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私の彼は、アグレッサーパイロット 後編
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「ここは?」
「幹部や家族持ちの自衛官が住んでるマンションだな」
「は?」
「こっちだ、亜美」
駐車場に車を停めたしんちゃんと一緒に歩く。手はやっぱり恋人繋ぎだ。エレベーターに乗って連れて行かれたのは、五階の角部屋。
「あがって」
「え……?」
「俺の部屋なんだ」
「は?! 官舎に住んでるんじゃないの?!」
「以前はな。昨日ここに越してきたばかりだ」
昨日って……。おいおいおい、官舎だと煩いから、彼女を引っ張りこめるように引っ越したってことなのかな。それとも、結婚したいと思う相手ができたのかな。
そんなことを考えたら、胸がチクリと痛んだ。
「で? 話って?」
「あー、その、だな……」
「ずいぶん歯切れが悪いね、珍しい」
「うー……。これは自業自得だから信じられんかも知れんが……。お前が好きだ、亜美」
「………………はい?!」
散々私をふっといて、今更好きだとか言いやがったか?!
「お前にずっと告白されてきたし、そのたびに断ったのも俺だ、そこはわかってる。だけど、お前が見合いするって聞いた時、動揺したんだよ……お前が俺の前から離れ、いなくなることに」
「え……」
「ずっと妹みたいな存在だと思ってだ。だが、お前はどんどん綺麗になっていくし、周囲もお前の噂をして、自慢であると同時にイラついた。それがどんな感情かわかんなかったんだよ。……ガキだったんだよ、俺は。取られそうになって初めて、自分の気持ちに気づいたんだ」
まさか、しんちゃんからそんなことを言われるとは思ってもみなかった。
「お前が好きだ。ロックオンした以上、離さないからな?」
「へっ?」
「ついでにキルコールしてやる。覚悟しとけよ?」
「な、なんの覚悟?!」
いきなり近づいてきたかと思うと抱き上げられ、そのまま歩き出すしんちゃん。止まった先には、大きなベッドがあった。
「ま、まさか……」
「このベッドで女を抱いたことはない、新品のベッドだからな? 今から、お前のことがどれだけ好きなのか、身体でわからせてやる。あ。ちゃんと避妊はするから」
「ぎゃーーーー!」
な、なんでこんなことになった?! というか、どうしてこうなった!
結局着ていたものを綺麗に剥ぎ取られ、ベッドに押し倒されてキスをされ、その巧みなキスにどんどん溺れていく。
「んっ、ふ、んぅ」
キスと同時に乳房も揉まれ、声が出てしまう。
しんちゃんとするなんて思ってなかったなんて嘘になる。想像したことはあるけど、結局は想像できなかった。それが今、現実になってる。
「あっ、あ、しんちゃ……、あふっ」
「可愛いなあ、亜美は。もっと早く気持ちに気づいてればよかった……」
「んんんっ、ひゃうっ、あああっ」
乳首を口に含まれて吸われ、片手がもう一つの乳首をこね回し、片手が秘部を撫ですさる。その何とも言えないぞわぞわとした感覚に、つい変な声が出てしまう。
でもしんちゃんはそれが嬉しいようで、その行為がますます激しくなる。
「やあっ、なんか、くるっ、あんっ、あっ、あっ」
「そのまま委ねろ……大丈夫だから」
「ああっ、ひゃあっ、あああああっ!」
コリコリと花芽を擦られ、背中を反らせる。その瞬間に視界が白く弾けた。だけどしんちゃんの行為は終わることなく、また行為を――愛撫を重ねてくる。
好きな人に愛撫をされるのがこんなに気持ちいいなんて、思いもしなかった。それにすごく幸せだ。
また私をイかせ、今度は股間に顔を埋めるしんちゃん。ぴちゃぴちゃと音を立ててアソコを舐め、乳房を揉み、乳首を捏ねられてしまえば、シーツを握って悶えるしかない。
「ああっ、おと、やっ、ああんっ!」
「……」
「しん、あああっ! あっ、はぁっ、ああっ!」
