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まこ

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訓練シリーズ

Colori vivaci (挿絵有)

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亜蘭と桜花がくっつく話で、エロ要素は薄いです。甘々要素も強いので苦手な方はスルーして下さい。桜花視点

◇ ◆

「よー桜花。この前はどうだったよ」

一人でゆっくりと食事をしていると、いつもと変わらない口調で話しかけてきたのは風見くんだった。

「人のこと拘束するだけ拘束して出て行ったくせに、よく普通に話しかけれるね。まぁ、亜蘭くんが来てくれたから良かったけどさ」

「流石に完全放置はしねーよ。あの後、七彩と飯食いに行ったんだけどなかなか美味い店だったわ」

机の上に食事を置き、隣へ腰掛けると手を合わせて小さく頂きますと言った後、風見くんは勢い良く食事を始めた。

「そういえば今まで一切興味なかったから聞かなかったけど、七彩くんとはどうやって今の仲になったの?風見くんって普通に女の人好きじゃないの?壁尻パラダイスの女の子とかさ」

「郁子はただのネタだっての。七彩と今の関係になったのはいつ頃だったかな~正確な時期は忘れたけど、俺から伝えて今の関係んなったよ。ガキの時からずっと見てきたけど、あいつだけは誰にも取られたくねーなと思ったから」

「そうなんだ」

ご飯を食べているからなのか、七彩くんの話だからか分からないが、いつになく真面目に答えてくれることを少し意外に思いながら相槌を打った。

「本当、お前雰囲気変わったよな。んなこと訊くってことは好きな奴出来た?」

「好きとかよく分からないから風見くんに教えてもらおうかと思って」

「まぁ聞いてくるってことは好きなんだと思うぞ。亜蘭か?」

「そうだね。他の人とは違う感情を持ち始めてるんだよね。けど比較的にあの子と知り合ったのは最近だし、君や柚木くんたちに抱く感情とは違うのは当たり前なのかなと思うし。──もし、この気持ちが風見くんが七彩くんに抱くものと同じだとして、亜蘭くんにそれを伝えたとして、今みたいな関係じゃなくなるのも嫌だし、悩んでるところ」

「見てる限り、お前明らかに恋してる風に見えるけどな。気持ち伝えても、亜蘭なら大丈夫だろと言いたいところだが、んな無責任なことはしたくねーし。ま、桜花が後悔しないのが一番なんじゃね。任務に出てここに帰って来れなくなった時とかさ、二度と会えなくなったとして自分の気持ち伝えてなかったら後悔しねー?俺は長期の潜入捜査が多くて七彩に会えない時が多かったからさ。何回か危ない時もあったし。だから後悔する前に告って付き合って今に至る。それだけじゃないけど、他のやつに取られても嫌だしな。特にあいつ柚木のこと大好きだし、柚木がその気になったらやばいと思って」

「柚木くん恋愛には興味なさそうだけど、確かにあの二人も仲良いもんね。うーん、ありがとう」

「お前とこんな話する時がくるとは思わなかったわ」

「俺もだよ。いつもふざけてるのにちゃんと話聞いてくれてありがとう。七彩くんのことも本当に大切に思ってるって知れたし良かったよ」

「んだよそれ。あいつのことはすげー好きだよ。この前も飯行った後に部屋で過ごしたんだけどあいつ可愛くてさ。◯◯して◯◯すっと◯◯で──」

「食事中にそういう話やめて」

「お前から聞いてきたくせに」

「その部分は聞いてないから。まぁ、ありがとう。後悔ないように選択してみるよ」

「おー。つーかお前が入れられる側なの?それとも入れる側──」
「黙って」

それだけ言い放ってその場を出て廊下を歩いていると、よくみんなが集まる広間から楽しそうにはしゃぐ亜蘭くんと渚くんの声が聞こえてきた。

(随分あの二人も仲良しだよね)

