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9 ランチタイム
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こうして、竜の国での生活が始まった。
使用人の大半は、年老いた竜か、人間だった。バートラフ王子に配慮してのことだ。ロシュフォイユで生まれた人間は、竜の瘴気に対して、多少の耐性があるという。彼らの役目は、大抵、下働きだ。
執事のマティルドからは、バートラフの食事のお世話やお着替え、それから、入浴もやってほしいと言われた。
おいしい仕事ばかり!
ほら、食べて、あーんとか。
直接体に触れるお着替えとか。
それに、お風呂!
って。わたしは変態ではない。オシの近くにいられるのが嬉しいだけだ。
180歳とはいえ、バートラフはまだまだ幼児。身の回りでお世話をする人が必要だわ。そしてそれは、竜人ではダメなのよ。人間でないと。
正義よ、正義!
と、自分に言い訳してしまうほど、わたしは舞い上がっていた。
が。
現実は甘くない。
「いや!」
「いらない!」
「来ないで!」
バートラフは、わたしをそばに寄せ付けない。
そして、ひとりでどこかへ行ってしまう。
けれど、わたしだって、負けてはいられない。というか、どうしても彼のお世話をしたい。
「殿下、お食事です。今日はお天気もよろしいですから、庭で食べましょう」
声をかけると、一人で積み木で遊んでいたバートラフが振り返った。
「いらない!」
間髪入れず、投げつけられる拒絶の言葉。
「そんなこと言わないで。薔薇のお庭に、素敵なパラソルを立てましたのよ?」
「いらない!」
「とてもおいしいごはんを用意したのよ?」
バートラフが、積み木から顔をあげた。ちょっと、気を引かれたようだ。
「貴女も来るの?」
「はい、わたしもご相伴させて頂きます」
「いらない!」
最初に戻ってしまった。
でも、平気。前世の甥や姪もそうだったし。いわゆる、荒ぶる3歳児ってやつよ。バートラフは180歳だけど。
「お外で食べるごはんは、おいしいですよ?」
「あなたとは食べない! ぼくは、エミーガリュとしか、ごはんを食べないんだ!」
「エミー……?」
「エミーガリュ!」
里下がりをした乳母の名は、確かエミーガル。「ル」がうまく言えなくて、「リュ」になっちゃうんだわ。
かっ、かわいい!
ぎろりとバートラフが睨んだ。
「また、わらってる! お前なんか嫌いだ!」
慌てて、まじめ腐った顔を取り繕う。子どもの誇りを傷つけたらだめだ。
「あのね、殿下。そろそろ名前で呼んで下さいませんか?」
「なまえ? ひひひ、ひでん、」
妃殿下と言おうとしている。こういうとこ、ほんと、素直。
私は首を横に振った。
「デジレよ。わたしもあなたのことを、バートラフと呼ぶわ」
「いや!」
取り付く島もない。
不貞腐れた顔をしたまま、バートラフのお腹がぐう、と鳴った。
「お腹が空いているのね。いらっしゃい」
しぶしぶ、彼はわたしについて、内庭まで下りて来た。空腹には勝てなかったようだ。かわいい。やっぱり子どもね。
芝の上には、シートが敷いてあり、その上には、小さな箱に彩りよく収まった食べ物が並んでいる。どれも小さくまとまっていて、子どもが手づかみに食べやすいようになっている。
「わあ」
箱の蓋を取ると、バートラフは目を輝かせた。
「あなたが作ったの?」
「そうよ」
わたしは頷いた。
彼の食事を作ることは、わたしの重要な任務のひとつだ。人間の使用人たちが、ある程度下ごしらえを手伝ってくれるけど、そして、彼らに任せてしまった方が、完成度の高い料理ができるとわかっているけれど、それでも、味付けや最後の仕上げは、わたしがしている。だって、料理は愛情だと思っているから。
「それからね。『あなた』ではなく、『デジレ』」
ぷい、とバートラフは横を向いた。
