悪役令嬢にされた令嬢は野獣王子に溺愛される!

ビッグベアー

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婚約破棄イベント後編

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   その少年は2m超え髪が腰まであるでも美しい薔薇色(赤)の美しい綺麗な髪私は吸い込まれる様に彼の髪を触ってしまった。

「あの…」

「あっ…ごめんなさい。」

「怖くないて本当に…」

「えぇ…貴方は身長が高いだけで髪をまとめれば美しいわ。」

彼は私の何気ない言葉に嬉しそうに笑うだからもっと彼の笑う姿が見たくて私は髪をアレンジしてあげた。



「どうかしら…」

「うん、ありがとうえっと…」

「私はラディッシュ公爵家のアリス・ラディッシュです。」

彼はレオンと名乗った私達は此処でまた明日会う約束をした。



    そして翌日私は早めに起きてお菓子の作ったレオンと名乗るまだ誰かも分からない人の為に唯一私が得意だったお菓子作り美味しいと言ってもらえるだろうか期待と不安ただいつ振りだろう誰かの為にお菓子を作るのは…


後1ヶ月の間自由に生きたい婚約破棄イベントで私はここから追い出されるそうだお菓子屋さんてのはどうだろうかきっと最初は上手く行かないでも一人で生きるには頑張らなくちゃ。


そして放課後………


「アリス嬢…」

「レオン様ご機嫌よ、今日は久し振りにお菓子を作って参りましたわ。」

「お菓子…」

「あの…ごめんなさいレオン様お菓子お嫌いでしょうか?」

「好き…甘いの大好き。」

私はまたボサッとした髪をアレンジしまとめて上げてお菓子をレオンに出すと薔薇の紅茶をレオンが出してくれた。

「アリス嬢が気に入るか分からないけど、頑張って練習した。」

「わざわざ練習をありがとうございますわ。…〈ゴックン〉んっ…美味しいですわ、今まで飲んだ紅茶の中でも一番です。」


レオンは嬉しそうに笑うそんなのどかな時を1ヶ月の間私は彼と過ごす楽しくも時は待ってくれず婚約破棄イベントが近付きついレオンと距離が近付き来週には自分の婚約者であるこの国の王太子であるガイヤ殿下に破棄されガイヤ殿下は悪役令嬢と婚約を結ぶ事を言った。

「アリス嬢大丈夫です僕が御守り致します。」

「レオン様ありがとうございます。」

私その時レオンの本当の素性等分からず天然な自分と同じかそれ以下の令息のレオンが頑張って出した言葉だろうと思いレオンみたいな優しい人だったらと思っていた事を言ってしまう。

「僕もアリス嬢の事大好きです………」





    時は残酷に過ぎ婚約破棄イベントの幕開けだ。


学園で開かれる月に一度の大きなお茶会パーティ…パーティは進むにつれ私は紅茶を楽しみながらもやはりレオンはこんな賑やかなはに来てないことに残念だと思う。

私は一人で楽しんでいたのに悪役令嬢マリアンヌとガイヤ殿下は私の所へ来て婚約破棄と共に罵倒をして悪役令嬢は皆が集まる様大声で騒ぎ立てる。


〈あぁ…早く終われ、頭が痛いコイツ等クズだろ〉

騒ぎ声も頭に入らない程見るのもやになった奴は前世でも居なかったがゲームはスキップがあるでも今は現実だから我慢するしかない。


「いい気味ですわ。」

「アリス嬢がそんな悪どい事を…信じられないな。」

私を囲んでいた者達罵倒し始めるがその一言で皆がその者へ視線をやる。

「マリアンヌ嬢確かにアリス嬢は完璧な公爵令嬢で美しく可愛くて可憐な花例えるなら薔薇みたいな方だ、だが貴女がいじめられた時刻は貴女は殿下と共に親しげに楽しんでいたのだろう。」


「貴様私達を罵倒する気か…ただの貴族が王太子に無礼だ。」

「そうですねこの国では貴方以上ではありませんけど、一言言わせてもらいますね。」

何か王太子に歯向かう声聞き覚えがでもあの御方はこんな場に来るそれにこんな喋る方ではない。

「何だ…」

「ガイヤ殿下今貴方様はアリス嬢と婚約破棄されたんですよね。」

「あぁ…こんな女と婚約していたのが汚わらしい。」

「では貰っても宜しいでしょうか?」

何言ってんの私は痛みを堪え二人の元へ行くとレオンだった。

「こんな悪どい女…」

「マリアンヌ嬢の言う事を信じる心は分かりますがアリス嬢は僕と2人で毎日お茶会をしていましたからそんな馬鹿らしい事をする時間なかったと思います。」

「なっ…婚約者の居る令嬢と」

「ガイヤ殿下はマリアンヌ嬢に乗り換えたならそれなら好都合です。」

「お前何者だ。」

「これは失礼貴方様と同じ身分です、ロワイヤル国の王太子のレオンハルト・ロディアです。」


あぁ何か見たことのある顔だと思ったゲームクリア何てしてないし私別キャラ推しだったからレオンハルト殿下確か居たな。

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