543 / 785
第三部 宰相閣下の婚約者
605 淑女の中の淑女は誰
しおりを挟む
「なるほど、公爵夫人の代では力に訴えて返り討ちにあったから、娘さんの時にはちょっと頭を使ってきた――ってところですかね」
「思うに、あわよくば公爵夫妻の離縁も狙っているのではないかな。実際にこれ以上の詐欺被害が起きてしまえば、ヒルダ様とマリセラ嬢をエモニエ侯爵家ごと切り離すのが一番公爵家にとってはダメージの少ない話になるだろうから」
「うわぁ……」
下衆だな、と正直に表情に出た私に、マトヴェイ部長も気持ちは分かるとばかりに頷いていた。
何にせよ、私もマトヴェイ部長も「何故それを、今やる」と言う憤りが消せないのだ。
もちろん、三国会談の話はまだ王宮の外へは一切出ていないのだから、たまたま被っただけと言うしかないのだけれども。
「わ、私は……」
そんな私とマトヴェイ部長の一致した心境はさておいて、離縁と言う直接的な言葉を耳にしたせいで、コンティオラ公爵夫人が真っ青になって、更にカタカタと身体を震わせていた。
その様子を見ていると、夫人もちゃんと、コンティオラ公爵への愛情はあると言うことなんだろう。
「――コンティオラ公爵夫人」
とは言え、私やマトヴェイ部長からは声をかけづらい状態でいると、それまで黙って事の成り行きを窺っていたエリィ義母様が、静かに立ち上がって、コンティオラ公爵夫人のすぐ傍に座り直した。
震えるコンティオラ公爵夫人の肩に、そっと手を置いている。
「このお話、私に預けて下さいませんかしら?」
「…………フォルシアン公爵夫人?」
ヒルダ様、エリサベト様と呼びあわないあたり、日頃は最低限の交流しかしていなかったことが窺える。
コンティオラ公爵夫人も、少し面食らってはいるようだけど、だからこそ、身体の震えは少し治まっていた。
「コデルリーエ男爵家に、ナルディーニ侯爵家の息がかかっていた夫人の元侍女が嫁いでいたと言うことを、恥ずかしながら私も存じませんでしたわ」
「それは……」
うん、コンティオラ公爵夫人が躊躇をしたのも分かる。
伯爵家以上の高位貴族家ならばともかく、男爵家までいってしまうと、自家の傘下にあるか否かだけを把握するのが精一杯の筈だ。
まして当主の配偶者、それも後妻となると、把握をしておけと詰る方が無茶振りだ。
ただそれでも、エリィ義母様は緩々と首を横に振った。
「コデルリーエ男爵家はフォルシアン公爵領下の貴族家。保証人の名義料を欲した男爵家が、安易にギルドカードを作らせた点で、既に無関係を決め込むことは出来ませんの。夫だけではなく、鉱山を管理する私の実家、ダリアン侯爵家の沽券にも関わりますから」
「ダリアン侯爵家……」
「私も最初にこの話を聞いた時、夫人同様に頭に血が上って、実家に帰りかけましたの。義娘に慌てて止められましたわ。そう言う点では、少々夫人に親近感を覚えていますのよ?」
コンティオラ公爵夫人を落ち着かせようとしてか、エリィ義母様はそんな風に夫人に微笑って見せた。
「――この件、愚息を引っ張り込みますわ」
「「「⁉」」」
そしてキッパリとそんなことを言い切ったエリィ義母様に、私どころかこの場の全員が、咄嗟に続ける言葉を失くした。
「あ、あの、お義母さま……?」
恐る恐る声をかけたのは私で、エリィ義母様はむしろキョトンとした表情を私に返した。
「あら。今は療養中だけれど、愚息はあれでも高等法院勤務。この件を受け持てと言えば、通常業務として引き受ける筈よ?」
「え……でもコデルリーエ男爵家が関わっているとなれば、身内が絡むとして、むしろ外されませんか……?」
家族と言う意味での身内ではないにせよ、フォルシアン公爵領下の貴族と言う括りでは、どうなのか。
首を傾げる私に、エリィ義母様はそれはそれは素敵な笑みを閃かせた。
「その為のレイナちゃん、貴女なのよ」
「……え」
「シャプル商会はもともと実態のない、名前だけの商会なのでしょう?ですから、コデルリーエ男爵領の領都商業ギルドから、ラヴォリ商会へ泣きついたと言う態をとらせますわ。カルメル商会がそうしたのですから、不自然には見えない筈です」
確かに……と、カール商会長代理も頷いている。
