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私は愛子の時の夢を見ている、何で夢だと何故分かるのかは、
子供の頃の私を今の私アムルリアが見ているからだけど、、、。
私は施設の窓から外を眺めている、後ろでは私と同じ位の子供達が玩具で仲良く楽しく遊んでいる。
私は子供の頃から余り人とのコミュニケーションの取り方が分からなくて、
1人でいる事が多かったと思う、1人の方が気楽だったという事も有るけど、
親からも必要にされていない事は子供心でも何となく分かってきていたし、親も滅多に会いには来てくれなかった。
「愛子ちゃん、皆んなと遊ばないの?」
この施設の人、名前は確か、、、***先生、、、思い出せない。
「せんせい、おそとおてんきいいの、おそといきたいの」
「外は駄目だなぁー、皆んなと遊ばない?」
「あそばないの、ここにいる」
私は又外を眺めた。
「そっかー、遊びたくなったらおいでね」
そう言うと先生は皆んなの所に行った、私と一緒に居るよりは皆んなといた方が楽しいもんね、
私はチラッと皆んなの方を見てから又窓の外を眺めた。
夢だと分かっているけど、自分の姿を見ていると、
何時も1人でいる子供だったんだなぁーと思ってしまった。
先生ごめんね折角誘ってくれたのに、愛子の代わりに今の私が謝ります。
この頃の私、愛子は確か外で遊びたくて外に行きたくて仕方なかった用で、何時も外ばっかり見ていたなぁー。
外では方の組みの子供達が遊んでいたのもあって、羨ましかった。
私の組みも外で遊ぶ時間もあったけど、何故か私は外には出れなかった、出してもらえなかったのだ、
何時も今日こそは!と思う時に限って、何時も眠くなってしまって起き上がれなくなってしまったから、
だからこの施設に来てから初めて外の時間に出してもらった後からは、外で遊んだ事が無かった。
だから外で遊んでいる皆んなが羨ましかった。
この時は知らなかったけど、大きくなってから1回だけ施設に行った時に聞いた話しでは、
私の親が私は身体が弱いから外には絶対に出さないで下さいって言われていたみたいで、
お外の時間が有る時は親から渡されていた薬を飲まされていた様だった、
先生は反対していたみたいだけど、家が寄付をいっぱいしていたので、逆らえなかったみたいだ。
今のアムルリアも余り外には出してもらえないけど、
許可が出れば外で遊ばせてもらえるし、誰かいれば外に出ても良いし感謝している。
今日だってお城に連れて来てもらってるし、、、
あれっ?私今お城にいるんだよね?寝ちゃってる?
確かカイルとベーニーと一緒にカイルの部屋でお茶会していて、私朝早かったし、今日の事が嬉しくってなかなか眠れなくってソファーが気持ち良くって、、、まずい!
と思い私は飛び起きた!カイルの膝枕の上で。
「あれっ?カイル?」
「リア起きた?暇だったよな折角今日約束していた事が全然出来なかったからな、悪かったな」
優しくカイルは私の頭を撫でてくれた。
何か膝枕の上で恥ずかしいけど、
カイルのこの優しさは嬉しい撫でてくれてる手も優しくって気持ち良い、又寝てしまいそうだ。
「リアまだ眠い?もう今日は泊まっていけば良い、もう少ししたら母上達も落ち着くと思うから、
まだ寝てていいぞ」
「うん、あれっ?ベーニーは?」
「カーリット令嬢は帰った、まぁ追い出したんだがな」
「んっ?」
「リアが寝てしまった時に丁度公爵が父上との話しが終わったみたいで一緒に帰った、
リアが気にする事じゃない、今日はリアと約束していたのに、邪魔が入っただけだ」
「わたしはベーニーとおともだちになって、うれしかったよ」
「友達ねー、リアは色々と信じ過ぎだな、少しは疑う事も必要だぞ」
「なにが?」
「まぁーリアはそこも可愛いって事か?気にしないで良い、そのままのリアでいてくれ」
又カイルは頭を撫でてくれた。
膝枕も初めてで私はカイルの言っている意味がチョット分からないけど、
「カイル、きょうはごしょうたいありがとうね」
「ああ、何時でも来ていいぞ」
「いつでもはむりでしょ、おしろだよ?」
などと冗談を交えながらカイルと話しをしていると、お母様が私を迎えに来てくれた。
