断罪後の黒幕公爵を拾いまして。

前世の記憶を頼りにのらりくらりと領地経営を行ってきた齢22のジミィは頭を抱えていた。

今までは原作に関与しないよう、なるべく王室には近寄らず…主人公にも平然とモブ顔を通してきたけど、回避ができるのは原作のストーリーが頭に入っていたから。

原作終了後はどうなるとか、そういう事を考えたことはなかった。

ジミィの経営する街は大きな森を挟んだ辺境近くで…王都からの逃走ルートには最適、そして目の前には大樹にもたれかかった大男が居て…

……そこはもうお人好し日本人…見て見ぬふりなんてできなかった。




まったりほのぼのだったり…事件が起きたり…
ストックとネームはありますが勢いで書いているので不定期更新となります。
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