箱に収まったランチは、日本のお弁当だ。わたしは裕福でない派遣社員だったので、お弁当は必須だった。昼食は食堂で食べるよう決められていたから同僚と一緒に採ることが多かったが、可愛らしいお弁当箱に詰められたおもちゃのようなおかずに、いつも感心していたものだ。
当時のわたしのお弁当はザ・茶系な感じだったけど、今はバートラフの為だもの、瞼の裏に残る同僚たちのお弁当を、必死で真似て作ってみた。トマトに似た果物や、ブロッコリのような野菜を使って、彩り豊かになるよう、心がけた。会社員時代と違って、朝、ぱぱっとつくる雑なお弁当ではない。時間をかけて丁寧に調理した。料理は得意ではないので、味の方はかなり心配だったけれども。
バートラフは、赤や緑の野菜ではなく、ミンチにして揚げた肉をほおばっている。さすが竜の子だけあって、食欲は旺盛だ。
「おいしい?」
うなずくと、口をいっぱいにしたまま頷いた。
わたしも、ひとつ掴んで口に放り込んだ。
……塩辛い。
おかしい。こんなに塩を入れたつもりはないんだけどな。
どちらかというとまずいわたしの手料理を、夢中になって食べているバートラフが、より一層愛しく感じらた。
食事が済むと、シートからお弁当の殻をどけて、バートラフだけを座らせておいた。
立ち上がろうとするバートラフを、両手で制する。
いきなり、シートの端を掴んで走り出す。
「きゃあっ!」
少し眠かったのか、不機嫌だったバートラフが歓声をあげる。
「しっかり捕まっててね」
芝スキーに、バートラフは大喜びだ。
「もっと早く! もっと、もっと!」
「言ったわね。行くわよ!」
全速力で、芝の上を走り回る。
わたしにとってもいい気晴らしになった。
ところが、にわかに空が曇ってきた。
「雨が降るのかしら」
生臭い風が吹き、空が凶悪なまでに暗い色になっていく。
「水の匂いがする」
シートの上で、バートラフが鼻を蠢かせた。
間もなく、バケツをぶちまけたような大雨が空から落ちて来た。
わたしは慌てて腰をかがめてバートラフを抱き上げ、今まで彼を乗せていたシートを頭に被った。
うふ。
同じシートの下に、オシと一緒。
ちょっとばかり幼いけど。
「なっ、なにをする!」
怒り心頭といった声が抗議する。足で腿の辺りを蹴られ、わたしは顔を顰めた。
「暴れないで。痛いです」
「いたくしてごめんなさい」
何この生き物。
もう、かわいいったらありゃしない!
だが、喜んでばかりもいられない。
というか、そんな場合ではない。
雨はますます激しさを増している。降り注ぐ雨粒が痛いほどだ。
こんな強い雨の下に、バートラフを出すわけにはいかない。
大きな樹の下に入りたいと思った。でもこの辺りには、雨除けになってくれそうな樹がない。
遠くから、ごろごろと怪しげな音が聞こえて来た。と思う間もなく、金色に光る稲妻が、空を鈎裂きに引き裂いた。
雷が近づいている。
……樹の下に入らなくて良かった。
とはいえ、この庭はやたら広い。宮殿までは距離があり、その間に、避雷針になりそうなものは何もない。
敷物を頭に被ったまま、胸の中のバートラフをぎゅっと抱きしめた。
その時だった。
どーんという腹に響くような落雷が聞こえた。
落雷と言うのは生易しい言い方だ。
誇張でなく辺りが揺れ、落ち葉が舞い上がった。芝生がはがれて舞い飛んでいく
「だ、大丈夫よ、バートラフ!」
わたしは必死でバートラフをかき抱く。胸の中の彼がもぞもぞ動いて何か言ったが、耳がわんわんいって聞こえない。
耳鳴りが治まるのに、どれくらいの時間が経っただろうか。
「水に濡れるのがそんなに怖いか?」
頭の上から、嘲るような声が降ってきた。
使用人の大半は、年老いた竜か、人間だった。バートラフ王子に配慮してのことだ。ロシュフォイユで生まれた人間は、竜の瘴気に対して、多少の耐性があるという。彼らの役目は、大抵、下働きだ。
執事のマティルドからは、バートラフの食事のお世話やお着替え、それから、入浴もやってほしいと言われた。
おいしい仕事ばかり!