「そして商会長代理には、自前の法律事務所ではなく、対貴族との案件がほとんどである、キヴェカス法律事務所を恃むべく、ユングベリ商会を頼ったと言う態をとっていただきたいのですわ。王都商業ギルドでたまたまユングベリ商会長とすれ違い、そこで仲介を思い立って依頼をしたと言う態でも構いませんし、理由はお任せで」
「……なるほど。そうすれば、コデルリーエ男爵領側の案件はキヴェカス法律事務所が担当をすることになる。それであれば、表向きは身内になりませんね。キヴェカス法律事務所がイデオン公爵家の法律顧問を務めていることは広範囲に知られている上、所長であるヤンネ・キヴェカス卿は女性からの依頼は受けない点でも有名。いくらユングベリ商会長が近々イデオン公爵家に嫁ぐ、あるいはフォルシアン公爵家の養女であるからと言っても、彼女の意を汲んで便宜を図るなどと、誰も疑わないわけですね」
「「――――」」
そこで思い切り納得をしているカール商会長代理に、私もそうだけど、エリィ義母様自身も若干複雑そうだった。
と言うか、やっぱり女性の依頼主は門前払いだったのか。
まあ、それでは事務所が立ち行かないだろうから、他の所員に担当させていたと言ったあたりだろうとは思うけど。
私と彼がまったくなれ合ってこなかったことが、こんなところで思わぬ作用を果たそうとは思わなかった。
「コデルリーエ男爵家としても、キヴェカス事務所が間に入ると言うことであれば、所長自身が伯爵家の出自を持つと言う点で、文句の言いようがありませんもの」
ただ、とそこでエリィ義母様はちょっと悪戯っぽい笑みを閃かせた。
「キヴェカス卿もウチの愚息も、ナルディーニ侯爵家が起こした様な人間関係の問題にはかなり敏感な筈だから、コデルリーエ男爵家がもし後妻とナルディーニ侯爵家との関わりを揉み消したいと思ったとしても、絶対に折れませんわ。むしろ証拠さえあれば詐欺案件ごと容赦なく暴き立てると思った方が良いでしょうね?」
「…………」
何となく天井を見上げて、エリィ義母様の発言を振り返ってみたけれど、どこにもそれを否定する要素がなかった。
確かに、度の過ぎた女性蔑視のきらいはあるけれど、裏を返せば男性に対しても「こうあるべき」と言う理想像があったとしてもおかしくない。
誰が聞いたって、少なくともナルディーニ侯爵家当主とその息子がやらかしていることは下衆の所業だし、あの二人なら全くその辺り忖度はしなさそうだった。
エリィ義母様はそこを突いて、コデルリーエ男爵家の後妻も、その女性を動かしたかも知れないナルディーニ侯爵家も、ブロッカ商会長とその夫人も、まとめて司法の場に引っ張り出そうと言うのだろう。
「確かに愚息自身が高等法院の裁判の場に立つのはまずいと思いますけど、上司であるオノレ子爵に相談をすれば、その辺りは上手い落としどころを見つけられる筈ですすわ。逆にその程度も出来ないようであれば、今すぐ高等法院を辞めさせてもいいくらいですわね」
……なんだかヘタをすれば、今はキヴェカス事務所の臨時職員状態なのが、常勤雇用になりそうな気配をひしと感じる。
「いかがですかしら、コンティオラ公爵夫人?欠点としては、詐欺の全容が明らかになって、裁判が結審するまでの間、また夫人の周囲が、昔の様に少々騒がしくなると言う点はあるのですけれど……」
それでも、娘が詐欺に引っかかりかけたと言う話は抑え込める筈だ。母娘で再び狙われたと言う、被害者側の立場を強調すれば、無関係な人々の目はそちらへ向く。
皆の視線を受けたコンティオラ公爵夫人は、一瞬だけ、痛ましげに顔を歪めていた。
「一時の好奇心に耐えるか、詐欺事件の一翼を担わされたとの不名誉に耐えるか――と、仰いますのね」
「そうなりますわね……ですが私の夫やコンティオラ公爵閣下に今以上の負担を押し付けないためには、これしかないと私は思いますわ」
キヴェカス事務所とユセフ・フォルシアン公爵令息をこの件に引っ張りこむことが、実際には彼らにとってなんの利益にもならないのだと言うことを、この時点でのコンティオラ公爵夫人は、まだ知らない。
「大丈夫よ、レイナちゃん。もちろん、今のキヴェカス事務所のお仕事を滞らせるようなことは、この母が認めませんから。双方をこなしてこその、次期フォルシアン公爵ですわ。ダメならいずれ生まれるユティラの子に継がせるだけのことです」
