AIの寛容

AIが支配する世界の小説家の話。一話完結SF短編(SS)。


 AI……王の手はいつでも十億単位作家だ。世界のほぼ全てのものが読み、学び、模倣する。そういう絶対的な作家が居れば、大抵の奴はすぐに心が折れちまう。いんや、折れる程の心を持つことすら無いかもしれない。

 だがまぁ、そんな世界の中で、俺には十分以上の自負がある。
 何故かって? 俺には、少ないながらも読み手がついているからさ。

(以上抜粋)
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