子供の頃の私を今の私アムルリアが見ているからだけど、、、。
私は施設の窓から外を眺めている、後ろでは私と同じ位の子供達が玩具で仲良く楽しく遊んでいる。
私は子供の頃から余り人とのコミュニケーションの取り方が分からなくて、
1人でいる事が多かったと思う、1人の方が気楽だったという事も有るけど、
親からも必要にされていない事は子供心でも何となく分かってきていたし、親も滅多に会いには来てくれなかった。
「愛子ちゃん、皆んなと遊ばないの?」
この施設の人、名前は確か、、、***先生、、、思い出せない。
「せんせい、おそとおてんきいいの、おそといきたいの」
「外は駄目だなぁー、皆んなと遊ばない?」
「あそばないの、ここにいる」
私は又外を眺めた。
「そっかー、遊びたくなったらおいでね」
そう言うと先生は皆んなの所に行った、私と一緒に居るよりは皆んなといた方が楽しいもんね、
私はチラッと皆んなの方を見てから又窓の外を眺めた。
夢だと分かっているけど、自分の姿を見ていると、
何時も1人でいる子供だったんだなぁーと思ってしまった。
先生ごめんね折角誘ってくれたのに、愛子の代わりに今の私が謝ります。
この頃の私、愛子は確か外で遊びたくて外に行きたくて仕方なかった用で、何時も外ばっかり見ていたなぁー。
外では方の組みの子供達が遊んでいたのもあって、羨ましかった。
私の組みも外で遊ぶ時間もあったけど、何故か私は外には出れなかった、出してもらえなかったのだ、
何時も今日こそは!と思う時に限って、何時も眠くなってしまって起き上がれなくなってしまったから、
だからこの施設に来てから初めて外の時間に出してもらった後からは、外で遊んだ事が無かった。
だから外で遊んでいる皆んなが羨ましかった。
この時は知らなかったけど、大きくなってから1回だけ施設に行った時に聞いた話しでは、
私の親が私は身体が弱いから外には絶対に出さないで下さいって言われていたみたいで、
お外の時間が有る時は親から渡されていた薬を飲まされていた様だった、
先生は反対していたみたいだけど、家が寄付をいっぱいしていたので、逆らえなかったみたいだ。
今のアムルリアも余り外には出してもらえないけど、
許可が出れば外で遊ばせてもらえるし、誰かいれば外に出ても良いし感謝している。
今日だってお城に連れて来てもらってるし、、、
あれっ?私今お城にいるんだよね?寝ちゃってる?
確かカイルとベーニーと一緒にカイルの部屋でお茶会していて、私朝早かったし、今日の事が嬉しくってなかなか眠れなくってソファーが気持ち良くって、、、まずい!
と思い私は飛び起きた!カイルの膝枕の上で。
「あれっ?カイル?」
「リア起きた?暇だったよな折角今日約束していた事が全然出来なかったからな、悪かったな」
優しくカイルは私の頭を撫でてくれた。
何か膝枕の上で恥ずかしいけど、
カイルのこの優しさは嬉しい撫でてくれてる手も優しくって気持ち良い、又寝てしまいそうだ。
「リアまだ眠い?もう今日は泊まっていけば良い、もう少ししたら母上達も落ち着くと思うから、
まだ寝てていいぞ」
「うん、あれっ?ベーニーは?」
「カーリット令嬢は帰った、まぁ追い出したんだがな」
「んっ?」
「リアが寝てしまった時に丁度公爵が父上との話しが終わったみたいで一緒に帰った、
リアが気にする事じゃない、今日はリアと約束していたのに、邪魔が入っただけだ」
「わたしはベーニーとおともだちになって、うれしかったよ」
「友達ねー、リアは色々と信じ過ぎだな、少しは疑う事も必要だぞ」
「なにが?」
「まぁーリアはそこも可愛いって事か?気にしないで良い、そのままのリアでいてくれ」
又カイルは頭を撫でてくれた。
膝枕も初めてで私はカイルの言っている意味がチョット分からないけど、
「カイル、きょうはごしょうたいありがとうね」
「ああ、何時でも来ていいぞ」
「いつでもはむりでしょ、おしろだよ?」
などと冗談を交えながらカイルと話しをしていると、お母様が私を迎えに来てくれた。
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