「「「…………」」」
多分コンティオラ公爵夫人が折れたのは、決してフォルシアン公爵家にとって有利になることを推し進めようとしているのではないと分かる、この一言だった気がした。
「思うに、あわよくば公爵夫妻の離縁も狙っているのではないかな。実際にこれ以上の詐欺被害が起きてしまえば、ヒルダ様とマリセラ嬢をエモニエ侯爵家ごと切り離すのが一番公爵家にとってはダメージの少ない話になるだろうから」
「うわぁ……」
下衆だな、と正直に表情に出た私に、マトヴェイ部長も気持ちは分かるとばかりに頷いていた。
何にせよ、私もマトヴェイ部長も「何故それを、今やる」と言う憤りが消せないのだ。
もちろん、三国会談の話はまだ王宮の外へは一切出ていないのだから、たまたま被っただけと言うしかないのだけれども。
「わ、私は……」
そんな私とマトヴェイ部長の一致した心境はさておいて、離縁と言う直接的な言葉を耳にしたせいで、コンティオラ公爵夫人が真っ青になって、更にカタカタと身体を震わせていた。
その様子を見ていると、夫人もちゃんと、コンティオラ公爵への愛情はあると言うことなんだろう。
「――コンティオラ公爵夫人」
とは言え、私やマトヴェイ部長からは声をかけづらい状態でいると、それまで黙って事の成り行きを窺っていたエリィ義母様が、静かに立ち上がって、コンティオラ公爵夫人のすぐ傍に座り直した。
震えるコンティオラ公爵夫人の肩に、そっと手を置いている。
「このお話、私に預けて下さいませんかしら?」
「…………フォルシアン公爵夫人?」
ヒルダ様、エリサベト様と呼びあわないあたり、日頃は最低限の交流しかしていなかったことが窺える。
コンティオラ公爵夫人も、少し面食らってはいるようだけど、だからこそ、身体の震えは少し治まっていた。
「コデルリーエ男爵家に、ナルディーニ侯爵家の息がかかっていた夫人の元侍女が嫁いでいたと言うことを、恥ずかしながら私も存じませんでしたわ」
「それは……」
うん、コンティオラ公爵夫人が躊躇をしたのも分かる。
伯爵家以上の高位貴族家ならばともかく、男爵家までいってしまうと、自家の傘下にあるか否かだけを把握するのが精一杯の筈だ。
まして当主の配偶者、それも後妻となると、把握をしておけと詰る方が無茶振りだ。
ただそれでも、エリィ義母様は緩々と首を横に振った。
「コデルリーエ男爵家はフォルシアン公爵領下の貴族家。保証人の名義料を欲した男爵家が、安易にギルドカードを作らせた点で、既に無関係を決め込むことは出来ませんの。夫だけではなく、鉱山を管理する私の実家、ダリアン侯爵家の沽券にも関わりますから」
「ダリアン侯爵家……」
「私も最初にこの話を聞いた時、夫人同様に頭に血が上って、実家に帰りかけましたの。義娘に慌てて止められましたわ。そう言う点では、少々夫人に親近感を覚えていますのよ?」
コンティオラ公爵夫人を落ち着かせようとしてか、エリィ義母様はそんな風に夫人に微笑って見せた。
「――この件、愚息を引っ張り込みますわ」
「「「⁉」」」
そしてキッパリとそんなことを言い切ったエリィ義母様に、私どころかこの場の全員が、咄嗟に続ける言葉を失くした。
「あ、あの、お義母さま……?」
恐る恐る声をかけたのは私で、エリィ義母様はむしろキョトンとした表情を私に返した。
「あら。今は療養中だけれど、愚息はあれでも高等法院勤務。この件を受け持てと言えば、通常業務として引き受ける筈よ?」
「え……でもコデルリーエ男爵家が関わっているとなれば、身内が絡むとして、むしろ外されませんか……?」
家族と言う意味での身内ではないにせよ、フォルシアン公爵領下の貴族と言う括りでは、どうなのか。
首を傾げる私に、エリィ義母様はそれはそれは素敵な笑みを閃かせた。
「その為のレイナちゃん、貴女なのよ」
「……え」
「シャプル商会はもともと実態のない、名前だけの商会なのでしょう?ですから、コデルリーエ男爵領の領都商業ギルドから、ラヴォリ商会へ泣きついたと言う態をとらせますわ。カルメル商会がそうしたのですから、不自然には見えない筈です」
確かに……と、カール商会長代理も頷いている。