しんちゃん、やめて! と言いたくても、感じる場所を擦られたり舐められたりすれば、あられもない声が出てしまう。またイかされた時には感じすぎて、朦朧としている時だった。
ナカに太くて熱い塊が入り込んできて、そのまま奥のほうまで入れられた。
「いっ、あっ、いたっ、あああああっ!」
「は……っ、う、初めて、か、亜美」
「当たり前っ! あああんっ!」
「ふ……っ、嬉しいモンをもらったな……!」
「あああっ!」
しばらく動かずにキスしたり乳房を揉まれたり、乳首を吸われたりした。だけど、アソコの痛さがなくなってきたと思ったらゆっくりと抜き差しされ、突き上げられた。
「あっ、あっ、しん、ちゃ、ああっ!」
「は……っ、亜美、可愛いっ」
「んんんっ、ふぅっ、あっ、ああっ、あああん!」
キスされて乳房を揉まれ、両脇に手をついたしんちゃんの動きが速くなる。ガクガクと揺さぶられて、しんちゃんの腕に掴まると、その動きがもっと速まった。
翻弄されて、声をあげることしかできなくて。私がイくのと同時にしんちゃんもイったみたいで、ぐっと奥にアレを押し込んだ。
***
「明日は仕事なのに! 足腰が痛いじゃないの! バカ!」
「さすが自衛官、その程度ですんでるんだから、いいじゃないか」
「ふざけんな、この、体力バカめ!」
あれから二回しんちゃんに抱かれ、動けなくなってしまった。ただ、そこは整備員とはいえ自衛官、しんちゃんが出前を取ってくれてお風呂に入ってる間に、回復したよ……。
お風呂も一緒にとか言いやがったけど、目が爛々としてたからキッパリ断った。
「覚えとけよ? 今度は一緒に入るからな」
ってなんですか、それは!
で、出前が来た(なぜかお寿司だった)ので一緒に食べ、これから夜間訓練だというので一緒に基地に戻るところ。手はもちろん恋人繋ぎですが、なにか。
「亜美、どうせなら一緒に暮らさないか? いや、結婚しよう」
「いきなりですねぇ」
「キルコールしたんだから、当たり前だっての」
繋がっていた手を持ち上げ、私の手の甲にキスをするしんちゃん。おおい、一応、公衆の面前! 同僚の自衛官も歩いてるんだけど?!
「さすがに早くないですか?」
「何言ってんの。マザーベースが同じなんだから、とっとと結婚したほうがいいって。それに、今度アグの整備に移動になるんだろ? もしかしたら、俺が乗ってる機体に配属になるかも知れないじゃないか」
「そうですけど……」
そうなのだ。今はF-2の整備をしてるけど、最初に勉強したのはF-15だった。しんちゃんが乗ってるのを聞いてたし、もしかしたら一緒に仕事できるかも、っていう思いもあったのだ。
だけど、F-15の整備をしてた小野木三佐がF-2の整備に行くとかで、私も引っ張ってこられた。勉強になるから、って。
「そろそろ移動の時期だし、俺もどうなるかわからんし、お前もそうだろ? それに、最近、どんどん綺麗になってきてるから、他の野郎にちょっかいかけられないか、心配なんだよ」
「まっさかー。こんな平凡なメカオタクにちょっかいかけるのなんて、しんちゃ……じゃなくて、一尉くらいですって!」
「……無自覚ってこえー」
「いたっ」
軽くデコピンされて、しんちゃんを睨む。理不尽だ。
「まあ、今度の休みまで考えてくれ。といっても、返事は『はい』しか聞かないからな」
「おーぼーだーーー!」
「それだけ、亜美を放したくないんだってわかれよ」
ゲートに着いたので身分証を見せ、しんちゃんと一緒に入る。手を離してって言ったんだけど、離してくれなかった。
まだ時間があるからと、そのまま私が住んでる官舎まで送ってくれた。
「いいか? 俺がいるんだから、告白されても断れ」
「う~~~。本当に私なんですか? つか、なんで私なんですか! 他にも綺麗な人はいっぱいいるじゃないですか!」
「亜美が好きだって言ってんだろうが。あと、お前を抱いてわかったが、俺との相性も最高だし。機体のメンテはともかく、身体と心のメンテは亜美にしかできないからな?」
それとも、今度こそ、足腰立たなくなるまで、激しく抱くか?
