110 / 155
葎視点
Phoenix
しおりを挟む
「羽多野、披露宴に来るだろ?」
「はい、もちろん」
「一時間早めに来れるか?」
帰り際に室長にそう言われて、何かあるのかなと首を傾げる。
何度か室長に僕と圭のことを話そうとしたけど、僕も室長も忙しく、結局話せないままでいた。
「俺は構いませんが……」
「じゃあ、早めに来てくれ」
そう言われて室長に呼び出された先には、室長と先日見かけた男性――穂積社長がいた。
「穂積社長、彼が先ほど話した、圭の双子の弟の羽多野 葎くんです」
「なるほど……確かに圭に似ているが、何も知らずに会えば、多少似ている、という程度だな」
「あの……?」
わけがわからず、戸惑う。
「羽多野、俺に話があるんだろう?」
「あ……」
「お互い忙しかったからな。避けてたわけじゃないということはわかってくれ」
「はい」
「それで話ってなんだ?」
「あの……」
僕の視線の先には、穂積社長。確かに圭の旦那さんのお父さんだから、いて当たり前なんだけど……。
室長がそれに気付いたのか
「ああ、穂積社長にも聞いてもらおうと思って。何せ七人の子持ちだし、俺より経験豊富だ。どうせ圭のことだろう? だったら一緒に聞いてもらったほうがいい」
と、そう言った。
だから僕は覚悟を決めて、何もかも話した。僕が圭に言った言葉も、両親が圭にしていたことも、祖父に怒られたことも、曾祖母の話も。そして曾祖母たちに言った母の言葉も、圭にもらったUSBで僕が言った言葉を聞かれていたことを知ったことも、その時初めて事故のことを知ったことも、何もかも全部、洗いざらい話した。
室長たちは僕が話終わるまでそれを黙って聞いてくれたあとで、やっぱり二人にも「馬鹿か、お前は」と怒られた。
「尤も、小学生にできることなんて、そんなもんさ。というか、それくらいしか思い浮かばないと思うがね」
「え……?」
「だよな。その曾祖母の家が隣近所とかならまだしも、離れてんじゃなあ……」
「君も、辛かっただろう?」
穂積社長の言葉に、思わず涙が滲む。
「俺……僕……っ」
「圭を守りたかったんだろ? あの胸糞悪い両親から」
「……っ」
室長の言葉に、僕の気持ちをわかってくれたことに、言葉に詰まる。
「それは間違いじゃないよ。ただ、やり方を間違えただけだ。かけ違えたボタンは直せばいい。そうだろう?」
「ああ。それに、多分、圭もそう思ってる。本当は圭もわかってるんだよ……お前を許したいと思ってるさ。でも、圭のほうはそのきっかけがない。で、だ」
「わかってるさ。私はいいと思うよ?」
「さすが社長、よくわかっていらっしゃる」
「あ、あの……?」
二人の会話が飲み込めなくて、二人の顔を交互に見る。
「私たちがまず君を許す。そして、双子だと認める。そして、もう一度はじめから、圭と君の二人の絆を造り上げなさい」
「え……」
許してくれるの? 僕のしたことを。それに、もう一度、圭との絆を作ってもいいの?
そんな言葉が、頭を駆け巡る。
「ただ、両親の……特に、母親の言動には気をつけろ」
「え?」
「俺は両親の本性を知ってる。お前の話を聞く限り、圭に会いたいと思ってるのは本当だろう。ただ、別れようかなと言ってる割には、全然行動を起こしてないだろう?」
室長の言葉に、そう言えばと思う。『別れようかな』と言ったのに、愚痴を溢しに来ることはあっても、それ以上の話を聞いたことがない。
母を信じたい。でも、信じられない部分もある。
「まあ、俺の杞憂ならそれでいいさ。ただ、そういう部分もあるってことを忘れんなよ?」
「……はい」
「それでは、行きますか」
そう言って二人に連れてこられたのは、圭たちがいる控え室だった。二人がドアを開けると穂積専務の驚いた顔と、圭の戸惑った顔が目に入る。
でも、それ以上に、圭は本当に綺麗で、ウェディングドレスも可愛くて。曾祖母や祖父母に見せられないのが残念で。
「け……在沢さん、結婚おめでとう」
「羽多野、君……?」
圭と言いそうになって、慌てて在沢さんと言い直す。戸惑った圭の声。そりゃあ、そうだよね……今はもう家族じゃないし。
「圭、穂積さんと話して決めたことがある」
室長がそう言うと、専務と穂積社長、室長とどちらかの奥さんと思われる女性が残り、あとは退室して行った。
「羽多野の両親はともかく、羽多野とは連絡を取り合ったらどうだ?」
そう言った室長に、驚いた。そんなことを言われるとは思ってもみなかった。室長や穂積社長、圭のやり取りを黙って聞きながら、圭の顔をじっとみつめる。