あの二人が触れ合っていたりしても、特に何も思わない。ただ微笑ましいなと思うだけ。仮に柚木くんが亜蘭くんの訓練をして体に触れていたとしても──。

うん、何も思わない。やっぱり俺の勘違いなのだろうか。誰にも取られたくないとかそういう気持ちは湧かないし、寧ろもっとみんなと仲良くしてほしいと思う。

自分の気持ちが分からないまま告白して恋仲になったとしても、傷つけるだけじゃないのだろうか。

きっと花宮さん以外で初めて自分の痴態を見せてしまったから特別視してるだけだろう。

そう思い直して部屋へ戻ろうとすると、廊下でばったりと柚木くんと出会った。

「お疲れ様です、桜花先輩」

俺を見るなり嬉しそうに笑う柚木くんは可愛くて。この子は昔から俺のことを慕ってくれているのは分かる。もし俺が亜蘭くんとそういう仲になれば、どう思うのだろうか。

「──柚木くん。話があるから、俺の部屋に来れる?」

「え? あ、はい」

驚いたように目を丸くした柚木くんだが、俺からの命令だからか足を進めると同じ歩幅でついて来てくれた。

「何かありましたか?緊急ですか?」

部屋に入り、足を崩して座るように伝えてみても柚木くんは緊張したように表情を強張らせながら正座で俺を見つめてくる。

「仕事の話じゃないんだけど…柚木くんって好きな人、居る?突然ごめんね」

「す、好きな人…というのは、風見先輩と七彩のような恋愛的な意味でですか?」

「うん」

「いえ、居ませんね。え…っと、あの。もしかしてですけど、俺に、気を遣ってます?」

「…気を遣ってるというのは?」

「あー…えっと。亜蘭のこと気になってるけど、俺が桜花先輩のこと昔から好きだから踏み出していいか迷ってる、とか」

「え?」

「いや、俺の思い違いならすみません。先輩、亜蘭のこと好きですよね?」

自惚れていたわけではないが、俺の気持ちを知れば少なからず柚木くんに嫌な気持ちをさせてしまうと思っていたのだが、目の前で座る柚木くんはソワソワしたような、何故か嬉しそうな表情を浮かべていて。

「…自分の気持ちが分かんないの」

「俺から見たら二人は両想いだと思いますよ。あー…なんか、桜花先輩とこういう話が出来て嬉しいです。ずっと俺の面倒見てくれて、自分よりも組織のことを考えてくれてたじゃないですか。だから亜蘭が来て、桜花先輩が楽しそうにしてくれてるだけで嬉しかったんですが…わぁぁ。そうなんですね、おめでとうございます」

「…あの、柚木くんは何も思わないの?この前の訓練の時も、結構あの子に対抗してた気がするんだけど」

「まぁ、桜花先輩の一番の後輩で居たい気持ちはありますし、それは多分一生変わりません。けど桜花先輩がお互いを大切に想える人が出来るならそれは俺からしたらとても嬉しいことです。俺は…その、そういう意味では桜花先輩のこと好きではないので。すみません」

めちゃくちゃ気まずそうにそう言ってくれた柚木くんに対して、かなり恥ずかしい気持ちが芽生えた。告白してないのに振られた気分だし、情けない気もする。

「桜花先輩。これからは自分のことも大事にして、幸せになって下さい。けど、俺はずっとあなたのことを尊敬しているので、一番の後輩で居させて下さい。そういう意味ではこれからもずっと亜蘭に負けないように努力します。気持ちが分かったなら、先輩らしく自分から伝えてきて下さい!あいつ、喜ぶと思いますよ!」