とか言われて慌ててブンブンと顔を横に振ると、「そんなこと言わずに抱かせろ」と言って激しいキスをすると、基地のほうへと歩いて行った。
くそう……、イケメンめ! 自分がモテるってわかってんのかなあ? 恨まれるのって私なんだけど?!
そんなことを考えたところで、しんちゃんと両思いになれたことがとても嬉しいのだ、私は。
しんちゃんは、懐に入れた人にはとても優しいけど、敵になった人には容赦しない。とても苛烈な性格をしてる人なのだ。
「……お風呂入って、明日に備えようっと」
考えても仕方ないし、いざとなったらしんちゃんに丸投げしてしまえ! と頭を切り替え、お風呂に入ってさっさと眠りにつくのだった。
――まあ、結局はお互いに移動はあったものの同じ基地だったし、せっかく長年の恋が叶ったからと、結婚をOKしてから、しんちゃんの行動は早かった。
冬期休暇ではお互いの両親に結婚報告と同時に籍を入れ、一緒に住むようになって三ヶ月後に妊娠。なんだかんだと、子どもはニ年連続で授かった。
仕事も子育ても忙しかったけど、しんちゃんも協力してくれたから、両立できたのだ。
時には喧嘩もしたけど、そこは幼馴染同士だからなのか、すぐに仲直りもできたし、絆も深まった。しんちゃんにちょっかいかけてくる女もいたそうだけど、彼は靡くことなく、私を大事にしてくれた。
もっと早く両思いになってれば……なんてしんちゃんは言うけど、それは彼の自業自得だからしょうがない。
「まあ、幸せだからいいか」
「しんちゃんが言うな!」
なんだかんだ言いながらも、お互いに幸せです!
「幹部や家族持ちの自衛官が住んでるマンションだな」
「は?」
「こっちだ、亜美」
駐車場に車を停めたしんちゃんと一緒に歩く。手はやっぱり恋人繋ぎだ。エレベーターに乗って連れて行かれたのは、五階の角部屋。
「あがって」
「え……?」
「俺の部屋なんだ」
「は?! 官舎に住んでるんじゃないの?!」
「以前はな。昨日ここに越してきたばかりだ」
昨日って……。おいおいおい、官舎だと煩いから、彼女を引っ張りこめるように引っ越したってことなのかな。それとも、結婚したいと思う相手ができたのかな。
そんなことを考えたら、胸がチクリと痛んだ。
「で? 話って?」
「あー、その、だな……」
「ずいぶん歯切れが悪いね、珍しい」
「うー……。これは自業自得だから信じられんかも知れんが……。お前が好きだ、亜美」
「………………はい?!」
散々私をふっといて、今更好きだとか言いやがったか?!
「お前にずっと告白されてきたし、そのたびに断ったのも俺だ、そこはわかってる。だけど、お前が見合いするって聞いた時、動揺したんだよ……お前が俺の前から離れ、いなくなることに」
「え……」
「ずっと妹みたいな存在だと思ってだ。だが、お前はどんどん綺麗になっていくし、周囲もお前の噂をして、自慢であると同時にイラついた。それがどんな感情かわかんなかったんだよ。……ガキだったんだよ、俺は。取られそうになって初めて、自分の気持ちに気づいたんだ」
まさか、しんちゃんからそんなことを言われるとは思ってもみなかった。
「お前が好きだ。ロックオンした以上、離さないからな?」
「へっ?」
「ついでにキルコールしてやる。覚悟しとけよ?」
「な、なんの覚悟?!」
いきなり近づいてきたかと思うと抱き上げられ、そのまま歩き出すしんちゃん。止まった先には、大きなベッドがあった。
「ま、まさか……」
「このベッドで女を抱いたことはない、新品のベッドだからな? 今から、お前のことがどれだけ好きなのか、身体でわからせてやる。あ。ちゃんと避妊はするから」
「ぎゃーーーー!」
な、なんでこんなことになった?! というか、どうしてこうなった!