「そして商会長代理には、自前の法律事務所ではなく、対貴族との案件がほとんどである、キヴェカス法律事務所を恃むべく、ユングベリ商会を頼ったと言う態をとっていただきたいのですわ。王都商業ギルドでたまたまユングベリ商会長とすれ違い、そこで仲介を思い立って依頼をしたと言う態でも構いませんし、理由はお任せで」
「……なるほど。そうすれば、コデルリーエ男爵領側の案件はキヴェカス法律事務所が担当をすることになる。それであれば、表向きは身内になりませんね。キヴェカス法律事務所がイデオン公爵家の法律顧問を務めていることは広範囲に知られている上、所長であるヤンネ・キヴェカス卿は女性からの依頼は受けない点でも有名。いくらユングベリ商会長が近々イデオン公爵家に嫁ぐ、あるいはフォルシアン公爵家の養女であるからと言っても、彼女の意を汲んで便宜を図るなどと、誰も疑わないわけですね」
「「――――」」
そこで思い切り納得をしているカール商会長代理に、私もそうだけど、エリィ義母様自身も若干複雑そうだった。
と言うか、やっぱり女性の依頼主は門前払いだったのか。
まあ、それでは事務所が立ち行かないだろうから、他の所員に担当させていたと言ったあたりだろうとは思うけど。
私と彼がまったくなれ合ってこなかったことが、こんなところで思わぬ作用を果たそうとは思わなかった。
「コデルリーエ男爵家としても、キヴェカス事務所が間に入ると言うことであれば、所長自身が伯爵家の出自を持つと言う点で、文句の言いようがありませんもの」
ただ、とそこでエリィ義母様はちょっと悪戯っぽい笑みを閃かせた。
「キヴェカス卿もウチの愚息も、ナルディーニ侯爵家が起こした様な人間関係の問題にはかなり敏感な筈だから、コデルリーエ男爵家がもし後妻とナルディーニ侯爵家との関わりを揉み消したいと思ったとしても、絶対に折れませんわ。むしろ証拠さえあれば詐欺案件ごと容赦なく暴き立てると思った方が良いでしょうね?」
「…………」
何となく天井を見上げて、エリィ義母様の発言を振り返ってみたけれど、どこにもそれを否定する要素がなかった。
確かに、度の過ぎた女性蔑視のきらいはあるけれど、裏を返せば男性に対しても「こうあるべき」と言う理想像があったとしてもおかしくない。
誰が聞いたって、少なくともナルディーニ侯爵家当主とその息子がやらかしていることは下衆の所業だし、あの二人なら全くその辺り忖度はしなさそうだった。
エリィ義母様はそこを突いて、コデルリーエ男爵家の後妻も、その女性を動かしたかも知れないナルディーニ侯爵家も、ブロッカ商会長とその夫人も、まとめて司法の場に引っ張り出そうと言うのだろう。
「確かに愚息自身が高等法院の裁判の場に立つのはまずいと思いますけど、上司であるオノレ子爵に相談をすれば、その辺りは上手い落としどころを見つけられる筈ですすわ。逆にその程度も出来ないようであれば、今すぐ高等法院を辞めさせてもいいくらいですわね」
……なんだかヘタをすれば、今はキヴェカス事務所の臨時職員状態なのが、常勤雇用になりそうな気配をひしと感じる。
「いかがですかしら、コンティオラ公爵夫人?欠点としては、詐欺の全容が明らかになって、裁判が結審するまでの間、また夫人の周囲が、昔の様に少々騒がしくなると言う点はあるのですけれど……」
それでも、娘が詐欺に引っかかりかけたと言う話は抑え込める筈だ。母娘で再び狙われたと言う、被害者側の立場を強調すれば、無関係な人々の目はそちらへ向く。
皆の視線を受けたコンティオラ公爵夫人は、一瞬だけ、痛ましげに顔を歪めていた。
「一時の好奇心に耐えるか、詐欺事件の一翼を担わされたとの不名誉に耐えるか――と、仰いますのね」
「そうなりますわね……ですが私の夫やコンティオラ公爵閣下に今以上の負担を押し付けないためには、これしかないと私は思いますわ」
キヴェカス事務所とユセフ・フォルシアン公爵令息をこの件に引っ張りこむことが、実際には彼らにとってなんの利益にもならないのだと言うことを、この時点でのコンティオラ公爵夫人は、まだ知らない。
「大丈夫よ、レイナちゃん。もちろん、今のキヴェカス事務所のお仕事を滞らせるようなことは、この母が認めませんから。双方をこなしてこその、次期フォルシアン公爵ですわ。ダメならいずれ生まれるユティラの子に継がせるだけのことです」
