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サキュバスちゃんに搾〇されました(その3)

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 俺はサキュバスの親玉と対峙している。

「こうして勇者くんと会うのは2度目かしらね? 私は魔法四天王の【デヴィルンヌ】よ」

 や、やはり……!
魔法四天王の1人はサキュバスだった……!
名前は【デヴィルンヌ】か!

「もう少しこのオス達の精液を堪能していたかったけれど♡」

 そう言うとデヴィルンヌは、彼女の周りに横たわっているおじさん達を見下ろす。
あ! あの全裸のおじさん達は、この国の大臣たちだ!
この国の大臣たちは以前の旅で見た記憶がある。
そして……おじさんの1人はデヴィルンヌの脚にしがみついている。
これまた全裸にされたあのおじさん……あ、あれは……

「……こ、国王様!?」

 デヴィルンヌの脚に向かって、スワン王国の王様がヘコヘコと腰を振っている!

「サキュバスさまぁ~。サキュバスさまぁ……!」

 こ、国王……!?
国王でさえも! サキュバスの魅了に堕ちたんだ!
 あ、よく見てみると訓練場の中央に……光り輝く魔法陣があるぞ。
あれを利用して魔界からサキュバス達が転移してきたってことだな!?

「情けない王様には、ちょっと待っていてもらいましょう」

 デヴィルンヌは自分の脚にしがみついている国王の胴体を尻尾で巻きつけた。

「あっ! ああぁっ! サキュバスさまぁ~!!」

 国王がジタバタと抵抗している。
そんな様子をデヴィルンヌは楽しそうに眺めた後、尻尾を動かして国王を放り投げた。
そのまま壁に激突し、気を失ったようだ……。
あ、デヴィルンヌがこちらに近づいて来たぞ。

「……早めのメインディッシュを頂いておこうかしら」

 あ……舌をペロッと出して唇を濡らしたぞ。
メインディッシュって……俺のことか!?
デヴィルンヌ……見れば見るほど美しいというかエロいな……。
エロが服を着て歩いている感じだ。
歩き方までエロい。
おっぱいがあまり揺れていない……!
弾力がありそうなおっぱいだな……。
厚みのある唇……。
甘い香りが強くなってくる……!
あ、ヤバい……誘惑される。

「うぅっ……!!」

「あら……もしかして私に魅力を感じているのかしら? 勇者であろうと、オスなら関係ないわね……。私の魅力には勝てないってこと」

 ……そ、その通りだ!
俺はエロ過ぎるデヴィルンヌから目が離せない!
まだ彼女との距離は10メートル近く離れているのに!
これはマズい……!!
あ……どんどん近づいて来る!
 なんとかしなきゃ……相手はサキュバスなんだ。
サキュバスも聖属性に弱い。
悪魔は、魔族やモンスターよりもさらに聖属性の攻撃に弱いと文献に書いてあったはずだ。
俺の技が当たれば1発で仕留められる!
誘惑されるな!!
俺は聖剣を両手で強く握りしめ、魔力を込めた。

「……私を前にして後手に回るのはダメよ、アキストくん」

 俺が聖剣に魔力を込めた瞬間、デヴィルンヌが急接近してきた!
俺の目の前に!
魔力を込めることに集中していたから、完全に反応が遅れた!
な、なんてタイミングで急接近してくるんだ……!
動きも速いぞ!!
腰に手を当てて、自信満々な笑みを浮かべている。
うわぁ……甘い香り……。
銀色の長い髪はサラサラしているなぁ。
そして大きな……弾力のありそうな……おっぱい。

「そんなに夢中になって私のことを見て……そんな状態で戦えるのかしら?」

 そ、そんな状態……!?
彼女の目線が俺の股間に!
うっ! 俺のチンコが勃っている……だと!?
フ、フルボッキだ……!!

「……くっ!」

 お、落ち着け!
俺は鎧を装備しているんだ!
相手に勃起しているかどうかは見えていない!

「そんな状態じゃ、技は放てないわよ?」

 へっ!?
勃起していてもホーリーバスターは放てますけど!?
……う、腕が動かない!?
あ、あれ……!?
俺の両腕に敵の尻尾が絡み付いている!
し、しまった……!

「は、離せぇっ……!!」

「離さないわよ。離すわけないじゃない♡」

 デヴィルンヌが俺に飛びついてきた!
顔が大きなおっぱいの中に埋まってしまう……!!
俺の頭を両腕で抱きしめ、その脚を俺の腰に絡み付けている……!
い、意外と軽い……。

「しっかり抱きついてあげるから♡」

 弾力のあるおっぱいで視界が……。
いや……し、しっかりしろ、俺!!
飛びつかれたときに俺の両腕からは尻尾が外れ、自由になっているぞ!
い、今のうちに反撃しないと!
え… …? あ、あれ!? 聖剣がない!?
いつの間にか聖剣を持っていない……!!
俺はおっぱいの谷間に埋もれる顔を必死に動かして聖剣を探す。
あ……!! 尻尾に……聖剣を取られたんだ!
デヴィルンは尻尾が聖剣に巻きつき、俺から遠ざけている。

「剣は危ないから捨てておきましょうね」

 少し遠くで大きな音がした……!
聖剣を遠くに放り投げたのか!?
う、ウソだろ……!!