結局着ていたものを綺麗に剥ぎ取られ、ベッドに押し倒されてキスをされ、その巧みなキスにどんどん溺れていく。
「んっ、ふ、んぅ」
キスと同時に乳房も揉まれ、声が出てしまう。
しんちゃんとするなんて思ってなかったなんて嘘になる。想像したことはあるけど、結局は想像できなかった。それが今、現実になってる。
「あっ、あ、しんちゃ……、あふっ」
「可愛いなあ、亜美は。もっと早く気持ちに気づいてればよかった……」
「んんんっ、ひゃうっ、あああっ」
乳首を口に含まれて吸われ、片手がもう一つの乳首をこね回し、片手が秘部を撫ですさる。その何とも言えないぞわぞわとした感覚に、つい変な声が出てしまう。
でもしんちゃんはそれが嬉しいようで、その行為がますます激しくなる。
「やあっ、なんか、くるっ、あんっ、あっ、あっ」
「そのまま委ねろ……大丈夫だから」
「ああっ、ひゃあっ、あああああっ!」
コリコリと花芽を擦られ、背中を反らせる。その瞬間に視界が白く弾けた。だけどしんちゃんの行為は終わることなく、また行為を――愛撫を重ねてくる。
好きな人に愛撫をされるのがこんなに気持ちいいなんて、思いもしなかった。それにすごく幸せだ。
また私をイかせ、今度は股間に顔を埋めるしんちゃん。ぴちゃぴちゃと音を立ててアソコを舐め、乳房を揉み、乳首を捏ねられてしまえば、シーツを握って悶えるしかない。
「ああっ、おと、やっ、ああんっ!」
「……」
「しん、あああっ! あっ、はぁっ、ああっ!」
しんちゃん、やめて! と言いたくても、感じる場所を擦られたり舐められたりすれば、あられもない声が出てしまう。またイかされた時には感じすぎて、朦朧としている時だった。
ナカに太くて熱い塊が入り込んできて、そのまま奥のほうまで入れられた。
「いっ、あっ、いたっ、あああああっ!」
「は……っ、う、初めて、か、亜美」
「当たり前っ! あああんっ!」
「ふ……っ、嬉しいモンをもらったな……!」
「あああっ!」
しばらく動かずにキスしたり乳房を揉まれたり、乳首を吸われたりした。だけど、アソコの痛さがなくなってきたと思ったらゆっくりと抜き差しされ、突き上げられた。
「あっ、あっ、しん、ちゃ、ああっ!」
「は……っ、亜美、可愛いっ」
「んんんっ、ふぅっ、あっ、ああっ、あああん!」
キスされて乳房を揉まれ、両脇に手をついたしんちゃんの動きが速くなる。ガクガクと揺さぶられて、しんちゃんの腕に掴まると、その動きがもっと速まった。
翻弄されて、声をあげることしかできなくて。私がイくのと同時にしんちゃんもイったみたいで、ぐっと奥にアレを押し込んだ。
***
「明日は仕事なのに! 足腰が痛いじゃないの! バカ!」
「さすが自衛官、その程度ですんでるんだから、いいじゃないか」
「ふざけんな、この、体力バカめ!」
あれから二回しんちゃんに抱かれ、動けなくなってしまった。ただ、そこは整備員とはいえ自衛官、しんちゃんが出前を取ってくれてお風呂に入ってる間に、回復したよ……。
お風呂も一緒にとか言いやがったけど、目が爛々としてたからキッパリ断った。
「覚えとけよ? 今度は一緒に入るからな」
ってなんですか、それは!
で、出前が来た(なぜかお寿司だった)ので一緒に食べ、これから夜間訓練だというので一緒に基地に戻るところ。手はもちろん恋人繋ぎですが、なにか。
「亜美、どうせなら一緒に暮らさないか? いや、結婚しよう」
「いきなりですねぇ」
「キルコールしたんだから、当たり前だっての」
繋がっていた手を持ち上げ、私の手の甲にキスをするしんちゃん。おおい、一応、公衆の面前! 同僚の自衛官も歩いてるんだけど?!
