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第一部 転生高校生活編
第86話 お縄(西川美佐江視点)
しおりを挟むピュッピュッ─────
あぁ・・・出てる。上から抱きすくめられて、あたしも力の限り抱き締めて、お腹の中に液体がぶつかるのを感じて・・。AVにもこんなのないよ。ほんとに何なの、この子。こんなに可愛いのにこんな凄いオチンチンで、こんなに萌えるエッチしてくるなんて。。今まであたしがやってきた強姦エッチは何だったんだ。もうバカらしくて全然やる気になんなくなっちゃった。
ウゥ~ウゥ~(サイレン)
あ、服着なきゃ。あれ、絶対あたしを逮捕に来るパトカーの音だ。身体が気怠い・・。
フキフキ─────
あ、圭太君があそこを拭いてくれた。って、あんなにすごい射精したのにこの子、普通に動いてる。大丈夫なの?
「気持ち良かったですね。お姉さん。」
「うん(コクリ)」
あ、ズボンのポケットのナイフがなくなってる。あたし、隙だらけだったからいつの間にか抜き取られてたんだ。
「ごめんなさい。僕も死にたくはないんで今、ナイフとって繁みの向こうの方に投げました。探そうと思えば探せますけど、それより逃げたほうがいいと思いますよ。」
「・・・・・・もう、いいよ。諦めた。どっちにしても捕まるしな。」
何だろ・・・。満足感がありすぎて、今から警察との逃走劇をやる気になんない。ああ、強姦致死傷・・・プラス脱走・・・、捕まったらもう出てこれないかな。
「お姉さん。僕、てんかんの発作で倒れたところを介抱してくれたってことにしていいです。指名手配中だから止むなく木陰に運んで介抱したってことで。」
「・・・お、お前。何で・・・」
「お姉さんとしたエッチが気持ち良かったから、またしたいって思っちゃいました///。だから、できたら模範囚としてふるまって早くできてくれたらいいなって。」
そ、そんなこと言ってもらったの初めてだぞ?お、男が「エッチ気持ちイイ」とか自分から言うなんて。ヤバい、追われてなかったら押し倒してもう一回したいところだ。いや、ダメだ。こんないい子にこれ以上迷惑かけたらあたしの女が廃る。もう、いい!いいよ!大人しくお縄につこう。
「私が出てきたら、また会えるのか?」
「これ、僕の携帯です。」
「・・・・・!」
マジか・・・(ノД`)・゜・。この子とまたできるなら、もうホストにはまって道を踏み外したりしない自信がある。ウソかもしんないけど、助けてくれてるし、今はこの子の言葉、信じたい。
パトカーが十何台か公園を取り囲んだらしい。相当の人数の警官が駆けつけてきた。とりあえず身体を拭いて、警察が来るまでにセックスしてた痕跡を消した。拭いたティッシュは、全部圭太君がカバンに隠してくれた。これであたしは、脱走した後この繁みで急病人の少年・圭太君を、警察に捕まるリスクをいとわず介抱し、逮捕されたということになった。このことは多分、多少は罪状を軽減してもらえる材料になるんだと思う。
なんか、さすがに良心が痛むよ。あたしは死んでもお構いなしの気分で、一時の欲望を満足させるために襲いかかったってのに・・・、散々貪った挙句、予想以上の悦楽に耽らせてもらったうえ、また捕まっちまうにしても、こんな形で助けられるなんて。よし、あたし、絶対・・絶対まじめになろう。
(ここから圭太視点)
ふぅ。一時は死ぬかもと思ったけど、何とか穏便に終わって良かった。西川容疑者だったっけ?最初はすごい恐かったんだけど、とてもしおらしくなっちゃった。おかげで僕、特にケガもなく解放されたよ。たくさんの警察官が押し寄せてきて、乱暴に西川さんをしょっ引こうとしたんで、「病気の僕を助けてくれたんです!」一生懸命庇ってあげた。
人も死んでるみたいだし、罪は絶対なくならないだろうけど、少しでも早く出られるといいね。まあ、ああは言ったけど、ほんとに出所した後に彼女とエッチすることがあるかどうかは分からないけどね。でも、エッチの後の西川さんは、とっても大人しくなってたから、踏み外した人生を助けてくれる人がいなかっただけで、本当は普通に優しい一面もある人だったんだと思うよ。
まあ、オマンコの締まりがすごく良かったし、大しゅきホールドでぎゅうぎゅう締め付けてくれるのが気持ち良かったから、機会があるならまたしたいな!(←結局のところ一番ゲスな子)
「圭ちん!だ、だ、大丈夫なんか!」(亮子)
「ゴメンねゴメンね!すぐに助けられなくて(>_<)」(由奈)
「くそ、酷い強姦魔め。ウチが懲らしめたかったぁ。」(由美)
「圭ちゃん、酷いことされなかった?すっごい心配したよ!?」(未久)
「後でオチンチンキレイキレイしようね!」(綾香)
学校についたら、ギャルたちが津波のように押し寄せてきた。最後の綾香ちゃんのはちょっと(???)な感じだったけど、みんなすごい心配してくれてた。由奈ちゃんは、自分がすぐ助けないで、学校で110番したことをやり方が下手だったって、謝ってた。いや、よくやってくれたと思うよ。確かにその場でスマホで110番したほうが早かったとか、いろいろ言いようはあるかもだけど、とっさのところで最善策を取ることなんてなかなかできるわけじゃないしね。
僕はギャルたちにも、犯人はてんかんの発作が起きた僕を介抱してくれてて捕まっちゃったんだと説明しておいた。直接あの人と会うことは今後もないと思うけど、あまり敵愾心を燃やされてもよくないなって思ってね。
恐い思いもしたけど、なんか無事に済んだし、何気に結構激しいエッチもできちゃったからいいや。なんか僕、こっちの世界だったら、大抵のことはオチンチンで何とかできるんじゃないかって気がしてきたよ。(←だいぶ図に乗り始めた圭太)
(ここから亮子視点)
ともかく、圭ちんが無事でよかった。圭ちんの身になんかあったらって思うと、心が張り裂けそうな気持になるよ。これからあのエッチができなくなるなんて絶望しかないからな。下手したらあーしが連続強姦魔になりかねん。
だけどさ・・・、あのてんかんの介抱をしてたっていうの、何か怪しいんだよね。だって連続強姦魔だよ?あーしら以上に性欲盛り盛りのモンスターだよ?絶対やってるんじゃないかって思うんだが。それに何となく、圭ちんのカバンから精子の臭いがする気がするんだよね(クンクンッ)。
もしかしたら、容疑者が改心しそうだったからあんな甘いこと言ったんじゃないかな。圭ちん、ほんとにエッチだからなぁ。改心したらまたエッチしてやるよみたいなこと言って。。普通なら考えにくいけど、圭ちんのオチンチンなら本当に改心しかねない気がするんだけどな。
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