エミーと雪の国の怪物
誰も知らない、誰も行けない、そんな場所に一年中雪が降り続ける国がありました。
国の人口は少なく、国と言っても村程度の大きさでした。
氷の海に囲まれたこの国には、ある風習がありました。
それは、10年毎の年明け前に、氷の海にいる怪物に生贄を捧げるのです。
生贄は、10歳の子供。
怪物は国を支配しているので、生贄を捧げることで1年間みんなが安全に暮らせるように始まったのです。
そしてこの年、生贄に選ばれたのは貧しい家の一人娘、エミー。
エミーは活発な子で、とても元気な子供でした。
しかし国の王様が決めたことなので、エミーのお父さんとお母さんは泣く泣くエミーを生贄に捧げました。
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