「もう……抵抗できないわよ、アキストくん」

 俺に飛び乗って抱きついているデヴィルンヌを両手で振り解こうとするが……彼女の身体の感触が柔らかくて自然と触らずにはいれられなくなる!
ま、まさぐってしまう……!
……何をやっているんだ、俺は!?

「あら? 積極的ね、アキストくん♡」

 そ、そういうわけじゃない!
身体が勝手に動いてしまってるんだ!
デヴィルンヌが俺に接近してきてから、俺の動きも鈍い!
勃起しているからというだけではないぞ……!
これがサキュバスの魅了の力なのか!?
 ……あ、そうだ!
このまま押し倒して相手にダメージを与えよう!
そのままマウントの体勢にもっていき、打撃で勝負をつける!
 俺は前方に倒れようとした。

「それはダメよ」

 すぐにパチンという音がした。
デヴィルンヌが指を鳴らしたのだろうか?
ん? 誰か他の人に触られているような……?
俺は再びおっぱいの谷間から顔を出す。
……あ、ああっ!?
周りに下位のサキュバスが!
2~3人の下位サキュバスが近づいて来ている!
デヴィルンヌの合図で動いたんだ!
俺がデヴィルンヌを押し倒さないように、俺の腕や脚を固定しているぞっ!!
……しかも、ついでに股間の辺りやお尻を触ってきている……!
鎧の上からだけど……刺激しないでくれぇっ!

「ちょっ! ま、待って! ……やめろっ!」

 と、抵抗してみたものの、四肢を抑えられていては対処できない……。 
下位サキュバス達が、今度は俺の鎧の下側部分、そして服もパンツを脱がしていく……!

「あああぁっ!? 嘘だろおぉ!? や、やめてくれ……!!」

 抵抗できない……!
多勢に無勢というのはもちろんだが、未だにデヴィルンヌに抱きつかれている状態なので頭がクラクラしてきた。
とくにおっぱいの魅力がすごい。
上位サキュバスの魅了に脳がトロけてしまうようだ!
た、戦う気力が削がれていく……!!

「さて……下半身は裸になったわね。勃起して熱くなった性器をドレス越しに感じるわ。挿入できちゃうんじゃないかしら♡」

 うぅ……!?
俺のチンコがドレス越しに彼女の身体に当たっている……!
彼女の股間部分なのだろうか?
挿入……したいっ!
って……ダメだ……!!
このまま敵の魅了にハマってはいけない!

「けど……まずは……」

 デヴィルンヌが俺に抱きつくのをやめた。
え……?
は、離れないで……。

「もうヘロヘロじゃない、アキストくん。ちゃんと立っていなさい」

 彼女は俺の正面に立ち、ドレスをまくり上げた。
俺の体から離れて行く様子も、ドレスを捲り上げる所作も、1つ1つが美しい。

「ほら、ちゃんと性器を突き出すのよ」

 そう言うと、彼女は自分の太ももの間に俺の勃起したチンコを挟み始めたぞ!?
両手は俺の肩の上に置き、俺の目を見つめながらささやき始める。

「どう……気持ち良いでしょう? このままちゃんと足に力を入れて立っていてね……」

 あ……マズい。
これはマズい……!
言うことを聞いてしまうっ!!
下位のサキュバス達に両腕、両脚を固定され、チンコをデヴィルンヌの柔らかい太ももに挟まれながら……俺は敵の言うことを聞いてしまう……!

「あ、あはぁっ……!! デヴィルンヌさま……デヴィルンヌさまぁ……!!」

 お、俺は……何を言っているんだ!?
あの無様に誘惑された国王と同じようなことを言ってしまっている……!

「あら、私に屈服しちゃった? 呆気あっけなかったわね」

 そう言い放ち、彼女は腰を前後に動かし始めた。
太ももの間で俺のチンコがこすれる。

「ちょっ! あっ! ああぁっ!! き、気持ち良いっ……! スベスベの太ももっ! デヴィルンヌさまぁっ! デヴィルンヌさまぁ……!!」

 な、なんて魅力的なんだ!
彼女は俺の目をジッと見つめている。
お、大きな銀色の瞳で見つめられているぞ……!
美しい! 美しいぃっ……!!
もう……限界だあっ!
おかしくなってしまう……!
スベスベで柔らかい太もも……太もも気持ち良いっ!!

「デヴィルンヌさま!! おかしくなっちゃう! おかしくなっちゃいますぅっ……! デヴィルンヌさまぁっ!! 」

「ぷっ♡ 情けない……。もう終わりね。なんか先っぽから精液が出ているし……」

 あ……彼女は俺の肩から手をどけ、太ももでチンコを挟むのもやめ、一歩後ろに下がった。
俺は相変わらず、下位のサキュバス達によって腕と脚を固定させられている。

「トドメよ♡」

 な、なんだ……!?
彼女の尻尾が俺の勃起したチンコめがけて急接近してきた!
尻尾の先端が俺のチンコを包み込む……!!
う、うわぁっ……!? 中は暖かくてヌルヌルしていて気持ち良い……!!
何かヒダのようなものが細かく動いているのだろう……!
どんどん俺のチンコを刺激して来るぞ!!
こ、これが……サキュバスの搾精か!!
これ……これすごい……!

