家出少女は昔振られた幼馴染と瓜二つ

ナックルボーラー

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親子喧嘩

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 …………ん、あれ? 俺どうしてたんだ?
 居酒屋で新人の歓迎会をしていたはずだが……そう言えば誰かに何かを言おうとしていたんだよな……。
 だけど、俺は寝ていたのか? 全然記憶に無いけど、確か部長にお酒を飲まされて……。
 騒がしくないから居酒屋じゃないな。てか、目を開けなければどこか分かるわけないよな。

 俺は酒が回ってか軋む頭痛に苛まされながら重たい瞼を開けて状況を確認すると―――――。

「あ、起きたんだこーちゃん。起きて直ぐに悪いんだけど…………これってどういうことか説明をお願い出来るかな?」

 目を開けてまず目に入ったのは……昔、俺が凛の大好物のいちごを間違って全部食べてしまった時に勝る逆鱗の表情の大人凛……え、なにこの状況?
 
 俺は周りを見渡すとこの部屋に見覚えが……てか俺の家じゃねえか!
 つか、壁に凭れていた俺の隣に正座させられている鈴音……え、なに、修羅場?

「だんまりしてないで何か言ってくれるかな……こーちゃん?」

 怖っ! 怒気籠った半眼半端なく怖い!
 
「ちょっと待て凛! 全然状況が理解出来ないんだけど……てか、なんでお前が俺の家に!?」

「それには少々事情があるけど。それを答えるよりもまず最初に言って欲しいのは、なんでこーちゃんの家に私の娘がいるって事かだよ!」

 凛の気魄に迫る表情で壁に凭れてだらーんと伸ばしていた足が咄嗟に正座となる。
 てか……え、娘? 娘って……だれ?
 やはり寝起きで頭が回らない俺はぐるんぐるんと頭を回し、隣に正座する鈴音に声をかける。

「おい鈴音。これってどういう……」

 俺が声を掛けると大量の冷や汗を流す鈴音は乾いた笑みを浮かばせ。

「端的に答えると……家出が母親に見つかりました……かな?」

 は?と俺は目を点にする。
 家出が母親に見つかった…………って、そうだ!
 誰かに何かを言おうとしていた事を思い出した!
 俺、凛に家出した鈴音の事を教えようとしていたんだ!
 
 思い出した俺は改めて凛と鈴音の顔を交互に見比べる。
 多少の違いはあるが……概ねな顔の骨格、顔つきは瓜二つ……。

「ドッペルゲンガー?」

「「なに意味分からない事言っているの!」」

 同じ顔の奴らからステレオでユニゾン返答されてしまった。
  
「脱線したけど、本当に答えてくれるかな。なんでこーちゃんの家に家出した娘の鈴音がいるのかな!?」

 再三なる凛の質問。
 俺は前に聞いた鈴音の家庭事情と凛が居酒屋で話していた家庭事情を照らし合わせる。
 2人共母娘で喧嘩して、娘の方が家を飛び出したって事が一致している。
 顔も状況も一致して他人なんて事は、この際そんな無粋な発言はしない……。

「……やっぱり鈴音。お前は……」

 本当は薄々勘付いていた。
 鈴音と初めて出会った時は他人の空似やたまたま似ていただけだと思っていたが、凛と再会をして凛が娘が家出をしたって話を聞いた時に確定した。
 鈴音は凛の……。

「……こーちゃんも。やっぱりこーちゃんは、こーちゃんだったんだね」

 あ? なに言ってるのこいつ?
 
「……ねえ。私何度か質問しているんだけど完全スルーするの? そろそろ本気で怒っていいかな?」

 何度も質問を無視され怒りで眉に皺を作る凛に俺は背中を凍らせて。

「わ、悪い! 別に悪意あって無視してたわけじゃないから!」

 俺は必至に怒る凛を宥め、これまでの事を話した。
 2週間前、今回の様な飲み会の帰りに鈴音に声を掛けられ、家に泊めてと迫られた。
 幾度も帰る様に説得したが、頑固な鈴音は居候を続け、無理やり追い出して事件に巻き込まれたら罪悪感を感じるって事で現状に至る……。
 凛が鈴音の母親って手前、鈴音むすめが体を売って泊まろうとしていた事は隠す。俺がもし親なら子供がそんな行為していたら普通に許せないしな。