「そんなにニヤニヤしながら言わないでよ。…恥ずかしい」

「…ちょ、余計にやけさせないで下さい。可愛すぎるんですけど…」

俺以上に照れた柚木くんも可愛くて、ポンポンと頭を撫でてみると、小さい頃と変わらない澄んだ瞳で俺を見上げてくれた。

色んな経験を積んで、任務に出て。人前に出しても恥ずかしくないくらいに成長してくれたけど──

「やっぱり俺から見たら、柚木くんはずっとずっと可愛い一番の後輩で、弟みたいなかけがえのない存在だよ」

正座する柚木くんの目の前に腰を下ろし、ぎゅっと抱き寄せると背中に手が回ってきた。

ふわふわした柚木くんの髪の毛が心地良くて、あたたかい体温と香りに、とても懐かしい気持ちになった。

「ありがとうございます。俺にとっての先輩も唯一の存在です。恋愛的な意味では好きではありませんが、心から愛してます」

「二回も振らないでよ」

「振ってるわけじゃないです」

抱き締め合いながら軽く笑い合うと、柚木くんは俺から体を離して優しい笑顔を向けた。

「亜蘭のこと、呼んできますね」

「…うん」

俯きながらそう伝えると、分かりやすく嬉しそうにしながら部屋を出ていく柚木くんを見送り、その数分後に亜蘭くんがやってきた。

部屋に来た時にはもう柚木くんの姿は見えず、緊急呼び出しと勘違いしているのか、少し不安そうな表情をした亜蘭くんが見えた。

「な、何かありました?柚木さんめちゃくちゃニヤけてて怖いんですけど……また訓練すか?」

「ううん。訓練の話でも、任務の話でもないよ。プライベートなことなんだけど、少し時間いいかな」

「あ、はい。それはもちろん……」

「良かったら、隣に来て」

ベッドに腰掛けている俺の隣をポンポンと示してみるも、亜蘭くんはついさっきまで柚木くんが座っていた床へ正座した。

「隣、来てくれないんだね」

「いや…俺まだ風呂に入ってなくて。センパイの聖域を汚せないと言いますか…」

「気にしなくていいのに。それじゃあ早速だけど、俺はあんまりこういうことに慣れてないから直球で言うけど、俺亜蘭くんのこと好きみたい」

いつも通りの口調でそう告げてはみたものの、正直かなり緊張しているのは自分でも分かる。じんわりと体が温かくなり、本来なら同じ目線で伝えた方がいいはずなのにそんなことにも頭が回らず、ベッドの上から見下ろす形でそう告げた。

すると、俺を見上げる亜蘭くんは一瞬理解出来なかったのかポカンとした顔をしたが、時間が経つにつれて少しずつ頬が火照り出した。

「…お、桜花センパイが…そういう冗談言うなんて思ってはないんですが…えっと、好きっていうのは、ど…どういう意味で、なんすか…」

「風見くんと七彩くんみたいな意味での好きだよ」

身近にラブラブな例えが居て助かったなと思いながら、そう伝えてみると、明らかに動揺している亜蘭くん。

「……もちろん、俺は男だしそういう対象じゃないかもしれないんだけど、後悔したくないから伝えておきたかったんだ。困らせてごめんね」

「え、いや…困ってません!寧ろ嬉しいんすけど!あの!お、俺から言いたかった…なぁ、なんて…」

「じゃあ先に言ってくれれば良かったのに」

「いや、そんな簡単に言わないで下さいよ!今の関係壊れたら嫌だとか、せっかくIrisに来て助けてもらったのにあなたと気まずくなるのが怖いとか…色々あったんすよ!!しかも何で突然告ってくるんすか!?」

「今日たまたま風見くんと柚木くんと話して、自分の中で気持ちが分かったからだよ。いつ任務になるか分からないし。それより、俺さっき柚木くんに二回も振られたから一応聞くけど、俺のことはどう思ってるの?」

「はぁ!?俺に告白する前に柚木さんに振られたってどういう意味すか!?」

「それは後で詳しく話すけど、君の気持ち教えて」

「……す、好きですよ!そりゃ!最初は俺を組織から救い出してくれた人としか思ってませんでしたが…ずっと一緒に居る内に、仕事に対する思いとか強さ、格好良さとか…全部が可愛く思えて、…~~っ、と、とにかく好きです風見センパイと七彩さんみたいな関係になって下さいお願いします!!」

