは!」

こちょこちょと左右の脇腹をくすぐられ、体が反射的に暴れるも、後ろからガッチリと押さえつけられて手から逃れることは出来なかった。

「あはははは!くすぐったい!!七彩っ、やめ、ひゃははははっ」

服の上からでも十分くすぐったくて、必死に逃げようと体を動かした。

「逃げれないよー?可哀想に。くすぐったいね」

「!! やめ…っ、やめて、ぁはっ、はは、離しっ、」

逃げれないと囁かれると、先程よりもくすぐったく感じてしまう。いやいやと首を振って声だけでも拒否しようとすると、簡単に片手で頭を押さえられて耳の中へ舌が入ってきた。

「ぅぁぁぁぁっ」

「どうせ逃げれないんだから、あんま暴れないでよー」
「そうそう。二人がかりだし、絶対逃がさないから」

「はははぁっ…やめ、ひゃはははっ、くすぐったぃぃ…七彩、離して…っ」

その後、二人が飽きるまで暫くくすぐりと耳責めは続けられ、すっかりと力が抜けた頃、ごろんと床へ寝かされた。

後ろに居た七彩が両手を頭上で押さえつけて見下ろしてくる。その表情は熱を帯びており、少し興奮しているのが分かる。

正面に居た七彩は手際良くズボンと下着を脱がせると、先走りで糸を引いている俺自身を取り出した。

逃げても無駄なのは分かっているが、抵抗しない自分も嫌で腰を動かすと、由麗の時と同様に陰茎を扱かれた。

先走りが激しく、ローションをつけていないにも関わらずくちゅくちゅと音を響かせた。その音が耳に入ると無性に恥ずかしくて──そして気持ち良くて。抵抗の意思を表示しながらも甘い声を上げた。

「すげー。先走り止まんないじゃん」

陰茎に指を添えたまま、親指の腹で先端をグリグリと弄られると腰が跳ねた。

「待、って、やめっ……イ、きそうっ七彩、離しっ」

足を閉じようとバタつかせても、間に割り込んできた七彩の体に当たるだけとなり、強い快感を取り払うことは叶わなかった。

「柚木ー。そんなに力入れないでー?」

見下ろしていた七彩がそう呟くと、片方の手でこちょこちょと脇の下をくすぐり出した。

「ひゃあ、あああっっ」

その刺激に、俺の体は大きく反応を示してしまい、勢い良く欲を吐き出した。

「お?くすぐったらイクとかマゾー。かわいー」

「ぃあああああッッ、イッたからっ、イッたから触っ、やぁははははは!!やめて、やめてお願いっ、やはは、あ、ぁぁあああ!!」

達したばかりの先端を継続して擦られ、脇の下をくすぐる指も止まらなかったため、体を痙攣させながら必死に叫んだ。

「あー可愛い。俺の世界の柚木もいいけど、こっちの柚木もエロー」

「こっちの柚木は俺のだから取っちゃだめだよ」

「えー?どうしよっかなー」

頭上で繰り広げられる会話に口を挟む余裕もなく、動き続ける指にただ甘く鳴くことしか出来なかった。


◇ ◆


その後、これでもかという程にイカされ続けた俺は、どっちの七彩か分からない七彩にしがみついたままほんの数分気を失った。

目を覚ました時には心配そうに眉を下げた七彩と、ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべた七彩の顔が視界に入った。

(こいつまだ居んのかよ…)

ニヤニヤ笑っている方が別世界の七彩と判断して睨みつけると、そいつは更ににやけた顔を浮かべた。

「あー柚木最後可愛すぎたぁぁ!俺にしがみつきながら『許してぇ、七彩ぇぇっ』って泣くんだもんなーエロ~」

「るっせぇな…とっとと帰れよ…」

「俺も帰りたいよ。お前に触れてたらあいつのこと思い出したしー」

さっきまでずっとニヤニヤしていた七彩②がそう言うと、俺と七彩①は顔を見合わせた。

こっちに居られても困るという気持ちもあるが、きっと向こうの世界の人たちも七彩が居ないと困るだろう。

なんとかして元居た世界に帰れないかと考えてみても、そもそもこっちに来た原因も分からないので何も言えない。

「ていうか…何でこっちに来たんだよ。きっかけとかあった?」

「んー…いや、最近休みなく働いてるからさ。なーんか、ふと何も考えずにゆっくりしたいなって思いながら寝たら、起きたらここに居たんだよねー」

「それなら、向こうに帰りたいって思いながら寝たら帰れるんじゃないの?」

「あはー。そんな単純なのかな?──ま、それで無理ならここに住ませてよ」

そう言うと、七彩②は立ち上がってドアノブに手をかけた。俺がこいつの立場なら、きっと不安に思うだろう。淋しげに見える背中に言葉を告げようとしたら。

「っ!?ぎゃあああああ!」

部屋から出ようとした七彩②が、扉を開けた瞬間激しい声を上げた。それに俺と七彩①も驚いて抱き締め合うも、叫んだ原因を調べるために恐る恐る目をやると、扉の前には塞原上司が立っていた。

目はギラギラと血走っており、何故か股間を押さえている手が見える。

「び、びったぁぁ…塞原さんじゃないすか」

「いや…すまないね。実は七彩が二人居ると聞いて心配で見に来たんだよ。見当たらないから仲の良い柚木のところかと思って来てみたら…その、声が聞こえたから入るのも悪いかと思ってね」

(こいつ…思いっきり聞き耳立ててやがったのか)

変態の発言に顔が熱くなるも、それに比例するように七彩②の顔は青ざめていった。

「は……?ちょ、待って。これがこっちの世界の塞原さんなの?まじで?」

「…? そっちの塞原上司はどんな感じなの?」

「めちゃくちゃ仕事出来る格好良い人だよ!!いつも変態みたいな発言する風見のことを唯一止めれる人でさ! 何?気持ち悪いんだけど!!お前風見2号かよ!勃たせてんじゃねーよ!!」

まさかのまさか。向こうの世界では塞原上司と風見先輩の人格が逆らしい。

(え?じゃあもしかして向こうの七彩は塞原上司と付き合っ……いやいや考えるな)

ちらっと七彩①の顔を見ると、考えていることは同じなのか顔が青ざめていた。

「ち、近付くな風見2号!!やめ…っ、帰りたい!帰りたい…っ!!」

強烈な塞原にドン引きした七彩②はそう叫ぶと、ふと姿を消してしまった。

「…?」

一瞬の出来事で俺たちも何が起こったか分からないが、おそらく本気で『帰りたい』と願ったから帰ることが出来たのだろう。

部屋に残ったのは青ざめた七彩と、ビンビンに息子を主張させた変態だった。

その後、七彩は何も言葉を放つことはなく部屋を出て行ってしまい、変態も頬を染めながら立ち去っていった。

(不思議な体験だったな。パラレルワールドには興味あるけど、もし実際に行ってみたとして…仮に桜花先輩が塞原の性格だったら…恐ろしすぎる)

恋人が別の世界で塞原の扱いされている七彩を不憫に思いながら、今日も平和な時間が流れた。

end.
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