 ある程度の脚色は入れたが大まかな事実を凛に伝えると、凛は何やら思い当たったのか神妙な顔つきとなり。

「大体の事は分かった……けど、鈴音。貴方に1つ質問するけど。こーちゃんに出会ったのは、偶然?」

「偶然って、それってどういう……」

「こーちゃんに聞いてないから黙ってて」

 ……立場が立場だけに素直に黙ります、はい。
 俺だけ意味が分からぬ問いに鈴音は小さく失笑して。

「偶然って言えば信じてくれるかな、お母さん」

 何やら互いの間で無言の攻防を続けているかの様な……少し不気味な空気が流れる。
 若干蚊帳の外の俺、酔いの所為か水が飲みたいんだけど我慢しないといけない空気かな?
 暫し見つめ合う凛と鈴音。凛は根負けしてか最初に鈴音から顔を逸らして溜息を吐き。

「……信じてあげる。そもそも、私も情報なんて一切無かったし、学生の貴方では探し当てる程の財力も情報網もない訳だしね。それにしても、偶然にしては怖すぎるよ。娘は偶然こーちゃんと出会って、私は中途採用された会社にこーちゃんがいた。偶然が重なり過ぎて一種のホラーだね」

 前半は良く分からなかったが、後半の部分は賛同する。
 偶然出会った家出少女が幼馴染の娘で、その幼馴染が会社で部下として再会。
 偶然にしては出来過ぎて誰かの陰謀かと思うが、そんなドラマとかである陰謀なんてあるはずがない。
 
「正直色々と言いたい事は沢山あるけど。鈴音。貴方、家に帰りなさい」

 チク、と心の中で少し驚いた自分に驚く俺。
 なんで驚いているんだ俺は……家出が見つかったんだから帰るのが当たり前だろ。
 なのに。

「い・や・だ!」

 鈴音の返しに今度は驚きを表す俺とその返しを予想していなかった凛も表情を曇らす。

「鈴音……貴方何言っているの! 我儘を言わずに帰りなさい! ここは貴方の家じゃないんだから!」

「そんなの分かってるよ! けど、見つかったかと言って帰る道理はない! 私、お母さんの事完全に許した訳じゃないから! 人を後悔の産物みたいに言ったこと!」

 鈴音は正座から立ち上がり凛と対峙する。
 凛も一瞬鈴音に身じろぎするが、直ぐに立ち直して鈴音を睨み。

「確かにあれは本当に悪いと思っている。けど、私は貴方を一度も恨んだ事はないし、後悔の産物なんて思った事は無い! だから鈴音。我儘言わないで……」

 こいつら、今夜分だって言うのに近所迷惑過ぎるだろ。ここは壁が厚くて隣の音が通りづらいとはいえ、流石に限度を超えると隣の奴らにも聞こえてしまうぞ。

「お前ら、少し静かに―――――」

「「こーちゃんは黙ってて!」」

「だから同じ顔で同じ言葉を言うなよ! 流石親子だな!」

 てか俺、ここの家主なんだけど……。
 男ってこういう時って本当の弱いよな、俺だけかもしれないけど。
 
「てかそもそも、なにこーちゃんって! 貴方、いつの間にこーちゃんとそんな仲良くなったわけ!」

「それは2週間も一緒に過ごしていたらね、それはあだ名を呼ぶぐらいの親密な関係になるよ!」

 いやお前、初日から俺の事をこーちゃんって呼んでただろうが。

「親密って事は……もしかしてこーちゃん!?」

「おいなんで引いた目で俺を見る!? もしかして体の関係があったとでも言いたいのか!? するか! こんなガキと! 俺今33歳だぞ! 倫理的におかしいわ!」

「…………ごめん。その言葉が心の奥底までグサッと刺さって、受け止められる程に精神的余裕が無いから……ごめんね、本当にごめんね。倫理的におかしくて……」

 俺の反論がクリティカルヒットしたのか、部屋の隅で体育座りで落胆する凛。
 激情で返したけど、そう言えばコイツ……。俺、昔コイツに振られたんだよな。
 大分昔とはいえ、惚れていた相手の気苦労に直面してなんだか悲しくなるわ。
 つか、コイツの落ち込みスタイル昔と何も変わってないな。鈴音も同じだし、やっぱり親子か。