こういう時、もっとムードがあるものだと思っていたのに。目の前で真っ赤になりながら慌てる姿もなかなかキュンとさせられる。

ベッドから降りてポンポンと頭を撫でると、恥ずかしすぎたのか亜蘭くんの目尻には少し涙が溜まっていて、それがよりきゅんとしてしまう。

「可愛いね」

「可愛いのはセンパイですよ!!それよりさっきの柚木さんの話、たっぷり聞かせて下さいよ…っ」

「そうだね、じゃあ聞き出してごらん。シーツはまた洗えばいいし、どうせお風呂入った後でも汚れちゃうんだから」

正座している亜蘭くんの手を握り、ベッドへ誘導して寝転ぶと、頬を染めたまま俺の上へ覆い被さってきた。

「…も、もっと可愛く誘って下さいよ」

「俺を可愛く出来るのはきっと君だけだよ」

「…花宮リーダーも柚木さんも出来んでしょ!」

「どうだろうね」

手を伸ばして頬に添えると、ゆっくりと顔が近付いてくる。一度薬を飲ませる時に唇は重ねたが、こういう雰囲気では初めてだ。

瞳を閉じてみると、ちょこんと柔らかいものが唇に触れた。

「もしかしてキスは初めて?」

「誰かさんに前奪われてるんで初めてじゃないすよ!」

「そっか、良かった」

「~~っ、あーもう調子狂うなぁ…あんまり煽るといつも以上にめちゃくちゃにしますよ」

「うん。試しにやってみて?」

クスッと微笑んで挑発すると、むすっと頬を膨らませた亜蘭くんは荒々しくも服をはだけさせてきた。

「──そんな余裕、すぐに無くすんで」

その言葉を合図に、俺は彼に身を委ねた。


◇ ◆


好きな人というだけで、こんなにも世界が色付くんだと思ったのは、お互いの理性がなくなった時だった。

いつも訓練の時はただ終わって欲しいと願っていたのに。もう少しこの時間が続けばいいのにと思いながら背中に手を回すと、目の前は綺麗な色で彩られたように見えた。

(気持ち良くて、綺麗)

目の前がチカチカ光る感覚がそう思わせたのかは分からないが、いつもの自分の部屋がやけに綺麗で輝いて見えた。

「それにしても今日は随分余裕なかったみたいだね」

「うるさいっすよ!可愛く鳴いてたのに終わった瞬間賢者にならないで下さい!」

事を終え、簡単に身を綺麗にして二人で温かいお茶を飲んでいると、いつもと変わらない会話が繰り広げられた。

「ピロートークはもっと甘い方がいいんすよ」

「今までそんな経験ないから分からないや。亜蘭くんとが初めてだから、俺」

「……俺も、初めてすけど…」

「君が甘い方がいいなら演じてもいいけど、俺たちだけしか作れない雰囲気が一番いいと思うけど」

「あー…そっすねぇ…もう」

「お茶飲んだら一緒にお風呂入りに行こうか」

「……はい。つーかお茶熱すぎるんで少し冷ましていいすか」

「亜蘭くんは猫舌なんだね。一つ君のことが知れて嬉しいな」

「……っ、お、俺もあなたのこと知っていくんで……ずっと、そばに…居て、下さい…」

「はい」

熱そうにコップを持ってフーフー息を吹きかけている可愛い恋人の頭を撫で、そう呟いた。

end.








おまけ 後日談 柚木

(没にした話いろいろに掲載している【クリスマスプレゼント】のネタも入ってます)

柚木「(はぁ~これでIrisも風見×七彩、亜蘭×桜花、桃瀬×千隼かぁ。くっつきすぎだろ。けど、みんな幸せそうでいいなぁ。俺もいつか誰かとそんな日が来るのかな)」

由麗「あ、柚木先輩。お疲れ様です」

柚木「あ、お疲れー由麗」

由麗「亜蘭がめちゃくちゃ浮かれてるんですけど何かありました?」

柚木「あぁ、桜花先輩とお付き合い始めたんだよ」

由麗「うげぇぇぇぇ!?社内恋愛率高すぎません!?」

柚木「出会いがないし仕方ないよ。俺もいつか誰かと付き合いたいなとは思うけどみんなの浮かれ方見てると…なんか、ねぇ」

由麗「じゃあ俺、柚木先輩に好きになってもらえように…努力します!!」

柚木「あはは。ありがとう。──ん?あれ、栗原さん?」

(遠くの方に居る栗原を発見)

由麗「え、何か薔薇持ってません?」

柚木「うわ…しかも変態に薔薇渡してない?」

由麗「うげぇ…しかも変態めっちゃ赤面してるし…」

柚木「…なんかさ、恋っていいと思ってたけどやっぱり…あれだね」

由麗「俺たちだけはこのままの関係で居ましょ…」

柚由「(つーか塞原×栗原なのか栗原×塞原かどっちなんだ……?)」

end.

※塞原と栗原はカップルにはなりません

そして聖奈さんから美しい挿絵をいただきました。塞原にバラをプレゼントする栗原です🌰めちゃくちゃイケメン栗原ありがとうございます!!ヽ(*^▽^*)ノ



何故こんなにキラキラとした表現が出来るのか、線が綺麗なのか…!素敵すぎる…!(*´˘`*)♡
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