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第一部
05:猫又さま、SNSデビュー
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人の姿でいることを気に入ったミケは、スマホに興味を示した。
ミケが人間の姿で自分の写真を撮り、わたしのアカウントにアップすることにした。
「世界は、この神々しき猫又の姿を知るべきにゃ!」
そうそう。ミケは世界一可愛い。わたしもミケの可愛さを世界に広めたい。
わたしが『#猫又コスプレ』というハッシュタグをつけて写真を投稿したところ、想像以上にその写真がバズった。
『しっぽのリアルさがヤバい!』
『コスプレイヤーさん、美少女すぎない!?』
『本物の猫又じゃね?』
あっという間に『喋る猫』『猫又疑惑』としてミケは話題の中心になった。ミケはすっかり調子に乗って、新しいポーズを研究し始めた。
「ふむ、このアングルはわたしの二本のしっぽの美しさが際立っているにゃ!」
しかし、ブームには影がつきものだ。
ミケの写真は、一部の悪意ある人々の標的になった。
『CGだろ、どうせ』
『加工しすぎ。ブスだろ』
『調子乗っててウザイ』
ミケは、わたしのパソコンの画面を覗き込み、それらのコメントを読んでしまった。
「……にゃ」
ミケは、急にしゅんとして、猫の姿に戻り、わたしの膝の上で丸くなった。二本のしっぽは、力なく垂れている。
「……ミケ」
スリスリと頭を擦り付けてくる。ミケは、長年の忠義で猫又になった、優しくて愛しい存在だ。
わたしは、ミケを抱き上げ、静かに言った。
「ミケは、誰が何を言おうと、この世で一番可愛くて、一番優しい、わたしの家族。猫又だろうと、普通の猫だろうと、人間の姿になっても、その事実は変わらない」
わたしは、ミケの柔らかい毛に顔をうずめた。
「知らない人の言葉なんて気にしなくていい。花屋敷王国では、ミケが女王様。そして、わたしは、ミケの忠実な臣下なんだから」
ミケは、ゴロゴロと小さく喉を鳴らした。それは、わたしを信頼し、安心した時の音だった。ネットの冷たい悪意は、わたしたちの間の深い愛情を、より強く、確かなものにした。
ミケが人間の姿で自分の写真を撮り、わたしのアカウントにアップすることにした。
「世界は、この神々しき猫又の姿を知るべきにゃ!」
そうそう。ミケは世界一可愛い。わたしもミケの可愛さを世界に広めたい。
わたしが『#猫又コスプレ』というハッシュタグをつけて写真を投稿したところ、想像以上にその写真がバズった。
『しっぽのリアルさがヤバい!』
『コスプレイヤーさん、美少女すぎない!?』
『本物の猫又じゃね?』
あっという間に『喋る猫』『猫又疑惑』としてミケは話題の中心になった。ミケはすっかり調子に乗って、新しいポーズを研究し始めた。
「ふむ、このアングルはわたしの二本のしっぽの美しさが際立っているにゃ!」
しかし、ブームには影がつきものだ。
ミケの写真は、一部の悪意ある人々の標的になった。
『CGだろ、どうせ』
『加工しすぎ。ブスだろ』
『調子乗っててウザイ』
ミケは、わたしのパソコンの画面を覗き込み、それらのコメントを読んでしまった。
「……にゃ」
ミケは、急にしゅんとして、猫の姿に戻り、わたしの膝の上で丸くなった。二本のしっぽは、力なく垂れている。
「……ミケ」
スリスリと頭を擦り付けてくる。ミケは、長年の忠義で猫又になった、優しくて愛しい存在だ。
わたしは、ミケを抱き上げ、静かに言った。
「ミケは、誰が何を言おうと、この世で一番可愛くて、一番優しい、わたしの家族。猫又だろうと、普通の猫だろうと、人間の姿になっても、その事実は変わらない」
わたしは、ミケの柔らかい毛に顔をうずめた。
「知らない人の言葉なんて気にしなくていい。花屋敷王国では、ミケが女王様。そして、わたしは、ミケの忠実な臣下なんだから」
ミケは、ゴロゴロと小さく喉を鳴らした。それは、わたしを信頼し、安心した時の音だった。ネットの冷たい悪意は、わたしたちの間の深い愛情を、より強く、確かなものにした。
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