「さすがに早くないですか?」
「何言ってんの。マザーベースが同じなんだから、とっとと結婚したほうがいいって。それに、今度アグの整備に移動になるんだろ? もしかしたら、俺が乗ってる機体に配属になるかも知れないじゃないか」
「そうですけど……」
そうなのだ。今はF-2の整備をしてるけど、最初に勉強したのはF-15だった。しんちゃんが乗ってるのを聞いてたし、もしかしたら一緒に仕事できるかも、っていう思いもあったのだ。
だけど、F-15の整備をしてた小野木三佐がF-2の整備に行くとかで、私も引っ張ってこられた。勉強になるから、って。
「そろそろ移動の時期だし、俺もどうなるかわからんし、お前もそうだろ? それに、最近、どんどん綺麗になってきてるから、他の野郎にちょっかいかけられないか、心配なんだよ」
「まっさかー。こんな平凡なメカオタクにちょっかいかけるのなんて、しんちゃ……じゃなくて、一尉くらいですって!」
「……無自覚ってこえー」
「いたっ」
軽くデコピンされて、しんちゃんを睨む。理不尽だ。
「まあ、今度の休みまで考えてくれ。といっても、返事は『はい』しか聞かないからな」
「おーぼーだーーー!」
「それだけ、亜美を放したくないんだってわかれよ」
ゲートに着いたので身分証を見せ、しんちゃんと一緒に入る。手を離してって言ったんだけど、離してくれなかった。
まだ時間があるからと、そのまま私が住んでる官舎まで送ってくれた。
「いいか? 俺がいるんだから、告白されても断れ」
「う~~~。本当に私なんですか? つか、なんで私なんですか! 他にも綺麗な人はいっぱいいるじゃないですか!」
「亜美が好きだって言ってんだろうが。あと、お前を抱いてわかったが、俺との相性も最高だし。機体のメンテはともかく、身体と心のメンテは亜美にしかできないからな?」
それとも、今度こそ、足腰立たなくなるまで、激しく抱くか?
とか言われて慌ててブンブンと顔を横に振ると、「そんなこと言わずに抱かせろ」と言って激しいキスをすると、基地のほうへと歩いて行った。
くそう……、イケメンめ! 自分がモテるってわかってんのかなあ? 恨まれるのって私なんだけど?!
そんなことを考えたところで、しんちゃんと両思いになれたことがとても嬉しいのだ、私は。
しんちゃんは、懐に入れた人にはとても優しいけど、敵になった人には容赦しない。とても苛烈な性格をしてる人なのだ。
「……お風呂入って、明日に備えようっと」
考えても仕方ないし、いざとなったらしんちゃんに丸投げしてしまえ! と頭を切り替え、お風呂に入ってさっさと眠りにつくのだった。
――まあ、結局はお互いに移動はあったものの同じ基地だったし、せっかく長年の恋が叶ったからと、結婚をOKしてから、しんちゃんの行動は早かった。
冬期休暇ではお互いの両親に結婚報告と同時に籍を入れ、一緒に住むようになって三ヶ月後に妊娠。なんだかんだと、子どもはニ年連続で授かった。
仕事も子育ても忙しかったけど、しんちゃんも協力してくれたから、両立できたのだ。
時には喧嘩もしたけど、そこは幼馴染同士だからなのか、すぐに仲直りもできたし、絆も深まった。しんちゃんにちょっかいかけてくる女もいたそうだけど、彼は靡くことなく、私を大事にしてくれた。
もっと早く両思いになってれば……なんてしんちゃんは言うけど、それは彼の自業自得だからしょうがない。
「まあ、幸せだからいいか」
「しんちゃんが言うな!」
なんだかんだ言いながらも、お互いに幸せです!
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みんなの感想(1件)
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イーグル乗っているだけでも危険なのにアグさんですか。じりじりねちねち追い詰めるかと思いきや!速かった(笑)
しんじって名前は危険ですね(*゚∀゚)
楽しかったです〜。
ユーリ様
お読みいただき、ありがとうございます。
アグさんですからね、ロックオンしてからは早かったです(笑)
確かにしんじって名前は危険ですよね~、ユーリさんのところも含めて(笑)
ありがとうございました。