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第二部 宰相閣下の謹慎事情
【宰相Side】エドヴァルドの希求(4)
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「……それで」
ランツァ族長夫人の姿が見えなくなった頃と前後して、入口の扉に別の人物の影が見え隠れするようになっていた。
「おまえは何故ここにいる、リーシン」
冷ややかに問いかけた私に「あれ⁉」と、声を上げたのはリックだった。
「いや、バリエンダール王宮の廊下を歩いているあたりからいたけど?公安長官付の裏の人間で、影の護衛だから気にするなって本人が言うから、俺の後ろから付いて来てたの見逃してたんだけど」
「――――」
見ればグザヴィエとコトヴァも無言で首を縦に振っている。
リックは顔を知らない筈だが、確かにグザヴィエやコトヴァたち〝鷹の眼〟であれば〝草〟の一人を把握しているのはおかしなことではない。
「ロイヴァスの指示か」
私ではなく、公安長官ロイヴァス・ヘルマンの下で働く男は、私の威圧など気にしないと言った態でヘラヘラと笑っていた。
「いや自分、元々サレステーデの現状を確認するよう、長官に言われてたんですよ。今度の交渉をより有利にするために調べてこい、って。で、帰る前に大公殿下の様子も――って来たら、まさかの行方不明。これは帰るワケにはいかないなと思ったところに宰相サマがいらしたものだから、じゃあ俺も、と。こそこそと簡易型使わずとも堂々と公式を利用出来るワケだから」
サレステーデの情報、というところは確かに気にはなったが、今、それをここで問い詰める訳にもいかなかった。
まずは何をおいてもテオドル大公の安否確認だからだ。
私が口を開こうとしたところで、ふと表情を改めたリーシンが、部屋の中にいる我々に向かって、スッと片手を上げた。
「宰相の養子?ここの族長の甥?――来ますよ」
そうなると、今更リーシンに戻れとも席を外せとも言いづらい。
私は一人手近な椅子に腰を下ろして、相手を待つことにした。
ただ、てっきりジーノ・フォサーティが先に現れるのかと思えば、先に中に入って来たのは族長夫人の方だった。
『――――』
さすがの私も、各国の第一言語であればともかく、遊牧民族の固有言語までは把握をしていない。
族長夫人は、後ろから付いて来ていた青年に一言二言何かを話かけた後、ふと私の方を振り返った。
「かれ、ジーノ。れいなときた。かれ、はなせる」
なるほど。
夫人と同じ紋様、色を持つ衣装を身にまとってはいるが、彼がフォサーティ宰相の養子となったジーノ・フォサーティであり、族長夫人として、たとえ片言であれ彼の身分を私に保証したのか。
さすが、伊達に族長の妻を務めてはいないと言う事なんだろう。
そうなれば私の方も、夫人の振る舞いにまずは応える必要があった。
「アンジェス国宰相イデオン公爵エドヴァルドだ。族長夫人から聞いたかも知れないが、ユングベリ商会商会長レイナ・ユングベリは私の婚約者だ。王宮のミラン王太子よりこちらに来たと聞いたため、迎えに来たのだが」
名前と身分もさることながら「レイナの婚約者」と名乗ったところで、目の前のこの男は明らかにこちらを窺うような目に雰囲気が変わっていた。
「過分なご挨拶痛み入ります。私はジーノ・フォサーティ。その名でお察しのように、バリエンダール宰相は私の義父となります」
なるほど、宰相たる父のゴリ押しではなく、当人にもその気があると言うことか。
一瞬、ピリリとした空気が辺りに広がりかけたものの、この場では、それは大きくはならなかった。
「っ⁉ 痛たっ――」
「⁉」
私も少なからず驚いたのだが、そんな空気をぶち壊しでもするかのように、私の目の前で族長夫人がジーノの髪を勢いよく引っ張ったのだ。
唖然とする私の前で、どうやら夫人は部族の言葉で彼を叱責しているらしかった。
