お仕置きされたいから呪術で美少女に憑依する天才陰陽師の話

私は土御門春明(はるあきら)25歳。色白だけが取り柄みたいな背の高い貧相な女だ。
いや、取り柄と言えばもう一つ。
今はほとんど絶え果てたガチの陰陽師の生き残りだという事。両親が事故で死んだ今、最後の直系は本当に私一人。
政府の仕事しか受けない陰陽師として暮らしているが、あの安倍晴明の生まれ変わりと持て囃されるほどの鬼才で、少し未来を予知し、鬼を使役し、己の魂を他人に憑依させて操る事すら可能だ。そう、この力を使えば私がこの国を裏から操る事すら可能なのだ。
 そして、私はその日、外法、呪法で自分の欲望を解放させた。 
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