【第一幕・完】月下霊異記~真夜中の小道具店は、もふもふ店員と妓女と官吏で満員御礼~
五歳のある夜、口減らしで捨てられた柳 珠葵(りゅう しゅき)は、かつて住んでいた村を探して彷徨う中、ふらふらとたどり着いた湖畔で、怪我をして倒れていた小さな龍の兄妹を見つけ、無意識に治療をしてしまった結果――懐かれる羽目になった。
せめて小龍たちの怪我が治るまでと、しばらくそこに留まっていたところ、親龍の怒りや貴重な白龍の子を失う事を恐れた王都御史台の調査隊がやって来て、小龍ごと珠葵も保護される事に。
「珠葵。――私と来るか?」
必要とされない家族より、必要としてくれる人の傍にいたい。
女性と言うだけで軽んじられる中で、御史台の長となる事を目指すと言う、朱 雪娜(しゅ せつな)。
桜舞う夜の出会い。
それから八年。
珠葵には、神獣や神具の力を回復させる〝治癒の力〟と、呪具を神具に変えてしまう特殊な〝浄化の力〟がある事が発覚し、御史台の雪娜の庇護の下、妓楼「南陽楼」の中で小道具店をひっそりと営んでいた。
表向きは妓女たちの装飾品を扱いつつ、裏では御史台による退魔の為の神具を扱う店だ。
開店時の店員は、珠葵と――小さな龍の兄妹。
知る人ぞ知る真夜中の小道具店、開店です。
2025.3.27 第一幕・完! 第二幕開始までもうしばらくお待ちくださいm(_ _)m
※少し残酷な表現があるので念のためのR15です。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
イラストは無料イラスト「Illust AC」から、歩夢様の「春節」をお借りしています。
アレはとうとう、「アレ」とルビが振られるようになっていて笑いました。
頼むから厄介なものを起こさないでほしいけど天災だから仕方ないですね。憎めないけど、現れると「うわっ」て避けたくなるような(笑)
強火ハリセンみたいな武器?でしょうか、気持ちいいだろうなぁと笑ってしまいました。これから先にハリセン持った珠葵ちゃん、おせんちゃん、リュウ君の三人にものすごく残念な物を見る目で見下げられた北斗の正座姿が見えてしまいそうな気がしてなりません。
三人のワチャワチャがたくさん見れたらなと楽しみにしてます。
えっとリュウ君、珠葵を牢屋に入れた黒幕さんへの制裁がそんなに不本意なの? もっと有意義なって、どんなシチュエーションを想定してたの?
珠葵は南陽楼に帰宅、代わりに猪さんは牢屋の中に、かな? でも、妓楼に少年姿のリュウ君は問題では?
殺人容疑の皇位継承者って、戦乱時なら兎も角、平時なら醜聞でしかないけど。次期皇帝にそんな瑕疵を付けるのが皇帝派にとって忠義なの? 後々、次期皇帝を人殺しのくせにと、貶める皇帝派の重臣が湧いて出そう。春宮派が御落胤を抹殺しようとした、と言われる方が納得いく。
小龍の侍女とか御大層に呼ばれる珠葵が牢屋にいる理不尽がまかり通る時点で、今上の御落胤が逮捕されない謂れはない。と言う理屈は置いて、春宮派の暴走の可能性も。
それはそれとして、猪さんの修行、禅寺で写経でもさせます? それとも、遊郭で葉華に説教してもらうとか。
4−3
「じゃあ帰らせてください。何度も言いいますけど、私、無関係なので」 → 何度も言いますけど 「い」が多い
珠葵が小龍の侍女と承知してるなら、牢屋じゃなく、もっと高待遇を要求します。元々守護龍様の子供と承知で拉致し、傷付けるアタオカな人達なので、北衙禁軍の将軍か皇帝はボコられたいのね? 副将さんは珠葵が口利いて上げるから多分無事で済むよ。
猪よりもお馬鹿さんな人達が来た? 昼とは言え、噂の発信地である花街で禁軍が騒ぎを起こせば、禁軍が出張る程の大事が起こってると、声高に喧伝する様なもの。しかも、龍河を傷付けた北衙禁軍の一党。犬は飼い主に似る。お馬鹿の主はきっとトンデモナイお馬鹿。
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