18禁 乙ゲーの悪役令嬢に転生…冷酷騎士様に過激な溺愛から逃れられません。

冷酷騎士の求婚

　　　　　やっと自由の身になれた私にさらなる強敵が現れた王族の血筋のルーシュ・ブロッサム殿下そして別名冷酷黒薔薇騎士様とお茶会では令嬢達が騒いでいた方だった。

貴族も王族も政略結婚からは逃れることは出来ない私はそう自分に言い聞かせ承知をしましたとお父様に伝えた。


そして後日会うことになった。
～・～・～・～・～・～

1年前のある日突然前世の記憶が蘇りここが乙女ゲームの世界だと知ったそして自分がヒロインにすこぶる嫌がらせをする悪役令嬢のクォーツ・バイオレット公爵令嬢だと落ち込むがゲームの内容を知っていた私は何とか攻略対象キャラと距離を取りつつ王太子殿下の婚約者として演じきり全てが順調に進みめでたく婚約破棄された。



王族のプライド何だろ王太子殿下が起こした後始末としてこの人が私の婚約者になったけどルーシュ様には公式のお茶会とかで警護された事以外関わりが無い………


あれちょっと待って確か友達が言ってた様な気がする隠しルートがあるって。




「○○ちゃん、私王太子推しだけど攻略対象キャラ全クリするともう一度プレイしてヒロインをバットルートの先に隠しルートが有るんだよ!」

「えぇ～！マジ、どんなキャラ」

「近衛騎士団のルーシュ・ブロッサム殿下なの彼はヒロインにぞっこんで冷酷の裏には長年の初恋だったヒロインを手に入れるとゆう目標があったらしいのよ!」

「何それ」

「ヒロインと最初に出会い好きになったのはそのルーシュ様で彼女のピンチには必ず陰ながら助けるの私もまだ攻略してないけど途中で分かったのはそれぐらいかな！」

「何かヤンデレなストーカーぽいね!」

「えぇ～、でもめちゃくちゃ美形だよ…ほら。」

「うわぁ～、カッコ良いこんな彼氏欲しいな。」

「現実無理だから乙女ゲームしてるんじゃ!」

「あははぁ、確かにそうだった。」


あのキャラか…私その前に王太子と騎士団長ぐらいしか攻略してないし冷酷キャラ攻略が激ムズで…その前に死んじゃったのにどう接しればその前にヒロインじゃないけど。


　

　　　　　　そしてあっとゆう間に顔合わせの日がやって来てしまった、取り敢えずルーシュ様の機嫌だけはそこねない様にしとかないと命が無いわ。

「わぁ～、お嬢様素敵です。」

「そうかしら貴女の見立てがいいのよ。」

(ｷｭﾝ)
「もう何でこんな女神みたいなお嬢様をお振りになったのかしら殿下は、こんな容姿端麗なお嬢様他にいないのに!」

「ありがとうマリー、でもその話はここだけよ！」

「わかりました。」


彼女は私の侍女で幼い時からの幼馴染みたいな感じで何でも話せるが前世の記憶があるとは言えない。




(ｺﾝｺﾝ)
「クォーツ・バイオレット公爵令嬢様がお見えになりました。」


「通せ…」

「ハイ。」


声でイケメンプリはわかるが冷酷なひんやりする程な声だ。

「初めましてルーシュ・ブロッサム殿下、クォーツ・バイオレット公爵令嬢です。」

「あぁ…知っている。」


ですよね…1分も経ってないけどこの場から逃げたい何を話していいか分からない。


「クォーツ令嬢」

「はいっ…」



「この場に来たとゆう事は婚約者の件承知されたと思っていいんだな。」

何を言ってるんだ…王族の後始末をさせられたのではないのか。


「……あの、ルーシュ殿下」

「何だ。」

私は殿下の言葉に疑問を感じてつい思った事を言葉にしてしまった。

それがあんな事になるとは…