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26(カイル視点)
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俺は運命を信じてもいいと思いはじめた。
俺は毎日この国の為にこの国の民の為に皇子で有る為に色々とやってる、それが当たり前と思っていた。
「失礼致します、父上何か御用でしょうか」
朝早くから父上の執務室に来るようにと言われ、
俺は父上、この国バルワーク国、国王陛下に呼び出しを受けた。
「ああカイル良く来たな、まずは掛けるがいい」
「失礼致します」
「そんなかしこまら無くてもいいぞ、父と子の話だ、皆んな下がってくれ」
メイドがお茶を用意して部屋を出て行き2人だけになってやっと気が抜けた。
「それで?何の御用ですか?」
お茶を飲みながら父上に聞いた、こういう時はろくな話しでは無い事を知っているからな。
「あのなカイル、怒らないで聞いてくれ、前から頼んでいた剣術の稽古の件なんだけどな、
ダレスが許可を出してくれないんだ、諦めるって事にはならないか?」
ハァーやっぱりろくな話しでは無かったか、
「父上俺は強くならないといけないんです、
ですからこの国1番の剣士に教えを受けたいんです、お分かりですか?」
「分かっている、しかし城にも強い剣士はいるぞ、その者でもきちんと教える事は出来るのだぞ!
それにダレスの部下と言っても事情があるだろ?」
父上はブツブツと言っているが、無視だ!結局はダレス卿には逆らえないだけだろ、
国王なのに唯一逆らえない者がいる何て、大丈夫だろうか、、、
母上にもか、、、他にもいそうだが、まぁいい
「それで、父上はダレス卿が怖くて俺に諦めろと言うんですね」
「別に怖くてでは無いぞ、ただ逆らうと後が怖いんだ、
色々仕事を押し付けて来たり色々と私を追い詰めて来たり、色々と私が大変なんだぞ!
だからな此処は!」
「分かりました、俺が直接頼みますそれで良いですか?」
「おお!カイルそれが良いぞ!私からでは良い返事は永久にもらえないと思うからな、
後この手紙をダレスに渡してくれ」
父上がスッと俺の方に手紙を差し出した。
「これは?」
「お前も知っていると思うがラルクリム様が今だに、お戻りになっていないそれで、
このままでは捜索隊の編成が必要になるかも知れないと言う事だ」
「まだお戻りでは無かったのですね」
「ああ、今回はお帰りになってしまっているかも知れないと言う事も考えねばならない、
そうなればこの大陸の一大事だ、他の国も黙ってはいまい、
そうならない為にもテレジョン大公にも動いてもらわないといけないからな、
頼んだぞ、カイル」
父上はまんべんの笑顔で頼んできた、
本当にこの人はろくでもない事を俺に押し付ける!こういう処が侮れないんだ。
「分かりました、その申し出全て引き受けます」
「流石カイル、いや我が息子!頼んだぞ、それと、、、」
「まだ有るのですか?」
「まぁーこれはお前が決めれば良い事だが、
テレジョン大公には目に入れても痛くない程に溺愛している令嬢がいるのは知っているな?」
「はい、その令嬢と共に俺が教えをこいたい剣士が一緒に我が国にきたと言う事も、
令嬢には会った事は無いですけど、事情はだいたい知っています」
「その事情は絶対に内密だからな令嬢には特に!でだ、、、会ってこい」
「はぇっ?」
チョット間抜けな返事になってしまった。
「お前の何かが変わるかも知れないぞ、会ってこい」
何かが変わる?別に俺は変わりたいとは思っていないが、、、
「分かりました考えておきます」
「そうか話しは終わりだ、頼んだぞ」
「はい、失礼致します」
俺は父上に礼をして執務室を出た。
何か良いように使われている様な感じだけど、
まずは大公に使いを出さなければと色々とやる事が出来たのだった。
俺は毎日この国の為にこの国の民の為に皇子で有る為に色々とやってる、それが当たり前と思っていた。
「失礼致します、父上何か御用でしょうか」
朝早くから父上の執務室に来るようにと言われ、
俺は父上、この国バルワーク国、国王陛下に呼び出しを受けた。
「ああカイル良く来たな、まずは掛けるがいい」
「失礼致します」
「そんなかしこまら無くてもいいぞ、父と子の話だ、皆んな下がってくれ」
メイドがお茶を用意して部屋を出て行き2人だけになってやっと気が抜けた。
「それで?何の御用ですか?」
お茶を飲みながら父上に聞いた、こういう時はろくな話しでは無い事を知っているからな。
「あのなカイル、怒らないで聞いてくれ、前から頼んでいた剣術の稽古の件なんだけどな、
ダレスが許可を出してくれないんだ、諦めるって事にはならないか?」
ハァーやっぱりろくな話しでは無かったか、
「父上俺は強くならないといけないんです、
ですからこの国1番の剣士に教えを受けたいんです、お分かりですか?」
「分かっている、しかし城にも強い剣士はいるぞ、その者でもきちんと教える事は出来るのだぞ!
それにダレスの部下と言っても事情があるだろ?」
父上はブツブツと言っているが、無視だ!結局はダレス卿には逆らえないだけだろ、
国王なのに唯一逆らえない者がいる何て、大丈夫だろうか、、、
母上にもか、、、他にもいそうだが、まぁいい
「それで、父上はダレス卿が怖くて俺に諦めろと言うんですね」
「別に怖くてでは無いぞ、ただ逆らうと後が怖いんだ、
色々仕事を押し付けて来たり色々と私を追い詰めて来たり、色々と私が大変なんだぞ!
だからな此処は!」
「分かりました、俺が直接頼みますそれで良いですか?」
「おお!カイルそれが良いぞ!私からでは良い返事は永久にもらえないと思うからな、
後この手紙をダレスに渡してくれ」
父上がスッと俺の方に手紙を差し出した。
「これは?」
「お前も知っていると思うがラルクリム様が今だに、お戻りになっていないそれで、
このままでは捜索隊の編成が必要になるかも知れないと言う事だ」
「まだお戻りでは無かったのですね」
「ああ、今回はお帰りになってしまっているかも知れないと言う事も考えねばならない、
そうなればこの大陸の一大事だ、他の国も黙ってはいまい、
そうならない為にもテレジョン大公にも動いてもらわないといけないからな、
頼んだぞ、カイル」
父上はまんべんの笑顔で頼んできた、
本当にこの人はろくでもない事を俺に押し付ける!こういう処が侮れないんだ。
「分かりました、その申し出全て引き受けます」
「流石カイル、いや我が息子!頼んだぞ、それと、、、」
「まだ有るのですか?」
「まぁーこれはお前が決めれば良い事だが、
テレジョン大公には目に入れても痛くない程に溺愛している令嬢がいるのは知っているな?」
「はい、その令嬢と共に俺が教えをこいたい剣士が一緒に我が国にきたと言う事も、
令嬢には会った事は無いですけど、事情はだいたい知っています」
「その事情は絶対に内密だからな令嬢には特に!でだ、、、会ってこい」
「はぇっ?」
チョット間抜けな返事になってしまった。
「お前の何かが変わるかも知れないぞ、会ってこい」
何かが変わる?別に俺は変わりたいとは思っていないが、、、
「分かりました考えておきます」
「そうか話しは終わりだ、頼んだぞ」
「はい、失礼致します」
俺は父上に礼をして執務室を出た。
何か良いように使われている様な感じだけど、
まずは大公に使いを出さなければと色々とやる事が出来たのだった。
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