ほら、食べて、あーんとか。
直接体に触れるお着替えとか。
それに、お風呂!
って。わたしは変態ではない。オシの近くにいられるのが嬉しいだけだ。
180歳とはいえ、バートラフはまだまだ幼児。身の回りでお世話をする人が必要だわ。そしてそれは、竜人ではダメなのよ。人間でないと。
正義よ、正義!
と、自分に言い訳してしまうほど、わたしは舞い上がっていた。
が。
現実は甘くない。
「いや!」
「いらない!」
「来ないで!」
バートラフは、わたしをそばに寄せ付けない。
そして、ひとりでどこかへ行ってしまう。
けれど、わたしだって、負けてはいられない。というか、どうしても彼のお世話をしたい。
「殿下、お食事です。今日はお天気もよろしいですから、庭で食べましょう」
声をかけると、一人で積み木で遊んでいたバートラフが振り返った。
「いらない!」
間髪入れず、投げつけられる拒絶の言葉。
「そんなこと言わないで。薔薇のお庭に、素敵なパラソルを立てましたのよ?」
「いらない!」
「とてもおいしいごはんを用意したのよ?」
バートラフが、積み木から顔をあげた。ちょっと、気を引かれたようだ。
「貴女も来るの?」
「はい、わたしもご相伴させて頂きます」
「いらない!」
最初に戻ってしまった。
でも、平気。前世の甥や姪もそうだったし。いわゆる、荒ぶる3歳児ってやつよ。バートラフは180歳だけど。
「お外で食べるごはんは、おいしいですよ?」
「あなたとは食べない! ぼくは、エミーガリュとしか、ごはんを食べないんだ!」
「エミー……?」
「エミーガリュ!」
里下がりをした乳母の名は、確かエミーガル。「ル」がうまく言えなくて、「リュ」になっちゃうんだわ。
かっ、かわいい!
ぎろりとバートラフが睨んだ。
「また、わらってる! お前なんか嫌いだ!」
慌てて、まじめ腐った顔を取り繕う。子どもの誇りを傷つけたらだめだ。
「あのね、殿下。そろそろ名前で呼んで下さいませんか?」
「なまえ? ひひひ、ひでん、」
妃殿下と言おうとしている。こういうとこ、ほんと、素直。
私は首を横に振った。
「デジレよ。わたしもあなたのことを、バートラフと呼ぶわ」
「いや!」
取り付く島もない。
不貞腐れた顔をしたまま、バートラフのお腹がぐう、と鳴った。
「お腹が空いているのね。いらっしゃい」
しぶしぶ、彼はわたしについて、内庭まで下りて来た。空腹には勝てなかったようだ。かわいい。やっぱり子どもね。
芝の上には、シートが敷いてあり、その上には、小さな箱に彩りよく収まった食べ物が並んでいる。どれも小さくまとまっていて、子どもが手づかみに食べやすいようになっている。
「わあ」
箱の蓋を取ると、バートラフは目を輝かせた。
「あなたが作ったの?」
「そうよ」
わたしは頷いた。
彼の食事を作ることは、わたしの重要な任務のひとつだ。人間の使用人たちが、ある程度下ごしらえを手伝ってくれるけど、そして、彼らに任せてしまった方が、完成度の高い料理ができるとわかっているけれど、それでも、味付けや最後の仕上げは、わたしがしている。だって、料理は愛情だと思っているから。
「それからね。『あなた』ではなく、『デジレ』」
ぷい、とバートラフは横を向いた。
箱に収まったランチは、日本のお弁当だ。わたしは裕福でない派遣社員だったので、お弁当は必須だった。昼食は食堂で食べるよう決められていたから同僚と一緒に採ることが多かったが、可愛らしいお弁当箱に詰められたおもちゃのようなおかずに、いつも感心していたものだ。