「……それとこれとは別として! 今まで何も無かったとはいえ、人って切っ掛けがあればどう転ぶかも分からない! 普通に考えて分かるでしょ、親子でもない、夫婦でもない、恋人でもない男女が一緒に住まうってのが可笑しいって!」

「そんなの分かってるよ! けど、だからって私が折れて家に帰るなんて嫌だね!」

「この我儘娘が! 本当に誰に似たんだろうね!」

「お母さん似かもね!」

 目の前で繰り広げられる親子喧嘩。
 全然話が進まず拮抗状態。このままでは無駄に時間を浪費するだけだ。
 別に仲裁するわけじゃないが、俺は2人の間に割って入り。

「少し落ち着け2人共。全然話が進まないから状況は進展しない。多分、互いに突然過ぎて頭の整理が追い付いてないんだろう」

「けどこーちゃん。こーちゃんも分かっているよね。この現状がおかしいって……」

「そんなの初日から分かっているわ。何度俺はコイツに家に帰る様に打診したか……。本当に、こいつは昔のお前にそっくりの頑固娘だよ」

 俺はため息を吐き、凛と鈴音を交互に見て。

「お前ら、今日はこの家に泊まれ」

「「は?」」

 俺の突然の提案に又しても同じ顔で同じリアクションを取る親子。
 まあ、その反応は分かる。

「俺も正直まだ酒が残ってて思考回路が戻ってない。それに、先刻も言った通りに突然過ぎて互いの理解も追いついてないだろうから、一旦頭を冷やせ。一晩経てば互いに気持ちの整理も出来るだろうしな」

 本当は家に帰って親子で話し合うってのが最善なんだろうけど、強情に俺の家から出ようとしない鈴音が素直に家に帰るわけがない。
 なら、俺の家で一晩親子の時間を作って頭を冷やさせた方が良いと考えた。
  
「こ、こーちゃんの家に一晩って……」

 何恥ずかしがってるんだかこいつは……。
 昔は何度も互いの家と部屋に泊まり込んで夜通しでゲームとかで遊んだりしただろ。
 ……とそうか。親子の時間を作るって手前の提案なのに、不純物の俺がいては困るよな。
 
「あー安心しろ。俺は今日は外で泊まるから。この時間でも漫画喫茶は開いているだろうしな」

 へ? と首を傾げた凛は我に返って手を激しく振り。

「いやいやいや! こーちゃんにそんな気を使わせる事じゃないから! 普通に考えて私と鈴音が家を出ればいいだけの話で」

「その鈴音が強情に言うことを聞かないからこうなっているんだろうが。それに、喧嘩の原因はお前にもあるんだろうが、なのに、何も解決しないままに無理やり家に連れて帰っても親子の絆に溝が出来るだろ。そうなれば、また同じ様な事が起きかねない。だから、二人でゆっくり話せ」

「けど…………」

 と引き下がろうとしない凛の額に俺はそこそこ強めにデコピンを入れる。
 痛ぅ……と額を押さえる凛に俺は言う。

「俺に対して気負いかなんかは知らないが。俺の為を思うならさっさと仲直りして家出娘を連れて帰れ」

 俺はそれだけを言い部屋を後にしようとする。
 その際、玄関から出て扉を閉める隙間から見えた凛の顔。
 声を発したかは分からなく、聞こえなかっただけかもしれないが、凛の口はこう動いていた。

『ありがとう』

 勘違いかもしれないが……どう致しましてだ。
 さっさと仲直りしやがれクソ親子。俺の平和な生活の為に。

 
 携帯と財布の貴重品だけを取った俺は何処か休める場所を求めて家の前から去ろうとした時。

「あれ、古坂さん? こんな夜遅くにお出かけですか?」

 隣に住む里中さんがキャリーバッグを片手に声を掛けて来た。

「え、あ、はい。ちょっと散歩に。里中さんもどっかに行ってたんですか?」

「なに言ってるんですか古坂さん。出張で一か月海外に行くって言ってたじゃないですか。そんで今帰って来たばかりです。もしかして忘れてました? あ、これお土産です」

「…………どうも」

 海外の菓子土産を渡された俺の横を「ではおやすみなさい」と通る里中さん。
 そう言えば、ここ1か月隣の里中さんの姿を見ていなかったな……もう片方は空き部屋だし。
 良かった! あの口喧嘩聞こえてなかったんだ! 

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