「あ……すごい情けない表情をしているわね。とても勇者とは思えない表情だわ」

 彼女は腕を組みながら、堂々と俺の様子を観察している……。

「体がビクンビクンしていて情けないわ。腰も自分で振っているのかしら?」

 ああ……デヴィルンヌ様が俺のことを見ながら俺に向かって喋ってくれている……。 
このまま彼女のエロい体を見ながら、そして、俺の情けない姿を見られながら射精したい……!
う、うぅ……さらに尻尾の内部が俺のチンコを刺激してくる……!!

「あっ!? あんっ! ああんっ! デヴィルンヌ……さまっ!!」

「ぷっ……変なあえぎ方ね♡ 気持ち良過ぎておかしくなっているのかしら? そろそろ射精するわね。あなた……魔王ジュエリに呪いを掛けられているのよね……。じゃあ、呪いが発動する前に私たちは魔界に帰ることにするわ」

 デヴィルンヌ様は俺のチンコを刺激したまま、魔法陣に向かって念じ始めた……。 
あ……な、なんだ……?
周りにいた下位のサキュバス達が俺から離れたぞ。
建物内で男達から搾精していた数十体のサキュバス達も同等だ。
あ……訓練場の中央付近にある魔法陣を通して消えて行く……。
建物の外からも、サキュバス達がどんどん戻って来て、魔法陣めがけて吸い込まれていくぞ!?
テレパシーか何かで意思の疎通をとっているのだろうか……?

「地上の時間がさかのぼったら、また来るわね。時間が遡れば人間達の精液が完全回復しているんだから、最高の環境よね♡」

 そ、そういうことか……!
なんて効率的な精液の搾取だ……。

「ほら、たっぷりと出しなさい、アキストくん♡」

 デヴィルンヌ様が俺に妖艶な眼差しを向けてくださった……!
尻尾の内部がこれまで以上に荒れ狂う!
チ、チンコが……脳の中が……おかしくなっちゃうぅっ!!

「あ……あんっ! 気持ちいいいいぃっ!! あはああああはあぁっ!?」

 もう……射精したのかどうかも分からないぐらい……全身が気持ち良いっ!!

「すごい……いっぱい出たわね♡」

 しゃ、射精……したのか。
射精してしまった……!!
こ、こんな気持ち良いことが世の中にあるなんてっ!!

「あら……勇者の精液は美味しいわね♡ これはクセになってしまうわ」

 そう言いながら、デヴィルンヌはすぐに尻尾を俺のチンコから離した。

「ああっ!?」

 その反動で、俺はその場にゆっくりと倒れてしまった……。
う……うぅ……。
チンコは……少ししぼみ始めているな。
よ、よし……俺は……勇者として、た……戦わなければ!

「じゃあ、またね♡」

 デヴィルンヌが立ち去り、魔法陣の方へと向かう。
魔界に戻る気か……!
あ……俺の体が……禍々まがまがしいオーラで包まれている……。
呪いが発動するんだ……!
せめて……デヴィルンヌを地上にとどまらせた状態で時を遡らせてやろう。
そうすれば……この戦いの記憶は消去されるはずだ。
俺は彼女の戦法を記憶したままだから……少しは戦闘が有利になるはずだ……!

「ま、待って……なんで……そんな簡単に魔界とスワン王国を行き来できるんだ? そ、その魔法陣の力か……。なんで魔界と城を繋ぐ魔法陣が? ……いつの間に描いたんだ? 昼間にはなかった……。一体……誰が!?」

「何でかしらね? 教えても意味がないわ。もう時間がないし。じゃあね、アキストくん」

「質問に……答えて……」

「またしてあげるから♡」

 あ……デヴィルンヌが魔法陣の中へ……き、消えてしまった。
不覚にも『またしてあげるから』と言われ、しぼみ始めていた俺のチンコはフル勃起になってしまった。
また……彼女と戦うのか。
さっきは彼女の戦法を知っているから戦闘が有利になるかもと思ったけど、逆効果かもしれない。
デヴィルンヌの魅力を完全に植え付けられてしまったこの状態で戦うんだ……。
もう……全く抗えないかもしれない。
 しかも……俺はスタート地点に戻るんだよね?
グリトラル王国から……再スタートだ。
また……仲間集めから……か?
ケーミーとの関係も……さ、最初から!?
仲間として良い感じの関係になり始めていた気がする。
もしかしたら、彼女は俺から恋人の情報を聞き出したかっただけかもしれない。
けど……俺の味方になってくれて嬉しかったんだ……そんな仲間はいなかったから。
やり直し……か!
フ、フザけるなよ……なんて呪いだ……!
 この『射精するとやり直しになる呪い』を受けた上で今回の相手は『男を射精させるために生きているような種族』であるサキュバスだ……。
あ、相手が……悪過ぎるっ!!
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