「……っ、も、申し訳ない、イデオン宰相」
乱れた髪を直しながら、ジーノはその口調も何とか整えようとしていた。
「さっさとユングベリ嬢がこの村からは既に離れていることを説明しろと、伯母が――」
「――いない?」
グザヴィエやコトヴァが言いかけていたとはいえ、それを裏付けるかのようなジーノの発言に、私の声が急激に冷え込んでいくのを自覚した。
「確かに……それは、説明して貰いたいな」
ただ、それに先に答えたのはジーノではなく族長夫人の方だった。
さすが狩猟民族の血を持つと言うべきか、相当に胆力のある女性だと言う気がした。
「べつのばしょ、おっと、いる。いっしょに、せつめい、きく」
「……カゼッリ族長が、事情を知っていると?」
なるべく口調を和らげて聞いてみたつもりだったが、どうやら分からない単語もあったようで、隣にいたジーノを代わりに見上げていた。
「……事情というほどのことはありません。ここから少し歩いたところに、村の集会場があるのですが、今そこに、我がユレルミ族の族長の他に、ハタラ族とネーミ族の族長も顔を揃えているのです。ユングベリ嬢はテオドル大公殿下の居場所にあたりがついて、いったんこの村を離れた。我々はその間、今回の一連の騒動をどう決着させるかを話し合っていた。彼女と合流して、戻った後のことを考えれば、一度は族長たちと顔を合わせておかれるべきなのでは?と言う話ですよ」
「……大公殿下の無事、レイナの無事、双方の保証が出来ると?」
「彼女は聡い。今小競り合いを起こしているイラクシ族を避けることをちゃんと考えていた。彼女に付いている護衛たちも、恐らくはこの一帯の男連中誰一人敵わないはず。あまり過剰な心配をなさる必要もないかと」
「――――」
正直、ジーノ・フォサーティの物言いはまったくもって気に入らない。
だがここは、隣に立つ族長夫人の顔を立てるべきなのだろう。
私はジーノに案内される形で、集会場に行き、話を聞くことになった。
***********************
いつも読んでいただいて、有難うございます!
この度、このお話の書籍化が決まりました!
詳しくは近況ボードをご覧下さいm(_ _)m
また、普段は豆腐メンタルなのでコメント欄閉じてますが、記念?にこの後開けることにします!
宜しくお願いします!
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「おまえは何故ここにいる、リーシン」
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「いや、バリエンダール王宮の廊下を歩いているあたりからいたけど?公安長官付の裏の人間で、影の護衛だから気にするなって本人が言うから、俺の後ろから付いて来てたの見逃してたんだけど」
「――――」
見ればグザヴィエとコトヴァも無言で首を縦に振っている。
リックは顔を知らない筈だが、確かにグザヴィエやコトヴァたち〝鷹の眼〟であれば〝草〟の一人を把握しているのはおかしなことではない。
「ロイヴァスの指示か」
私ではなく、公安長官ロイヴァス・ヘルマンの下で働く男は、私の威圧など気にしないと言った態でヘラヘラと笑っていた。
「いや自分、元々サレステーデの現状を確認するよう、長官に言われてたんですよ。今度の交渉をより有利にするために調べてこい、って。で、帰る前に大公殿下の様子も――って来たら、まさかの行方不明。これは帰るワケにはいかないなと思ったところに宰相サマがいらしたものだから、じゃあ俺も、と。こそこそと簡易型使わずとも堂々と公式を利用出来るワケだから」
サレステーデの情報、というところは確かに気にはなったが、今、それをここで問い詰める訳にもいかなかった。
まずは何をおいてもテオドル大公の安否確認だからだ。
私が口を開こうとしたところで、ふと表情を改めたリーシンが、部屋の中にいる我々に向かって、スッと片手を上げた。