圭の戸惑いを読み取ったのか、専務が圭の側に寄って、その肩をギュッと抱いた。
「本当は許したいんだろう? 圭。でなけりゃ、いくら同僚とは言え許せない相手に招待状なんて渡さないと思うぞ? 周りがなんと言おうと、俺なら絶対に渡さない」
「あ……」
「アイツらは許す必要はない。親として最低だからな」
「私たちが許す。だからもういいんだよ、許してあげなさい」
室長と穂積社長にそう言われた圭は、ふいに涙を溢した。室長が言ってたきっかけって、そういうことなんだと思う。二人の父は、圭の背中を押すためにそう言ったんだと何となく思った。
許すか許さないかは、圭次第。許されなくても、これだけは……僕が今どこに住んでるのか、祖父母や曾祖母が会いたがってることだけでも伝えたい。
「……今ね、じいちゃんやばあちゃん、ひいばあちゃんと住んでるんだ」
そう言うと、圭の顔が驚き、目を見開いた。
「じいちゃんたち、圭に会いたがってた。在沢室長や穂積社長にも怒られたけど、じいちゃんたちにはもっと怒られて……『お前は馬鹿か!』って殴られた」
「……」
「圭からあのUSBをもらうまで、あれが最善だって信じてた……でも、違った」
目線を圭の顔から外して、少し俯く。そう、違ってた。僕の独り善がりだと、今ならわかる。
「今すぐ許してなんて言わない。でも、じいちゃんたちには、会ってあげて?」
足音が近付いて来たと思うと圭が僕の側に寄って来て、給湯室でやってくれた仕草をしてくれた。それが嬉しくて、ホッと気を抜いた瞬間、圭の平手打ちが飛んできた。油断していた僕は、それをもろにくらってしまった。
「……ってぇ」
「「「「圭?!」」」」
「あのころの腕力じゃなくてよかったね」
そう言って、もう一発。
そう。圭の腕力は、あのころの腕力じゃない。あのUSBでそれを知った。どうしてゆっくり歩くのかも。祖父に空手を習っていたころの、黒帯だったころの腕力じゃない。あのころの腕力だったらもっと痛かった。
これは、この平手打ちは、圭の痛みと怒り。僕はそれを甘んじて受けなければならない。
「つぅ……っ」
「本当なら拳で殴りたかったけど、ね……もう、強く握れないんだ」
「け、い……っ」
事故に遭ったから。本当に強かった圭。大の男を一発で伸すほどだったのに。
「今度、泪さんと……旦那様を連れて行くからっておじいちゃんたちに言ってね」
「うん……うん……っ」
この場でそんなことを言われるとは思ってなかった。僕はそれが嬉しくて、お互いにギュッと抱き締め会うと、どちらからともなく手を離す。離れたあとで圭はいきなり僕の手を取り、四人に二卵性の双子の弟ですと紹介してくれた。
それだけで充分だった。全員じゃなくてもいい。この場にいる人だけでも。
それが嬉しくて、圭に許された気がして、僕は知らずうちに涙をこぼした。
泣きながら圭一人と、圭と穂積専務が並んだ写真をデジカメに収めたそのあとで、圭とプライベートのアドレスを交換した。
そのあとで室長は
「何かあったら俺に相談しろ。圭の弟なら、俺の息子も同然だ」
と、周りに聞こえないよう、僕にそっと告げた。
そんなことをさらっと言える室長は本当に格好よくて、圭が慕うのも、秘書課の先輩たちが慕うのも、本当の意味でわかった瞬間だった。
僕はそれだけで……その言葉だけで嬉しかった。
――披露宴会場で、秘書課の先輩たちに僕の頬が赤くなっていると言われたけど、僕は「仲直りの痴話喧嘩?」ととぼけると、呆れた顔をされた。
「はい、もちろん」
「一時間早めに来れるか?」
帰り際に室長にそう言われて、何かあるのかなと首を傾げる。
何度か室長に僕と圭のことを話そうとしたけど、僕も室長も忙しく、結局話せないままでいた。
「俺は構いませんが……」
「じゃあ、早めに来てくれ」
そう言われて室長に呼び出された先には、室長と先日見かけた男性――穂積社長がいた。
「穂積社長、彼が先ほど話した、圭の双子の弟の羽多野 葎くんです」
「なるほど……確かに圭に似ているが、何も知らずに会えば、多少似ている、という程度だな」
「あの……?」
わけがわからず、戸惑う。
「羽多野、俺に話があるんだろう?」
「あ……」
「お互い忙しかったからな。避けてたわけじゃないということはわかってくれ」
「はい」
「それで話ってなんだ?」
「あの……」
僕の視線の先には、穂積社長。確かに圭の旦那さんのお父さんだから、いて当たり前なんだけど……。
室長がそれに気付いたのか
