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『黄金剣の奇跡』
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「ーー王城を破壊するとは、もはや許すことはできない。覚悟してもらおう、バルゴ・ベルドロール」
声がした。
城下町から現れたのは、王国騎士団の制服を着た人影。
だが、他の騎士とは違い「騎士団長」を示す紋章が胸元に刻まれていた。
となると、そこにいる人物は私もよく知っている。
「アルレア!」
王国騎士団長アルレアが地上からバルゴに剣を振りかざしていた。
「赤フード! 遅くなってすまない! 城下町の鎮圧を行っている間に、バルゴに騎士団の防衛網を突破されてしまった」
「来てくれて助かるわ! 決定打に欠けて困っていたの!」
「なら、ちょうどいい。以前は見せなかった王国騎士団長としての真のスキルを見せてあげよう」
「ハハハハハッ!! 赤フードはトモカク、キサマごときに……何がデキルト言うノだ!!」
バルゴはあざけるように笑う。
だが、アルレアは全く気にした素振りも見せず、ゆっくりと目を閉じた。
「『騎士剣の奇跡』ーー発動」
それは以前、洞窟のモンスター討伐の依頼を受けた時にも見たスキルだ。
他の複数スキルの効果を持ったレアスキルで、そのおかげで残りのスキル枠を別のものに当てられる。
「スキルによって、アルレアの身体能力は向上したはずだ。
しかし、それでは足りない。巨大化したバルゴを相手にするには、もっと何かがーー。
私がそう思った時、アルレアは口にした。
「追加発動ーー『黄金剣の奇跡』!!」
その瞬間、アルレアが握っていた剣が巨大な光に包まれて膨張。
通常の数倍どころでは済まないほど長い刃へと変化する。黄金色に輝いたその剣は神秘的ですらある。
私はそれを見て思う。
アルレアが手にするその巨大な黄金剣。
それこそ、バルゴを倒すのに必要な最後の要素だと。
声がした。
城下町から現れたのは、王国騎士団の制服を着た人影。
だが、他の騎士とは違い「騎士団長」を示す紋章が胸元に刻まれていた。
となると、そこにいる人物は私もよく知っている。
「アルレア!」
王国騎士団長アルレアが地上からバルゴに剣を振りかざしていた。
「赤フード! 遅くなってすまない! 城下町の鎮圧を行っている間に、バルゴに騎士団の防衛網を突破されてしまった」
「来てくれて助かるわ! 決定打に欠けて困っていたの!」
「なら、ちょうどいい。以前は見せなかった王国騎士団長としての真のスキルを見せてあげよう」
「ハハハハハッ!! 赤フードはトモカク、キサマごときに……何がデキルト言うノだ!!」
バルゴはあざけるように笑う。
だが、アルレアは全く気にした素振りも見せず、ゆっくりと目を閉じた。
「『騎士剣の奇跡』ーー発動」
それは以前、洞窟のモンスター討伐の依頼を受けた時にも見たスキルだ。
他の複数スキルの効果を持ったレアスキルで、そのおかげで残りのスキル枠を別のものに当てられる。
「スキルによって、アルレアの身体能力は向上したはずだ。
しかし、それでは足りない。巨大化したバルゴを相手にするには、もっと何かがーー。
私がそう思った時、アルレアは口にした。
「追加発動ーー『黄金剣の奇跡』!!」
その瞬間、アルレアが握っていた剣が巨大な光に包まれて膨張。
通常の数倍どころでは済まないほど長い刃へと変化する。黄金色に輝いたその剣は神秘的ですらある。
私はそれを見て思う。
アルレアが手にするその巨大な黄金剣。
それこそ、バルゴを倒すのに必要な最後の要素だと。
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