前々前世からのストーカーが神様なんて信じない。
小さな頃から、一人でいても不思議と寂しさを感じなかった宮崎 茜は、ある時、ふとした思い付きで、自分以外に誰もいない場所で、『ソレ』に向けて呼び掛ける。その時帰ってきた返事は、茜の心に深い恐怖を与えるが、茜は何某かの反応を返せば、『ソレ』という存在を固定化してしまうと考え、同時に恐れて、『ソレ』をそのまま無視し続けた。
しかし、高校受験を控えて塾に通う様になったある日、クラスメイトの女子の間で評判になっていた占術士の老女に、茜は突如として声を掛けられる事になる。
『アンタ、この先、ずっと独り身で過ごしな。周りを不幸にしたくなかったらね』
前々前世から自らに付き纏い続けてきた神様(?)に、今世も変わらず愛されてしまった少年の運命は如何に。
❇︎R-15表現有り。短編。
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