「「「…………」」」
多分コンティオラ公爵夫人が折れたのは、決してフォルシアン公爵家にとって有利になることを推し進めようとしているのではないと分かる、この一言だった気がした。
989
あなたにおすすめの小説
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
愛人を選んだ夫を捨てたら、元婚約者の公爵に捕まりました
由香
恋愛
伯爵夫人リュシエンヌは、夫が公然と愛人を囲う結婚生活を送っていた。
尽くしても感謝されず、妻としての役割だけを求められる日々。
けれど彼女は、泣きわめくことも縋ることもなく、静かに離婚を選ぶ。
そうして“捨てられた妻”になったはずの彼女の前に現れたのは、かつて婚約していた元婚約者――冷静沈着で有能な公爵セドリックだった。
再会とともに始まるのは、彼女の価値を正しく理解し、決して手放さない男による溺愛の日々。
一方、彼女を失った元夫は、妻が担っていたすべてを失い、社会的にも転落していく。
“尽くすだけの妻”から、“選ばれ、守られる女性”へ。
静かに離婚しただけなのに、
なぜか元婚約者の公爵に捕まりました。
平民の娘だから婚約者を譲れって? 別にいいですけど本当によろしいのですか?
和泉 凪紗
恋愛
「お父様。私、アルフレッド様と結婚したいです。お姉様より私の方がお似合いだと思いませんか?」
腹違いの妹のマリアは私の婚約者と結婚したいそうだ。私は平民の娘だから譲るのが当然らしい。
マリアと義母は私のことを『平民の娘』だといつも見下し、嫌がらせばかり。
婚約者には何の思い入れもないので別にいいですけど、本当によろしいのですか?
離婚する両親のどちらと暮らすか……娘が選んだのは夫の方だった。
しゃーりん
恋愛
夫の愛人に子供ができた。夫は私と離婚して愛人と再婚したいという。
私たち夫婦には娘が1人。
愛人との再婚に娘は邪魔になるかもしれないと思い、自分と一緒に連れ出すつもりだった。
だけど娘が選んだのは夫の方だった。
失意のまま実家に戻り、再婚した私が数年後に耳にしたのは、娘が冷遇されているのではないかという話。
事実ならば娘を引き取りたいと思い、元夫の家を訪れた。
再び娘が選ぶのは父か母か?というお話です。
今さら「間違いだった」? ごめんなさい、私、もう王子妃なんですけど
有賀冬馬
恋愛
「貴族にふさわしくない」そう言って、私を蔑み婚約を破棄した騎士様。
私はただの商人の娘だから、仕方ないと諦めていたのに。
偶然出会った隣国の王子は、私をありのまま愛してくれた。
そして私は、彼の妃に――。
やがて戦争で窮地に陥り、助けを求めてきた騎士様の国。
外交の場に現れた私の姿に、彼は絶句する。
継子いじめで糾弾されたけれど、義娘本人は離婚したら私についてくると言っています〜出戻り夫人の商売繁盛記〜
野生のイエネコ
恋愛
後妻として男爵家に嫁いだヴィオラは、継子いじめで糾弾され離婚を申し立てられた。
しかし当の義娘であるシャーロットは、親としてどうしようもない父よりも必要な教育を与えたヴィオラの味方。
義娘を連れて実家の商会に出戻ったヴィオラは、貴族での生活を通じて身につけた知恵で新しい服の開発をし、美形の義娘と息子は服飾モデルとして王都に流行の大旋風を引き起こす。
度々襲来してくる元夫の、借金の申込みやヨリを戻そうなどの言葉を躱しながら、事業に成功していくヴィオラ。
そんな中、伯爵家嫡男が、継子いじめの疑惑でヴィオラに近づいてきて?
※小説家になろうで「離婚したので幸せになります!〜出戻り夫人の商売繁盛記〜」として掲載しています。
事情があってメイドとして働いていますが、実は公爵家の令嬢です。
木山楽斗
恋愛
ラナリアが仕えるバルドリュー伯爵家では、子爵家の令嬢であるメイドが幅を利かせていた。
彼女は貴族の地位を誇示して、平民のメイドを虐げていた。その毒牙は、平民のメイドを庇ったラナリアにも及んだ。
しかし彼女は知らなかった。ラナリアは事情があって伯爵家に仕えている公爵令嬢だったのである。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。