「ああ、穂積社長にも聞いてもらおうと思って。何せ七人の子持ちだし、俺より経験豊富だ。どうせ圭のことだろう? だったら一緒に聞いてもらったほうがいい」
と、そう言った。
だから僕は覚悟を決めて、何もかも話した。僕が圭に言った言葉も、両親が圭にしていたことも、祖父に怒られたことも、曾祖母の話も。そして曾祖母たちに言った母の言葉も、圭にもらったUSBで僕が言った言葉を聞かれていたことを知ったことも、その時初めて事故のことを知ったことも、何もかも全部、洗いざらい話した。
室長たちは僕が話終わるまでそれを黙って聞いてくれたあとで、やっぱり二人にも「馬鹿か、お前は」と怒られた。
「尤も、小学生にできることなんて、そんなもんさ。というか、それくらいしか思い浮かばないと思うがね」
「え……?」
「だよな。その曾祖母の家が隣近所とかならまだしも、離れてんじゃなあ……」
「君も、辛かっただろう?」
穂積社長の言葉に、思わず涙が滲む。
「俺……僕……っ」
「圭を守りたかったんだろ? あの胸糞悪い両親から」
「……っ」
室長の言葉に、僕の気持ちをわかってくれたことに、言葉に詰まる。
「それは間違いじゃないよ。ただ、やり方を間違えただけだ。かけ違えたボタンは直せばいい。そうだろう?」
「ああ。それに、多分、圭もそう思ってる。本当は圭もわかってるんだよ……お前を許したいと思ってるさ。でも、圭のほうはそのきっかけがない。で、だ」
「わかってるさ。私はいいと思うよ?」
「さすが社長、よくわかっていらっしゃる」
「あ、あの……?」
二人の会話が飲み込めなくて、二人の顔を交互に見る。
「私たちがまず君を許す。そして、双子だと認める。そして、もう一度はじめから、圭と君の二人の絆を造り上げなさい」
「え……」
許してくれるの? 僕のしたことを。それに、もう一度、圭との絆を作ってもいいの?
そんな言葉が、頭を駆け巡る。
「ただ、両親の……特に、母親の言動には気をつけろ」
「え?」
「俺は両親の本性を知ってる。お前の話を聞く限り、圭に会いたいと思ってるのは本当だろう。ただ、別れようかなと言ってる割には、全然行動を起こしてないだろう?」
室長の言葉に、そう言えばと思う。『別れようかな』と言ったのに、愚痴を溢しに来ることはあっても、それ以上の話を聞いたことがない。
母を信じたい。でも、信じられない部分もある。
「まあ、俺の杞憂ならそれでいいさ。ただ、そういう部分もあるってことを忘れんなよ?」
「……はい」
「それでは、行きますか」
そう言って二人に連れてこられたのは、圭たちがいる控え室だった。二人がドアを開けると穂積専務の驚いた顔と、圭の戸惑った顔が目に入る。
でも、それ以上に、圭は本当に綺麗で、ウェディングドレスも可愛くて。曾祖母や祖父母に見せられないのが残念で。
「け……在沢さん、結婚おめでとう」
「羽多野、君……?」
圭と言いそうになって、慌てて在沢さんと言い直す。戸惑った圭の声。そりゃあ、そうだよね……今はもう家族じゃないし。
「圭、穂積さんと話して決めたことがある」
室長がそう言うと、専務と穂積社長、室長とどちらかの奥さんと思われる女性が残り、あとは退室して行った。
「羽多野の両親はともかく、羽多野とは連絡を取り合ったらどうだ?」
そう言った室長に、驚いた。そんなことを言われるとは思ってもみなかった。室長や穂積社長、圭のやり取りを黙って聞きながら、圭の顔をじっとみつめる。
圭の戸惑いを読み取ったのか、専務が圭の側に寄って、その肩をギュッと抱いた。
「本当は許したいんだろう? 圭。でなけりゃ、いくら同僚とは言え許せない相手に招待状なんて渡さないと思うぞ? 周りがなんと言おうと、俺なら絶対に渡さない」
「あ……」
「アイツらは許す必要はない。親として最低だからな」
「私たちが許す。だからもういいんだよ、許してあげなさい」
室長と穂積社長にそう言われた圭は、ふいに涙を溢した。室長が言ってたきっかけって、そういうことなんだと思う。二人の父は、圭の背中を押すためにそう言ったんだと何となく思った。
許すか許さないかは、圭次第。許されなくても、これだけは……僕が今どこに住んでるのか、祖父母や曾祖母が会いたがってることだけでも伝えたい。
「……今ね、じいちゃんやばあちゃん、ひいばあちゃんと住んでるんだ」
そう言うと、圭の顔が驚き、目を見開いた。
「じいちゃんたち、圭に会いたがってた。在沢室長や穂積社長にも怒られたけど、じいちゃんたちにはもっと怒られて……『お前は馬鹿か!』って殴られた」
「……」