当時のわたしのお弁当はザ・茶系な感じだったけど、今はバートラフの為だもの、瞼の裏に残る同僚たちのお弁当を、必死で真似て作ってみた。トマトに似た果物や、ブロッコリのような野菜を使って、彩り豊かになるよう、心がけた。会社員時代と違って、朝、ぱぱっとつくる雑なお弁当ではない。時間をかけて丁寧に調理した。料理は得意ではないので、味の方はかなり心配だったけれども。
バートラフは、赤や緑の野菜ではなく、ミンチにして揚げた肉をほおばっている。さすが竜の子だけあって、食欲は旺盛だ。
「おいしい?」
うなずくと、口をいっぱいにしたまま頷いた。
わたしも、ひとつ掴んで口に放り込んだ。
……塩辛い。
おかしい。こんなに塩を入れたつもりはないんだけどな。
どちらかというとまずいわたしの手料理を、夢中になって食べているバートラフが、より一層愛しく感じらた。
食事が済むと、シートからお弁当の殻をどけて、バートラフだけを座らせておいた。
立ち上がろうとするバートラフを、両手で制する。
いきなり、シートの端を掴んで走り出す。
「きゃあっ!」
少し眠かったのか、不機嫌だったバートラフが歓声をあげる。
「しっかり捕まっててね」
芝スキーに、バートラフは大喜びだ。
「もっと早く! もっと、もっと!」
「言ったわね。行くわよ!」
全速力で、芝の上を走り回る。
わたしにとってもいい気晴らしになった。
ところが、にわかに空が曇ってきた。
「雨が降るのかしら」
生臭い風が吹き、空が凶悪なまでに暗い色になっていく。
「水の匂いがする」
シートの上で、バートラフが鼻を蠢かせた。
間もなく、バケツをぶちまけたような大雨が空から落ちて来た。
わたしは慌てて腰をかがめてバートラフを抱き上げ、今まで彼を乗せていたシートを頭に被った。
うふ。
同じシートの下に、オシと一緒。
ちょっとばかり幼いけど。
「なっ、なにをする!」
怒り心頭といった声が抗議する。足で腿の辺りを蹴られ、わたしは顔を顰めた。
「暴れないで。痛いです」
「いたくしてごめんなさい」
何この生き物。
もう、かわいいったらありゃしない!
だが、喜んでばかりもいられない。
というか、そんな場合ではない。
雨はますます激しさを増している。降り注ぐ雨粒が痛いほどだ。
こんな強い雨の下に、バートラフを出すわけにはいかない。
大きな樹の下に入りたいと思った。でもこの辺りには、雨除けになってくれそうな樹がない。
遠くから、ごろごろと怪しげな音が聞こえて来た。と思う間もなく、金色に光る稲妻が、空を鈎裂きに引き裂いた。
雷が近づいている。
……樹の下に入らなくて良かった。
とはいえ、この庭はやたら広い。宮殿までは距離があり、その間に、避雷針になりそうなものは何もない。
敷物を頭に被ったまま、胸の中のバートラフをぎゅっと抱きしめた。
その時だった。
どーんという腹に響くような落雷が聞こえた。
落雷と言うのは生易しい言い方だ。
誇張でなく辺りが揺れ、落ち葉が舞い上がった。芝生がはがれて舞い飛んでいく
「だ、大丈夫よ、バートラフ!」
わたしは必死でバートラフをかき抱く。胸の中の彼がもぞもぞ動いて何か言ったが、耳がわんわんいって聞こえない。
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