「宰相の養子?ここの族長の甥?――来ますよ」
そうなると、今更リーシンに戻れとも席を外せとも言いづらい。
私は一人手近な椅子に腰を下ろして、相手を待つことにした。
ただ、てっきりジーノ・フォサーティが先に現れるのかと思えば、先に中に入って来たのは族長夫人の方だった。
『――――』
さすがの私も、各国の第一言語であればともかく、遊牧民族の固有言語までは把握をしていない。
族長夫人は、後ろから付いて来ていた青年に一言二言何かを話かけた後、ふと私の方を振り返った。
「かれ、ジーノ。れいなときた。かれ、はなせる」
なるほど。
夫人と同じ紋様、色を持つ衣装を身にまとってはいるが、彼がフォサーティ宰相の養子となったジーノ・フォサーティであり、族長夫人として、たとえ片言であれ彼の身分を私に保証したのか。
さすが、伊達に族長の妻を務めてはいないと言う事なんだろう。
そうなれば私の方も、夫人の振る舞いにまずは応える必要があった。
「アンジェス国宰相イデオン公爵エドヴァルドだ。族長夫人から聞いたかも知れないが、ユングベリ商会商会長レイナ・ユングベリは私の婚約者だ。王宮のミラン王太子よりこちらに来たと聞いたため、迎えに来たのだが」
名前と身分もさることながら「レイナの婚約者」と名乗ったところで、目の前のこの男は明らかにこちらを窺うような目に雰囲気が変わっていた。
「過分なご挨拶痛み入ります。私はジーノ・フォサーティ。その名でお察しのように、バリエンダール宰相は私の義父となります」
なるほど、宰相たる父のゴリ押しではなく、当人にもその気があると言うことか。
一瞬、ピリリとした空気が辺りに広がりかけたものの、この場では、それは大きくはならなかった。
「っ⁉ 痛たっ――」
「⁉」
私も少なからず驚いたのだが、そんな空気をぶち壊しでもするかのように、私の目の前で族長夫人がジーノの髪を勢いよく引っ張ったのだ。
唖然とする私の前で、どうやら夫人は部族の言葉で彼を叱責しているらしかった。
「……っ、も、申し訳ない、イデオン宰相」
乱れた髪を直しながら、ジーノはその口調も何とか整えようとしていた。
「さっさとユングベリ嬢がこの村からは既に離れていることを説明しろと、伯母が――」
「――いない?」
グザヴィエやコトヴァが言いかけていたとはいえ、それを裏付けるかのようなジーノの発言に、私の声が急激に冷え込んでいくのを自覚した。
「確かに……それは、説明して貰いたいな」
ただ、それに先に答えたのはジーノではなく族長夫人の方だった。
さすが狩猟民族の血を持つと言うべきか、相当に胆力のある女性だと言う気がした。
「べつのばしょ、おっと、いる。いっしょに、せつめい、きく」
「……カゼッリ族長が、事情を知っていると?」
なるべく口調を和らげて聞いてみたつもりだったが、どうやら分からない単語もあったようで、隣にいたジーノを代わりに見上げていた。
「……事情というほどのことはありません。ここから少し歩いたところに、村の集会場があるのですが、今そこに、我がユレルミ族の族長の他に、ハタラ族とネーミ族の族長も顔を揃えているのです。ユングベリ嬢はテオドル大公殿下の居場所にあたりがついて、いったんこの村を離れた。我々はその間、今回の一連の騒動をどう決着させるかを話し合っていた。彼女と合流して、戻った後のことを考えれば、一度は族長たちと顔を合わせておかれるべきなのでは?と言う話ですよ」
「……大公殿下の無事、レイナの無事、双方の保証が出来ると?」
「彼女は聡い。今小競り合いを起こしているイラクシ族を避けることをちゃんと考えていた。彼女に付いている護衛たちも、恐らくはこの一帯の男連中誰一人敵わないはず。あまり過剰な心配をなさる必要もないかと」
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