「圭からあのUSBをもらうまで、あれが最善だって信じてた……でも、違った」
目線を圭の顔から外して、少し俯く。そう、違ってた。僕の独り善がりだと、今ならわかる。
「今すぐ許してなんて言わない。でも、じいちゃんたちには、会ってあげて?」
足音が近付いて来たと思うと圭が僕の側に寄って来て、給湯室でやってくれた仕草をしてくれた。それが嬉しくて、ホッと気を抜いた瞬間、圭の平手打ちが飛んできた。油断していた僕は、それをもろにくらってしまった。
「……ってぇ」
「「「「圭?!」」」」
「あのころの腕力じゃなくてよかったね」
そう言って、もう一発。
そう。圭の腕力は、あのころの腕力じゃない。あのUSBでそれを知った。どうしてゆっくり歩くのかも。祖父に空手を習っていたころの、黒帯だったころの腕力じゃない。あのころの腕力だったらもっと痛かった。
これは、この平手打ちは、圭の痛みと怒り。僕はそれを甘んじて受けなければならない。
「つぅ……っ」
「本当なら拳で殴りたかったけど、ね……もう、強く握れないんだ」
「け、い……っ」
事故に遭ったから。本当に強かった圭。大の男を一発で伸すほどだったのに。
「今度、泪さんと……旦那様を連れて行くからっておじいちゃんたちに言ってね」
「うん……うん……っ」
この場でそんなことを言われるとは思ってなかった。僕はそれが嬉しくて、お互いにギュッと抱き締め会うと、どちらからともなく手を離す。離れたあとで圭はいきなり僕の手を取り、四人に二卵性の双子の弟ですと紹介してくれた。
それだけで充分だった。全員じゃなくてもいい。この場にいる人だけでも。
それが嬉しくて、圭に許された気がして、僕は知らずうちに涙をこぼした。
泣きながら圭一人と、圭と穂積専務が並んだ写真をデジカメに収めたそのあとで、圭とプライベートのアドレスを交換した。
そのあとで室長は
「何かあったら俺に相談しろ。圭の弟なら、俺の息子も同然だ」
と、周りに聞こえないよう、僕にそっと告げた。
そんなことをさらっと言える室長は本当に格好よくて、圭が慕うのも、秘書課の先輩たちが慕うのも、本当の意味でわかった瞬間だった。
僕はそれだけで……その言葉だけで嬉しかった。
――披露宴会場で、秘書課の先輩たちに僕の頬が赤くなっていると言われたけど、僕は「仲直りの痴話喧嘩?」ととぼけると、呆れた顔をされた。
54
あなたにおすすめの小説
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
鬼上官と、深夜のオフィス
99
恋愛
「このままでは女としての潤いがないまま、生涯を終えてしまうのではないか。」
間もなく30歳となる私は、そんな焦燥感に駆られて婚活アプリを使ってデートの約束を取り付けた。
けれどある日の残業中、アプリを操作しているところを会社の同僚の「鬼上官」こと佐久間君に見られてしまい……?
「婚活アプリで相手を探すくらいだったら、俺を相手にすりゃいい話じゃないですか。」
鬼上官な同僚に翻弄される、深夜のオフィスでの出来事。
※性的な事柄をモチーフとしていますが
その描写は薄いです。
甘過ぎるオフィスで塩過ぎる彼と・・・
希花 紀歩
恋愛
24時間二人きりで甘~い💕お仕事!?
『膝の上に座って。』『悪いけど仕事の為だから。』
小さな翻訳会社でアシスタント兼翻訳チェッカーとして働く風永 唯仁子(かざなが ゆにこ)(26)は頼まれると断れない性格。
ある日社長から、急ぎの翻訳案件の為に翻訳者と同じ家に缶詰になり作業を進めるように命令される。気が進まないものの、この案件を無事仕上げることが出来れば憧れていた翻訳コーディネーターになれると言われ、頑張ろうと心を決める。
しかし翻訳者・若泉 透葵(わかいずみ とき)(28)は美青年で優秀な翻訳者であるが何を考えているのかわからない。
彼のベッドが置かれた部屋で二人きりで甘い恋愛シミュレーションゲームの翻訳を進めるが、透葵は翻訳の参考にする為と言って、唯仁子にあれやこれやのスキンシップをしてきて・・・!?
過去の恋愛のトラウマから仕事関係の人と恋愛関係になりたくない唯仁子と、恋愛はくだらないものだと思っている透葵だったが・・・。
*導入部分は説明部分が多く退屈かもしれませんが、この物語に必要な部分なので、こらえて読み進めて頂けると有り難いです。
<表紙イラスト>
男女:わかめサロンパス様
背景:アート宇都宮様
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる