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108★とりあえず、コピーしてみます

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 「「「「確かにね」」」」

 説明の終わった私は、再度コピー魔法を使った。
 今回も予定の本数の日本酒をコピー出来てほっとする。
 すると、ジーク君が私に話しかけてきた。

 「アリア、僕もコピー魔法を
   空のツボで試してみるよ」

 というコトで、日本酒を入れる空の酒ツボは、ジーク君がコピー魔法で用意してくれることになった。
 お酒を用意した後に、ジーク君が私に提案してくれた。

 「アリア、乾き物の………
  おつまみとかあったら
   セットで手渡した方が

  お酒を飲む時にもっと
  美味しく感じると思うんだ
  どうかな?」

 その提案にもっともだと思った私は、スルメ10枚セットとウルメ干しワンパックとカキピー1袋を出した。
 勿論、3個セットを7セットでコピーしましたよ。

 ただその後に、10枚セットのスルメを1枚づつ袋にいれ、ウルメ干しのパックを1つ開けて、ウルメ干しを5尾づつ袋入れ、カキピーも大袋を開けて、子袋1つづつにしました。

 こちらの世界の袋に、スルメ1枚とウルメ干し5尾とカキピー1袋を入れました。
 だって、食べなれていなくて、不味いって思う可能性もあるから………。

 でも、ハルト君達が作っていた、マヨネーズはプラスしました。
 1番小さなツボに入れて、コピーしましたよ。
 お醤油は、入れませんでした。

 慣れてないと、生臭いと感じて美味しくないと思ったので………。
 お醤油は慣れてい無い種類のお醤油を生臭いって感じたりしますから………。
 勿論、残りのスルメやウルメ干しやカキピーは、それぞれ保存箱に入れました。

 後でのおやつやお酒のおつまみにする為です。
 もう、日本の法律に縛られる必用は無いというコトにした私とハルト君達でした。

 『郷に入っては郷に従え』ってコトにしましたよ。
 だって、一妻多夫制度に従うんですから、日本の常識で、ここグラムシール王国の常識と合わない部分は、捨てようって決めたんです。

 だから、お酒にもちょっとずつ慣れる予定です。
 不用意に酔い潰されないようにする為に………。

 なんてコトを話合ってから、昼食の準備をマルス君達に任せてテーブルにつきました。
 とりあえず、神様や神官様や神殿用に、お礼のお酒などを用意出来たので、私達は昼食をとることにしたんです。

 アルス君達が作ってくれた昼食は………。
 驚いたコトにピザでした。
 
 「ピザって、トッピングを変えると
  色々と楽しめるからね

  それに出来立てを簡単に
  食べられるからね

  目先が変わって、アリアも
  沢山食べられると思ってね

  後は、野菜たっぷりのスープだよ
  サラダは食べられないと
  思ってやめたんだ」

 アルス君には、私が小食に見えるようです。
 私は、チンクシャで、小柄なヤセッポチなんです。
 これで太ったら、デブスになるだけなんですけどぉ~………。

 って思ったけど、ハルト君達との付き合いと騎士様達との訓練を想像して、おとなしく食べることにしました。
 だって、美味しそうだったんですもの。

 実際に口にして、本当に美味しいって思いました。
 ここは、チーズの種類が豊富で、あっちより簡単に手に入るから、ピザやグラタン、パスタやラザニアなんかは、チーズたっぷりになりそうです。

 デザートは、レモンのきいたベイクドチーズケーキでした。
 昼食は、美味しく完食しました。
 その後は、食後の後片付けをして、歯を磨き制服に着替えて神官様を待ちました。

 本当は、召喚魔法やインベントリを試したかったんですが………。
 《連環の輪》を終わらせた後の方が、気楽に出来るから良いよと言われたので諦めました。
 私は、たぁ~っぷり食べたセイで、ハルト君の腕の中でうつらうつらしていました。










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